声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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今作の初要素はとりあえず犬がプリキュアになるらしい。『わんだふるぷりきゅあ!』声優紹介(前半戦)

おにじと申します。

 

おはようございます。今日出そうだなと思いつつ普通に9時半まで寝ました筆者です。

今年もこの季節がやってきました。プリキュア声優発表だぞと。

何の準備もしてませんでしたちなみに。

毎年恒例となってきましたが、なんかもう毎年前編後編に分かれることになるみたいです。

書く量が減ることはありがたいんですが、もう後半になる時に変な属性追加はいらねえからな…ってなるし分ける意味もあんまないので全員さっさと公開して欲しいんだよな…(

『わんだふるぷりきゅあ!』は21作目・19代目

今年のプリキュアのタイトルは『わんだふるぷりきゅあ!』である。

プリキュアの歴史において、『プリキュア』をひらがなにしたのは初めてのことである。

まぁ昔は『!』が後ろに付くだけで目新しさがあったり、途中で『!』がはいるパターンが初めてだった時もあったので、遂にプリキュアの表記すら変えてきたか感がなくはない。一応プリキュアがひらがなになったことで対象年齢が下がったというわけではないとかは見た記憶がある。

なお略称は『わんプリ』のようであり、『わんぷり』ではないんかいと思わなくはない。

え~、ということで、毎年恒例の声優紹介です。

この記事では基本的に声優の話しかしないというスタンスシリーズです。

 

 

 

キュアワンダフル/犬飼こむぎ - 長縄まりあアイムエンタープライズ

連続してピンクじゃないセンターには流石にならんかった。

ただ、センターが飼い犬というこれまた新要素は盛り込んできた。

もう最近のプリキュアは過去の歴史を如何に打破して新しい要素を入れるのかみたいな所の勝負になりつつある気もする。

20年経つと伝統って邪魔になってくるのだろうか。

 

21作目『ワンぷり』のセンターを務めるのは長縄まりあである。

 

プリキュアを演じることが決まったときの感想を教えてください。

まさか自分がプリキュアになれるなんて思っていなかったので、本当に信じられないという気持ちでした。 その後すぐに、嬉しい気持ちと頑張りたい気持ちと感謝の気持ちと、たくさんの想いが込み上げてきて泣いてしまいました。

 

長縄まりあさんが感じるプリキュアシリーズの魅力を教えてください。

夢と憧れが詰まっていると思います。
小さい頃見ていて、プリキュアのように可愛く変身したり、かっこよくバトルしたくてたまりませんでした。
自分もプリキュアになれる日が、ある日突然くるのではないかとワクワクもしていました。
そんな素敵な気持ちをくれる作品だと思っています。

 

■キュアワンダフル/犬飼こむぎを演じるうえでの意気込みを教えてください。

小さい頃プリキュアを見ていて、たくさんの素敵な思い出や気持ちを作品からいただきました。
プリキュアを楽しみにしてくれている皆さんにも、夢と憧れを、思い出とワクワクする気持ちを、それからたくさんの「わんだふる~!」をお届け出来たらと思っています!
精一杯頑張ります!

長縄は日本ナレーション演技研究所から、アイムエンタープライズに所属し2014年デビュー。アイム生え抜きである。

デビュー年の2014年に『六畳間の侵略者!?』ティアミリス・グレ・フォルトーゼ役で初メインを獲得。その後も毎年のようにメイン役をコンスタントに獲得し続けている、アイム声優としても現在においては上位にいると言っても過言ではない声優。

 

主な出演作は、『小林さんちのメイドラゴン』カンナ / カンナカムイ、『スロウスタート』千石冠、『はたらく細胞』血小板、『ワールドダイスター』新妻八恵、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』好本静等。

 

長縄がこういう作品で起用されるのは素直に嬉しい。

なんだかんだメイン役をやり続けている割に、評価がそこに見合ったものかと言われると首を傾げる部分があったので、プリキュア声優という箔が付くことは良いことなんじゃないかなと。

長縄は、どうしても最初出てきた時のイメージや、代表作の『小林さんちのメイドラゴン』カンナなどでの、ロリ系の長縄の独特性もあるような声・発音みたいな所のイメージが強すぎるのだが、こういう声以外にも普通に色々出来るのが長縄の強みであり、その引き出しは固まっている感もあるイメージとは裏腹に多く、演技の能力は間違いなく高い声優なので、どのような声設定であろうと、プリキュアのセンターをやるという所において不足はないと思う。

こういう所で示せる場所が登場って言うのは良いね。昨年の関根もそうだけど、センターにこういう声優を置いてくれるのは普通に嬉しいのよ。

 

 

キュアフレンディ/犬飼いろは - 種﨑敦美(東京俳優生活協同組合

今回発表された人間の方(言い方)

こむぎはいろはの飼い犬らしいので、マジで作品のなかでの関係性が若干ややこしい気がするんだけども。

 

でもって、映画でプリキュアをやると一応通常プリキュアをやらないというパターンが続いていたんですが、今回はキュアフレンディやった種﨑敦美が連投のような形となる、これまた異例の形となっている。

まぁただ、こちらは犬がプリキュアになった程の衝撃性というのは筆者的には感じないのかなという感じがあり、以前で言うと堀江由衣が『映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国バレリーナ』で映画オリキャラであるつむぎを演じた後、速攻『魔法つかいプリキュア!』で十六夜リコ / キュアマジカルをやった過去があり、これに近いプリキュア声優起用法かなという印象。

 

ということで、本当に全部出るなお前って感じですが、種﨑敦美が正規プリキュア声優の仲間入りです。

プリキュアを演じることが決まったときの感想を教えてください。

プリキュアオールスターズF」に出演が決まった時もプリキュアに携われるだなんて…と、光栄でとても嬉しかったのですが、まさかテレビシリーズでもこんな機会をいただけるなんて。映画でこれまでのたくさんのプリキュアたちを見て、キャラクターから、キャストさんから、それぞれのシリーズをみんなで1年かけて作り上げてきた絆を感じました。映画の収録の時、目には見えないけど確かに感じるそれがとても素敵で羨ましいなと思っていたので、ああ、自分もそれができるんだ…と、本当に嬉しかったです。

 

■種﨑敦美さんが感じるプリキュアシリーズの魅力を教えてください。

「キラキラかわいい憧れの存在」という印象が強かったのですが「プリキュアオールスターズF」で作品にしっかり携わらせていただいて、お互いに支え合いながら、強く、かっこよく、勇ましく立ち向かっていく姿をたくさん見て、印象がガラリと変わりました。自然と胸が熱くなって「自分もこうなりたい!」と純粋に思える存在。プリキュアという「存在自体」が魅力なんだなぁと思いました。

 

■キュアフレンディ/犬飼いろはを演じるうえでの意気込みを教えてください。

いろはちゃんの印象で一番に思い浮かぶのが、誰かの「本当の想い」をちゃんと聞こうとする気持ち。想像や憶測ではない、本当の心の声。それを大切にできるのってとっても素敵だと思います。他のキャストさんの声やお芝居をちゃんと受け取りながら、耳をすませながら、たくさんの方に愛していただけるようなキュアフレンディを、「わんだふるぷりきゅあ!」を作っていけたらと思います。

種﨑敦美は2008年頃デビュー。

トリトリオフィスから声優キャリアをスタートさせ、アニメの初出演が2012年という苦労人。この年『となりの怪物くん』夏目あさ子で初めて名前があるメイン級のキャラクターを演じた。

その後はメイン級を確実に増やしていき、2015年にトリトリオフィスを離れ、フリー期間を経て、同年に東京俳優生活協同組合に所属。

翌年『アイドルマスター シンデレラガールズ』五十嵐響子が発表されアイマス声優の仲間入り。

活躍を続ける中で2020年、『第14回 声優アワード』で助演女優賞を受賞。

2022年、『Yahoo!検索大賞2022』の声優部門で1位を獲得。

2023年、『第17回 声優アワード』にて、史上初となる主演声優賞・助演声優賞のダブル受賞を達成。

同年、声優の宮崎遊と結婚を発表。

本当に実力・腕で、現代声優界を駆け上ったえげつない声優であり、評価される上でのものは全て手に入れたと言っても過言ではない存在。

 

代表作は『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ダイ、『葬送のフリーレン』フリーレン、『SPY×FAMILY』アーニャ・フォージャー、『Vivy -Fluorite Eye's Song-』ヴィヴィ、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』双葉理央、『響け!ユーフォニアム』鎧塚みぞれ、『魔法使いの嫁』羽鳥チセ、『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER西之園萌絵等。

 

種﨑に関しては説明する方が野暮だろレベルの声優になっちゃったからなあ。

とにかく上手い。そして現代声優界において希少過ぎる、異常な引き出しの多さ。

今の実力軽視と言っても過言ではない現代声優界において、腕でこの地位を築くことの難しさは明らかであり、それをやってのけた種﨑の演技能力の高さ、演技幅、引き出しの広さ・多さ。

というか、恐らく種﨑の高めの声が使用される感じにはなるはなるにで、久々にそのへんの声を期待したい所ではある。

種﨑、あまりにも上手すぎて低めしかやらしてもらえん部分もあるので…(まぁでもそんなめっちゃ高くもないか…

 

 

今のところ声優は堅実、後半どうなるのか 

え~、今のところ声優がド堅実です。これ去年も言ったんだよな。

昨年に続く前半・後半発表スタイルとなっており、こちらに何の意味があるのか正直良くわからん。

ただまあ、今作においても、近年プリキュア…というか20周年プリキュアから続く伝統を打ち破りたい欲みたいなものは続いているっぽい。

前作はそもそも地球人じゃないという所のセンターだったが、今回は犬が人間になるみたいな方向性でのセンターとなっている。

 

声優の選択は、長縄と種﨑という堅実な並びとなっている。

長縄は、この作品において更に評価を高めてほしいなという感じ。能力自体は間違いなくあるので、プリキュアセンターを務められる能力はある。(いやまぁ声優じゃねえやつを何人も起用してきたプリキュアプリキュアセンターを務められる能力のハードルが果たして存在するのか?と言われると首を傾げざるを得ない部分もあるので、この表現はアレな気もするけど)

もっと評価されて欲しい声優の一人ではあるんでね。頑張って欲しい。

 

種﨑はもう逆に言う事がない。もう評価はされまくってるし、上手いのも分かりきっているので、いつも通りお願いします、バチクソ上手いの見せてくれって感じ。

この人が上手いことで現代声優界が一部守られているまである。種﨑がちゃんと評価される世界で良かったなあと思って数年経つけど、こんなビッグタイトルバンバンバンバン取ってくる種﨑は、そんな想像出来なかったんだよな。現代声優界だと。ありがたい話である。

 

ということで、残り2人はキュアニャミーとキュアリリアンとなっている。

今回紹介されている2人より大人っぽさはあるけどどうかなあ。

なんかまた違う要素が練り込まれているのか。まぁ例えば妖精系統変身とか、犬猫変身とかが現状推定できる最近のプリキュアの突飛さの範囲か。それとも成人プリキュアが続くとか?まぁ~最近のプリキュアは良くも悪くも何やってくるか分かったもんじゃないのでね…(

 

見た感じ流石に男プリキュア連投って感じではなさそうだが、こむぎといろはがプリキュアだと知るクラスメイトの男の子・兎山悟という存在はいる模様であり、男が絡む展開は継続する模様。悟がうさぎを飼っていて名前が大福とか言うらしいし。

また、アニマルタウンに最近引っ越してきた女の子・猫屋敷まゆとかもおり、この辺りに変身キャラがいるのか、別にいるのかは現状よくわからん感じではある。

まぁビジュアルの現実性を考えると、猫屋敷まゆとその猫がプリキュアに返信する可能性が最も高いのではないかと想定はされる。

 

昨年と同じスタイルであれば、恐らく後半のプリキュアの紹介は2月頭の放送直前になることが想定される。(去年しかこの方式でやってないので1月末にずれる可能性もあるかも)

20周年を迎えてからのプリキュアは、違うことをやろうとしすぎている部分もあり、その辺りが若干不安ではあるのだが、残り2人の声優がどうなるのか、期待したい所ではある。

 

以上。