【追記】
製品版の記事はこちらに。
ちゃろ~、おにじです(激寒)
全然最近してなかったはずのエロゲ体験版感想系統、急に体験版が一気に出てきてプレイするのにてんやわんやになるという。
夏秋の体験版がどんどん出てきてるんだなって思うわけだが、これどれ買おうかねえ…と頭を悩ませる時期がやってきたとも言える。
今回プレイしていくのは7月27日体験版第一弾が公開された
きゃべつそふと4th Project『さくらの雲*スカアレットの恋』のレビュー、感想を記していく。
…記事を8月8日に公開する予定だったのだが、8月7日に体験版のフルバージョンが公開された為、今回はフルバージョンも含めた記事となる。
このため”第一弾を終えた時点での感想”と”フルバージョンを終えた感想”の二つが存在する。
第一弾のを全て無視して書き直しても良かったのだが、印象が大きく変わる場面やキャラクターなども多く存在するし、あえて結構な部分を残して感想としたい。
結果クッソ長くなった。
プレイ前所感
きゃべつそふとは『星恋*ティンクル』(2017)でデビューした梱枝りこが今の所全ての原画を担当している新鋭のブランドである。(Lump of sugar系統との話も)
その中でも『アメイング・グレイス -What color is your attribute?- 』(2018)はこの年の名作の一つとして上げられるような作品である。
この『アメイング・グレイス』の企画/シナリオを担当していた冬茜トムが今回の企画/シナリオを担当する。
これによって期待が高まっている感じがあるのがこの『さくらの雲*スカアレットの恋』(以下さくレット)なのである。
スタッフは以下の通り。
企画 / シナリオ:冬茜トム
サブキャラクター原画:よねぞう
SD原画:しらたま
主題歌:KyoKa
音楽:藤井稿太郎
ムービー:PRHYTHM VISION
ディレクター:しげた
プロデューサー:SATOSHI
『アメイング*グレイス』の際はディレクターのしげたもシナリオに関わっていたようだが、今回は冬茜トム単独となっている。
…まぁ筆者は散々やれと言われ続けていた『アメイング*グレイス』を「な~んか取っつきにくいんだよなあ…」と結局体験版の最初の方をやって放置プレイしていたので、良いことは知っているが、どういうのかはほぼ知らないのだが…
またOPも勿論既に公開されている訳だが、
『桜欄ロマンシア』
歌唱 / 作詞:KyoKa
作曲:藤井稿太郎
編曲:みう(MusikMagie)、藤井稿太郎
OPの楽曲もイメージに合ったいい曲なのだが、PRHYTHM VISIONのムービーが素晴らしい。
あまりPRHYTHM VISIONに和風のムービーのイメージがなかったのだが、作品のイメージの合わせた雰囲気作りもそうだし、音ハメも上手かったり、
虫眼鏡を多く使用した上でキャラの出し方であったり、二つで"Scarlet"の"S"を作ったりとセンスがめちゃくちゃ良くまた感心してしまった。
PRHYTHM VISION、信頼である。
タイムリープものとなる今作、きゃべつそふとは『アメイング*グレイス』のような旋風をもう一度起こすことは出来るだろうか?
UIチェック
毎度お馴染みのUIチェックだが、きゃべつそふとのUIをチェックするの初めてである。
いや『アメグレ』は体験版やったけど…
エンジンはEthornell - BURINKO General Interpreterである。
HOOK以外にもそういや使ってる所そこそこ多いんだったな…(
テキスト設定である。こういうのゲーム設定とかよりも先なの珍しくない?(
テキスト表示速度はデフォルトで速めの設定となっている。
デフォルトフォントとメイリオが採用されている。(このブログ記事ではフォントはマルベリに変更している)
オートモードにおいての詳細設定とかも出来る。
通常テキストと既読テキストの色の変更が可能である。
既読テキストは瞬間表示されるのがデフォルトである。
ゲーム設定である。
ゲームの最大の解像度は1280×720のHDである。
フルスクリーンかアスペクト比補正(ウインドウ)が選択可能。
解像度は6つの中から選択出来るようになっており、自由サイズ変更は不可である。
メッセージウインドウはデフォルトで濃いめに設定されている。
エフェクトの表示有無や、実行確認ウインドウの有無も設定可能である。
マスター音量が存在する。
音声再生中はBGMを下げる機能が付いているが、下げる量はこちらでは変更できないようだ。
改ページで音声を停止は所謂ボイスカット機能。デフォルトでオフである。
キャラクターによって声の大きさや、文字色を変えることも可能のようだ。
デフォルトでは統一されている。多分ここの文字色選択の『適応する』は『適用する』の誤字である。フルバージョンでも直ってなかった。
ゲームUIである。
概ねオーソドックスなUIであり、このUIは基本的にきゃべつそふとは変わっていないと思われる。
バックログ画面である。
半透明ではあるが、過去ログにマウスカーソルを当てても立ち絵が変わるとかはない。
ボイス再度再生とクイックジャンプが可能である。
セーブスロットが相変わらず少ない、8×10で足りるのだろうか?最低でも10×10は必要ではないだろうか…?
基本的なUIに関しては、オーソドックスなエロゲと言えるのではないだろうか?セーブスロット以外は。
プレイ所感
※第一弾範囲
最初はUIチェックでも使用した、所長(探偵)の推理から始まる。
初手からポンコツっぷりを見せる所長。それに助言をする主人公。
時代についての情報の提示。
邪心とか全然なさそうなお嬢様。
めっちゃしっかりメイドしてそうで、モノにはがっつくメイド。
主人公はタイムスリップしているという事実。
謎の存在と、未来へ帰る条件…
短くまとめられている”序章”は今作の主要ヒロインのキャラクター性と世界観、及び主人公の置かれている状況というのがこの序章だけでかなり理解できる所がある。
端的にキャラの雰囲気と世界観というのがまとめられており、この序章だけで雰囲気をざっくり掴むのには十分な感じ。
直近で『かけぬけ★青春スパーキング!』(SAGAPLANETS)の体験版をしていたこともあり、こういう説明が割と自然にそれでいて端的にまとめられている時点でいいなあ~となってしまったところはある。(というかかけぬけはマジでおいてけぼりなんだよ)
体験版第一弾は序章と第一章が収録されており、まさに”さわり”を見ることが出来る。
第一章は主人公・風見司の回想となっており、なぜこの時代にやってきたのか、その最初のところを見ることが出来る感じの構成である。
2020年、桜の木の下で主人公が読む、割とこの序文は知っている人間も少なくなさそうな『櫻の樹の下には / 梶井基次郎』。
この引用が5クリックくらい続く訳ですが、このゲームは序章での一般警察の立場とかから始まっているが、大正時代辺りの歴史上での様々な事が使われている印象がある。
ちなみに原文は『桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる!』なのだが、なんで読みやすくしたのに屍体は屍体のままなんだろう(どうでもいい)
『櫻の樹の下には』を読んでたら急に視界が歪んで100年前に飛ばされる…というある意味トンデモな飛び方な訳だが。
『櫻の樹の下には』にはちょっと調べると生死とかに関する話が出てくるようで、あれほどクソ長く引用していることもあり、この作品の根幹にも関わってきたりするんだろうか?
こういうタイムスリップ系でどういう風にそれを主人公が認識するのか?という所は割と重要なわけだが、こういう引用作品とかの年数とかで分からせるのは個人的にはしっくり来た印象。
初めて知り合う相手が所長な訳だが、最初は割と疑っていたが、色々と未来のことを言ったり、スマホ見せたり、仕事手伝ったりして信じてくれる。
とにかく所長のいい人感ったらない訳である。
まぁキャラはそこそこ強烈なのだが。
上手いこと言うもんだ。
一章は所謂”さわり”であり、話としてちゃんと面白い感じになるかどうか?というところに関しては、不透明とも言える所はある。
しかし、この所長のキャラクター性と主人公との会話一つ取っても割と面白い感じになる。
ポンコツで、金に目がない所長。でも主人公を受け入れてくれる懐の深さもある。
この所長のキャラクター性と演技だけでも、この作品の大きなポジティブポイントである。
テンポが良い感じの会話がされ、それでいてポンコツ方向に行っても主人公との会話で割と正されるという、ある意味漫才めいた会話は非常に面白い。
ツッコめる、でも意味不明の領域にまでは行かない。そのバランスが大事。
それでいて、タイムスリップしているからこその”見えている運命への悲愴”という所も押さえられている。
上記では関東大震災な訳ですが、それはまだ普通選挙がされていないとか、戦争とかそういうところにも入っていくわけで。
公式HPの主人公『嫌いなもの:戦争』がなんというか、色々可能性を考えさせてしまう所があったりなかったり。
…今の所まともに所長しか紹介してないけど他メインも一応後で紹介するからまって(
ある意味最も衝撃だったのは櫻井雪葉である。
これ、CVが藤咲ウサなのだが…いつもの藤咲ウサの声じゃないのである。
これはサンプルボイス1で分かっていた事だが、改めて藤咲ウサの能力の高さをサブキャラながら再確認せざるを得ない。
どちらかと言えば、適した役をほぼ完璧に出来る…というタイプの声優であるイメージがある藤咲だが、こんな役まで出来ちゃったらまた色々選択肢広がっちゃうじゃん!…きゃべつ皆勤賞継続おめでとうございます(
ラスボス感がすんごくある加藤大尉ですが、これも元ネタがある訳で。(加藤保憲)
こういう所での時代に対してのマッチングはこの一章だけでも多くの場面で見られ、大正時代らへんの知識があるとより楽しめたりします?ってなったりする。
このシナリオライターであれば、こういう史実や架空の話も含めてうまく盛り込んだ上でいい話を書くんだろうなあ…という感じが凄くする。
サブキャラでありながら、明らかにキーパーソン(パーソンではない)のアララギ。
分からないことがあまりにも多すぎるキャラクターだが、その端々の文章はプレイヤーをワクワクさせてくれる物に仕上がっていたのではないだろうか?
第一章では遠子が持ってきたまりもを欲しいという依頼に応えていくというストーリーで、キャラの顔見せをしつつも、ちゃんと盛り上がる所は盛り上がり、伏線を置いていく…という感じである。
主人公がたかだかまりもと思いながらも所長の事思い出しながら命賭けようとするの、王道っちゃ王道だけどやっぱりこういうの筆者好き。
明確に悪かった所とかはないかなあ…まぁこのキャラ数をちゃんと制御できるのか?とかそういう基本的な所でのアレはあるかもしれないが…
まぁ一章だから仕方ないけど、もらった200円全部持っていかれるオチはしょーもな!と思ったし、このキャラ嫌いだわ~って思ったけど、これは展開上仕方ないから別に良いか…って思っているらしい。
一章が終わると、アララギの結構長めの語りが入り、OPで第一弾の体験版は終了である。
加藤大尉はマジで異能を持っている…という所を至る所で匂わせたりしながら終わります。
まだ第一弾だけでは判断できない所はありますが、まぁシナリオライターへの一般的な評価とかを考えれば期待できるのではないだろうか?
※フルバージョン範囲
ここからはフルバージョンでの所感。
情報量があまりにも多すぎるので、順序立てて、部分部分だけで語りたい。
というかこの体験版の感想は非常に難しい。過去一で拙い文章になる自信しかないが、やっていこう。
大まかな流れ
始めると第一弾部分を飛ばすかどうか聞いてきてくれるので、筆者は飛ばした。
第二章~第四章が楽しめる形となっている。
今回の『さくレット』は前述の通り、第◯章というように分かれており、個別に話が割と分かれている、章完結タイプの作品となっている。
第二章では怪盗ヘイストという怪盗を追うとかいうこれまた探偵仕事っぽい話が展開される。
これも『怪奇探偵アルセーヌ・ルパン』(この時代の文字表記だと偵探奇怪ンパル・ヌーセルアだけど)
になぞられた手法でメッセージを残しての挑発的な手法を取るらしい。
これを追うことにした中で博物館の監守である中森が『時の博覧会』と言われる企画展をしようとしている所で、それに展示する予定のものが盗まれた。という事案を持ってきて調べることに。
この『時の博覧会』っていうのもなんか気になりますが、結局体験版では普通に行われただけで特に大きな伏線なのかは分からない感じ。わざわざ”時”とか入れるので何かしらで関わってきそうな気もするんだけどなあ…でも何もなかったんだよなあ…
ここでも歴史的な物が登場。こういうのが非常に多いのもタイムスリップモノとしてのよくあるものと言えばそうなんですけども…
この章では天球儀と午砲(ドン)が盗まれるという展開でした。
あとアンティキティラの機械。毎度調べながらやりましたね筆者は。
この作品の良い所として、しっかり探偵してくれる事も改めてあげておきたい。
エロゲ系統の悪い例っていうのは、設定での属性を上手く使えないときとかだと思うわけで。
こういう根幹の一つである『探偵』というのをしっかりとやっているのは、ある意味基本なのかもしれないが、ありがたい。
この第二章ではこのヘイスト以外にも割と動きがある。
主人公司がやたらと博識であったことの答え合わせが行われました。
学校は区内トップだったとか、先生になりたかったとか。
主人公の異様な頭の良さとひらめきの多さをこの時点で補足してくれたのはありがたいところではある。
となると、尚の事司が来た意味とかがより意味があることのように思えてくるわけだが…
歴史が史実と異なるものになりつつある…というのはタイムスリップモノだと割とありふれた展開なのかもしれないけど、それが面白いから仕方がないとも思ったり(
というか史実に存在する人物が声ありで出てきて速攻殺されるとか、なかなか見ないような感じだなとも。
という事で第一章から出てきていた『歪み』は『歴史の歪み』である事も答え合わせされた。
この辺は想像は出来る範囲内の人間も少なくなかったのではないだろうか。このちょっと前からそういう”現代に残っているはずの物が盗まれた”等の物があり、それが予兆となっていたと思う。
この話で遠子から暗号解読のヒントを貰う場面がある。
未来の話に対しての好奇心が非常に高い事が分かる場面だったり。
ちゃんとそのヒントも有用なモノだったように思える。
ドヤ顔好き。
結局この章の怪盗ヘイストから天球儀と午砲は取り返したけど、アンティキティラの機械を盗まれてとりあえず終わるんだが…割と多くの謎を残していった感じはある。
まぁそういう伏線とかは後でちょっとまとめますので、とりあえずそういうの抜きで最後まで流れを確認していきます(その都度言っていると途中途中で悩むことになるので後回しにするの意)
第三章では、ここまで比較的影が薄かったメリッサに大きくスポットライトが当たった章。
この時代らしい幽霊とか祟りとかそういう類の話が展開されている。
二章でも出てきた鳳凰ヶ原ヒミコがここで再び登場。
遠子の旧友であり、”ちよ”という真名が出てくる。このちよが基本的に普通に可愛いので、攻略できないヒロインとして人気を博しそうな予感。
あとメリッサもめっちゃ可愛い。体験版フルバージョンで最も株を上げたのは彼女だったと思う。
一個下っていうのも情報として明らかになったり。
この章ではこっくりさんが出てくる。ホント毎度こういうのが出てくるのはしっかりしてるなあとか。
あまり割とちゃんとした敵っぽいキャラに対して言うことではないのかもしれないが、加藤大尉のキャラデザと雰囲気はすごく好き。
トンデモやってそうで本当にやっているのかはっきりしないんですけどね、この人。
枝とか言われるとやっぱり『9-nine-』を思い出してしまう所はある。
今作もそういう雰囲気の作品にはなりそう。
メリッサの幽霊案件に関してはなんだかんだと所長のポンコツがヒントになって司が解決する…という流れであって、探偵してましたね。
ここくらいですね、”勢いでぶっちぎった”ってこの時代に証明されてるかとか考えずに言ってるの多分。この解決方法もちゃんとそこまでに伏線があっての解決となっていて非常に納得できるものではなかっただろうか。
オチも効いてたしね。
あんなノリしておいて第四章これだからね、ヒエーwwwwって感じ。
まぁでも大震災が起きるとは思ってた。『そういう事、好きでしょ?』って思ってた(アメグレ未プレイでもそういう話は耳に入るの意)
今作の藤咲ウサは反則レベル。
この人は色々出せるんすよって言うのがすごく分かると言うか、良いサブキャラしてますわって感じ。まぁ雪葉も加藤側だった訳だが、
当時の文明が発達途上の日本においての鉄道員、しかも中心である東京駅勤務の時点で女としてはかなりのエリートと言えるような気もする。
後述しますけど、今作非常にサブキャラが多いんですが、全体的にキャラが非常に立ってて面白いんですよね。サブはサブで非常にキャラとしての厚みを感じると言うかね。
加藤の思い通りの展開とも言える訳だけど、やっぱ声とかキャラ性良いな、個人的にこっちに怒りとかそういうのじゃない感じで見れるのは良いんだかどうなんだかって気もするけど。
電報が主人公への手がかりになるのか、という所。全部持っていけるわけじゃない時点で相当ハードモードのような気もするんだが、これどうするんだろうか?
いや、これどうするんだろうか???????
なんか冬茜トム×相模恋ってなんかあるらしいじゃないですか(白目)
感想・伏線かなと思ったモノ等
まず感想を、まぁ伏線めいた物をほぼほぼ無視してここまで書いているのでちょっとアレなんですが。
第一弾の体験版の時点で”自分から自分への電報”があった時点で明確に”平行世界系の可能性”を考えたわけだが、やはりその要素はありそう。
その上で、ほぼヒロイン含めて全員なにかある感しかない、しかもわりと根深そうな謎が多い。
話としては章毎にそこそこ独立しているし、ちゃんと探偵らしさは存在している。
それでいて、怪盗ヘイストの件があれで終わるとは思えないし(というか最後に殺されているっぽい演出なんだけど)全ては最終的には繋がってくるんだろうなあと思ってもいる。
誰がシロで誰がクロかがまぁ分からない。ハード過ぎない主人公?大丈夫???
あといちいちBGMが好みだったのも良かったかな。セーブスロットは少なすぎるんだけども。ホントセーブスロ(ry
というわけでほぼほぼスルーしてた伏線っぽいものとか疑問とかをここからはまとめてやっていく。
これはまぁHPに情報が出た時点から分かっていたことですが、所長の名前は明かされていません。
イギリス人である事とか色々分かっていることも多くはあるが、彼女の名前というのも大きな疑問点…もとい転換に必要な要素である事は明らかだろう。
異能者が一人だけいる…というの、普通に考えれば加藤大尉なのだが、そんなに安直に考えて良いのか?という所もある。
異能とも思える描写はある程度存在したが、”加藤大尉が異能持ち”という前提で足元を掬われないかが心配ではある。
他に異能者がいる。と一旦考える場合だと所長が一番その可能性がありうるのだろうか…??
割と司のピンチには明確に現れることも多いし、バリツ使うし、名前教えてくれないし。まぁ安直かなあ…
リーメイが今後出てくる方法がよく分かんない、裏社会にも突っ込んだりするんだろうか…?
第二章においての謎は万斎を訪ねたのが誰か?という所。
この後(三章では)結構な金持ちになっている万斎。『金払いの言い方がカラクリを高値で買い取ってくれた』らしいが…
…現状これ遠子しか考えられない気がする。金持ちって。
遠子って最後の”アレ”も遭って全面的に疑いの目を持ってしまうわけですけど、金持ちって成田か遠子な訳で、成田が来る理由って存在しないと思うので、遠子なんじゃないか…?ってなるわけですよね。
結果的に万斎は最後の場面では加藤に”生かされる”訳で、こうなってくるとこんなポンコツ感しかない万斎が割と重要人物感出てくるわけで。
それこそ万斎の第一章での初登場のタイミングでは『タイムマシンを作っている』という話も出てきたわけだが、あの感じで作れるのかい?と思いつつも、
万が一万斎がタイムマシンを作るポジションの場合、加藤がそれを守ろうとしているのは『タイムマシンを作ってもらう必要性があるから』とか言う理由になるかもしれない。
そうなると加藤は異能者ではなく主人公司程ではないがこの1920年よりは未来の人間の可能性とか、そういうのにまで広がってくる。
ともかくこの作品、サブキャラ含めてキャラが立っている上に役割がはっきりしているような感じがあり、この辺を考え出すと訳分からなくなってきそう。
というか、そうなると遠子と加藤に接点がある事になるんだが…
二章としては怪盗ヘイストの正体についても考えたいところだが、情報が少なすぎるのが現状だ。
慎重としては所長などと同じ程度…というのと、細身で軽快。
所長と大差無いという事は、基本的にどのヒロインでもあまり問題はないように思える。(写真は三章の画像だし蓮がおらんのだが)
あの場に居たのは司、所長、遠子、蓮、マイ、柳楽刑事、中森である。
逆にあの場に居なかったのはメリッサ、加藤大尉、ヒミコ、成田、リーメイ、万斎、影虎、雪葉、アララギであるが、無関係と思える人物も多い。
安直に考えるなら、この場に居ないメインヒロインはメリッサだけであり、彼女の可能性を考えてしまいたいが…そんな単純とも思えん…
ただそうすると遠子とメリッサは勿論繋がっており、メリッサが怪盗ヘイストで、この最後で撃ったのが怪盗さんである事を考えると、遠子がメリッサを殺したことにもなりかねない。
ただ、そうだとすると殺す前の遠子のセリフの言い回しに違和感が発生するため、メリッサじゃない可能性の方が高くないか?というのが最後まで終わらせての感想だ。(”契約”がメリッサとの契約である可能性もあるので、これでも一概に完全否定するのは危険なような気もするのだが)
さて、3章へと入っていく。(これ2章終わりかもしれんが)
『別府から手を引け』の投書はこの時点では大きな謎だったが、これも、最後の第四章の場面である程度意味を理解することが出来る。
所長アナザービューにおいての雪葉との会話の中で、所長は大分県別府町について調べている事が分かった。
その上で、それを調べるなと雪葉が言っている。雪葉は加藤側の人間である。
三章終盤に戻って加藤のセリフで、所長も一緒に帝都を離れろという言葉がある。
これ以外にも加藤は私立探偵…所長についても気にしている描写が多く存在する。
所長についても明らかに何かがあるという伏線であるが、これと大分県別府町が何が関係があるのだろうか?
さっぱり分からなかったのだが、関係がありそうな物を見つけた。
これはOPにおいて出てきた物に関連するモノだ。
OP1:03には多くの用語が出てくるのだが、この一つの『地熱発電』が別府と関連がある事が分かった。
地熱発電のはじまり地熱発電のはじまり
海軍中将・山内万寿治氏が大分県での掘削に成功
日本の地熱発電の歴史は、1919年に海軍中将・山内万寿治氏が、大分県別府市で噴気孔掘削に初めて成功したことに始まります。その後、事業を引き継いだ東京電燈(株)研究所長・太刀川平治氏が、1925年に日本最初の地熱発電(出力1.12kW)に成功しました。それから、第二次世界大戦が終わるまで大きな発展は見られませんでした。
この作品は1920年に飛んでいる訳だから、この地熱発電は最先端の発電技術という事にある。OPにも明記されている以上、何かしらで関わってくると見てまず間違いないだろう。
…まぁどう関わってくるのかはわからないんだけどな!!!
第三章に戻る。所長の事務所が事故物件である件についてだが、これも伏線だったりしそうである。
筆者はまず、第一章から出ていた司の電報を思い出した。
理由はこれが”11文字”だったからなのだが…
この時点では、不審死したのは全員風見司であり、死んだ回数だけ文字数が増やせるとかいうエグイ可能性を考えていたのだが…
これは体験版最終盤で否定されることとなる。
まぁこうなってくると、この第四章の関東大震災が何月何日なのかが気になるところだが…(日付の明記はないし、数週間三章から空いているはずである)
どういう日付での換算でも文字数が決定されているのか、またこの電報は毎度この一枚しか届けられないのか等謎は多い。
現状一個の電報しか届けられそうにないのだが、それだとハードモード過ぎないか…?
結局進む時系列から飛びまくっているが、また三章に戻る。
遠子の屋敷の部屋に存在する”あれ”の事である。
にんげんですわ
嫁がコレなもんで
やぶさかでもなし
余計まぶしい
まぁお遊びなのかもしれないが、ず~~~っとこの時代は右から左に読むって言っている中でここで左から右なの物凄く気になるのだが。
三章での最も露骨な伏線はこの一つの部屋。
遠子が語気を強めて止めたこの部屋には明らかに何かがある事は間違いない。
古時計…というのもまた”時”に関するモノであり、非常に気になる。
遠子とヘイストが繋がっている場合、盗んだアンティキティラの機械でもあるのかい?とか思ったりもするが、そんな事じゃないだろうしなあ…
この時代のことが分からなさすぎてコレが何かわからないんだけど、なんなのこれ(無知を晒す)これが万斎のところにあるのも前述の加藤が助けたのとかと繋がってきそうなんだが…
こう考えていくと遠子と加藤が繋がっている可能性はかなり高そうに思えてくるわけだが…
遠子の未来への探究心ってある意味異様とも言えた中での最後のアレのため遠子が極悪人と解釈することさえ可能なこの体験版、でも攻略ヒロインなんすよねえこのヒロインw
3章から4章。
アララギと加藤は面識がある事が出てくる。
アララギと加藤の関係は微妙な所、敵対している感じはあるが、それでいて干渉し合おうという感じでもあんまりなさそう。
アララギが加藤の事を何かしらで止めようとしているのか、どういうことなのかはいまいち分かってこないかなあ…
加藤の思う通りに結果的に第四章で向かうわけだが、この人が異能持ちなのかどうかの根拠は見えては来ない気がする。
というか、やっぱり加藤が異能系持ちっていうのは安直のような気も…
でもアララギと知り合いってことは異能持ちって知っててもおかしくはないのか…とか考えたり(
第四章。地の文だが、ここらへんは複数周回中にまた出てきそうな感じがある。
特に『謎の列車』についてだが、これは結構大きな伏線かもしれない。
再びOPのこの場所に戻ってみよう。上と下に列車と解釈できる文字がある。
『ミステリートレイン』だと思われるこの文字が、この『謎の列車』である可能性が高いと考える。
しかし、この時代は『チェリイ探偵事務所』のように『ー』を『イ』と表記することが多そうなのに、なんでこれは『ミステリイトレイン』じゃなくて『ミステリートレイン』なんだろうか…考えすぎ?
このOP、ムービーとしてもいつも良いムービーを作るPRISMVISIONにおいてもかなりのレベルなのだが、こういう伏線的単語が散りばめられているのも、考察しようかなって気を引き立ててくれるところはある。
ちなみにこの直前に『アンティキティラの歯車』とか『アルキメデスの無限螺旋』とか『百鬼夜行』とかそういうのが出てきている。
『アルキメデスの無限螺旋』って何????
『アルキメデスの無限螺旋』は前の写真の『永久機関』に繋がるものであり、アルキメデスが発明したとされる螺旋状の揚水装置を利用した永久機関である。
これが『アルキメデスの無限螺旋』なのだが…
…似てたりする??でもなあ…
永久機関と言えば、磁石の磁力を利用した物が多く、これが『南極磁…』と書いてある一番右のこれに繋がってきそうな気がする。
今の所『アルキメデスの無限螺旋』をしようし、南極磁石?を利用した発電をしようとしている?とか、それに対しての先程の別府の地熱発電?とか、そういう推察が出来る程度だろうか…
第四章に戻って、雪葉の後藤新平暗殺嫌疑。
前提として、殺したのは男である。(第二章より)
『あんたが邪魔だって人間がいる』…というのは加藤のように思える。
雪葉は加藤を信奉しているので、雪葉経由で行われたのか、そういう感じなのだろうか…?
加藤のカタカナ。
『オン・アミリト・ドバンバ・ウン・ハッタ・ソワカ』は馬頭観音真言らしい。
書いてて思い出したもう片方『オン・センダラ・ハラバヤ・ソワカ』(第三章より)は月光菩薩真言らしい。
…うん、知らんしわからん!(
アララギは実体がない平行世界の観測者。
アララギの正体も今後の鍵となりそうだが…加藤とは面識がある、人間ではない、平行世界の観測者…
最後の場面、契約上遠子は『怪盗さん』を殺さねばならなかった…という事なのだろうか、にしては顔が全く悲痛じゃないのがコイツのやべーやつ感を演出しているようにも思える。
でも分かりようがないかなあ…今だと。
さくレット君、この虫眼鏡で一個だけ描いてないのとかって伏線だったりする?
— \甘@おにじ㌠/ (@_oniji) 2020年8月9日
それともデザインの関係上ってだけ? pic.twitter.com/wXFHrs2NzJ
あと最後にOP冒頭、まぁデザイン上こうなるのは分かるんだが、一つ空いているのは何かあったりする?
HPに攻略ヒロイン:所長/遠子/メリッサ/蓮 と書かれている以上グランドはあったとしてもこの中の誰かだと思うのだが…
※かるいほそく#さくレット は基本的に1~3章のような一話完結型になっています。
— 冬茜トム (@tom_fuyuakane) 2020年8月8日
最後に若干アメイジングな展開が降ってきますが、あれをずっと追う形式ではないということですね。
「まりも」や「天球儀」のように大正時代ならではの事件が司たちを待ち受けているので、探偵らしい活躍を乞うご期待🕵️♀️
最後に冬茜トムのツイートを置いておいてと…ずっと追う形式ではないらしいよ…
『?????』は何なのかなって話で、この節を終わらせる。
メインヒロイン紹介
所長(しょちょう)CV:猫田みけ
探偵、ポンコツ、金に目がない、でもいい人。
(第一弾部分)
特に第一章はほぼ所長が常にいる状態である為、正直色々言えるのはまだ所長だけかなという感じではある。
大概変人である所長だが、主人公司を受け入れてくれている懐の深い探偵。
とにかく良い人。司との会話も心地良い感じがあり、信頼してくれている感じがある。
ギャグ側にも触れるしいい感じのキャラである。
ただ、ずっと呼称が『所長』であり、本名が開示されそうな気配はない。このヒロインの名前が分かる時は、何かしら話が動きそうだ。
(フルバージョン部分)
ポンコツではあるのだが、明らかに何かがあり、それでもって特別無能というわけでもなさそうな気までしてくる。
主人公のピンチに現れることも多いし、お金に引っ張られるだけで、割と他の推理はヒントになったり的を射たりする時もある。
で、やっぱり名前は教えてくれる気配なし、大きな伏線と言えそうだ。
そして最後に『大分県別府』にまつわるあれこれを探っていたという事。
それを調べているのが亡き師の遺言である事が分かった。
…分かっただけでここから何かが見えてくるとは言っていない。
HPでダントツに特技が多すぎることとか含めて割と謎が多すぎる感があるセンターヒロイン。現状グランドが存在するとしたら所長がグランドなんだろうなあという感じではる?
CVは猫田みけ。初名義声優であるが、この声優はおそらく”こっち”では初登場の声優だ。
単純に演技が上手い。第一弾の段階で声優について語るのもこの猫田と前述の藤咲くらいであろうが…
そもそも所長の声の設定が個人的には”中途半端な音域”のように思える。
高くもない、でも低いわけでもないという感じ。どちらかと言えば低い側なのかもしれないが、ちゃんと女感は残っているし、探偵感がある声に仕上がっている。
この声がまず非常に安定している。この声で”探偵”と”変人”と”女”を全部出せている。そんな感じである(?)
キャラクター的に、割と多くの面を見せる必要が第一弾の中でもあったように思える。
ネコの真似をするシーンであったり、
お金に対して目がない所でのよだれだら~みたいなシーンであったり、
急にエロティックに人に聞き出すシーンであったり…
こういう演技面を試されるシーンが多く存在した訳だが。
それの一つ一つのレベルが非常に高かったように思える。
所長のキャラ声設定に対しても高いレベルで演じられている上で、こういう変化球にも素晴らしい対応をしている。
吹き出す所とか含めての感情表現でも上手い。
このようなセリフにおいてのどんどん早口に捲し上げていく時の緩急とかも良い。
エロゲ界にまた黒船が現れてしまったのかもしれない、筆者が好きなタイプの声優。
ココ、『シャーロック・ホームズだ。』までは良かったんだけど『覚えておけ!』がなんかちょっとしっくり来なかった。そこくらいかなあ…(なんか息足りてなくない?とかイントネーションなんかおかしくない?とか、シャーロック・ホームズだ。の方が!感ない?とかそういう細かいことを言い出す声優過激派の運命)
不知出遠子(しらいで・とおこ)CV:相模恋
お嬢様、数少ないクライアント、ポンコツ疑惑、でも鋭い、そして謎。
まりもを探して欲しいと200円(当時の大金)を報酬に探偵事務所に来るお嬢様。
メイドのメリッサと一緒にいることが多い、習い事とかがあまり好きではない。
結構太っ腹な所があり、所長たちにとってはありがたい存在。
父親から聞いた言葉をそのまま使ってドヤ顔するようなポンコツ感も若干ある。
それでいて鋭い所もあり、主人公が100年後から来たことはバレてしまう。
(フルバージョン範囲)
お嬢様って感じは変わらないが、未来に関して聞きたいことが多いようである。
第四章の最後から考えると、遠子と怪盗さんが繋がっているのは確定。(ヘイスト?)
展開的に遠子と加藤が繋がっている可能性あり、
部屋の一室に何かを隠している可能性あり、
運命を違えることはなかった…というのは震災が起きることを知っていた可能性もあり、それで違う方向に進めようとしていた?そのために怪盗と協力した?失敗すれば殺す契約だった?等多くの可能性があり非常に未知数。
OPでレイプ目に見える場面があるが、アレは目のハイライトが上の方にあるから途中で止めるとめっちゃレイプ目に見えるだけだった。残念(
CVは相模恋。
今作では名前で分かる数少ない声優の一人である。
お嬢様感をしっかり出せているが、登場回数が物凄く多いわけではないので、まだ判断するような所でも無い気もする。
ただ、ドヤ顔してるところとか、目が点になっているところとかそういう所での演技はしっかり出来ているのではないだろうか?
フルバージョンでは多く登場、声を唯一張り上げた所とかもそうだが、やはり安定している。お嬢様の雰囲気を持った中でドヤ顔をするときのドヤァ感とかがちゃんとある。
その上で最後のアレだからこそ、破壊力が増すのである。
重要な役回りの一人であることは多分間違いないので、大砲を期待している(?)
メリッサ(めりっさ)CV:花宮すい
遠子のメイド。しっかりメイドしている。なお物は欲しがり。
普段は落ち着いたメイドであるが、遠子から物や食べ物を与えられると「私はメイドですので…」といいながらめちゃくちゃがっつく可愛いメイド。
紅茶を入れるのはクソ上手いが、フィッシュ・アンド・チップスしか料理は作れないらしい。
(フルバージョン範囲)
フルバージョンで最も株を上げた可愛いちょっと繊細なメイド。
霊とかをめっちゃ可愛がる。それでいてちょっと周りに言われたりとかするだけで胸を当ててんのよしてきたりもする。
今の所司をかなり信頼してくれている側であり、味方である事が多いイメージである。
とりあえずコイツが今一番可愛いのかもしれない、好きなのは所長、可愛いのはメリッサ…とか??
CVは花宮すい。初名義である。誰だお前!?(
落ち着いたメイドという所の中での演技は問題はなさそうである。
ただ、割と跳ねる時は跳ねそうなキャラなので、そういう時にちゃんと跳ねきれるのかが製品版含めての判断のしどころかもしれない。
少なくともメイド感はしっかり感じたので問題ない。
最初にキャラが出た時、筆者はこのキャラ藤咲ウサがやりそうだな~~と思っていたらしい。
ビビってる時の声とか、
こういうときとか割と好きよ。
水神蓮(みずかみ・れん)CV:如月たま
女学生。普通の子。
本当に普通の女の子感がある。
それでいて、一章では彼女のつてで活路が見えたりしているのだが。
登場回数がもっとも少なかったメインヒロインのような気がする。
探偵や主人公、お嬢様等を非常に新鮮な目で見ている感じがする。
時代相応の普通の女の子なんだと思う。
(フルバージョン)
やっぱりメインヒロインでは一番影は薄かったかな。
マジで普通のこの大正時代の女学生って感じである、ただ若干卑猥というか、恋人を飛び越して夫婦とか言い出す所があり、そういうのが見えてくるような感じはある。
だからこそ最後に血とか見てほしくなかったわね。
CVは如月たま。これも初名義。
声自体はサンプルボイスから良いと思っていたが、その印象は体験版第一弾でも変わることは無かった。
ただ登場回数も少なければ、特徴的なシーンとかが明確にあったわけではないので、そこまで演技について現状はあまり語れることはないかなという所である。
この印象はフルバージョンでも大差ないんだけど…でも声はいいんだよなこの人多分。
サブキャラクター抜粋端的紹介
一部かいつまんでちょっとだけサブキャラクターも紹介するかも。
三枝マイ(さえぐさ・まい)CV:月白まひる
記者、基本賑やかし、司が未来から来たことを知っている唯一のサブキャラ。
基本的に賑やかしで役立っている場面がほぼない、最後は鬼がどうので包丁まで持つ、基本的に無能側。
逆に一番使い所が分からないキャラ。
CVは月白まひる。『アメイジング・グレイス』より三連投。
ここまで声が高い必要性は彼女にとってはないのかもしれないが、まぁ相変わらずいい感じの演技をしていると思う。
最後の第四章の怯えが入っている演技とかは良いのでは?
きゃべつそふと以外でも出ていただけませんか???(
鳳凰ヶ原ヒミコ(ほうおうがはら・ひみこ) CV:瀬兎りょう
占い師、オカルト好き、割と普通の女の子。
本名ちよ。恐らく体験版フルでもっとも株を上げたサブヒロイン。
とにかく霊とかのせいにしたがるところはあるが、それ以外は割と普通に可愛い女の子であり、占い好きで霊を探したいという感じ。
司に対してもかなり優しい。なんだかんだ交友関係としては序列高め。
CVは瀬兎りょう。この作品初名義多すぎるが…
ちよの声は何かそういう物が好きそうな雰囲気、声の震えとかがあるのだが、そこの表現は良いような感じがする。
キャラが良いので特をしている部分はあるだろうが、それでを差し引いてもええのでは?(急な関西弁)
伏倉万斎(ふしくら・ばんさい)CV:万里小路麗音
がらくた(からくり)しか作ってない空気読めない金無し。
ただ本当にマジでタイムマシンを作れるとしたら重要ポジション。というか、帰るための方法で本当にタイムマシンとか作って帰らないとダメとかだったらコイツが作るしか無い。
でも、そういうのなしに帰るならそんなに重要じゃないかも。
ただいずれにしても加藤が死なれては困るって言ってる時点で普通にキーキャラだと思う。
CVは万里小路麗音。これまりのこうじれおんって呼ぶんだよ?(
まじこいとかその他で出てたんだって方が驚き。ワシでもこの声には聞き覚えがあったゾ。
櫻井雪葉(さくらい・ゆきは)CV:藤咲ウサ
駅員。真面目。信奉。
真面目な東京駅女性鉄道員。
クソ真面目、クソ真面目だからこその加藤大尉側のような気がする。
出身は大分、多分別府?HPの嫌いなものが『故郷』なので、都会に憧れを持っていた人間なのかもしれない。普通に日本刀で人を殺せるタイプの人間。
CVは藤咲ウサ。きゃべつそふと皆勤賞継続。
今回はいつもの藤咲とは結構違う感じであり、驚いた人間も多いかもしれない。
割と特徴的な声側の人間だというイメージが有る藤咲だが、そのいつもの声から結構離れた声になっていたように思える。
第四章でのこの雰囲気的になんだかんだ敵側として出てくるのかもしれない。
こういう声優が脇役にいると締まるの典型例になれるか。
加藤大尉(かとうたいい)CV:熱波整
ラスボス感。憲兵。異能持ち?
憲兵で魔人加藤と呼ばれるラスボス感半端ない奴。
異能とも思える物を使っている。人を殺すとかそういうのに対しての抵抗心が0。
ベースは『帝都物語』などに登場する加藤保憲であり、風貌、設定共にほぼそれである。
アララギと関係性があるという所から、コイツもタイムスリップしてきてたりしてとか思わなくもないが…
CVは熱波整。
渋い側の声であり、威厳を感じさせる雰囲気は、このキャラクターの威圧感により拍車をかけてくれている。
なんか聞いたことある気もするんだけどなあ…
アララギ(あららぎ)CV:野々宮小鞠
平行世界の観測者。人間ではない。
割とキャラデザという観点で言えばかなり上位ともいえるキャラ。
淡々と喋り、全てを教えてくれるわけではない完全な味方とは言えない味方。
軍服に身を包んでいたりと謎があまりにも多すぎるが、プレイすればまぁ分かってくることだろう。
電報で他の世界の司の情報を伝える。
CVは野々宮小鞠。ある意味で非常に無感情な役を無難にこなしていると言える。
アララギは明らかなキーキャラの一人のため、試される場面というのは出てくるだろう…
〆
(第一弾)
冬茜トムがシナリオということで俄然注目されている『さくらの雲*スカアレットの恋』。
体験版第一弾ではさわりであり、本筋のところが見える…という感じではない。
しかし、所長のキャラクター性による会話での面白さや、史実の大正時代頃の出来事や物がしっかりシナリオ側に練り込まれている所など、面白くなりそうな要素は見ることが出来た。
この後第二弾が出るわけだが、そちらでは2~4章を見ることが出来るとのことで、より深く見ることが出来そうだ。
今回紹介していない多くのサブキャラも、話が展開していく上で必要なキャラとなりそうな感じはある。
加藤大尉がラスボス感半端ないわけだが、彼の力はホンモノとして、どういう感じでそれが描かれるのか?とかそういうところにも注目しておきたいかもしれない。
多くの謎が張り巡らされている感じがある今作も、伏線をうまく使ったシナリオとなるのだろうか?
非常に楽しみである。
(フルバージョン)
第二章~第四章まで終えると、第一章含めての伏線が多く見受けられる上、激動という感じになりそうである。
キャラクターは全員、サブ含めて立っていおり非常にキャラの掛け合いの時点で面白い。
しかし、その中で各キャラ、特に攻略ヒロインにおいて多くの謎が残されており、司に対しての本当の味方なのか?という所に対してまで気を使う必要性があるかもしれないまであり、ここからどうやって司が切り抜けていくのかが非常に予想しづらい感じである。
展開としても結構早めに動く感じがあり、所長との掛け合いもそうだが、けっこうスムーズに読める感じはある。…まぁ歴史調べたりするから早く読めるとは言ってないんだけど(
時代に対しても逸脱している雰囲気は見られないし、100年前の話というのは普通に難しいような感じもするが、よく出来ていると思われる。
個人的にはこの作品にもイカサマポーカーが出てきて笑った、これサガプラより出来いいんじゃない?
話としてはやっぱり”加藤大尉=怪異”という前提は危険なような感じがする。でも違うとして誰…?
遠子が銃撃ったことによってより分からなくなっちゃった感じはあるが、キーとなりそうな部分は一応考察チックなことをしてみた。
この作品は帝都物語にもなぞられている所もあるため、そっちも確認するべきなんだろうけど…う~む(
平行世界系だけど、アメイジングな展開を追うわけではないらしいし。
文字数の換算含め色々と気になる所が多すぎる感じで体験版が終わった感じである。
ばらまかれた伏線がどのように回収され、話を紡いでいくのか。
期待できる作品に仕上がっているのではないだろうか?
きゃべつそふと『さくらの雲*スカアレットの恋』は2020年9月25日(金)発売予定だ。