ちゃろ~、おにじです。
今回は脱獄の話題。
A7〜A11のデバイスで使用可能な、(理論的に)永久に脱獄が可能なcheckm8をベースとした脱獄ツール、checkra1n。
筆者も現在もこの脱獄ツールで脱獄を続けている状態だ。
現在はunc0verという選択肢もあるわけだが、こちらは現在のiOSでは脱獄出来る訳ではない。
先日WWDCが開催され、複数の発表がされた。
その中にiOS14があり、すぐにiOS14のBeta1が登場した訳だが、まだ現在の最新版checkra1n 0.10.2では対応していない状態である。
しかし、現在iOS14脱獄に向けての準備が着実に進んでいるようです。
既に多くの報告が
Jailbreak for iOS 14 is coming! 🥳 #Checkra1n #checkm8 https://t.co/E5z3hYgVpt
— JannikCrack - Get Dayn on Chariz! (@JannikCrack) 2020年6月24日
Shoutout to @s1guza, @sbingner, @DanyL931 and the rest of the @checkra1n team working extremely hard on bringing this to you. Absolutely awesome stuff! 💖
— Jamie Bishop (@jamiebishop123) 2020年6月25日
checkra1n制作陣等、脱獄界隈の方々から既に動作しているスクリーンショット等が公開されており、結構進んでいる模様です。
こういう対応の早さは、端末自体の穴を突いており、対策が不可能であるBootROM Exploitのcheckm8だからこそ出来る所。
iOS13.5.1で対策が行われたunc0verとは違う点だろう。
既に、checkra1nやcydiaが入っている所を見ると、やはりテンションが上がる所だろうか?(Tweak側の対応が必要な場合が大半になると思われるので、満足に使用できるかどうかは別とは言え)
Tweak側の対応も進む
既に、『Cydia Installer』のアップデートが公開されている。
1.1.36となった今回のアップデートでiOS 14 Beta脱獄に対しての対応との事だ。
Cydia Installerのアップデートは、起動できない等の不具合がある場合もあるので、『PowerSelector』を入れておいて、LDRestartで脱獄を解除しない再起動をすることで改善する場合があるので、不具合が発生したらやってみることをお勧めする。
なお、これはあくまでもiOS14 Beta1への対応の為、iOS13での脱獄ではアップデートをすると新たな不具合が発生する可能性もあるので、もう少し待ってからのアップデートの方が良いかもしれない。
Beta中に脱獄可能になる可能性も?
iOSの数字が変わると、結構内部構造が変わる場合もある事が常である中、Beta1の時点で結構な作業が進んでいる印象。
前述の通り、すぐに脱獄が出来るBootROM Exploitがある状態であるという部分が大きいのだと思う。
正式リリース前に脱獄に対応する勢いまで感じる。
ただ、あくまでもBetaでの動作なので、正式版リリース時に新たな問題が発生する場合もある。
開発者さんの動向に今後も注視していきたい。