声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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#おにじ声優名鑑シリーズ Vol.31 伊藤彩沙

おにじと申します。

 

 

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伊藤彩沙

 

オーディション・養成所・事務所遍歴

ミルキィホームズシスターズ メンバースカウトオーディション グランプリ

 

生年月日 : 1996年8月17日

デビュー : 2013年

出身:京都府

 

査定

演技力:C

演技幅:C

歌唱力:C

キャラソン力:C

トーク力:C

実績:C

過激派的将来性:D

序文

声優というものにも、資本というものは存在するの訳だが。

その中の派閥としても、ブシロード系列というのは大きな派閥と言って良いのではないだろうか。

多くのコンテンツを有するブシロード系列では、響のお抱え声優と、エースクルーなどのほぼ提携しているようなものの声優みたいなのが結構転がっている。

特に直属・お抱えと言える響に関しては、声優としての仕事がなくとも色々な所で回したり、コンテンツにおいて生放送共々ぶん回しているという、福利厚生がしっかりしているのか、しっかりしていないのかよく分かんない所があると言えばある。

能力的な所に関しても、まぁこれは角川とかのお抱えとかもそうではあるのだが、他の事務所系列よりはばらつきが出やすい所もある。

 

そういう中で、安定した演技やパフォーマンスという所をしっかりと出せているのかなという感じがあるのが、伊藤彩沙である。

現状のブシロード系列の中で、三森に続くレベルの経験とそれ相応の能力を備えられているのがこの伊藤と言っても過言ではないのかなと言う感じがある。

声優としての活動以外にも、イベントでの活動や、YouTubeの活動などを考えると、中々伊藤もぶん回されている訳だが、まぁそういうブシロード的な使い方が勿体ない気がする声優っていうのは、今のブシロード系列の中では数少なく、その一人の中に入ってくるのが伊藤彩沙って感じがするので、珍しくブシロード管轄声優で…と思ったけどこの名鑑シリーズ、寺川で書いてたわ(

 

 

経歴

伊藤は京都府出身。まぁこれは毎年京Premium Liveにいるので覚えている人間そこそこいそうだけど。

幼少期にNHKスタジオパークでアフレコ体験を行い、そこで褒められたことをきっかけに、声優という職業に興味を持ったらしい。こういうの書いてる中でもかなり早めの声優への興味である。

中学時代から演劇部などに入る(コーラス部も入ってたとかも)など、結構声優と近い距離とも言えるものはやっていたようである。

 

2010年、『エリーを探せ! ミルキィホームズ 声優オーディションツアー』に応募。ただこちらは大阪地区予選の準決勝で敗退。なお、この大阪地区予選を制したのが、寺川愛美である。

ただ、このオーディションでより演技という所への意欲が芽生えた模様。

 

2013年、本格的に演技の勉強をする為に高校の部活を辞め、力を入れようという所で偶然雑誌で『ミルキィホームズシスターズ メンバースカウトオーディション』の存在を知り応募。2000人の応募からファイナリスト6名にまで絞り込まれ、審査員・会場両方の投票で1位を獲得し、見事グランプリに選ばれる。

これにより、声優として響に所属。ミルキィホームズシリーズの新シリーズであった『ふたりはミルキィホームズ』の主人公明神川アリス役で2013年デビューを果たすこととなる。

常盤カズミ役の寺川愛美(この時はマジでまだ声優名義は寺川愛美だった)と『ミルキィホームズ フェザーズ』というユニットを結成。兄貴分である『ミルキィホームズ』と合わせての『ミルキィホームズ シスターズ』としての活動も存在した。

 

当初の活動としては、そこまで各所で活躍するという感じの声優ではなく、あくまでもオーディションで選ばれたミルキィホームズを中心に、ちょこちょこブシロード系列作品などに顔を出したりする…くらいの感じである。(というかミルキィホームズとしての活動が普通にやたら多かったので、別にそれでも問題はなかったんだとは思う)

正直な話ここから2017年くらいまでは目立った活躍はなく、『カードファイト!! ヴァンガード』シリーズのモブに登場していたり、ゲームにちょいちょい出ているくらいの感じであった。

 

ただまぁ、これアニメとかそういう話であれば2017までなのだが、今に続く伊藤彩沙の代表作の一つである市ヶ谷有咲役を演じる『BanG Dream!』に関しては、2015年から企画が立ち上がりスタートしている。今とぜんぜん違う感じでなんかやり始めは行われており、地道な活動が最低2年は存在した。

2017年『BanG Dream!』が遂にアニメ化、及び『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』が配信されることになる。一期のアニメは正直コケた部分もあるのだが、

『ガルパ』はLive2Dが当時の技術的には結構動きが良かったのと、音ゲーとしてのクオリティも高かったこと、カバーソングが入っているソシャゲ音ゲーというのも当時は希少だったこととか色々ほかも重なって人気アプリに。

有咲は伊藤の代名詞の一つであり、ツッコミに基本回る有咲を良い感じに演じており、はまり役の一つと言える。

 

2018年、『スロウスタート』で百地たまて役を演じ、ブシロード管轄以外のアニメで初めてメイン役を演じることとなる。

この時の面子が近藤玲奈伊藤彩沙嶺内ともみ長縄まりあという面子であり、普通に声優として戦っていける面子だったのだが、この中で伊藤は普通にちゃんと演技をやれており、ブシロードという箱庭以外でも普通にやっていける所を披露した感があった。筆者も伊藤彩沙の演技が行けそうってちゃんと思えたのはこのタイミングだったりする(バンドリでも思ってはいたんだけど、やっぱりブシロ管轄内だと比較しにくいし)

この年は『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』で花柳香子も演じている。まぁレビュスタも実質的には2017年に開始しており、舞台とかもやっているコンテンツではあるので、2018年で挙げるのは微妙に不正確では有るのだが…(

『フューチャーカード 神バディファイト』でも神子野ミコを演じている。

 

2019年は、『BanG Dream!』の二期が放送。ここから3Dアニメのサンジゲン制作に変更されており、コンテンツとしての人気がある中でのアニメ化となっている。劇場上映された『BanG Dream! FILM LIVE』もこの年からスタート。

ゲームではCIRCUSの長寿シリーズである『D.C.ダ・カーポ~』シリーズの『D.C.4 〜ダ・カーポ4〜』に常坂二乃役で出演。ちょいちょいブシロ外の仕事があるみたいな状況は続いた。

 

2020年は、『BanG Dream!』の三期が放送された他、月島まいら役を演じた『ミュークルドリーミー』がこの年からスタート。レヴュスタ映画とかもこの年から。

なんだかんだ言ってやっぱりブシロ系列が多いのは多い。

この年からコロナもあったこともあり佐々木未来、愛美と共に『声優三姉妹 チームY』がスタートしている。

 

2021年には、『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』中村浅陽、『D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION』毛利玲菜、『大正オトメ御伽話』白鳥ことりなどでメイン役を演じている上で、他にもブシロ以外でのアニメ出演が増えている。ソシャゲでもFGOアズレン、アークナイツあたりの出演も出てきており、ブシロ率下がった一年である。

 

2022年は、『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』阪本やよい役でメインを演じた。

この他に『くノ一ツバキの胸の内』ムクゲなど、多くの作品でサブキャラかモブで出演している。

 

今年である2023年は『もういっぽん!』で園田未知役をメインで演じている。

そのほかの作品にもサブキャラ級で登場し、直近では『ウマ娘 プリティダービー』でヴィブロス役が決定。

ゲームではブシロード傘下になったとはいえ、ノベルゲームブランドとして歴史のあるフロントウイングの最新作『GINKA』にて涼代リン役を演じている。

 

今年のAJ辺りで発表され、いまだに時期発表がない『Turkey!」(二階堂七瀬役)が将来的には決定済。

 

ブシロード管轄声優の割には、それ以外の作品への出演もかなりコンスタントにこなしており、ブシロードの箱庭からかなり抜け出せている感じがある中堅声優と言えるのが伊藤彩沙である。

こう振り返ると、ブシロ感の薄まり方を感じやすいかも。(もちろんブシロ系で継続して色々な仕事やってるんだけど)

 

 

評価

ということで、ここからは評価パートとなる。

 

伊藤の演技能力という所に関してだが、まぁ十分なものをもっている感じなのかなと。

なんかこう、伊藤に関しては基礎的能力をしっかりと備えた上での独特さみたいなものがあるというか。

能力が伴っている系統でありながら、声質という所でゴリ押せる所も強みであるというタイプ。

 

伊藤の声質に関しては割と独特かつ声優向きな声質をしている印象がある。

発音、滑舌という所はちゃんと担保されてるのに、なんか独特の発音をしている感じが役柄や場面みたいな所で出てくるというか、癖になる声質をしているタイプ。

時にはふわふわ系統に聞こえたり、ちょっと濁点気味に聞こえたりとか、この傾向の声質って声優としては向いてるなあってなるんだよな。

筆者は声質に関しての言語化はマジで下手くそなので、伊藤のこの辺りの表現は難しいのだが、伊藤に関しては全てにおいてこの声質でゴリ押ししているわけではないので(この声質をかなり抑えて演技することも有る)この辺りの加減というのも結構出来るタイプにはなってくるのかなとも思うので、この辺りも評価できるポイントではある。

声質タイプというのは、どうしてもその声質が評価され声優となり、最初は声質でゴリ押しの演技になりがちなわけだが、伊藤はそういう所をちゃんと超えて、一定の制御は出来ているのかなと(声質から技量が追いついてくるパターンは富田とかもそうだが)

 

この上で技量としても、感情表現とかもしっかり出来ている。

まぁやはりバンドリのイメージが強いのも有り、ツンデレ系統の演技の印象はやはり強めだが、ああいう所の演技に関してはもうやりまくってることもあって鉄板演技みたいになっている。実際上手いと思うしね(

キャラ傾向としては、明るいキャラやおとしやか系統もやれる感じだが、得意としているのは明るい系統のキャラかなあという印象。遊べるキャラの方が、声質含めての強みみたいな所もあるのかなあって感じがあるのかなと。

ものすごく声の引き出しがあるってタイプではないとは思うが、演じ分けという所に関しては問題なく出来ている印象。

 

歌唱などに関しても、場数を踏んでいることもあり、安定感という所は感じられると思う。こちらはライブなどの生歌唱に関しても安定感がしっかりとある印象であり、このあたりはブシロード系の場数の多さというのが効いている印象。

 

トーク系統に関しても同様であり、こちらも場数が違いまくりなので、喋りに関しての懸念とかない。なんならYoutubeもやってるんだから尚更である。この辺りは懸念することがなさすぎて逆に書くことなくて困るまである。

 

伊藤に関しては、ブシロード系列の声優の中で比較的まともに経験を積めた方であり、その上でブシロード内外において比較的どちらも出演できている方である。

能力としては、現代声優としての必要な素養みたいなものは押さえており、その能力がどれくらいなのか?という所に関しては、ブシロード外での場数がめちゃくちゃ多いということはないので、未知数な部分も残っている気もする。

まぁ間違いなく近年ブシロード声優の中でしっかりと一本立ち出来る声優として育てられた一人であるし、ブシロードでの経験がなんか上手く転がった系統であることは確か。

ここに来てウマ娘は割と驚きなところもあるのだが、まぁ何の心配もいらない声優という言い方も出来る。

中堅では伊藤、若手では遠野がブシロード系統ではやはり安定感があるのかなという感じ(寺川もだけど…いや、まぁ寺川も割りとまともに演技できるようになってきたよな)

まぁ伊藤に関しては普通にブシロード外での仕事増えてきているので、こちらもブシロード以外でなんか一発当てられたら良いけどねえって感じ。いや、ウマはコンテンツだからアニメとかでほしいかな…(

 

以上。