声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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【速報】ハミダシクリエイティブ アニメ化クラウドファンディング、支援期間終了。総額一億超えの歴史に残るクラファンに。

おにじと申します。

 

今回は、速報エロゲ案件。

まどそふとにおける『ハミダシクリエイティブ』アニメ化クラウドファンディングが、支援期間が終了したということで、記事にしておく。

『ハミダシクリエイティブ』アニメ化クラウドファンディング、支援期間終了

CAMPFIREで行われていた、まどそふと『ハミダシクリエイティブ』アニメ化クラウドファンディング、『『ハミダシクリエイティブ』アニメ化プロジェクト』の支援機関が先程終了した。

camp-fire.jp

こちらは6月30日21時から、8月28日23時59分まで行われた。

結果としては、支援者2878人、支援総額113,984,000円、達成率1139%というとんでもない数字となった。

 

 

開始5分で当初の目標である1000万円に到達。

 

その後ストレッチゴールとして、300%でTV地上波枠にて放送決定、500%でTV地上枠 放送局拡大、700%でヒロイン(妃愛・華乃・あすみ・詩桜・天梨)のシステムボイス 5人フルコンプセットというのが作られたが、それもあっさりと全て達成することに。

 

最終日に近づいての追い込みがすごく、7000万円を超えたと思ったら、あっという間に1億円に到達するという。凄い追い込みだったなあ。

ちなみに1000%突破したということで、別のストレッチゴールを考えているとのことで、さらなる追加となりそうである。

 

この数字は、ノベルゲーム系統のクラウドファンディングでも記録的な数字となっており、クラファンの中で見ても相当な金額を集めることに成功したlightの『Dies irae アニメ化プロジェクト』と比較できるレベル。

uneedzone.jp

総額は9656万858円であり、これはアニメ化クラウドファンディングにおいての記録だったはずだが、今回の『ハミダシクリエイティブ』のクラウドファンディングはこれを超えることに成功したので、歴史的な数字となる(なお支援人数は5188人とDiesの方が普通にクソ多いし、アニメ方式としてはこっちの方がちゃんとしたアニメではある)

 

ちなみに、アニメクラファンという意味では、今回のを超える・匹敵するのはいくつかあり、

TRPGをベースとしたアニメ化『狂気山脈』に関しては『アニメ映画化プロジェクト』の方で119,300,191円(支援者17299人)、

camp-fire.jp

『「狂気山脈 ネイキッド・ピーク」本編制作プロジェクト』の方では201,769,387円(17299人)という記録を残していたり、

camp-fire.jp

 

深夜アニメである『邪神ちゃんドロップキック』はクラファンを積極的に使っているが、『TVアニメ「邪神ちゃんドロップキック」4期分割払いプロジェクト!』では、115,964,266円という総額(支援者3348人)となっている。

motion-gallery.net

 

 

ここ数年のノベルゲーム系統のクラウドファンディングと比較すると、

まぁ上には上が存在はして、瀬戸口Bambooの『OVERDRIVE最終作「MUSICA!」開発プロジェクト』。

camp-fire.jp

こちらは支援総額が132,302,525円となっており、普通にバケモンの数字だった。(これがCAMPFIRE初の1億円を超えたプロジェクトだったとか。支援者数は5037人)

まぁ瀬戸口で、OVERDRIVEこれでやめます!だからね。

 

ただ、今回のハミクリに勝てるのは逆に言うとこれくらいであり、

Keyの『【リトルバスターズ!10周年ミッション】「クドわふたー」劇場アニメ化プロジェクト』

camp-fire.jp

これでも支援総額は78,047,044円である。

なんでハミクリの方が多いんだよって話だが。(支援者数は3934人なのでこっちの方が上)

 

当ブログでも何度か触れたことのある『ALcot17周年! キャラクターソングアルバム『Voices』制作企画』

camp-fire.jp

こちらは支援総額22,839,276円である。まぁこっちはアニメとかゲームではないのでそもそも規模感が違うけど。

 

この前支援期間が終わったのでいえば『それは舞い散る桜のように続編作『けれど輝く夜空のような』制作プロジェクト』とかもあるが、

ubgoe.com

こちらも支援総額が39,053,668円とかである。

 

すべてのクラファン一定以上の金は確実に集まっているんだが、今回のハミクリクラファンの支援総額の水準のやたらの高さという所はこういうのでおわかり頂けると思う。

 

 

長かったクラファンまでの経過、遂にスタートライン

そもそも『ハミダシクリエイティブ』のアニメ化が発表されたのは随分前の話である。

これが発表されたのは、『まどそふとLIVE 2020』の頃の話である。

oniji.hatenablog.com

ここでCS版、ASMR、アニメ化においてのクラファン、そしてハミクリ続編(凸)の発表されたわけである。

ちなみにこの時は2021年上旬にアニメ化のクラファンをするとしていたのだが、なんだかんだでめちゃくちゃずれ込んで今になったという感じ。

まぁ時間はかかったものの、大きな成功を収めたという所はあるような感じはする。

 

スタッフは以下の通り。

◯アニメ版キャラクターデザイン:中野圭哉 
代表作:TVアニメ『蒼の彼方のフォーリズム』(キャラクターデザイン・総作画監督)、『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(総作画監督)、『転生したらスライムだった件』(総作画監督) など

◯制作会社:フロンティアエンジン×ハヤブサフィルム
代表作:TVアニメ『五等分の花嫁∬』(フロンティアエンジン(制作協力))、『私の百合はお仕事です!』(フロンティアエンジン(作画協力))、『八十亀ちゃんかんさつにっき 4さつめ』(ハヤブサフィルム)、 など

◯総監督:ひらさわひさよし
代表作:TVアニメ『レヱル・ロマネスク』(総監督・音響監督)、『八十亀ちゃんかんさつにっき』(総監督・音響監督)、『恋愛フロップス』(音響監督)、など

 

まぁ無事に支援期間は終了したので、ここから制作の方になってくる。

まぁ1億レベルの金額となると、かなり凄いのだが、アニメってめちゃくちゃ金かかるし、リターンも作らないといけないことを考えると、コレでも多分網羅は出来ないんだろうなあと思いつつ。

 

 

エロゲブランドのクラファンは総じて不安

ただまぁ、やっぱりエロゲブランドにおけるクラウドファンディングって、基本碌なことがないというのも通例ではある。

基本的な前提として、エロゲブランドの商業の会社の8割はまともな会社ではなく、同人に毛が生えたようなものである為、こういう納期がどうのとか、リターンがどうのとかの所になると、基本的にリソースが足りない案件になることが多い。

 

エロゲ関連のクラウドファンディングは基本的に最初に言われている納期が守られることはほぼない。9割型遅延するのがお決まりであり、遅延するかどうかではなく、どれくらい遅延するかの定規で測った方が良い。

前述したクラファンもほぼほぼ遅延しており、『OVERDRIVE最終作「MUSICA!」開発プロジェクト』は6ヶ月遅延した…いや、全部のリターンが終わったまでやると多分17、8ヶ月遅延しているし、

『【リトルバスターズ!10周年ミッション】「クドわふたー」劇場アニメ化プロジェクト』も一部であれば14ヶ月、全部であれば36ヶ月遅延しているし、

『ALcot17周年! キャラクターソングアルバム『Voices』制作企画』はコロナがあったから仕方ないにしても、全部終わるのに3年以上かかっているし、なんならDropBoxのリンクミスって20分個人情報漏洩した。(20分で済んで本当に良かった)

まぁ遅延しない方がおかしいレベルで遅延している。

そもそも、新作エロゲの発売日を守れないエロゲブランドが、クラウドファンディングの納期なんて守れるはずがないと言ったらその通りでしかないと思うが、今回のまどそふとは何ヶ月遅延するのか。まぁ半年は固いなと思っている。

 

そもそも、今回のクラファンに関しても現在においてもツッコミどころというのは余裕で存在するのが本音ではある。

前述した通り、元々は2021年上旬にクラファンするはずだったので、もう2年遅延していると言っても過言ではない。

なんなら本当に音沙汰なかった時期もあった(アニメ化するとは言ってたけど)なんでまど公式よりアニメスタッフの妃愛の絵のツイートで息しているか確認しなきゃならなかったんだよ。

 

また、クラファンを開始するにおいて、アニメ化のクラファンなののクラファン開始時点でアニメ化における媒体や方式の所に関しての説明が不十分だったのも問題点である。

結局の所『ワガママハイスペック』のアニメのような5分アニメの方向性となったが、これはあくまでもクラファンが開始した後の生放送で明言されたものであり、クラファン開始前にはこのような説明がなされていなかった。

アニメ化のクラファンなのに。アニメ化することが目的のクラウドファンディングで、なんでアニメの詳細がクラファン開始前に出ないんだよ。おかしいだろ、メインディッシュの詳細が出ないって。一番最初に言うべきことだろ。揉めたの?クラファンだから15分とかでやりたいとか思ったのか?いや、そもそもアニメ化するって言って3年経ってるのにそんなことで流石に揉めないよね。だって3年という時間があるんだから。

まぁ根本的に凸作りながら、アニメ化のクラファンするのは無理だったとは思うから(そもそもの計画性がないとも言う)アニメ化の話なんて詰められなかったんかもしれんけど。それでもそこは開始前に言ってくれないと信用して金落とせないよって、始まった段階で思っていた。

リターンはあくまでも支援するにおいてのお返しであって、目的はアニメ化なんだからさあ…

 

こう根幹の部分がふわふわしている所あったりとか、遅延するにしてもお知らせがまともに来ないとか、そういうのが本当に日常茶飯事なのがエロゲ関連クラファンなので、まぁ順調に行くことはないと考えた方が良い。というかもうスタートの段階でのガバを見てたら無理だろ、順調に行くの。

 

まぁ『それ散る』もめちゃ不安だしな。あっちの方が不安かもしれん。Navelだし。いや別にまども信用してないが。

 

 

とまぁ、エロゲブランドのクラファンの信頼感のなさというのは異常なのだが、とは言え、『ハミダシクリエイティブ』という作品が素晴らしい作品であり、キャラゲーとしてのお手本に近いと筆者は思っているので(なんか思ったより人を選ぶらしいが、人を選んでいる割にワガハイとかよりも評価普通に高いので、最近人を選んでいる人間ばっかり見ているだけかもしれない)この作品の展開が続くということはありがたいと思う。

ワガハイのような感じのアニメという形になりそうだが、どういう感じの出来となってくるのか。動くハミクリメンバーというのは現状この世に存在しないので、期待感はある。

また、リターンの方も各種かなり豪華なモノとなっている印象で、こちらがしっかりとリターンされれば、クラウドファンディングとしての特典は十分以上と言っても良いかもしれない。(紬雪乃への負担がガチすぎるだろとは思う)

 

いずれにせよ、このような金額が集まったという事実はめちゃくちゃ凄い。クラファン史に残る数字となっている。エロゲで。エロゲでこれだからな、びっくりする。

散々衰退が騒がれているエロゲ界隈だが、なんか1億は集まるらしい。それはそれで怖いけど(

こういう作品に対して、こういう数字が付いてきたことというのは明るいニュースであるし、このクラウドファンディングが出来るだけ遅延とかトラブルとかが少なく終わるとより良いなあととは思う。キツイと思うけど。出来るだけ少なめで頼みたい。

 

まぁコレ、アニメ化終わるまではまどの新作ないのかなあとは思うけど。

いや、展開はクソありがたいんだけど、まどの新作が止まるのはそれはそれでちょっと気になるかもしれん。やっぱり新作は欲しいのは本音ではある。いやまたラズキューみたいに若干ライン別とかで出てくるかもしれんけど。それは分からんしな外から見てても…

 

とりあえず、クラファンの大成功はおめでとうという感じで。

そんでもって、これから頑張れよまどそふととアニメ制作スタッフという感じで。

クラファンはそれだけの期待がある。1億クラファンはどう考えても重い。

せっかくやるんだから、良いものが出来ると良いなあと思う。

 

以上。