声オタおにじくんの声学審問H!

声オタおにじくんの声学審問H!

過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

声オタおにじくんの声学審問H!


おすすめ記事

何故『クリミナルボーダー』と『ハピメア REGRET END』で結果パープルソフトウェアはほぼ自爆してしまったのかを考える。

おにじと申します。

 

今回は、エロゲのお話を。

さて、当ブログではよくエロゲも取り上げているわけだが。

今期のアニメの方では、そんなエロゲを取り上げている『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』が放送されている。

エロゲ老人会みたいな所があり、原作とは違う形で主人公を据えている訳だが、CVの古賀葵が暴れまくっており、まぁこの方式にする必要があったのかの是非は微妙ではあるものの、とにかくコノハ(CV:古賀葵)はハマりまくっている。

こちらの作品はめちゃくちゃエロゲ会社が協力しており、毎度EDに出てくる協力の所の多さというのはめちゃくちゃ凄いんですよね。

まあ時代が時代なので、どこにその権利があるんだよみたいな所もあるんですが(消えているブランドが多すぎる)、この辺りの権利問題を乗り越えて実名で出てくる懐かしいものも多数。(メッセサンオーが実名なの笑った)

 

こういう中で、制作に深く関わっている様子なのが、パープルソフトウェアであり、パープルソフトウェアの社長である石川泰である。

本作では、2Dプロデューサーを石川が務めており、許諾協力も石川のようである。

作品が動き出す前から、古いパソコンとかを探していたり、マジで協力していたようであり、放送中のポスト(ツイート)も多くなっていたりもする。

 

今回はそんなパープルソフトウェアの話、パープルソフトウェアが今出しているエロゲの話をしていければと思う。(この話の流れで今のエロゲの話するんかい感あるけど)

今まさに出ているのが『クリミナルボーダー』という奴なのだが、コイツの話をしていこうと思う。

と言っても内容の話はしない。やり方・売り方という所の問題に関して書いていく記事である。

じゃあ16bitセンセーションの導入必要だったのか?と言われそうなのだが、16bitセンセーションは見ているくらいには別に全てが嫌とかではないよっていうのを言いたかっただけなので、あしからず。いや、マジで、マジでパープルが嫌いとかじゃないから。そこは頼むから分かって頼むからちゃんと読んでたのm(ry

前提

こういう記事を書く時に毎度こういう前提を書かないと、本当に多方向からキレられそうなので、前提を書いておかないといけない。

まず大前提として、この記事は『クリミナルボーダー』のやり方・売り方に関してどうこう言う記事であり、内容に関しては触れないということである。

そして、『クリミナルボーダー』自体は、一定以上の面白さはある作品となっていると筆者も思っているということも書いておかなければならない。

一部パープルソフトウェアファンからは、ほぼ忌み子扱いの部分もある『クリミナルボーダー』だが、まずかずきふみが一定ちゃんと作った作品であることを考えればわかるとは思うのだが、ちゃんと面白い作品には仕上がっているとは思う。

なので、ここからパープルソフトウェアをDisりまくるのだが、別に作品自体に関してはそこまで悪くは思っていないということを前提にして欲しい。

作品としての最大の汚点は、『パープルソフトウェアから出た』ということだと思うので、作品自体に関してはそこまでどうこう言うつもりはないということは本当に前提として欲しい。

 

また、これはブログのAboutに書いていることだが、このブログでは基本的には敬称を付けるのをやめました。
理由としては固有名詞が登場する回数が多く『さん』をつけていると見栄えが悪いのと、たまに外すと「敬意がない!」と言われるくらいであれば、最初から全部に付けないほうが良いなという結論です。

筆者は掲載する人間に関しては尊敬が基本であることは前提です。

良ければ良い、悪ければ悪いと言うだけのことですので、敬意がないことはないです。

 

最後に、こちらの記事は筆者個人の見解ではありますが、世間的な所の見方から大きくは外れていないくらいには、事実に関して冷静に考えた上で記載をしております。

 

 

内容が悪くない割に評価されていないクリミナルボーダー

さて、ということで『クリミナルボーダー』の話をしていく訳だが。

『クリミナルボーダー』は、昨年から発売がスタートした、パープルソフトウェアにおける初めての分割系統作品となっており、現在2nd offenceまで発売中で、11月に3rd offenceが発売される。

こちらは『9-nine-』(ぱれっと)や、『きまぐれテンプテーション』(シルキーズプラス)などでシナリオを務めているかずきふみが企画・シナリオを務めている作品であり、内容としてはかなりダークな方面となっているのだが、まぁこういう系統をかずきふみ自身が書きたそうなタイプの作品ではあり、内容としては一定以上の面白さがあるのかなと感じる。

系統としては『9-nine-』と近いところがあるが、所謂一本目からある程度の面白さをという反省が見られたりする所はある(ここいろが有料体験版と言われるくらいには内容が薄いので)ので、前作の分作から改善している部分もあったりはする。

 

ただまぁ、内容自体はそんな悪くはないと思うのだが、評価という所ではまちまちな所があるという感じがするのが、このシリーズの印象でもあり。

これに関しては、作品の内容というよりは、それ以外の要素という所に原因が転がっているのかなという感じがひしひしと感じる所ではある。

主な原因というのは、やはりパープルソフトウェアのやり方という所に尽きるのかなという感じがあり、今回は作品の面白さという所以外で明らかに割を食っている『クリミナルボーダー』が、なぜここまで反感を買うことになったのかの原因というのを列挙していく感じとなる。

 

 

あまりにも皆無過ぎたパープルソフトウェア要素

結局のところ、あまりにもパープルソフトウェアじゃなさすぎたという所に落ち着く気はする。

確かに近年のパープルソフトウェアは、コンスタントに作品を発売していたものの、作品としての評価は全盛期程のものは得られていない感じがあり、『リアライブ』以降ウケた!と言えるような作品が出ていない感じはあったのかなと思う。

筆者もいくつかの作品はプレイしているものの、問題点があるような所はどうしてもあり(まぁこれはどのエロゲでもあることではあるのだが)ものすごく高く評価した作品というのはなかったのかなとは思う。

だからこそ、一つ違うものを作りたかったという感じではあると思うのだが、その方針の方向性という所が、一つ致命的だったのかなと思う。

 

前述した通り『クリミナルボーダー』は非常にダークな作風となっており、ドラッグなどの方向性が出てくるような作品であり、ヤクザとかもそうだが、色々とそういう方向性な作品な訳だが、このような作風の作品をまずなぜ『パープルソフトウェア』というブランドで出そうと思ったのか?という所からである。

方針の転換をするというのは、起爆剤として考えられる方向ではあるのだが、それにしても純愛系統作品をやってきたパープルソフトウェアが手を出して納得される系統の作風では明らかになかったと思う。

確かにパープルソフトウェアはエロシーンに関してはかなり変態的、ニッチな方向性に寄っている部分があるのは事実だとは思うのだが、それにしてもこの方向性で本当に既存ファンが納得してくれると考えたのかな?という所はある。

 

その上で、制作スタッフ陣に関しても、ほぼパープルソフトウェアという感じではなかった。

前述したかずきふみもパープルで書いたことなんてなかったし、原画はさめまんまだし、プロデューサーに石川泰がいて、OPが橋本みゆきだからまだギリギリパープルって感じもなくはないが、ディレクターは『9-nine-』の小梅蓮だし、本当にパープル感がない。

なんなら動いているエンジンもいつものエンジンと違う吉里吉里であり、いつもと違ってちゃんとフルHD対応していたりと、ほぼエンジンベースは『9-nine-』サイドであり、やり方の系統としてもまぁそりゃ小梅蓮が関わっている時点で『9-nine-』の方向という所に近くなるわけで。

マジでなんでパープルソフトウェアからコレが出ているのか分からないっていうのが、作風もスタッフもそういう感じというのがどうにもねえという感じであり。

既存のパープルソフトウェアユーザーをかなり置いてけぼりにしていしまったのかなと言う感じがある。

 

さめまんまの原画に関しても、作風としては非常にマッチしているとは思うのだが、ここまで散々克原画で釣ってきたパープルにおいて、ただでさえ原画を変えるということがリスキーなのに(これまでも複数人体制で出てきた作品はあり、それでさえ言われていることもあったのに)絵の雰囲気がこれでどれくらいの人間が手を取るのかという所に関してもかなり疑問である。

端的に言うのであれば、純愛系作品をやるエロゲーマーやライト層がやろうと思う原画ではないということ。

作風としては合っているとは思うし、別に下手とかそういうことを言っているわけではない。それはわかって欲しいのだが、この作品を色々な人にやって欲しいという所ではまず作風の所からかなり厳しい所があるのだが、絵柄的にも厳しい所があるんじゃないのかなとは。

結局ライト層って可愛い絵が好きだし、内容というより絵柄が第一みたいな所があるので…

 

こういうダークな作風という時点で、まず数字というのは伸びてくるのか?という所がある。こういう作風であれば、こういう作風をちゃんとやっているCLOCKUPとかそういう所が存在するわけであり、そこに相乗りする形で数字が出るのか、というか既存の所とかをほっぽりだしてこっちにシフトすることでのプラスマイナスとしてどうなのか?みたいな所は結構疑問である。(16bitセンセーションでも凌辱の奴でコノハが言ってたけど、それをそのままパープルソフトウェアに言いたい所はある)

で、まぁ結局パープルソフトウェアパープルソフトウェアなので、やはり限界のラインみたいなものは存在するような感じもするわけであり。

かずきふみの書くモノというのは、かなり刺激が強いものというのもあるわけだが、そこをパープルソフトウェアでどこまで攻められるのか?という所に関しても微妙な所がある。

それこそ『9-nine-』もかずきふみ的にはかなりセーブしたものになっているわけだが、そういう所のセーブがこの作風でありながら効いてしまう所があるっていうのは非常に勿体ない感じがある。本当はブレーキかかってないのかもしれないが、ブレーキがかかっている可能性というのを考えられるブランドという所がマイナスになっている。

 

この『クリミナルボーダー』マジでパープルソフトウェアから出ていることが一つもメリットになっていないに近い。

デメリットならいくらでも出てくるのに、メリットが出てこない最悪の状態になっている気がする。

そりゃ作風が合っていない所で出るって時点で、メリットが出てくることないんだけど。

作品として合っているというのがブランドとして合っていないになる時点でこうなってしまう。詰みである。

 

 

なんだかんだでブランドイメージって大事ですよ

エロゲにおいてのブランドという所に対してのイメージというのは、意外とみんな考えている所があるというか、このブランドはこういう作品が出るぞというのは、そこまで意識していなくとも感じている所があるように感じる。

これは原画が固まっていたり、シナリオライターが固まっていると特にそういう感じがする。

そこまで作品のスタッフを見ている人間は多くないような感じはするのだが、別にスタッフを見ていなくとも、作品の傾向や雰囲気というのはなんとなくそういうものがイメージとしてあるものであり、そこから逸脱するとやはりリスクというのはあるわけである。

勿論このイメージの中で留まり続けるのも、同じようなものしか出来ないとか、マンネリ化とかの問題は出てくる所ではあるので、この中にいることが全て正解だというわけではないのだが。

 

ただ、今回に関しては、いくら近年のパープルソフトウェアの作品が凄く当たっているわけではないとしても舵の取り方が急激過ぎる。

作風としても急激な上に、分割も初めてという、作風としても、売り方としても全く異なることをしたわけで。

それで作風があそこまで純愛系統作品をしている人間には受け入れられなさそうなものとなると、新規からも既存からも「えぇ…」と思われている所があるのは普通に勿体ないのではないだろうか。

 

言うてせっかくスタッフもそんな悪くないのに、なんかめちゃくちゃ勿体ないことをしているような感じがする。

かずきふみは、出すペースが早すぎたからか『ツヴァイトリガー』や『夏ノ終熄』ではちょっとヒットしなかったものの、基本的には良いシナリオを書くシナリオライターであることは間違いなく、今作に関しても内容自体はちゃんと面白い部類に入ってくるものになっていると思うし、『3rd offence』以降においてより面白くなってくれば、話題性というのは出てくるかもしれない。

ただ、幾らかずきふみが一定以上のモノを書いたとて、作品として褒められる未来はあっても、ブランドの評判というのが上がるようなことはないのかなというのが、この需要と供給のズレ、ブランドイメージからかけ離れたモノを出したという所による致命的なダメージなのではないかなというふうに考えてしまう。

 

なんというか、結果的に『クリミナルボーダー』が忌み子過ぎるというか、コレの全てがパープルソフトウェアファンから嫌われている所ない?みたいになってる。

小梅蓮もなんか嫌われてるし。

まぁ小梅蓮に関しては『9-nine-』が終わってからTwitter(X)を開始した訳だが、マジでただのエロゲーマーがスタッフになっているだけの兄ちゃんであり、その上でスタッフであるという所に関して全く考えてなさそうなツイートをしまくる所があるので、なんか印象悪いのかもしれない。

いやでも基本的にマジでただのエロゲーマーなので、そんな印象悪いツイートしてたっけ?とは思うけど、まぁ過激パープルソフトウェアオタク系統は新しい奴が入ってきたという事実だけで嫌いそうではあるけど…(どこにも過激派はいるからね)

 

本当にこの『クリミナルボーダー』どうしてもパープルが出したいのであれば暖簾分けを考えるべきだったと思う。

各所において、同じ会社から出ていても、ブランド名を変更したりすることで、違う作風のモノを出したり、対象年齢が違うものを出したりするというのがあるわけで。

やるにしても、この作品はそういうものをするべきだったのかなと。

やはり、そういうので違う物であるという所を明確にするべきだったと思うし、暖簾分けをすることは一つの保険という言い方も出来るものだと思うので、そういうことをしなかったことで、より言われる結果になってしまったんじゃないのかなと思わずにはいられない。

 

『クリミナルボーダー』のような作品はそもそもパープルソフトウェアから求められていなさ過ぎるという所。全くもってニーズに合っていないモノを出している感じ。

もうジャンルから違いすぎるし、なんというか店間違えたんかレベルのズレが発生しており、ブランドとして良い印象を何一つ与えられていないに近いし、作品の出来とか以前の問題で、発表した時点で成功しないのが確定しているレベルのやり方になっているんじゃないかなと。

 

作品を発表してからというものの、ずーっと石川とか克はクリミナルボーダーのある意味で擁護みたいなものをし続けている感があり、作品は良いからやってくれみたいな感じのことを言い続けているのだが、ここまで環境を整えないで言い続けているのは中々に見苦しい所がある。

『今までのパープルと違うけど自信を持って~』って言い過ぎだろあのアカウント。

なんでこのやり方で自信が持ててしまったのか。作品としての良さという所だけではない所をすべてミスっているに近いんだけども。

本当に根拠のない自信があるのか、最後まで出さないと次には行けないから去勢を張っているのかどっちなんだろうか。

そんな自分の作品の奴を社長と代表原画が擁護し続けてるのも中々におかしい上京だろって思うんだけど。見苦しいというか滑稽と言うか、無理すんなよって気持ちになってくると言うか…(

あそこまで言うと逆にそれはよくないことになっているんじゃないのか?の域だと思うんだよな…

 

 

やって欲しいから過去作との抱き合わせ販売を考えたんだろうが…

まぁこういう形もあり、過去作との抱き合わせでの販売という所を考えたんだとは思う。

これ以外にも、純粋な特典というのをほぼ廃しており、DL版との差をつけなかったことで、DL版での購入への抵抗を抑えた気もするし。(まぁDL版でもデジタルで特典つけるって手もあるんだけどね)色々と考えたのは理解できる。

 

中々手を出してくれるかどうかという所に対してもそうだし、ロープライス作品であることで、こういうやり方もやりやすいという考え方自体は、別に他のブランドもやっていることではあるし、ものすごくおかしいことではなかったんだとは思う。

一つの売り方として、確立されているものではあると思うし、この手を取ったこと自体は別に悪いことではなかったんじゃないかなと。

 

ただ、やっぱり作風があまりにも違いすぎることで、抱き合わせるにしてもなんだこの抱き合わせみたいな並びに絶対になる状況だったというのは、普通に既存ファンからはどういう目で見られたんだろうとは思う。

ジャンルが違うすぎるしなあ、やってみてくれ!で渡される作品がパープルソフトウェアの看板がついただけの何かだからね。作品がコレの時点で何をどうやっても戦略とかの次元に入ってこない所があるんだよな。一生ミスマッチが連鎖するだけだから。

 

まぁその中でも『ハピメア』との抱き合わせがあまりにも致命的だったのかなとは感じる。

パープルサイドもやたら『ハピメア』をこするし、一部パープル信者も『ハピメア』を狂ったように信仰している所がある中で、もっとデリケートに『ハピメア』の10周年は扱われる必要性があったのかなと。

まぁ抱き合わせ対象が『2nd offence』の時点で本当にマジで終わっているというか。

作品を最初からやるにはわざわざ『1st offence』買わないといけないんですか?ってなるし。なんで話の途中でも抱き合わせた上に、抱き合わせを買わないと『ハピメア』の特典揃えられない感じにしたのかな。それは普通に考えたら怒られるだろ。

しかも『ハピメア』は10周年なわけで。『ハピメア』は狂った信者も多いんだから、10周年をパープルかも良く分からないゲームを売るための手段にしたのか?とか言われても仕方がないと思うよ。だって2ndを抱き合わせるのは常識的に考えてないでしょ。途中なんだから。

この上でリアルイベントの整列を含める運営のガバガバさとか、『ハピメア』10thの豪華版における梱包が適当とか、この周辺での問題が重なりまくっているのが、かなり致命傷になっている感じがある。

割とこういう所はパープルってちゃんとしていることが多かったと思うのだが、そういう所含めてこの『クリミナルボーダー』と『ハピメア』の前後でやらかしが連鎖しまくっている感じがある。

別に筆者は『ハピメア』の一連に関して、『ハピメア』に力を入れていなかったとは思わない。力を入れていないのであれば、あのようなOPムービーとかが上がってこないと思うし。ちゃんと気合は入れていたとは思うのだが…

なんというか、ここにおいての采配が誰が主導していたのかなというのはある。

多分小梅蓮を異様に嫌っている層とかはアイツが入ったからやろって感じで言われている感あるし。まぁ実際『9-nine-』における売り方のクソさという前科は一応存在するので(アレは小梅が悪いのか、そもそも商売が一生ヘッタクソなぱれっとが悪いのか特定できないので前科と言うのはアレな気もするけど)そういうのも言われているのかもしれない。

 

また、結局ロープライス系統の抱き合わせは「抱き合わせで買ってもまとめパック出るんでしょ?」という所がある。

それで抱き合わせで買わされるのかっていうのは、どの抱き合わせ系統でもあるあるなのだが、このデメリットもしっかりと発現している所があるのでね。

これも小梅蓮とかずきふみでは『9-nine-』でやっていることではあるので、ブランド初でありながらスタッフはほぼ持ってきてるみたいな所があるので、なんというか良い所も悪い所も完全に引き継いだ印象を持たれている所もあるのかなとも感じる。

別に抱き合わせということ自体は他もやっていることなのだが、作風的なミスマッチが足を引っ張り、ハピメアと2ndの抱き合わせで完全に自分の首を締めたのかなと。

 

 

ここまで派手な自爆行為も中々ない

ということで、まぁここまで見てきた通り、パープルソフトウェアは『クリミナルボーダー』の周辺で結構は悪手を取りまくってしまった感があり、派手な自爆行為もないのかなと思ってしまう所はある。

 

ここ最近のパープルの作品の評価を考えると、今回の動きの全てを否定するつもりはない。

これまでも多少作風を変えたりしてきたこともあったとは思うし、全てが悪かったとは思わない。

ただ、それにしても舵の取り方が急激過ぎたし、売り方ややり方という所で、こうも悪手を重ねてしまったという所に関しては、擁護できない部分があるのかなと。

 

幾らDL販売でエロゲの売上という所は底を抜けた感があるとは言え、言うてやはりエロゲを買う層というのは分母が多い訳では無いし、長くエロゲを購入し続けている層というのが多い中で、そういう古参勢の所に対して、喧嘩を売りすぎた感が否めない。

言い方は悪いが、一番の財布と言える層に新作でも過去作でもイベントでも喧嘩を売った感がある。

 

別に信者っておかしな所があったりはするから、信者の言うことを全て受け入れるべきとは全く思わないし(音声作品とかに関しては別に筆者は悪くはなかったとは思うし)イメージに囚われすぎている人間がいるっていうのも確かだとは思う。そういうのを一定変えていかないと継続的にはってのも理解しないわけではない。

ただ、傍から見ていてもそりゃあないでしょってのが続きまくっていたのは事実だと思うので、そういう次元の話にさえ到達出来ていなかったのが今回の一連の案件なんじゃないかなと考えてはしまう。

 

継続的にやっていく中で、刷新というものは必要であるし、新しいチャレンジをしないと衰退していくというのは事実だと思う。

だから、それを否定するべきではないと思うのだが、それでもやはりブランドイメージってものはあるし、適材適所な所はあるように感じる。

この作風でパープルソフトウェアの看板で快く受け入れられる世界線は残念ながらなかったのかなと。

こういう狂いきったムーブが出来るのは、10~15年前くらいのSAGA PLANETSくらいしかなかったような気がする。まぁあそこはあの狂いきったムーブでなんか生き残り、VAから独立して、男の娘パッチとASMR(ブランド初)を作っても「まぁサガプラやし…」でどうにかなってしまうのは、アレは例外だと思うし(

 

なんというか、結果的にブランドの評判をひたすらに下げているここ最近って感じがするのがよろしくない。

『クリミナルボーダー』が面白くないことがないのも尚更。

マーージでかずきふみの手で3・4が面白くなろうが、それが適切に評価されるような環境を作れなかったパープルソフトウェアの罪は正直結構重いと思う。面白くなりそうな感じはするだけに、マジで勿体ないことをしているというか。

幾ら作品が良くてもブランドが…って事例は幾多とあったと思うのだが、なんでそういうのか上手く学べなかったんだろうなとは思う。spriteくん見てみろよ(

 

ゆずでさえ、『PARQUET』が割となかったことに近くなるくらいの感じになっている所もあるし、エロゲ作ってる所も多いわけではないので、パープルは活力自体は普通にあると思うので、頑張って欲しいとは思うのだが、この一連に関してはマジで自爆テロに近い案件になっている感が凄く、勘弁してくれやの気持ちしかない。

 

ホント、もうちょっとどうにかなってりゃなあと思う『クリミナルボーダー』とその時期のパープルソフトウェアである。

どちらにせよ、克原画での新作は作っているはずなので、せめてそれが良い感じに世間に受け入れられる作品となり、色々と挽回できると良いなと思う。

いやまぁ、そのタイミングで『クリミナルボーダー』を抱き合わせそうな予感もするんだけどね(

 

以上。