【追記】
2022/5/9現在、リアリズムMODLiteはHotfix(現在の最新バージョンに対応する修正)が行われておらず、正常に動作しません。
これはフルバージョンのリアリズムMODのBetaなどの製作、動作チェックが行われている関係だと思われます。
当記事で掲載しているLiteは現在最新のFIFA22では動作しませんので、ご注意ください。
おにじと申します。
今回は、FIFAの話題。
efootballが非常に残念なことになっている事もあり(ガンバレコナミ)FIFAをプレイされている方も多いかもしれない。
今回はPC版(PS4とかPS5では出来ないよ)においての大手MODであるFIFER氏の『Realism MOD』のLite版がパブリックで公開されたので、FIFA22においてのMOD導入方法についてご紹介していく。
筆者まだFIFA側ではMOD作ってないので(まぁ将来的にはFIFAでも固有フェイス作れたらええんやけどね)とりあえず動かす側だけご紹介していく。
基本的にFIFAのMODはOrigin版が前提です。
Steam版でどうなるかは筆者は知らないので分かんないです。
- 英語実況にする
- FIFA Mod Managerをダウンロードしよう
- FIFER's FIFA 22 REALISM MOD LITEを導入してみよう
- 他のMODをちょっと紹介しつつ、Managerの使い方をもう少し解説
- Editorも初期設定だけ紹介しておく
- 他の今後入れておくべきツール
- Cheat Table
- RDBM
英語実況にする
別記事でやってます。
ただ今作配列によって出来ないタイミングがまた出るかもしれない。
FIFA Mod Managerをダウンロードしよう
FIFAでMODはを始めるに当たって必要なのが、『FIFA Editor Tool』と呼ばれるもの。
『FIFA Editing Tool』はMODを制作する『Editor』と、作られたMODでFIFAを起動、MODを管理できる『Mod Manager』が存在する。
使用する場合は『Mod Manager』が必要なので、そちらを中心に解説していくぞ。
とりあえず、Mod ManagerのDownloadを押してみよう。MEGAが開かれるので、ダウンロードしてみよう。
【追記】
現在、公式のリンクがしんでいるという状況が続いているため、ミラーを当ブログで緊急で掲載中です。
ダウンロードしたZipを解凍しよう。
解凍するソフトは、7-zipでも、CubeICEでも。解凍できたらなんでも。
エラー出にくいのは7-zipかなあ…?
起動すると、最初ゲームを選ぶ画面になると思う。
自動でFIFAの場所を基本的には特定してくれる模様。なかったら『Scan of games』を押してスキャンしてみよう。
今回は『FIFA22』を使うので、FIFA22をクリックして、右下の『Select』を押そう。
『Select』の左にある『Make Default』をオンにすると次回からこの画面を開かずに一発で次の画面が出てくるはず。
基本画面はこんな感じ、空っぽだとこういう感じ。
とりあえずここまで準備できれば、次はMODを準備しよう。(使い方は下に書くぞ)
FIFER's FIFA 22 REALISM MOD LITEを導入してみよう
では、今回はリリースされた『FIFER's FIFA 22 REALISM MOD LITE』を導入してみよう。
このMODはまだLiteとあるように、いつものリアリズムMODの要素の大半を含んでいない簡易版。
今回のMODは、ユベントス、ローマ、アタランタ、ラツィオ等のライセンスがないチーム(ピエモンテ、ローマFC、ベルガモ、ラティウム)のチーム名やユニフォームをリアルに出来るMODという感じだ。
こちらのページを開き、『Download Lite』を開くと、Patronのページが開くので、下にスクロールするとMediafireとMEGAのリンクがあるので、どっちでも良いのでダウンロードしよう。
こちらも解凍しよう(実際今回の場合は解凍しなくても直接入れれたりするのだが、別個での動きとかでややこしいので、解凍して入れるほうが安全だと思います)
解凍して出てきた『FIFER's FIFA 22 Realism Mod Lite.fifamod』を、先程準備したMod Managerにドラッグ&ドロップしよう。
するとインストールが行われる。
いれるとこういう感じで、表示される。
この状態になれば入ってる。ただまだ作業は必要。
左下にボタンがあり『Import Mod(s)』『Remove Mod(s)』『Apply Mods(s)→』とある。これを触る。
今回は、『FIFER's FIFA22 Realism Mod Lite』を左クリックで選択したあと、『Apply Mods(s)→』をクリックしよう。
すると、右側に表示が出たと思う。
この右の表示が出ているMODが、実際に起動時に適用されるMODだ。
この場合、『FIFER's FIFA22 Realism Mod Lite』が適用される。
これで、上の真ん中の方にある『Launch』をクリックするとFIFAが起動する。
MODで起動する場合は、このMod Managerを開いて、ここから起動しないといけない。
OriginやSteamから起動するとMOD適用なしで起動する形になる。
『Launch』の右にある▼を押すと、『Delete FIFAModData and Launch』というのがある。
これは、MODを起動する際、FIFA22があるフォルダに『FIFAModData』というフォルダが自動的に作られて、そこにMODのデータが入って起動する仕組みにおそらくなっているのだが、それを一回全部削除してから起動する…という物だ。
これは、リアリズムMODとかの場合はバージョンが変わった時とかにこっちで起動することをオススメする。
基本的にMODは最初の起動時に適用されて、そこからはキャッシュがあるので素早く起動できるのだが、MODの中身が変わっているのにそのまま起動すると不具合が出る時や、正しく適用されない場合がある。
なので、適用するMODを変えた時はこっちで起動すると、エラーを吐きにくくなる…みたいなふうに思っていれば良いと思う。
これで起動すれば、リアリズムMODライトが適用されるぞ。
最初は読み込みに時間がちょっとかかるが、待っていれば大丈夫なはず。
この辺の読み込みもFIFA21から比較すればだいぶ早くなりつつある。
もし入れて起動して変わってない場合、一回Mod Managerを再起動してみるとか、『Delete FIFAModData and Launch』で起動してみたりすると行けるかも。
基本的に今はこの辺をちゃんと実名にすることと、現在FIFA22で起きてるユース関連のバグを潰してくれていたりする。
ここから、リアリズムMODはLiteから正式版へと開発がおそらく進む。リアルな移籍金とかから始まり、監督の固有フェイスや、選手の固有フェイス、ゲームプレイのMOD等、とにかく多岐にわたるMODになる予定。今作も筆者は日本語翻訳とかを中心に協力する予定。
クラッシュしてしまった場合は?
今の所遭遇していないが、クラッシュしてしまう可能性はある。
1、バイナリエディタ開きっぱなしって事はないか
英語実況の作業をした直後に…という場合は、バイナリエディタを開きっぱなしにしてしまっている時がある。
バイナリエディタは閉じないとFIFAは起動しないので気をつけよう。
2、一旦FIFA22のフォルダにあるMODデータを削除してみよう
これは、FIFAのフォルダにMODデータを削除するのであって、ダウンロードし直すというわけではない。
『自分がFIFAを入れたディスク(何もしていなければC:)』→『ProgramFiles等』→『origin games』→『FIFA22』の中にある『FIFAModData』を一旦削除してみよう。
これで、もう一度Mod ManagerからMODが追加されるようになり、解決する場合がある。
また、この時はまたコマンドプロンプトを聞かれる場合が多いが、変わらず許可しよう。
3、fifasetup.iniを弄ろう
『C:\Users\ユーザー名\Documents\FIFA 21』の中にある『fifasetup.ini』を開いてみよう。
その中に『DIRECTX_SELECT』という文字列があり、これが『0』になっている場合がある。
これを『1』にすると、治る場合がある。
以上が、基本的なクラッシュ対処法となる。
他のMODをちょっと紹介しつつ、Managerの使い方をもう少し解説
日本のFIFAのちょっとしたMODと言えばししょうさんみたいな所がある。
いくつかMODがあるが、今回はクラブ名を英語にするMODをご紹介しておく。
他のMODは動画の方を見てもらうとして…
こちらはチームの表示を英語にしてくれるMOD。
半角カタカナがダサい所もあるので、これは良いかもしれない。
各公式でのフォントもしっかりこれで適用されていい感じ…
こういう複数MODを使う時の注意点としては順番。
基本的に後から入ったのが下に入っていく仕様となっている。
下の方がMODとしては優先される感じ。
今回は文字を英語にするのを優先してほしいので『Team ENG』を下に設定するのが正解。
固有フェイスMODとかで重複している場合とかも、この順番をしっかり活用すると、欲しいフェイスが表示できる。
右の上下ボタンで、簡単に順番は変えられる。一番上と一番下に一発で行くボタンもあるぞ。
Editorも初期設定だけ紹介しておく
Editorは初回起動時に設定が必要。
Keyが必要なのである。
こちらはFIFER氏のサイトにあるやつをコピペしてこよう。
【Copy Text】を押すだけでコピーできる。
ペーストして『Continue』をクリック。
すると、初回起動時は特にゲームデータをしっかりとロードするので時間がかかる。
ここは待とう。
筆者は起動時、途中でこんな表示が。
SDKが何か分からんが、とりあえず普通にFIFAをOriginから起動して新しい情報を取得する必要があるぞてきな感じ。
『Next』を押そう。
すると待機画面になるので、普通にOriginからFIFAを起動しよう。
ランチャでプレイを押して起動する。
すると、こちらも動き始め、データを取得していく。これも時間がかかるので暫く待とう。
完了するとこんな感じ。とりあえず『Finish』で再起動して、新たなデータでもう一度構成するのを待機しよう。
完了するとこの画面に。
ここからユニフォームとか、固有フェイスとか作ったりして、MODを作っていくんだけど今回はしません()
他の今後入れておくべきツール
PC版のFIFAにおいてのツールは他にも存在する。
ここでは2つのツールを紹介しておく。
どちらも、固有フェイスMODで使う事が多い。筆者は基本的には先に紹介するCheat Tableをよく使う。RDBMは最近あんまり使ってない…
Cheat Table
まずはAranaktu氏が作っているCheat Table。
これは、Cheat Engineをベースにしたもので、本当に色々な事が出来るぞ。
基本的に新規バージョンはアーリーアクセスでPatronでサブスクしている人間に一週間早く配布されているが、パブリックリリースされている方で十分だと思う。
まず、ベースとなるCheat Engineをダウンロードして、
その後Aranaktu氏のPatronからCheat Tableをダウンロードしてみよう。
https://www.patreon.com/xAranaktu/posts?filters%5Btag%5D=CM%20Cheat%20Table
こちらの固有フェイスとかの話はFIFA21の時に書いたので、それをそのまんまここにはっつけておく。
何も変わってないはずなので。
後から追加された固有フェイスをプレイ中のキャリアモードに適用
実用的なところでは、FIFAは定期的に固有フェイスが追加されるが、キャリアモードの最中だとそのデータは更新されない仕様となっている。
それを途中で変えることが可能になったりする。
例えば、ファン・ヒチャンは最初は固有ではなく、後で固有フェイスが追加された選手の一人。
当初から始めていたキャリアモードでは非固有のままになってしまう。
これをCheat Tableで見るとご覧の表示となる。
『Appearace』タブの『Has High Quality Head』を『Yes』に変更。
『Head Class Code』を『0』に変更して、右上にある『Apply Changes』をクリック。
これで再度読み込んでみると(他の選手に一旦してから、すぐ当該選手に戻すだけでOK)
このように固有フェイスにすることが出来る。
このような使い方が、まず実用的な使い方の一つと言えるだろう。
この手法を使って、MODでは実際にはない固有フェイスをMODで作って、今回は弄らなかったが『Head Asset ID』を変更したりすることで実現していたりする。
MODの場合は、テキストファイルとかで指定されている『Head Asset ID』にすることで適用する感じ。
キャリアモードで選手キャリアを経由せずに固有フェイスを使用する
また、キャリアモードでは基本的に選手を引退させて監督になるしか固有フェイスでの監督というのは不可能な仕様となっているが、このツールを使用すれば、それも可能だ。
『Memory View』→『Tools』→『Lua Engine』からスクリプトを開く。
スクリプトは『Cheat Tools』をダウンロードしたときと同じファイルの中に『User Scripts』というフォルダがある。
多数のスクリプトがあるが、監督のHEADを変えたい場合は、『custom_headasset_to_manager.lua』を使用する。
このスクリプトでは[]の中にTEAM ID、=の後にHEAD IDが必要となる。
ここから検索することが可能(編集→検索と置換)なので、目当ての選手のIDとチームのIDを探しておこう。
ここの数字を決定したら、前述のようにスクリプトを読み込ませて『Execute』で『Done』になるまで待とう。これで適用できるはずである。
これで現役のリベリーの顔を持ってきたり、
アイコンにいるアンリのデータを持ってきたりすることが可能になる。
使ったらチートな機能を紹介
色々とチートが出来るのが、このCheat Tableの面白さ。
ゲームにおいてのあらゆる事を制御できてしまうので、使うと面白くないと言えば面白くない所もなくはない。
例えば『Gameplay』を押して、『Unlimited Substitution(USER)』をオンにすると、交代出来る選手の数が無限になる。
まぁベンチの人数を無限にできるわけではないので、その試合で入れられる控え選手を全員試合に投入できる感じ。
『Club Finances』は移籍金の量。ここで数字をいじれば普通に増やしたり、減らしたり出来る。
ちょっと前からクラブへ言って移籍金を増やしてもらうことができなくなったFIFAだが、そういうのをやることもできちゃう。
『Training』では練習を全部オールAにしてくれる奴もある。これは楽。
『Fitness』『Morale』『Form』『Sharpness』は選手全体における体力や士気、鋭さとかを変えられる。
これで良いやつにしておけば、いつでも+5とかでやれる。やるかどうかは別として。
…そりゃみんな良かったら理想だけども!ってやつだね(
ユースも強いのいくらでも出せてしまうし。
ホント何でも出来ちゃうんだよねえ…(
RDBM
こちらはセーブデータをいじる事でデータを変更できるRDBM。
この説明はまた今度にしようかな…
前作ではリアリズムMODでのレフリーフェイスとか、カンプ・ノウレプリカとかで使いましたね。
ということで、まだリアリズムMODが正式版じゃないとは言え出て、これからまた色々と進んでいきそう。
FIFAはMODありきになりつつある。だからPC版でもNext Genに対応して欲しいところなのだが…