おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
毎度、色々な製品のレビューを依頼していただくHyperXさんからのご提供。
今回はまた新商品出るよ!ということで、『HyperX Cloud III ワイヤレス』の方をご提供頂いた。
ロングセラーとなっていた『Cloud Ⅱ』の新作『Cloud Ⅲ』は当ブログでもレビューしたが、こちらはワイヤレス仕様。待望だった方もいそうな製品だと思う。
ではレビューしていこう。
開封
じゃあ開封していこう。
いつも通りの赤白黒箱。HyperX製品はこれに統一されているから当たり前と言えば当たり前。
箱の段階で、有線モデルとの違いがわかる。色が黒一色になっているなと。本体で見たらどういう感じなんだろうな…って思っていたのだが、どうやら赤と黒のカラバリがあるらしい。知らんかった。(この下も赤がラインナップにあることを知らずにレビューしている筆者である)
なので、赤の方の雰囲気は有線の方のレビューを見ると分かりやすいです。
では中身の方を見ていこうね。
中身はこんな感じ。
HyperX Cloud III ワイヤレス本体
マイク
USBケーブル(C to C)
USBドングル
袋
説明書各種
まぁ一般的な感じかなと思う。
マイクが別。
USBドングルは、CとA両方に対応する構造になっている。こういうの良いよね。
袋が入ってた。持ち運びが楽になると思うぞ。
外観チェック
ということで外観チェック。
『Cloud III』と構造というのはほぼほぼ変わっていない。
カラーリングは全体的に黒で、レッドとはアクセントの部分でやはり違いがあるのかなと。
有線モデルよりもよりシックな印象を受けるデザインとなっているのではないだろうか。
ヘッドバンド部分は上まで人口皮革が使用されている。
こちらも有線モデルと変わりないと思う。
柔らかくすべすべした感じがあり、気持ちが良い。
ヘッドバンドの幅が広いのも大変うれしい。かなり広範囲をカバーしてくれているので、安心感があるし、負担が分散してくれる。
頭に合わせるサイズ調査も段階で可能。
ここのデザインの良さというのも、有線モデルから継続している。
イヤーカップはちょっと斜めなのも継続。フルメタルフレーム構造でもある。
しっかりとした印象で、イヤーカップ面は金属の質感がしっかりと感じられるのが良き。
イヤーカップはこんな感じ。しっかりと厚みがある形になっている。
イヤーカップの下部分を見ていこう。
右側背面には音量調節ダイヤルがある。
左側背面には電源ボタンとミュートボタンがついている。
マイクを刺す所と、USB-C端子が。ここで充電出来る。
マイクを接続するとこういう形になるぞ。
使ってみよう
ということで、実際に使ってみよう。
今回は前述したドングルを使うことで、無線で接続する方式。
有線版と同じく、C・AどちらのUSBにも対応しているのが良いですね。
まず装着感だが、非常に軽い印象があり、長くつけていても疲れにくいと思う…というか、構造自体は普通に有線モデルと同じだから感想が同じになるんだよな。
装着する上でイヤーバンド、イヤーカップの所の感触もいいしね。
側圧は緩めだが、しっかりと固定される感覚はあるし。メガネをしていても痛くなりにくい感じがするのが良いのよねえと。
続いて音質や接続安定性に関して。
こちらも有線モデルと同じく、53mmのドライバが搭載されている。
無線になってどうなのかなあみたいな所はあったのだが、全然問題はなかった。
普通に音の所でもしっかりとクリアに聞けるなあという印象。
有線モデルと傾向は同じく楽しい感じの音が出ているのかなとも。
バーチャルサラウンド技術である『DTS Headphone:X 2.0』にも対応しているので、サラウンドで聴くことも可能。
無線なのでやっぱりコードにとらわれないのがいい。
そうなると安定性の所が気になるわけだが、使ってみた感じ途切れるようなことは全く無かったので、多分大丈夫だと思うぞ。
マイクに関しては、こちらも十分な性能。
有線と同じマイクが搭載ということで、ドライバが10mm。
あと地味なところだが、マイクミュートでマイクがちゃんと光る。こういうの良いよね。
録音した音声はこんな感じ。
PCでは制御ソフト『HyperX NGENUITY』に対応しており、
ボリュームやイコライザ、サラウンドの設定が簡単に行える。
なお、ファームウェアなどの更新は有線で接続する必要があるので、ここは注意が必要。
〆
ということで今回は『Cloud Ⅲ ワイヤレス』をご紹介した。
有線モデルの良さをちゃんと踏襲しながら、安定性のある無線で動作するという感じで、選択肢としてどちらを選ぶかは本当に有線が良いか無線が良いかでいい気はする。
有線モデルは有線モデルで、他の機器と組み合わせる場合は有利だったりもするし、やはりどれだけ無線が安定していても有線に勝るものは…という考え方もあるだろうから、一概に無線の方が良い!という言い方もできないだろう。
ただ、これの良い所というのは無線になることで何かが犠牲になっているということがないということ。本当にどちらかを選べるのが素晴らしい。
先行レビューという形でいい意味で困るという経験は中々ない。有線と差がないから言う事に困るっていう。それってめちゃくちゃ良いことだからね、製品として。
これは売れそうだなあと思った。有線の時も思ったけど。
以上。