声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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#おにじ声優名鑑シリーズ Vol.22 水野朔

おにじと申します。

 

はい、名鑑シリーズ(雑紹介)

とりあえず揃えたかったんだけど、流石にデータ不足感が否めなさ過ぎる。更新必須の名鑑になる気しかしない(書く前の筆者の所感)

 

過去回↓

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水野朔

 

オーディション・養成所・事務所遍歴

アニストテレス vol.5

ソニー・ミュージックアーティスツ

 

生年月日 : 1999年9月29日

デビュー : 2018年

出身:和歌山県(関西)

 

査定

演技力:C

演技幅:D

歌唱力:C

キャラソン力:C

トーク力:C

実績:D

過激派的将来性:C



序文

ソニー・ミュージックアーティスツという事務所の新人声優だけで構成した、声優を題材にしたコンテンツが存在したことを知る人間が、現在においてどれくらい存在するのだろうか。

2019~2020年頃は謎の声優を題材にしたコンテンツが映えてくる時期だったのだが、その中の一つが『BATON=RELAY』であった。

メインとなるキャラの声優は全てSMAの新人声優であり、ソシャゲだったのだが、ありえないほど短命に終わった。(なおもう片方だったCUEも程なくして消えていくのだが)

そんなコンテンツの中の新人声優の一人が、水野朔という声優であった。別にメインの中でのメインという訳でもキャラもなかったし、SMAの新人声優の中の一人でしか当時はなかったと言ってしまって良い気がする。

これが、元バトリレの中で、アニメ出演という意味では稼ぎ頭になろうとしつつあるんだから、分からないもので。

 

声優としての稼働としては実質3年目で、一時期よりは称号としての力は弱いものの、きららアニメの主演を獲得…という所だけでも中々なのだが、その作品が空前のヒットを迎えるという所は、中々巡り会えるものではないだろう。

同時期にメイン・主演を2つ並べ、その後も作品出演が続いてきそうな感じ、その上でソロパーソナリティのラジオが開始するなど、瞬間的な勢いで言えば相当な物があるものとなっている。

 

とにかくぼざろ一発当てたことによって知名度急上昇となった水野朔。

今回はこちらで名鑑を捻出してみる。

 

 

 

経歴

幼少期は結構なりたいものが変わる所があったようだが、声優への興味や、なりたいと思うことに関しては、小学5年生くらいから声優という職業を知り、『イナズマイレブン』がなりたいと思う大きな決定打となった模様。(声優になったら必殺技を出せる!と思ったらしい)

そこから、代々木アニメーション学院の体験学習に中学時代に通ったが、コロコロやりたいことが変わる自分を想定し専門学校ではなく普通の高校に進学。

高校二年生の時にソニー・ミュージックアーティスツが主催する声優オーディション、アニストテレス vol.5を受ける。これを受けて、ソニー・ミュージックアーティスツに声をかけてもらう形で上京、声優への道へと進むことになる。

 

2018年から『水野朔ちゃんねる』を開設し、歌ってみた動画などの投稿を開始。この年舞台にも出演しており、表立った活動という所ではこの年からスタートとなる。

 

2020年、前述したスマホゲーム『BATON=RELAY』で広瀬晶役を演じた。ゲームとしては半年で終わるとかいう早さだった訳だが。そもそもバトリレの存在がどれくらい世間に知られているのが分からん。筆者はやったことあるけど。

 

2021年『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』でアニメに初めて出演している(少女B

この年、『SELECTION PROJECT』にて花野井玲那を演じ、初メインを演じることになる。『BATON=RELAY』でも共演していた矢野妃菜喜などと共に、KADOKAWA動画工房によるメディアミックスプロジェクトのメインを張った。

 

2022年、モブで出演を重ねた上で『後宮の烏』柳寿雪役で初めての主役を任される。

声優としての実働3年目、活動開始から5年目での主役という大役を務めた。

ただこの初主役の影が薄くなるくらいには、同じクールの『ぼっち・ざ・ろっく!』の影響力の大きさというのは非常に大きかった。

山田リョウ役を演じた今作は、まんがタイムきららというブランドがあったとは言え、以前のような神通力は流石に衰えた印象もあった。ただ、『ぼっち・ざ・ろっく!』はその中でも期待されている作品ではあった。

ただ、とは言えこのクールには『チェンソーマン』や『SPY×FAMILY』など多くの覇権候補(というかSPY×FAMILYは1クール目は覇権レベルだった)だったこともあり、難しい部分があるのではないかとされていた。

ただ、アニメとしての作りが非常に力が入ってこともあり、アニメとして非常に跳ねる作品となった。

クズベースである山田リョウ役(それだけじゃねえけど)を演じた水野は、ここで大きく知名度を向上させることとなる。

またこの年、若手女性声優の登竜門的ラジオ、ラジオどっとあいにて『水野朔の初期値ゼロからのスタートです!』で節目である90代目パーソナリティを務めた。

また交代制パーソナリティを務めた『ぼっち・ざ・らじお!』はアニラジアワードで三冠を受賞した。

 

2023年は、文化放送が半年ぶりに復活した若手声優帯ラジオ『A&G NEXT STEP HOOOOPE!』で木曜パーソナリティを務める。

また、『ひきこまり吸血姫の悶々』ティオ・フラット、『冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた』サーシャ・ボルドーでのメイン級の出演が決まっており、今後の活躍という所に期待出来るSMA声優である。

 

 

 

評価

はい、評価パートです。

ただ正直水野の評価というのは、まだ出来る所に達していないというのが正直な所である。

 

というのも、水野がこれまでやってきた作品、まぁ5つくらいメインであるのだが、声の系統が近い。

所謂クール系統のキャラクターというのが非常に多く、コレ以外のキャラというのがほぼいない。なので、マジで声幅に関しては特に測定不能という感じ。

演技系統もどうしても近くなるので、複数を見た上での総合的な評価というのも難しいのが現状である。

 

現状の評価としては、まず声の系統としては結構通る印象があり、クリアな印象というのを感じている。

どうしても若手系統というのは、滑舌とか含めてまだまだ経験が浅いので、こもった印象とかを持ってしまう場合というのも少なくはないのだが、そういう所が現状なさそうに見える。(そういうのが分かりにくい役ばっかりやっている可能性もあるので断言は出来ない)

演技の所に関しては、クール系をやるにおいての難しさという所に上手く対処できているように見える。感情が出すぎてはいけないのだが、本当に感情を無にすると声優になったやつなら誰でも出来るだろみたいなことになりかねない(比喩表現)のだが、そういう所がない。上手い事感情を出しているし、結構似た系統の役が多い中で、キャラ性の違いでこの辺りの違いというのは感じられているとは思う。

山田に関しての演技は、元々は自分の判断であのような演じ方にしたということで、非常に山田リョウというキャラクター性を上手く表現できている印象がある。本当に嫌そうな反応とか、空気読めてない所とか、そういう山田の面白さを出せている。

 

演技幅は本当に分からん。近い所での表現という所に関しては、違いはあるとは思うが、同じだなと思うときもあるくらい。まぁそれくらい近いので、コレが出来ていないのか、同じ声を求められているのかの判断はもう少し役の数が増えてから言うべき。

 

歌唱面に関してはレベルが高い。まぁSMAのアニストテレス出てる人間、大体は歌の技量があるという信頼があるのだが、こちら例に漏れずという感じ。

今出ている楽曲でもクオリティが高い。これはバトリレにしても、セレプロにしてもそうであった。まぁ世間的にはどうしてもぼざろなんだろうけど。それはそれとして『カラカラ』は難しい楽曲だとは思う。コレを歌えているのはそもそも強いということ。

 

トークに関してだが、ぼざろではメインの中で一番後輩ということもあり、順従な後輩感があるのだが、割と暴れ馬な気がする。一人だとたまに口が悪くなるし、喋ることが結構ペラペラ出てくる印象。その為ソロラジオとかも全然成立しているし、結構良い感じになっていると感じる。

結構テンションが上がるとすっごい上がってるなってわかるくらいにはすごい上がるので、見ていて微笑ましい。ぼざろライブめちゃくちゃテンション高かったからな。あんな朔初めて見たって言われるレベルではしゃいでいた。ここらへんはもっと色々見えてくるんだろうなと思う。

 

水野朔はアニストテレス産としての保証がしっかりとあるかけだしの若手声優だ。

『ぼっち・ざ・ろっく!』のヒットによって、かなり大きな知名度を得ることが出来たし、ソロラジオも持つことが出来たので、目に付きやすい存在になったのは間違いない。ラジオとかに関しても、問題なくこなせる能力があるのは間違いないし、もっとはっちゃけた所を見れそうな感じはする。

能力としても、素質は十分であり、今後の役柄でどのようなキャラを演じていくのかを注目していきたい。

ぼざろは大きいが、その分やはり『山田リョウの人』というイメージが非常に強くついているということでもある。それはメリットであり、デメリットでもある。今後、山田リョウに肉薄出来るような役で出来るだけ早く出会っておきたい所ではある。

一発当てるのも大変なのに、そこから軌道に乗るのはもっと大変。メイン役は続いていきそうではあるので、出演を重ねながらそういう役と巡り合いたい所。

まだまだ声優スターダムは始まったばかりである。

 

以上。