【1月26日追記】
直近のアップデートで、10/7に起きた配列になっているという情報を得ました。
万が一【jpn_jp】のすぐ後ろに【jpn】がある場合、英語実況に出来ない状態となります。
筆者現在リアリズムMODの関連で最新バージョンに出来ておらず、現状自分で把握できておりませんので、未確定の情報です。
【12月8日追記】
アップデートが行われましたが、パターン3で対応可能であることを確認しました。
【10月23日追記】
アップデートにより、可能な状態となりました。
ただアップデート毎にバイナリは変更されるので、また出来なくなる時期が発生すると推測されます。
【10月7日追記】
現在、アップデートによっての配列変更で、上手く行かない状況となっております。
原因は恐らく分かっているのですが、解決する手立てがEA側がバイナリの配列を変えてくれることを期待するしかなく、どうしたものかなと思っているんですけども…
とりあえず現状は英語実況にする方法が見つかっておりません。
おにじと申します。
今回は、FIFA22が発売されたので、毎度のごとくPC版では日本語実況しか使えないのを、無理やり英語実況を読み込ませようというお話。
通常版を買って、30分くらいこねくり回したら見つかった。
ただ、またバージョンアップとかで変わるかもしれないので、そこらへんは注意。
※この方法は、ゲームのデータを少し改造する事になります。アップデートの度に操作が必要ですし、フリーズ等の原因となる可能性があります。予めご了承ください。
過去作の日本語実況出現方法はこちら。
では、さっそくやっていこう。
基本的にはFIFA21と大差ないが、変更する内容が微妙に異なる感じ。
作業する前に
この方法は、アップデートの度にやる必要性があります。
また、バイナリエディタが必要です。
筆者は『Bz』というバイナリエディタを使用していますが、他のバイナリエディタでも問題ないと思われます。
恐らく問題ないはずですが、一応『FIFA22.exe』のバックアップを取っておいた方が良いです。間違えた時にこれに差し替えるだけで戻りますから。
また、今回はOrigin版を使用しています。
Steam版では何かしら異なる可能性があります。ご了承ください。
作業
1、英語実況のデータをダウンロードする
OriginからFIFA22を選択し、ゲームのプロパティから、一度言語を英語にします。
英語にし終わったら、日本語に戻します。
どちらもやる場合、ゲームデータチェックから、規約を許可する必要があるので、放置プレイには少し注意。
これで英語実況のデータをダウンロードさせることで、データが存在する状態にした。
これで材料は揃ったので、バイナリエディタを使用して『日本語実況を呼び出す所を、英語実況に書き換える』という作業を行う。
2、バイナリエディタでデータを弄る
では、バイナリエディタを開いていこう。
FIFA22.exeがあるフォルダを開いて、『FIFA22.exe』を開こう。
デフォルトの場合は『C:\Program Files (x86)\Origin Games\FIFA22』である。
(以下の画像は10月1日現在のバージョンでの表示です、少し異なる場合がバージョンによってはあると思います。あと最初の画像がコピー.exeなのは気にしないで、スクショ撮り忘れてバックアップの方でスクショしただけなので)
開いたら、『jpn_jp』と検索をしよう。
この画像の場合上の方の中央に『jpn_jp』と入れているが、これが検索欄。
これで『jpn_jp』と記載されているものを探せるので、エンターを押してみよう。
すると上記の画像のような場所に飛ぶはずだ。今回の『FIFA22』では、『jpn_jp』の記載はたった二箇所で、しかも片方は大文字なので間違えにくいはずだ。
今回はこの選択している範囲を中心に弄っていく。
パターン1(初期バージョンで起きたこと)
結果的には画像のように変更するのだが、今回も記号を使ったりするので、右側の文字の方ではなく、左側の数字とアルファベットの方を変更することをオススメする。
バイナリエディタの場合は、左と右の選択範囲がリンクするので、開始点が間違っていないかをチェック。
バージョンによっては、スタート位置が画像通りではないかもしれないので、しっかりと文字をみて確認しよう。
変更前
4A 41 50 41 4E 45 53 45 00 00 00 00 6A 70 6E 5F 6A 70 00 00 64 75 74
(JAPANESE....jpn_jp..dut_nl)
この変更前を以下の通りに変更しよう。()内は右の表記なので、これで間違ってない確認すると良い。
変更後
45 4E 47 4C 49 53 48 2E 00 00 00 00 65 6E 67 5F 75 73 5F 64 73 00 00
(ENGLISH.....eng_us_ds..nl)
dut_nlを侵食するがとりあえずきにしなくてどうも大丈夫そう。
パターン2(10月23日現在)
また出来るような配列になっている。
ただ、後ろが『ita』になってるので、書き換える場所が厳密には異なる感じになる。
『JAPANESE』の上に『jpn』があるが、これが出来ない時は『jpn_jp』のすぐ後ろにあり、これが消えてしまうためか、無音になってしまっていた。
なので、『jpn_jp』と『jpn』が連続してある時は出来ない可能性が高いとおぼえておくといいかも。(これ読んで分からなかったら読み流しておいて)
変更前
4A 41 50 41 4E 45 53 45 00 00 00 00 6A 70 6E 5F 6A 70 00 00 69 74 61 00
『JAPANESE....jpn_jp..ita.』
45 4E 47 4C 49 53 48 00 00 00 00 00 65 6E 67 5F 75 73 5F 64 73 00 61 00
『ENGLISH.....eng_us_ds.a』
これで上書き保存をして、バイナリエディタを閉じよう。
これで、英語実況が動作するはずである。
FIFA22上の設定では日本語のままとなっているが、プレイすると英語実況が登場しているはずだ。
(11/5 更新)タイトルアップデート 3
表示が微妙に変わっていますが、基本的には変更なしです。
変更前
4A 41 50 41 4E 45 53 45 00 00 00 00 6A 70 6E 5F 6A 70 00 00 6D 78 00(JAPANESE....jpn_jp.mx)
変更後
45 4E 47 4C 49 53 48 00 00 00 00 00 65 6E 67 5F 75 73 5F 64 73 00 00(ENGLISH.....eng_us_ds..)
Steam版はおにじさんの方法をやった上で、ゲームのプロパティから言語を変更(Englishに)することでうまく行きました! #fifa22 #steam https://t.co/L3kdNwCg7X
— Hirokazu Zaitsu (@zaicchan) 2021年10月6日
Steam版においては、このような方法で行えるらしいよ。(引用RTで教えていただきありがとうございます)
以上。