おにじと申します。
今回は、エロゲ体験版感想記事。
ついにエロゲも下半期、年末に至るまでの作品の情報が出てきた。
正直個人的には物足りなかった上半期。
それは、単純に作品が肌に合わなかったのか、良くなかったのか、もしくは作るべき所が作らなかったからかは分からないが、
今回は年末登場組のご紹介。
Purple softwareから『クナド国記』の体験版が公開されたので、プレイしていこう。
プレイ前所感
当ブログで、Purple softwareの作品の記事を書くのは、二度目である。
前作である『青春フラジャイル』(2020)の体験版記事を上げている。
が、結局製品版は上がらなかったのは、単純に買ってないからである。
なんか買うまでに至らなかったのである。このため、結局パープルの作品は一作品も製品版はプレイしていない状態が続いている。
今作は、『Purplesoftware 4th live +streaming』にて情報が解禁された最新作である。
恐らく、パープルファン的に大きなポイントなのは、今回の企画・原案・シナリオが御影である事だろう。
Purple software×御影となるとやはり、近年のパープルにおいての評判が良い作品の一つである『アマツツミ』(2016)、『アオイトリ』(2017)が想起されるのではないだろうか。
今作においては、この過去2作品とのつながりというものは存在しないという事らしいが、やはりその雰囲気を想起させる要素は少なくないようである。
今作は、端的に言うと『復興モノ』という感じっぽい。
まぁある意味での『異世界転生モノ』な気もするが。
1000年の眠りから目覚めた主人公が、現代の事を伝えていくという感じとぼんやりと見て思った。
パープルの特徴として、初登場から体験版の登場が基本的にノータイムな上に、全てにおいての説明がめちゃくちゃされる所。
まぁ作品のイメージとしての齟齬がない努力というのは認められるべきだと思う。
まぁめちゃ長いし、ここは本当にルート構造とか言ってくれるので、まぁ理解は早い。
この辺りは、石川泰の方針が強いのだろうと推察されるが。
弊社は何作か前から正式サイト公開と同時に体験版・特典の完成イラスト公開。内容解説(紹介ではない)を行っています。買った後「思ったのと違う」という齟齬を減らしたいと思う一環です。延期ももう長いことしていないと思います。現状色々言われるこの業界における我々なりの誠意です#クナド国記
— 石川泰 (@purple_ishikawa) 2021年8月26日
エロゲへの情熱がある事は本当に褒められるべき所である。
というかエロゲってなんで延期とかそういうのが平然と認められてるんだろうか。新参にはよく分からん。
まぁ未完成品送りつけられるよりはマシではあるんだけど、なんか延期するならそれなりに納得出来る奴が良いけどそれも個人差だしな。
こう考えると、なんでラプラシアンが全年齢に回ってプリンキピアが出来たタイミングで、パープルの絵師である克が、『力の入った作品の多くは延期する』とか言ってしまったのか、なおのこと分からなくなったが。
まぁ、何も考えてないのか、ラプラシアンにはお世話になってるから手早く擁護してあげたかったのかそういうのだと思うけど、ほんと余計な事言わないほうがいいよって毎度思う。まぁ本当に絵師、絵描きってそういうもんだし別に良いけど。
…本筋から逸れた。
まぁ作品としてはパープルっぽくない作品なのだと思う。
やってないから知らんが、でもそうじゃないことくらいはなんとなく分かる事である。
あと全員脳筋の体育会系らしい。こわ。そんな空間いたくねえ(率直)
声優陣はもうそれはびっくりするくらいいつものパープル。
設定がいつもと違うというところで、声優陣は安定を選択したのかもしれない。
センターが秋野花です!の段階でもう安心できるだろう。
で、蒼乃むすび、小波すず、鈴谷まやが攻略キャラ。安定である。
しかし蒼乃と小波いっつも2人でいるな(そんな事はないけど多いよ間違いなく)
OPと思われるティザームービーは今回もSyamoという事で。
『青春フラジャイル』のムービーの作り方も好きだったが、今回も割と好きな感じで個人的には嬉しいところはある。
ちょっと気になるのは、主人公が映る回数が明らかに過去のパープルより多いこと。
『青春フラジャイル』でも映ってはいたのだが、それにしてもやたらと映る。
これはティザームービー時点で気になっていたが、ストーリーでも主人公の正体という所が書かれており、これはなにかありそうだ。
世間の評価的にここ最近の2作はそんなにいい評価というわけではなかった(別に極端に悪かったとは思わないが、やっぱり良い時と比べると良くはないという意味で別に最近のパープルがダメとか言いたいんじゃないよ)
と思うので、ここにきての御影企画原案は割と結果が求められている所もありそうな気は外野からはしている。
作風が今までと結構違う雰囲気だが、なんとなくの方向性は見通せる所もあるし、何せ公式サイトの説明が非常に詳細である。
体験版では、雰囲気とか、文章として面白いかどうかとか、実際の作品としてどうかみたいなところを見ておきたい所か。
UIチェック
安定のCMVSエンジンだが、筆者はパープルのエンジンそんな好きじゃないです(直球)
大丈夫シルプラよりは好きだよ(急にほかを殴るな)
システム設定。
オリジナル解像度は1280×720。
色々と設定はあり、曲名表示設定とかもある。
パープルおなじみの可変表示がデフォルト。とりあえず筆者は可変のままにしているが、固定が所謂普通のやつである。
その他設定。
フォントとかの表示はここに入っている。
テキスト送りとかの設定は割と充実している。
ただパープルだけなんだよな、『未読テキストをスキップしない』設定をオンにしてるとCtrlスキップすら出来なくなるの。なんでこの挙動なんだろう(
音量設定はマスターの設定もあるし、音声再生中のBGM音量の設定も結構細かい。
クセは強いがこのエンジン、悪くはないんだよね。
キャラ別の文字色設定はある意味で、可変であるパープルならではの機能。
あまり変える必要性は感じませんけど、設定があることに越したことはないと思います。
基本ゲーム画面。
とにかくこの可変がパープルの特徴。まぁ昔はあったし、あと可変すると言えばALcotとかも可変の時あったよね?
筆者がこのエンジンの一番好きじゃないのは、透過でボタンが出るのは良いんだけど、とにかくデザインがダッセえ事なのだが、まぁ機能としては優れてはいるとは思う。
ただお気に入りボイス機能とかはない。
あと、マウスジェスチャ機能や、メニューの設定があるのだが、これがコンフィグにまとめられておらず、実質的に設定と言えるのが二つに別れているのも親切ではないと思う。
…まぁ、別に良いけどね。僕はシル(ry
ただ、こちらゲーム中断機能があり、実質的なサスペンド機能です。
バックログ画面。
下に書いている挙動のとおりです。
名前が出てくると、顔の所にデカデカと名前が入りますね。
雑感
『人類の命運を賭けた戦いは、100日前に、終わりました』
からスタートする今作は、ここでは名前は明かされませんが、夏姫(CV:小倉結衣)のセリフから始まる。
このポジションがなんか過去作を思わせる所があるらしいが、まぁ知らんからそれはそれとして。
荒廃した教室とも思える場所にいる彼女から、主人公に聞くという所から始まる。
ここで彼女から”言霊”という能力を貰って、主人公が目覚める。
これは『断定系や命令系の言葉によって耳にした人物や世界を従わせることが出来る』というある意味でチートじみた能力を貰うのだが、これがまったくもってチート感がないのがこの世界観の面白い所。
この作品、『異世界転生』風味と『チート能力』風味というなんとも今どきで使い古された要素が入っているはずなのだが、あまりそういう感じがしなかったりする。
起きたら逆さま、記憶喪失。
歓迎のされ方としてはめちゃくちゃだが、主人公の中の理性もめちゃくちゃで暴走しまくるというなんともという感じである。
こういう所がキレイなのは、やっぱりわいっしゅが背景に絡んでいることが大きい。
見たほうが早いというのは間違いないよねこういうのは。
1000年の時を経てというのを端的に示す方法としては、分かりやすく印象に残るものではないだろうか。
春姫、とりあえず可愛いですね。この外見でご飯大好きキャラなんですけど。
あと体験版を通して、CVである秋野花の演技に基本的に感心しっぱなしだったのは間違いない。
この人の緩急は本当に凄いんだよなあ…
1000年戦うことしかしてこなかった人類は、戦うこと以外が分からない。
そして、いつ死ぬかもわからないから、人は仮面を被り生活することが当然となっているような、戦いが日常だったからこその変わらざるを得なかった所が見えてくるのはなんというか生生しさを感じる所でもある。
主人公は、ここから”希望”や”幸せ”を生み出すという目的が始まっていく。
昔の事が音声記録として残っている訳だが、その音声などを頼りにしているからこそ『関東』が『カント』となっているとかも設定としては面白い。
春姫の行動というのは非常に重いモノというか、言霊によって自らを縛り、主人公を信じるという行為をしている。
なぜそこまで信じられるのかという所にもなるとは思うのだが、こういう所も色々と効いてくるんだろうなあとは思う。
英雄である、夏姫は死んだという事になっている。
しかし、作品頭に登場している通り、何かとして存在はしているっぽく思える。
そして、主人公は一体何者なのか?という所も作品として掘ることを改めて明記している。
こういう所は、やはりティザームービーの段階で主人公が映る機会がいつもより多いと感じた所で思ったとおりだったとも言える。
そして、このプロローグと言える所の最後に、このような表示が出るのだが、恐らくこれは暴走した理性というところなのだが、こういう所含めて、主人公には何かあるぞというのは常に提示され続けている。
二人目のヒロインである優里。
明確に目の敵にしている雰囲気のある融通の効かない一般人である。
能力持ちとかではない一般人。
漢字が読めない一般人。今は識字率は50%くらいらしい。この辺りでもこのカントという国の実情が見えてくる。
しかしこのヒロインの最初が嫌パンCGだとは思わなかった。なんというか、キャラの設定と、主人公の言霊の設定を上手く活かした持って行き方だったなあと思いますw
融通の効かなさが端的にわかる所でもありますね。
急にぽっと出の主人公に権力が与えられたことに納得が行っていないらしい優里。
まぁそりゃそうだよなという所の一般人的考え方とも言えるけど。
自分には何を遠慮なく言っていいよという事で、この2人の関係性もちょっとずつ体験版の中でも変わってくる所がありますね。
ただまぁ、この優里は倒した黒神の残骸から、主人公が眠っている機械を見つけたとかが原因で急に平民から警護ポジになってたりと、このキャラも割と苦労人になりそうな感あります。
これでメインヒロインが揃う、双子の登場。
右が姉の茜で、左が妹の葵。
明らかに姉が脳筋で何も考えてなくて(言い方ァ!)、妹のほうが話が分かる。
CVは蒼乃むすびと、小波すず。お前らいっつも一緒にいない?定期。ついに双子でこのペアを見るとはねえ…
ただ葵の方が明らかに怖いと思う。物分りは良いんだけど、姉の方針には従うし、
で怖い。能力者モノというのは溢れているけど、それが当然となっている世の中ではある意味でモラルがない(モラルが必要ではなかった)というのを表している。
キャラに対しての能力の高さが凄まじい為、主人公は言霊という能力を持っていても、全然チートになりえないというわけだ。
所謂日常的な事が基本起きない作品であり、ある意味で息継ぎをするタイミングにこまる作品だと思うが、こういう所の書き方とかは好きだったりする。
なんというか、春姫の表情が多いんですよね、温泉で掛け合わせの話して普通に照れたりとかもするんだけど、終わってみればケロッとしてたりするし、
この春姫さん顔が多すぎて、ある意味で怖い気もする。可愛いんだけど底しれないんだよね。
わ、遠野そよぎだ。
という事でこちらは燕。
一番脳筋じゃない八剣だと思うよ、自分の血が傷とかに効くとかいうヒール側の能力持ち。
この2人は幼馴染なので、春姫のまた違った一面が見れます。この人一面が多いなあ(
多分このキャラが陥没枠だと思うんだけどなあ…
あと、この2人との会話中に『上の名前が存在しない』事が明確となる。
家族で暮らすというモノもないし、戦死者がでる環境だからままならない。そうしていると孤立する子供とかが出てきたりするから。
子供と弱者は全員で面倒を看ることで、社会的なセーフティを作っていたという考え方は、この時代としては賢いものではあるのだが…
そして能力者が強すぎるからこその不安定さを露呈させているとも言える。
そう考えるとやることは山積みであることは間違いないよなあと。
制服を作ってもらうのが、そういうの出来る染さんである。妊婦さん。
デザイン感性が現代チックであり、職人としての気質を大きく感じる方ですね。
春姫、身長が低めなの気にしているらしいとかも分かったりする。
鉄鬼が完全に消えたわけではないというのは現実ですね。
そしてその質量と無個性さというのも異様で、そりゃあっという間に文明を失った人類は大変なことになるよなと。
というか、金属が使えてもどうなるんだよそれって感じだしな。
そして、ここでの春姫の強さと、異常な危険さというのを感じられる所ですね。
生身の人間が言霊だけでこの鉄鬼を倒すことがどれだけのことなのか。
そこにはあらゆる物を信じるという、簡単で一番むずかしいモノが求められていると。
一瞬で倒したように見える物であっても、それは言霊で加速しているからであって実際はそうではなく、かなりの長さの戦闘を行っている事だったりも分かったりする。
主人公にその覚悟があるか?と言われればそりゃ無理な話でしょう。
現代人である主人公にそれは厳しい。常識が違いすぎる。
黒神から見つかった主人公。
茜は『黒神の落とし子』という表現をしていたが、なにもないはずはなく…と言った所ですね。
非常に近代的(いやこの世界では古代なんだけど)な部屋は、カントの下に埋まっている塔の最上段。
ここには奈落という穴が存在したり、古代の研究をするには必要な場所だが、なにか危険が潜んでいることも間違いないようである。
まぁこの辺を文字通り掘っていくのは製品版でしょうね。
ここと黒神周辺とかはそれこそ話において重要なポイントになるんでしょう。
意外と登場人物紹介が終わりませんね、こちらは識。CVは野々村紗夜。
頭の良い変人って感じだが、まぁ大概こういう博士ポジってこういうもんだからね、仕方ないね。
制服可愛いね、可愛いね。
時代ナイズされている感じが、染さんのデザイン感性を感じる所でもあります。
というかやっぱり一般人である優里、普通だからこそ可愛い所あるんだろうね。
主人公も学校の意義についてはめちゃくちゃ考えていましたね。
確かに、鉄鬼が出てから能力者が出てきたことを考えると、ある日急に能力が使えなくなる可能性というのもありえるよね。
そして、八剣とかが勉強に熱心に思えるのは、それは生存戦略であるからという描写も、なんというか分かりやすいと言うか、こういう色々なところでこの時代の人間の人間性というのが分かりやすく示されているのかなと思いますね。
エロゲSDでおなじみ、こもわた遙華先生のSDですね。
相変わらずの可愛さですね。(それ以外の感想は…?)
優里は良い一般人のサンプルではあるんですよね、だからこそ優里は象徴になり得る存在。
主人公は非常に合理的な考え方ですし、それこそ恨んでくれて良いとまで言うんですから、ある意味で利口なんですよね。
まぁ無論反発されたりするんだけど、まぁでも全体を本当に根本から動かしていくことを考えると、そういう犠牲は存在するとは思いますね。
ある意味で常識人なのは燕だけな気はします。
まぁこの人も変なところはあるけどね。
定期的に夏姫パートが存在するような感じがしますね。
まさかこの流れでエッチするとは思いませんでしたけど。
今作パープルの割にはエッチシーンが多くないらしいです、まぁ話の流れ的に自然にエッチ出来る流れを作れるかという所が一番でしょうしね。
筆者は濡れ場にものすごく興味があるわけではないので、別にいいですけど。
あと今回の原画、克以外にもうひとり、アサヒナヒカゲがいるわけですが(まおかつ!の人なんだなって)こちらのエッチ描写とかは結構ちゃんと綺麗だし大丈夫じゃないかなあと。
ただ、克の強さというのは終盤のCGとかだと思うので、春姫がアサヒナヒカゲである以上、クライマックスはアサヒナヒカゲのCGが使われるというところで、そこでの破壊力などをしっかりと出せるのか、
そして、克の強みは表情とかの所があると思うので、そこにどれだけ頑張れるのかというところでしょうか。
お世辞にも絵柄は似ていないと思いますし、違和感がないかと言われるとあるにはあるんですが、こちらが大きな減点ポイントにならないのか(特にパープルファンがどういう反応をするのかという所がなんだかんだ一番重要だと思う)が、商品版に向けての争点の一つになるでしょうか。
なんだかんだ克原画の所もあると思うしね、強み。ホントお前はTwitterをやめた方がいい、一生マイナスしか出してない。
しかし春姫も所詮カントの人間みたいな所ありますよね。
というか荒療治というか、容赦がないというか。
どういう表現が正しいんだろう。でもそうなんですよね。
勿論目的の為なんですけど、その目的の為というへのやり方が強引というかめちゃくちゃというかね。
主人公が”鉄で出来ている”という事実。
恐らく鉄鬼が作り出した人間のようなもの…こういうのを見ると『ストライクウィッチーズ』の”人形ネウロイ”とかを思い出してしまうなとか。
主人公は人であり人じゃないという感じが正しいのかなあとか。
主人公のちからの半端なさったらないので、こりゃ人間じゃあねえわという感じが端的に現れていたと思いますね。
あと、鉄鬼がバキッ!ってなる時の筆フォントでの表現、これも割と好みですね。
ADVにおいて、フォントでの表現という所が基本だけど、ああいう全画面を使った表現は面白いのかなと。バックログでは普通にフォントで表示されているので、ここではフォント表示は空白にして動かしてるんだろうなと。
春姫の考え方、やり方というのは結果的に成功しましたし、こう収まるのが理想ではありますが、割とめちゃくちゃ。
とはいえ、主人公である信は鉄鬼で、敵である可能性を考えるのであれば、ちゃんと戦える人間は用意していたし、まぁちゃんとセーフティはあったとは思うけどもw
でもそれだけの覚悟で主人公の事を信じているという言い方もできますしね。
春姫はなんというか、姉というめちゃくちゃ強い存在がいたこともあって、色々と歪んでいる所もありそう。最後に攻略できるヒロインですし、本当に侮れないんだろうなと言う感じがあります。
体験版の締めの一つとして主人公がいきなり演説させられますけど、割といいこと言ってると思いますね。
民衆の支持を集めるとしては十分なものだったかなと。
夏姫と黒神は何かやってるのは間違いないけど、まぁこの辺は製品版で。
〆
作品としての雰囲気は結構良いし、見える所もありつつ、予想できる所もありつつ。
色々と分かったところもあるし、気になる所もあるのかなという印象。
まぁ声優陣に関しては非常に安定しているし、その上で割と既存キャラとかを想起させないような演じ分けが出来る方も多かったので良かったかなと思いますね。
気になる所と言えば…そもそも『クナド国記』なんですよね、『クナド』ってなんや?という所ではありますよね例えば。
とか、春姫、夏姫、冬人がいて、なんで秋に関する人がいないんだろう?とか。(姉が2人いて両方ともって言ってたからもう片方が秋だったのかなあ)
そういう地味なところとかもそうだと思いますしね。
こうテンプレそうでテンプレじゃないし、時代としては新しいんだけど文化としては古いとか、色々◯◯そうで、◯◯じゃないってのが多いかなとかは。
過去の御影パープル作品をやっていないので、純粋に楽しめている所もあるだろうけど、どうなんでしょう?割と世界観が違うから過去作とは違うんだろうか?
一応繋がりはないということらしいので、これ単体でも大丈夫なのかなと。
キャラの方向性ははっきりしてますし、構成とかも分かっているので、割と素直に期待できそうな感じも。
まだまだ12月作品は出揃っていないのでなんとも言えないが、年末注目作品であることはまぁ間違いないだろう。
以上。