おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
はい、今回もキーボードです。
前回はFlowというキーボードをご提供いただいたLofree様から、また新しいキーボードをご提供頂いた。
Edgeというモデルとなっていて、こちら非常に薄い面白そうなキーボードとなっていて期待感が高まる。
ということでレビューしていこうと思うぞ。
開封
ということで、開封していこう。
箱はこんな感じ。
前回紹介したFlow同様のシンプルな雰囲気。
もう箱の時点でクソ薄いのがわかる。これキーボード入ってるんですよ?って感じになるよな、こうなると。
中身は以下の通り。
Lofree Flow本体
USB-C to USB-Aケーブル
予備キーキャップ
カーボンスタンド
取扱説明書
なんか思ったよりかなりシンプルなものになっている。
結構いろいろはいっていることが多いんだけどね…
USB-C to USB-AケーブルはUSB-CがL字になっている。
なんかカーボン製のスタンドがついている。
外観チェック
では続いて、外観の方をチェックしていこう。
キーボードを正面から見るとこんな感じ。
デザインとしては非常にかっこよろしいんじゃないだろうか。
渋さも感じつつ、Appleのような雰囲気もあるこのクオリティの高さ。
Lofreeは普通にクオリティがバカ高いので好みだなあって改めて思うよね。
キーボードの配列としてはUS配列の75%キーボードという形になっている。
基本的には普通のキーボードと大差ない配列とはなっているが、Enterの横にキーが合ったりと詰め詰め感はある。
下が少し余白がある感じになっていて、サイズという所を切り詰めた…という感じではない。
Edgeが求めたのは薄さである。
最も薄いところで5.4mmという薄さ。これはMacBook Airにも匹敵する薄さとなっており、この薄さはめちゃくちゃ魅力的だと思う。
いやマジで薄いよコイツ。これでいてメカニカルキーボードってのもびっくりしちゃうよね。
ということは?勿論ロープロファイルのキーボードとなっている。
肉厚が1mmくらいのキーキャップになっていて、ここでも薄さを稼いでいるみたいである。あと高さも5mmでかなり薄い。
素材はしっかりとPBTが使用されていて、耐久性が高くテカリにくい。一度PBTを使ってしまうと、もうPBTからは抜け出せないんじゃないの?って個人的には思うくらいにはPBTが好きである。
このサラサラとした感触、良いんだよなあ…
端子類などは、キーボード上部の側面に集中している形。
真ん中にUSB-Cと、各種モードを切り替えられるスイッチがついている感じだね。
裏側。
穴空きまくってるなって感じる。
チルトがついていて、一段階角度を変えられるみたい。
横から見て角度の違いはこんな感じ。3度と6度らしいよ。
この薄さでチルトが存在するのは正直以外である。
キースイッチの方も見ておこうか。
こちらは新しく開発されたものとなっており、『Kailh POM Switch 2.0』となっている。
非常に薄いキースイッチとなっており、2.4mmという短さ。キースイッチ全体でも9.8mmしかない。
リニアスイッチのみという選択肢の少なさは欠点だが、薄さと打鍵感を両立させたスイッチとのこと。
では、Edgeのスペックを確認しておこう。
商品名 | Lofree Flow |
---|---|
レイアウト | 75%(84キー) |
カラー | ブラック / シルバー |
キー配列 | US配列 |
キー素材 | PBT |
キースイッチ | リニア |
ホットスワップ | 非対応 |
ライト | 有り(バックライト・サイドライト) |
接続方法 | 有線接続・Bluetooth接続(最大3台接続可能) |
バッテリー容量 | 2,000mAh |
バッテリー性能 | 最大130時間稼働・充電時間3時間 |
サイズ | 318mm×154mm×16.5mm |
技適 | 取得済み |
重さ | 485g |
非常に色々な機能性みたいなところが高いのが分かるかなと。
バッテリーは2000mAhで最大130時間稼動とのこと。
容量が前回から変わってないのに、なんか知らんが消灯時は130時間を主張している。
最大輝度だと10時間らしい。極端すぎない?
重さに関しても485gとなっており、前よりもっと軽くなった。
使ってみよう
ということで、実際に使ってみた。
電源スイッチの所で有線か無線かの接続を変えることで、モード切替が出来る感じとなってる。
Lofree様はもう技適ちゃんと通してくれてるんだよね、Flowのときもそうだったんだけど。
海外キーボード、とにかく技適問題が大きな障壁なんだよな。なんならUS配列よりも大きな障壁だと思う。
通ってるってだけで選択肢に入れやすいから。
このキーボードは3つまでデバイスと接続することが可能。
FNキーと1・2・3のキーを押すことで切り替えることが可能である。
長押しでペアリング、短く押して切り替えって感じ。簡単に接続出来るぞ。
また、こちらのキーボードはキーキャップの記載的にWindows・Mac両方に対応している製品。
このキー配列に関してもFNキーとNでWindows配列、FNキーとMでMac配列と切り替えることが可能となっている。
ただどっちかっていうとWin配列に近い感じではあるかな?CTRLキーの配置とか見るとね。
電源を入れるとバックライトが点灯。
ほんのり白に点灯する感じで、雰囲気は良い。RGBではなく、ホワイトバックライトって感じ。
恐らくキーの上部らへんにLEDが埋め込まれているので、上から覗くと光が強い。
隙間からしっかりと光が出ていて、光量は十分だろう。
とりあえず打ってみての感想。
打鍵感は心地良い打鍵感と言う感想だろうか。
キースイッチやキーキャップ…というかそもそものこの薄さという所を考えると、どうしてもキーストロークはかなりショートになってしまうし、色々と犠牲なってくることは多いはずである。(実際、ホットスワップに対応していないし、キースイッチはリニアしかないと、犠牲になっていることはあるわけで)
その犠牲に、打鍵感という所が出てきても正直文句は言えない薄さとなっているのだが、これが犠牲になってる感じはない。
ショートストロークではあるんだけど、なめらかにそして音もかちゃかちゃせず落ち着いた音で、良い感じの底打ち感を感じることが出来るってのは素晴らしい。
押し込んだ時に、全体的に沈み込む感じもあり、そういうところで薄いながらも感触を良くしようという工夫を感じられる。
この薄さだとどうしてもペチペチ感が出るものだと思うんだけど…頑張っているなあと。
こちら、この薄さでガスケットマウントなので、もうなんというか…技術の進歩ってすげえなあって…w
キー配列に関しては、そこまで違和感はないかなという印象。
まぁEnterの右にキーが存在するとか、右下の矢印キーとかはかなり詰め込まれているので、この辺りに関しては慣れが必要かなと思が、75%キーボード全部そうだし、Flowもそうだったからね。
右の一列に永久に慣れない人もいると思う。筆者もそんなに慣れているわけではないんだけど。
まぁでもやっぱり反響音というところがほぼない。こちらもFlowから変わらず良いポイントだろうか。
どうしても薄いロープロファイルはそういう所を抑えるのが難しい中で、ここまでようやっとるなと。音自体が落ち着いた、上品な音してくれてるから、これで反響あったら結構台無し感あったけど、そういうことがないってのが良いなと。
そしてキーキャップのぐらつきというのも少ない。この辺りの強みってのを感じた。
あとまぁ、やっぱかっこいいし。かっこいいって大事よ。やっぱり。
あと、ソフトが出来ました。これによってライティングとか、キーマップ、マクロなどが出来るようになった。
Flowは単独でしか出来なかったので、これによってより色々とやりやすさが向上した。これも良きポイントだろう。
英語と中国語しかないのだが、
〆
ということで、今回はロープロファイルメカニカルキーボードである『Lofree Edge』をレビューしてみた。
前回のFlowの完成度も素晴らしいものだったが、今回のEdgeも良いね。
とにかく薄さが強みという感じではあるんだけども、それでいて犠牲になっていることが少ない。
確かにホットスワップ出来ないとか、キースイッチが一種類とか、言い出せばあるのはある。
ただ、それ以上に機能性の妥協のなさというのを感じられるキーボードとなっているんじゃないだろうか。
新開発キースイッチは薄さを優先しながら、しっかりと心地よい打鍵感を実現し、ガスケットマウントまでやっている。
今回はソフトウェアにも対応したことで、キーマップしたい人にも勧められるようになった。
全体的なクオリティの高さという所も相まって非常に素晴らしい。
持ち運びが出来る範囲内でありながら、諸々の妥協していない感じでおすすめできるキーボードとなっているぞ。
以上。