おにじと申します。
今回は、オーディオレビュー。
当ブログでめちゃくちゃ褒めているOladanceの商品。
耳を塞ぐことなく音を聴ける、ながら聞き製品の中でもかなり高クオリティなこのブランド。
初代Oladanceもそうだし、
この前レビューした新作である『OWS Pro』も非常にレベルの高い製品となっている。
各所で『OWS Pro』が評価されているが、実はひっそりと初代『Oladance』を進化させたモデル、『OWS2』という製品が発売されている。
普通に順当進化品っぽいのだが、今回機会を頂き特別にご提供いただけることとなった。
大きな変化というのはあるわけではないと思うのだが、早速レビューしていこうと思う。
本記事では、Oladance様から商品をご提供頂き、レビューさせて頂いていますが、内容に関しての指示は受けておりませんので、率直な感想を記載しております。
開封
では開封していこう。
こちらが箱。
中身は以下の通り。
OWS 2本体
USB Type-A to Cケーブル
クイックスタートガイド
非常にシンプルな内容物となっている。
外観チェック
では本体の方をチェック。今回はオレンジを頂いた。ケースはネイビーって感じ。
力ラーは前作から変化なし。
初代『Oladance』でも見たこのケース…というか、本体含めて初代『Oladance』から全く変わっていないとのこと。内部の進化ということですね。
『OWS Pro』は、バッテリーケースだが、こちらは初代『Oladance』と同じくバッテリー機能はなく別売りで販売されている。初代『Oladance』と形状変わってないので、バッテリーケースは流用できるとのこと。実際使うことが出来た。
では、開けてイヤホン本体を見ていこう。
そうそう、こんな形でした。
やっぱりこのケースと本体の感じ好き。かっこいいんだよね。
オレンジはネイビーと組み合わさった感じで派手な感じ。
でもかっこいいと思うよ普通に。こういうポップな配色好き。
初代を知っているから、こんな感じやねってなるんだけど、改めて考えると凄い変な形してるんだよな。
これを耳にかけてつかうというのが『Oladance』の特徴。
見た目よりは重さを感じにくいのもポイントだぞ。
裏面を見るとシリコンが目立つ。これでグリップ性とかも上げてるんだなとは思う。
ここに16.5mm口径ドライバーが搭載されている。このサイズとか自体は変わっていないみたい。なので、ここに関しては差はそんなないのかな?
スペックは以下の通り。
製品名 | Oladance OWS2 |
---|---|
本体サイズ(ケース) | 約 130 × 48 × 26.5 mm |
ドライバー | 16.5mm ダイナミックドライバー |
コーデック | SBC |
Bluetooth | Bluetooth5.3 |
マルチポイント | 対応 |
再生時間 | 最大19時間 |
急速充電 | 対応(5分で2時間再生可能) |
防水性能 | IPX4 |
充電端子 | USB-C |
スペックが地味にしっかりと向上している。
Bluetoothのバージョンは5.3となり最新に。より安定性が高まっている。
また急速充電に対応。これは大きいポイントである。
そして、マルチポイントにも対応している。
使ってみよう
では、実際に使ってみよう。
とは言え、形自体は初代『Oladance』から変わらないので、そこまで特別感があるわけではない。
とは言え、装着感に関しては初代『Oladance』の時から良いので、コレで良いんだよなと言う感じではある。
つけ心地が非常に軽く仕上がっているのが、『Oladance』『OWS2』の良さ。
重さが上手い事分散されている感じがするが、これはマルチポイント・サポート・システムって公式サイトに書いてた。名前が大層だね(
この耳にかけるワイヤー部分は形状記憶チタン合金が使われており、曲げても形状を戻せるし、それでいて硬さというのもしっかりある。
『Oladance』の形状って完成されている所があると感じる。『OWS Pro』はまた違うアプローチであっちはあっちで負担が少ないんだけど。
耳の形によっては安定感がない人っていうのもいるみたいなので、これは実際に付けて確認するのが一番だとは思う。
筆者は長くつけてられるという意味では『Oladance』『OWS2』は『OWS Pro』にもまさる部分があると思う。『OWS Pro』も付けられるんだけどね。
音質の方だが、ものすごく大きく変わったなという感じではない。
まぁこれはドライバの感じは変わってはなさそうなので、そりゃそうだろって話だけど。
ただ、低音の部分が前作より良くなっているのかなと。
前作の時点から音質は良かったのだが、低音の部分、頑張ってるけど頑張って出している感じがあった。
これが前作からあった低音増強アルゴリズムが2.0に進化。これにより低音の出方がより自然に近づいた印象。
大きな変化というわけではないかもしれないが、これは地味に助かる変化だと思う。
相変わらず音が良い。オープンイヤー型として『Oladance』系のイヤホンの音質はずば抜けていると思っている。
相変わらずの良さ。相変わらずの強さをしっかりと発揮してくれるだけで、オープンイヤー型イヤホンでは普通に勝ててしまうのでね。
…というか久々にこの形状付けたけど(最近はもっぱらProを使っていた)こっちの方が長く付けられる感じするなあ…
こちら、タッチ操作でイヤホンから色々操作が出来るのは前作と変更なし。
項目 | 操作方法(デフォルト) |
---|---|
再生/停止 | L or R側を1回タップ |
曲送り | R側を2回タップ |
曲戻し | L側を2回タップ |
音量を上げる | L or R側を上方向にスライド |
音量を下げる | L or R側を下方向にスライド |
電話を受ける | 着信中にL or R側を1回タップ |
着信拒否 | 着信中にL or R側を2回タップ |
通話終了 | 着信中にL or R側を2回タップ |
音声アシスタント | L or R側を3回タップ |
ペアリングモードへの移行 | LとRを1.5秒間同時に長押し |
変更がないということは、1回タップの感度がバカ高いのも変更なし。
相変わらず誤爆するので、アプリで無効にしてあげた方が良いと思う。
そしてアプリの方も対応。
多くの設定が可能だ。
バッテリー残量の確認
タッチコントロールのカスタマイズ
ミュートまでの時間設定
左右の音量バランスの設定
イコライザー設定
操作方法の確認
本体情報の確認
ファームウェアアップデート
まぁタッチコントロールは変えたほうが良いとは思う。
じゃないと誤爆するから…w
ここからは、よりOWS2で進化したポイントをご紹介。
まずマルチポイントに対応した。
これで、複数のデバイスをシームレスに切り替えることができるようになった。
スマホと音楽プレイヤーとか、スマホとパソコンとか、そういう動きができるように。
『Oladance』の数少ない弱点の一つだったのだが、コレが改善。『OWS Pro』と共にこちらでもマルチポイントに対応するようになった。
凄く恩恵を受けるのかと言われるとどうなんだろうって思う所もあるんだけど、これ使う時本当にあるとないでは便利さが違うので…
続いてバッテリー関連。
バッテリー駆動時間がただでさえ長かった16時間から、なんと19時間になった。
もうほぼ1日付けてても大丈夫レベルのバッテリーに。ただでさえ長く付けられる形状に対して、本当にずっと付けて生活しても大丈夫だぞレベルのバッテリーに。もう長すぎて良く分からない。ちなみにオプションのバッテリーケースは据え置きなので95時間据え置き。95時間が据え置きされてもなんとも思わないだろ。
急速充電に対応。これもマジでデカい。
5分の充電で2時間の動作が可能になったらしい。
これ、バッテリーケースを持っていなくとも、ちょっと充電するだけである程度の時間動作できるっていうこと。これは運用として単体での動作がよりしやすくなった。
『Oladance』におけるバッテリーケースが別売りであるという欠点を結構埋めれる改善ポイントだと思うぞ。
あと気になる点としては何も流してない時にホワイトノイズがする。
以前からあった物だが、感覚としては短くはなったと思う。ただ、やっぱりしているのは変わりない。
音切れる時と入る時に『プチッ』って音はするので、そこは仕方ないって感じなんだろうなあ…
この辺りは『owspro』の方が良いかなと思う。
〆
ということで、『Oladance OWS2』のレビューだったが、いかがだっただろうか?
前作である『Oladance』から進化したポイントというのは、マルチポイント、バッテリー、音の諸々のシステムの進化、Bluetoothバージョンがアップと、なんか地味だなと思われるかもしれない。
ただ、確実に初代『Oladance』の欠点という所を埋めてくるアップデートという言い方ができる商品となっている。
元々からめちゃくちゃ良かった『Oladance』を大幅アップデートするという形ではなく、良さを生かした上で欠点を確実に埋めてきて、完成度を高めてきたなあと感じる。
まぁ大幅アップデートは『OWS Pro』の方なので。あっちはあっちで凄いしっかりと変更されて良くなっている。
価格差がある中でどちらを選ぶのか、中々難しいところだけど…いや、『Oladance』系統はどれ買っても損することはないと思っているのだが。いやマジで難しいよコレ(
以上。