おにじと申します。
急にエロゲ体験版が続いておりますね。
今回は、きゃべつそふと最新作『ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world-』のプレイをざっくり。
アンミツで疲れてるせいなのか、思ったほどプレイモチベが高くない模様(
プレイ前所感
今作、『ジュエリー・ハーツ・アカデミア -We will wing wonder world-』のシナリオライターは冬茜トムである。
という事だけで、この作品の期待度というのは、否が応でも高まってしまう部分はある。
冬茜トムは、『もののあはれは彩の頃。』(QUINCE SOFT / 2017)や、
きゃべつそふとでは『アメイジング・グレイス -What color is your attribute?-』(2018)、『さくらの雲*スカアレットの恋』(2020)などのシナリオを担当。
近年のエロゲにおけるシナリオゲーという物の当たりをバンバン出した半端ないシナリオライターである。
当ブログでは『さくレット』の記事を掲載しているが、
まぁ本当に素晴らしい作品だったというか。
ボロボロ泣けたエロゲってなかなかないんですよね。そういう数少ないエロゲの一つという感じがあります、この作品。
まぁその冬茜トムの新作ともなれば、やはりシナリオ面での期待というのは一定以上してしまう。(とは言えここまであまりにも当て過ぎなので、それはそれで心配にはなるけどもw)
今作は一応学園モノらしく、その上でスパイ的要素もあるっぽい。
前回は和だったけど、今回は洋らしい。
こういう系統はそれこそ、冬茜系統作品だと『Magical Charming!』(Lump of Sugar / 2013)とかになる気がするけども。
今回は梱枝りこ原画ではなく、しらたまが原画を担当。
『あまいろショコラータ』などでは2人でやってたりしたけど、しらたま単独はきゃべつそふととしても初のはず。
作風と合うのかという所は正直疑問もなくはないが、別に梱枝りこが特別合っていたわけでもないので、まぁええかなと(
OPもすでに公開されている。
『君とのミチシルベ』
作詞・歌唱:KyoKa
作曲:藤井稿太郎
編曲:藤井稿太郎
mix,mastering:影虎
ハロープリズムビジョン!(
今作も素晴らしい作品を期待したい所。登場人物多いのと、割と男が多い今作。
どんな風にまとまっているのか。体験版でその一端に触れていこう。
UIチェック
エンジンはいつも通り『Ethornell - BURIKO General Interpreter』。
テキスト。
デフォルトフォントはメイリオ。
ゲーム設定。
オリジナル最大解像度は1280×720。
ボイス再生時のBGM下げ機能あり。
相変わらずセーブ80スロットしかない。クソ。2022年やぞ。
あらゆる前時代的UIにムカつくけど、せめてセーブスロットだけはどうにかしやがれと思っている。
基本UI。いつも通り。
バックログ。こっちもいつも通り。
マジで何も変わってない。
良い加減セーブスロットは増やせ。
雑感
第一弾は例年通り、キャラ見せって感じでそんなにめっちゃ言うことがないのが正直な所。
とは言え、まぁ雰囲気というか、嵐の前の静けさ的なものを感じると思うよ。
最初、よくわからん戦闘からスタートする。
いわゆる主要キャラクターが登場してくるのだが、なにがどういうことなのかは現状ではよくわからないパートになっている。
基本的にあらすじを読んでしまっているので、この頃にはもう学園とか言ってられない状況になっているんだと思う。最前線だからね?
まぁこの辺の情報は後々分かってくるやつだと思うので、仕方ないね。
時系列が5ヶ月も冒頭から戻るのだが、こういう表記でもさくレットを思い出すなあと思ったりはする。
今作の前提条件の一つとして、主人公がスパイである事。
学生でもあり、スパイでもあるみたいな設定で、舞台となるジュエリー・アカデミアに潜入して、『賢者の石』なるものを奪還することが目標とされる。
このマスターの声多分ポサラだよな?
学校への潜入だが相当に難しいという感じらしく。
ただ、今回の潜入は学生なので、比較的難易度が低いというのはマスターの見立てらしいね。
『賢者の石』の存在は何も分かっていないというのがなんともまぁ。
結局のところ、この組織のこともいまいち分かっていないので、組織自体も信用して良いものなのか。
だからこう、スパイモノとして一つ考えるべき所なのかもしれないけど、なんか不穏要素普通に存在するよな?っていうのは、節々に感じる所があったり。
『七年戦争』の文字、ほとんど出てこないんだけど、そもそも最初に戦闘している事含めて考えると不穏だよね?
恐らく戦争が終わった翌年という解釈で良いんだと思う。
でもって、今作の大きな設定の一つである『意志(ジェム)』。
想いの結晶みたいなもので、これがあると色々な能力とかが出せるのが後々分かる。
端的に言うと強いってことなんだけども(
でもって、こういうのにあるあるな階級制が存在する。
主人公であるソーマはその最上位であるクラス・ダイヤに入ることで、エージェント仲間『レイヴン・ファミリー』が中に入って、賢者の石を奪還しようという魂胆である。
実際受験成績では2位を獲得するなど、ダイヤ入りは確実と思われる状態だったが…
突如新設された『ペガサス組』とやらに6人という少人数で入れられてしまう…という所から、本格的な話はスタート。
第一章は実際の所ほぼキャラの顔見せレベルだと思うので、とりあえずキャラざっくり紹介。(ここで自己紹介が挟まるので)
ベルカ・トリアーデ。CV:鳥飼すず。戦いたい女。ヒロイン2。
あいミスで聞く声。
マークス・フォン・レオンシュタイン。CV:おおしたこうた。偉そうな第四王子。ポンコツ。
ヴェオ。CV:對馬芳哲。喧嘩っ早そう。
メア・アシュリーペッカー。CV:猫弍みるく。博学で毒舌。ヒロイン3。
はろーちよちゃん。
アリアンナ・ハートベル。CV:月白まひる。ヒロイン1。
超絶素直女。基本的に体験版1はコイツの可愛さ以外の情報があんまない。
めっちゃふざけた理由でペガサス組が作られている。
こういうの老害って言うんだよね…と言いたい所だが、後々実際にこれは間違いではないみたいになるんだと思うよ。
マークス、ポンコツだ……!
なお、地形とかの話もされているが、この辺も多分後々で効いてくる。
そもそも、ペガサス組にいる人間それぞれ出身地バラバラだったりするし。
トロイ帝国が大国だった表記の理由はよくわからないが、恐らく戦争関連だと思う。
まぁ色々な情報を見ていくと、多分石化現象とかで国として終わっているみたいな感じなのかな?
冬茜トムシナリオあるあるですが、こういう配置とか歴史背景は割と現実に起きた歴史が元となっているので、七年戦争とかは実際に存在する。(そこから考察を深められる可能性はありそうだけど…)
話はこの章の最後になる、オリエンテーション、パルクールの話になってくる。
ここで出てくる『エンブレム』という奴は、アカデミアで立派な成績を修めた生徒に贈られ、コレを3つ集めると、あらゆる事が通るらしい。
好きなクラスへ所属する事、とかね。
ソーマ、めちゃくちゃ無理ゲーをやらないといけませんが、やらないとどうしようもないから仕方ないね。
ここでカーラというサブヒロインが登場。
ダイヤ組にいる典型的なお嬢様みたいな感じ。割と好きな気もする。
まぁアホの子だとは思うけど。アホの子なのにダイヤなの?とか思ったりするけどw
『銀の弾丸』という必殺の切り札がある…という情報がある。
とりあえずこの辺はマジで情報なので、拾っといて後で効力発揮を待つ感じ。
そんでもって、今回も主人公側に気になる要素が多そう。
そもそも冒頭のよく分かんねえ先頭で出てくるルビイとは知り合いである事含めて、ソーマの方も掘られるタイミングがあったりしそうな感じがするね。
ここから、オリエンテーションの練習の勧誘として、各キャラとの1vs1が短く存在する。
ここでは、それぞれのキャラの本質的な所がちょっと見えるパートになってるかな。
ベルカとか、割とちゃんと喋れれば仲良くなれる可能性を感じる所もあったり、
ヴェオも割と気さくな所もあって。
それでいて、主人公が嘘をついていそうな所をすでに感じている嗅覚も持ってたり。
この辺は獣だからかもしれないけど。
マークスも、割と気さくというか、同じ学校の同級生なら敬語とか良いよっていう所もある。
めちゃくちゃ獣嫌ってるのは過去に叔父が殺されているから。という過去のトラウマ系統でしたね。まぁそりゃそういう態度でもしゃーないかと。
民族的な所の感性が残ってる時代なら尚更だよね。
メアも明確な目的があってここに来ているキャラ。
あと可愛いねちっちゃいし。賢いのは間違いないし。
あとめっちゃ毒舌。この顔好き。
また、電気石とかいう奴が出てきたり。
こういうのは前提条件になるからちゃんと分かっておかないとね。
宛先が一個とは言え、どれだけ距離が離れてても繋がれるってのはすごそう。
電気石っていわゆるトルマリンのことだけど、現実ではこういう作用ではないです(発熱とかだっけ?)
アリアンナは可愛い。というかマジで浮いてる。
真っ直ぐ真っ直ぐ女。純粋純粋女。
一応ジト目差分はあったので、そういう場面これからも出てくるんだろうけど、マジで純粋すぎて怖いくらい純粋。
オリエンテーションは、いわゆるキャラの能力についての紹介パートみたいな所があります。
基本的にペガサス組はバチクソ強いことがよくわかりますけども。
それぞれの能力をメアが説明してくれるのでそれなりに分かりやすいっていう。
というかメアの能力強くない?
まぁマークスはポンコツなんだけど。
ポンコツなんだけど、こういうのでも諦めない所とかは割となんか捻くれてるけどちゃんとしてるというか、そういう部分はあるのかも。
メア可愛いね。
ソーマはソーマで意志使わずに立ち回ってるの凄いけどね。
なんか、メアがここで意志を使ってないことに疑問持ってそうというか、隠してるのバレてそうな気もする。
そういうのに一番早く気づきそうなのってメアかなって気がする。
妨害とかに対してはちゃんと怒るカーラ、多分いい子。
でもって、アリアンナがめっちゃ強い。
あのキャラ性で強い。まぁよくある話だけど。
ダイヤモンドだからね。強いのそれでも何となく分かるよね。
まぁ勝つんですけどね。
その声でゴールインはあの
可愛いけどなんかエグいぞアリアンナ。
そういうことくらいしかわからないけどね。ただダイヤモンドは本物であるというのはめちゃくちゃ凄いことであることは説明とか見てれば分かる。
まぁバラバラはバラバラなペガサス組だけど、基本的にみんな強いし、なんだかんだ絆的な物が生まれてきそうな感じはするねっていう第一章。
ここで体験版一弾は終わりである。
〆
第一弾においては、本当に触りの触りという感じである。
フルバージョンになると、共通終わりくらいまでの範囲となるはず。
この作品はあらすじを読んでも、冒頭の戦いを見ても、そういう要素がある事はなんとなく分かっている。
その上で、OP2の登場はそれを決定付けるようなモノになっていると思う。
やはり冬茜トム作品なので、そういう崩壊というか、ドカンと大爆弾が一発あるのは間違いなさそう。
今回はどういう感じでそれを回避?とか立ち向かって?いくのか。
そういう所の要素が見えてこないと、まだ作品としてはなんとも言えない。
キャラ見せと、設定、能力とかが分かった所で、キャラを若干理解できるかなッテ感じの第一弾の体験版って感じ。
(というかこういう作風になるなら、なおさらしらたま原画は色々と無理が出ないか心配、しらたま絵は可愛いので、作風と合致しているかが元々から微妙だと思っていたのだが、尚の事大丈夫かよと思った)
フルバージョンとかでどうなるのか、今後も確認してく必要性があるだろう。
以上。