声オタおにじくんの声学審問H!

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オープンイヤー型イヤホンの決定版がより進化!『#Oladance OWS Pro』レビュー

おにじと申します。

 

今回は、オーディオレビュー。

以前、オープン型イヤホンとして『Oladance Wearable Stereo』をレビューした。

oniji.hatenablog.com

こちらめちゃくちゃ良くて、普通に現在も結構使っていたりするのだが。

 

こちらの進化バージョンである『OWS Pro』が登場したとのことで、今回もOladanceさんからのご提供でレビューさせていただくことに。

元々からかなり良いイヤホンだったが、どのような所が進化しているのか、見ていこう。

 

開封

こちら箱。以前とはまた違う四角い箱という感じ。



 

中身は以下の通り。

Oladance OWS Pro本体
USB Type-A to Cケーブル
説明書類

まぁシンプルな内容物って感じ。

いや、紙類はちょっと多めだけども。

 

 

外観チェック

では本体の方をチェック。

今回は前作と大きく異なるのはこのケース。

前回のOladanceの方は、通常ではケースにバッテリーはないという設定だった。(オプションでバッテリー付きケースはあるんだけども)

それだけ本体単独で長く使うことが出来たのだが、やはりケースはあるに越したことはないというのも事実なわけで。

ということで今回はバッテリー付きのケースがデフォルトに変更された。

まぁ表面積としては大きいが、これはオープン型であると仕方ない部分はある。

なお、前作のバッテリー付きケースに比べると薄さが全く異なるので、持ち運びやすくはなっているはずだぞ。

いや、シルバー提供してもらったんだけど、ケースまでこの鏡面仕上げとは聴いてなかったんだけど。写真撮るのクソ難しいんだけど!(

 

前作のオプションのバッテリーケースと比べても普通に薄い。

まぁそれでも大きいは大きい。88×74×29mmとなっている。

 

充電はUSB-Cとなっている。

 

では、イヤホン本体を登場。

この感じ、やぱり高級感を感じる。

今回もシルバーを頂いた。

前回のOladanceのときと同じにしてみた。結構気に入ってるんだよコレ。

クロム的な感じで、往年のマクラーレンメルセデスを思い出しますね(分からん例えをするな定期)

 

これがイヤホン本体。以前のOladanceよりは全体的にコンパクトに仕上がっている印象があり、より洗練されたデザインとなったか。

モチーフはメビウスリングらしい。9-nine-かな?(

 

裏側がシリコンなのは前作と同じ感じかな。

こちら、ドライバーは23×10mmの大型マルチマグネット構造のスピーカーを二基ずつ搭載している。この辺りはかなり進化しているという言い方が出来ると思うぞ。

なんか音出る所増えてそうなんだよな。

 

そして上面の所が押せるようになっており、こちらを操作することで色々な操作が出来る模様。

こちらは前作では正面の所をスワイプしたり、タッチしたりすることで動作させていたので、変更点といえる所だろう。

 

 

スペックは以下の通り。

製品名 Oladance OWS Pro
Bluetooth  Bluetooth5.3
ドライバー 23×10mmダイナミックドライバー
(ダイアフラム構造)
コーデック SBC
マルチポイント
対応プロファイル HFP/A2DP/AVRCP/HSP
再生時間 最大16時間 / ケース込58時間
充電時間 急速充電対応(15分で6時間再生)
防水性能 IPX4
充電端子 USB-C

全体的には進化している。

ただケース込のバッテリー駆動時間は削られている。まぁアレはオプションで、クソデカケースで、96時間とか言ってたので、そこまではええやろってなったんだと思う。

コンパクトさを優先するのは良いんじゃないかなと。

 

使ってみよう

では、実際に使ってみた。

装着に関しては、耳にかける感じ。

 

前作との装着感の差だが、まず前作よりも軽さを感じる。

そして、バランスが良い。やはり前作は結構大きかったので、上手くバランスを取っているんだなあという感じが強めだった。

やじろべえみたいな感じだったったのだが、今作はそういう感じではないなと思う。

劇的な変化という所にまでは到達していないと思うが、確実な進化を感じる。

まぁかけているだけなので、勿論外れる場合もあるが、基本的には外れにくくなっていると思うぞ。

ただ相変わらずメガネとかマスクと相性がいいかと言われるとそんな良くないと思うけど…

提供:Oladance

でも間違いなくなんかかけてるってより、ついてるに感覚が近くなった。前作はかけてるって感覚が強かったと思うので…

 

音質の方だが、前作も非常にオープン型としてはつよつよという印象で、めちゃ音質が良かった。だからどうなるんだろうみたいな所はあったのだが。

今作は23×10mmの大型マルチマグネット構造の高解像度スピーカーを片耳2基ずつ搭載。これに柔軟な薄型振動板を組み合わせている。

ここに、パワーアンプのチップが2つ搭載されていたり、Virtual Bass 2ndという、低周波の音質を向上させる機能とかも搭載されている。

オープン型において、やはり課題となるのは低域の部分。ここがどうしてもスカスカになってしまいがち。前作もそれに対して非常によく頑張っていた印象だったのだが、今作はここのパワーやキレというのがかなり上昇した印象。

余裕を持ってしっかりと低域を鳴らしており。着実な進化を感じることが出来る。

全体的なスピーカーを耳元で聴いているという感覚自体は大きく変わらず、この独特かつ高音質な視聴体験を崩していないのも嬉しい。

低域ばかり言ったが、音場という所も広がっていると思うし、ボーカルがより綺麗にかつ前で聴こえる印象で、全体的に良くなっているなあと思う。

 

操作方法は前述した通り刷新。

上側に感圧センサーが搭載されていて、ここを操作する形に。

前作のタッチセンサーは、直感的で非常に楽しかったのだが、一方でタップの誤爆という所はどうしても存在した。これがこの感圧センサーを採用することで改善されている。

所謂AirPodsのような感覚で操作できると。タップって書いてるんだけど、実質的にはクリックという感じになる。

項目 操作方法(デフォルト)
再生/停止 L or R側を1回タップ
曲送り R側を2回タップ
曲戻し L側を2回タップ
音量を上げる L or R側を手前方向にスライド
音量を下げる L or R側を奥方向にスライド
電話を受ける 着信中にL or R側を1回タップ
着信拒否 着信中にL or R側を2回タップ
通話終了 着信中にL or R側を2回タップ
音声アシスタント L or R側を3回タップ
ペアリングモードへの移行 LとRを2秒間同時に長押し

この操作になったことで、誤爆はかなり減ると思う。

 

 

また、耳に引っ掛けると隠れる部分に電源ボタンがついている。

こちら、単独で電源のオンオフに対応している。これは他のアクセサリとかもある関係上作られたと思われる。

 

 

アプリの方にもしっかりと対応。

Oladance

Oladance

Oladance無料posted withアプリーチ

 

そこから色々出来る仕様。

バッテリー残量の確認
タッチコントロールのカスタマイズ
ミュートまでの時間設定
左右の音量バランスの設定
イコライザー設定
操作方法の確認
本体情報の確認
ファームウェアアップデート

 

タッチコントロールの変更はかなり自由度が高い方であり、これが良い所である。

自分がしたい動作を出来るようになるのは嬉しい。

 

集中モードでは、ノイキャンと言えるほどではないが、低音エアコンノイズとかは低減してくれる感じがある。

なんかなれるまで変な感覚なんよなコレ。

 

イコライザはプリセットもあるが、自分で変えることも可能。

結構細かく出来るぞ。

 

聴力保護とかある。

 

また、今作はマルチポイントに対応。

これでシームレスに2つのデバイスで聴くことが出来るのが非常に便利。

バッテリーが長いこともあり、これでよりシームレスな動作が出来そう。

マルチポイントなんかあるに越したことないからね。

 

前作の欠点として、ホワイトノイズがあった。

サーッってホワイトノイズが入っており、コレが結構気になるポイントだった。

特に無音では目立っていた。これは設定で低減させることが出来るのだが、今作はホワイトノイズ改善されていた。マジでないなコレ。これはめちゃくちゃ良い改善点だ。

まぁないに越したことないからね、ホワイトノイズなんて。

 

あと気になる音漏れだが、当たり前だけどする。

なんなら前作よりしてる気がする。構造的問題?まぁオープン型は音漏れしないことは基本ないので…

ランニングとかで使うの、普通によさそうだけどね。

 

ということで、今回は『Oladance OWS Pro』のレビューでした。



前作も非常に完成度が高いイヤホンだったが、今作はさらにそれを進化させてきたんだなと感じられるモノになっている。

デザイン性はよりスタイリッシュになったし、ケースバッテリーが標準となり、操作方法が感圧式に刷新されたことで、誤動作も少なくなっているのが良い所。

マルチポイントに対応したり、Bluetoothも最新の5.3に対応したり、急速充電に対応したりと、進化が続くワイヤレスイヤホンの機能性にしっかり追従できている所も素晴らしい。

全体的なレベルの向上っぷりというのを感じることが出来る製品。

まぁ、それでもケースは普通のものよりは大きいんだけど。ただ、その分めちゃくちゃバッテリーは持つので、バッテリーなくなることほぼないんじゃないのとは思う。前作も本当に充電頻度少ないからね、ずっと使ってるけど。

 

まぁこの商品で気になる所と言えば、やはり外れる可能性はあるってのと、価格かなと。やっぱり価格上がりすぎだろとは思う。まぁ仕方ないんだけどさ。

全体的な進化は感じるし、前作でも決定版に近かった商品をよくブラッシュアップさせてきたなと思う。気になる方はぜひ試してみて欲しい。以前よりも手に取れる所は増えているっぽいから。

 

 

 

以上。