おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
定期的にお世話になっているUGREENさんからのご提供でのレビュー。
PDの充電器は、日々進化を続けている。
どんどん小型になっていっている印象があるが、そういう中で、薄型という方向性に関してもやはり強みがある充電器ってのも増えてきている感じがする。
UGREENさんもそういうのが出てきていたので、今回はそれをご提供いただいたという形である。
非常に薄型の充電器である『UGREEN Nexode Pro 薄型急速充電器』をレビューしていこう。
本製品はUGREEN様よりご提供頂いています。しかし、レビュー記事においての事前通知などは必要ない為、率直な感想を記載させていただいております。
開封
ということで、開封していこう。
基本的にはいつものUGREENの箱という感じ。統一感があるよね、いつも通り。
色々と機能性とかが書いてあるのと、Nexodeのロゴが目に付くかもしれない。
商品名が目立つのは良いことだからね。
裏面はこんな感じ。
まぁしっかりPSEマークとかの記載がある。後は大体英語。
中身はこんな感じ。
・本体
・紙(説明書とか)
まぁシンプル。
いつもUGREENはこんな感じである。というか、充電器はこんな感じだろうよ、そりゃ(
外観・スペック
では、外観を見ていこう。
いつものガンメタの雰囲気がある感じの、UGREENだな!と思えるデザインになっている。
薄型なので、この面はそれなりに大きさはあるっちゃあるが、それでも小さいよね。
8.5cm×4.9cmのこの面。十分小さいのが分かってもらえるだろうか。
反対側にはコンセントプラグが搭載されている。
しっかりと折りたたみの形となっている。いやこういう薄型でそうじゃない奴なんか今やほぼないとは思うけども。
ポート部分を見ていこう。
USB-Cが2つ、USB-Aが1つの3ポートとなっている。
このサイズと薄さでこのポート数を実現している。
薄さは1.5cmということで、非常に薄く仕上がっているのが分かる。
ここにぎっちりとUSBポートが入っているのが良い。
USB-Aもなんだかんだ搭載している訳で。バランスが非常に良いんだよなやっぱり。
スペックをここで確認しよう。
製品型番 | UGREEN Nexode Pro 薄型急速充電器 |
---|---|
製品サイズ | 約8.5 x 4.9 x 1.5cm |
製品重量 | 約114g |
出力ポート数 | 3(USB Type-C x 2 / USB Type-A) |
USB入力 | 100-240V~50/60Hz 1.8A まで |
USB出力 | USB-C:5V/3A 9V/3A 12V/3A 15V/3A 20V/3.25A(最大65W) USB-A:4.5V/5A 5V/4.5A 5V/3A 9V/2A 12V/1.5A(最大22.5W) |
出力パワー | ~65W |
カラー | ブラック |
3ポートの65W充電器としては、特に問題の無いスペックという感じ。
ただ、ここに結構付加価値のある機能とかが乗っているみたい。
まずは複数ポートの充電とかで振り分けられるポート別の出力を確認しておこう。
1ポートではUSB-Cは65W、USB-Aが22.5Wなのだが、注目したいのは2ポートでの充電だろうか。USB-C2つでの充電が45Wと20Wに分割される。
ベーシックな固定タイプだが、これはこれで自動振り分けよりも確実な所もあるので、別にそこまで大きな問題ではないかなって感じはする。
UGREENはとりあえず固定って感じなんだよな。
USB-Cはサムスンの急速充電2.0に対応している。
そして、もう一つ大きいのがリアルタイム保護という機能。
PD充電器は、高出力での充電をするという性質上、どうしても熱を持ってしまいがちである。
特に充電の最初はガッとWをあげて充電するため、熱を持つ。
そういう温度の部分などをしっかりと監視してくれる。
過充電や、過電流なども監視してくれるので、上がりすぎていた場合は出力を落として、温度などを下げるように動作してくれたりと、全体的の安全の方向の強さが強いんだけども。
この辺りの安全性は、各社最近は特に力を入れている印象で、UGREENもその例外ではない。
使ってみよう
じゃあ使ってみて、動作チェックしていく。
AVHzY CT-3で規格をチェックしていく。
しっかりとPD・PPS65Wを始めとしての規格に対応していることが分かる。
このあたりはまぁそりゃそうだが公称通りである。
PD側の方でも出てるので、まぁほぼ間違いなく公称通りのスペックをしていると思われる。
では単ポートでの動作を見ていこう。
最大の出力を出す為にノートPCを充電してみることにした。
こちらは60~65Wの充電に対応しているmsiのモデルを使用している。
まぁ分かりにくいけど、60Wくらいは出てた。しっかりと単ポートの充電では最大値に近い充電がされている事が確認できた。
では2ポートでも確認。
こちらにiPadを追加する形で、より負荷をかけた充電というかんじになるか。
そうすると、30Wずつくらいで配分してくれるので、十分な電力が出ていた。
タブレットであるiPadとスマホとかだと両方最高速度で充電出来るので、相性が良さそうな感じがする。
筆者も日常的に持ち歩くPD充電器はずっと65Wなのだが、65Wって、日常で使う上での持ち運びと、複数充電する上での充電速度のバランスがかなりいいんだよね。
どんどん小さくなってくれていることで、昔の45Wくらいの出力の充電器と思えるサイズともなってくれている感じがより良い。
今回の充電器は非常に薄型に仕上がってくれているので、より持ち運びに特化したモデルと言えるだろう。
この商品は65Wで3ポートという条件では小さく薄い部類に入る。
バランスが良いんだよな普通に。使いやすさがしっかりとある。持ち運びやすい。
発熱に関しても、あったかくなるくらいで、基本的にはそんなにあったかくもならない気がするこのあたりは前述の安全性の所がしっかりしてくれているんじゃないだろうか?
〆
ということで、『UGREEN Nexode Pro 65W 3ポート 薄型充電器』をレビューしてみた。
この薄さでかつ、ちゃんとプラグを折りたためて、それでいて高出力65Wで、USB-C×2、USB-A×1を搭載している。
これはGaN(窒化ガリウム)を採用した最新チップ「GaNInfinity」と独自のスタッキング技術「Airpyra」を組み合わせおかげらしい。なんか固有名詞多いな…(
これは中々今の進んだ市場においても非常に価値がある充電器となっているんじゃないかなと。
前述しているが、筆者は65Wの複数ポート充電器が最も持ち運びに優れた充電器なんじゃないかなと思っている。
2年間の保証とかの安心感もあるし、UGREENは結構今バランスの良いメーカーというか、クオリティと価格のバランスが良いと思う。現状UGREEN商品を壊したことないしな…(
気になる方はぜひどうぞ。
以上。