おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
久々にInnoviewさんからレビュー依頼をいただいたので、レビューしていく。
以前レビューした、『デュアルモニター』。縦にデュアルで並ぶ形になっている変わったモニターである。
今回はより進化したモデルが出来たみたいなので、こちらをレビューする。
開封
ではまず開封していこう。箱がとりあえずでっかい。18インチなのでね、仕方ないね。
今回はダンボールっぽいカラーやね。
なんか非常にシンプルな感じなのは、最近のInnoviewはこんな感じってイメージ。
とは言えとりあえず箱がデカい。
中に入ってるのは以下の通り。
・本体
・USB充電器(45W)
・Type-C to Type-C ケーブル
・Type-A to Type-C ケーブル
・HDMIケーブル
・マニュアル
相変わらずの充実のラインナップとなっている。
コードとかが揃っているおかげで、こちらを購入するだけでほぼ完結が可能。
ケーブル類はこんな感じ。
USB-Cのケーブルとかも、単独で購入すればそこそこする(しかも映像まで対応しているやつにするならなおさら)から、入ってるに越したことはない。ありがたく使わせていただこう。
電源アダプタは45Wとなっていた。
しっかりとPSEマークとかもついていたぞ。
本体チェック
では、本体の方を見ていこう。
デュアルモニターってめっちゃノートパソコンみたいな雰囲気あるよね。
しっかりと金属の素材が使われていそうで、強度は問題なさそう。
外装はしっかりしている。なお結構指紋はつきやすいので注意。
裏面はこんな感じ。
こっちにするとモバイルモニター感が急に出る。
VESA規格に対応した穴が空いている。こちらは100×100となっており、VESAマウントで付けることも可能だ。(デュアルモバイルモニターをVESAで出来るのか?とは思っているんだけど…w)
スタンドがU字型って感じになっている。
そして、スピーカーが付いている。こちらは後ろに付いているタイプみたい。
次に、搭載されている端子の方を見ていこう。
映像出力は、HDMIとType-C×2。
Type-C2つは映像出力や給電にも対応している。(中華ってこういうのをフル機能って言いがちだけど、結局規格はどれなんだよとは思う)
フルHDMIなのが嬉しいポイント。まぁHDMIの場合は給電をしっかりとしてあげないと動かないと思う。(Cの方でも給電したほうが安定すると思われます)
まぁ所謂映像端子がこちらに固まっている。こちらに配置されていることで、どの方向にもケーブルは出せる感じになっている。
反対側には、
電源ボタン、設定上下ボタン、画面拡張ボタン(一画面認識させるか、二画面認識させるかを変更できる)、イヤホンジャック。
操作系統がこっちにあるって感じ。
スタンドはほぼフラットな0~315度まで開く仕様となっている。
まぁなっているし、スタンドとしては非常に安定している部類なのだが、やっぱりデュアルかつ18.5インチなので、限界はあるのは考えておいたほうが良いとは思うが、以前の18.5インチのよりは安定感が増した気はする。
分厚いのが下半分というのもあるのか、安定感という所があると思う。
滑り止めのゴムもしっかり使っているので、滑りにくいしね。
では画面の方を見ていこう。
こんな感じで開く。デュアルモニターである所以である。
所以ではあるが、やっぱり変態であることに変わりはないとは思う。
モニター自体のデザインはベゼルがかなり細く仕上がっていて悪くない。
画面がとにかくでけえ。18.5インチが縦に二つ並ぶことの大きさよ。
しっかりとした存在感と高さが出てくる感じがある。
このデュアルの部分のヒンジが、4つになってた。
以前のは同じサイズでも3つだったので、より頑丈にということなんだろうか?
また、面白いのがこのモニター、逆側に回して、両側にモニターみたいなこともできる事。
ヒンジがしっかりしていて、重心も下にしっかりと残ってくれているので、色々な角度に対応していそうなのがポイントと言えるだろう。
これサイズが大きくなることでより有効性は増してきたりして。
スペックは以下の通り。
項目 | INVPM509-02B |
---|---|
ディスプレイサイズ | 18.5インチ×2 |
パネル種類 | IPS(視野角178°) |
表面仕様 | アンチグレア(非光沢液晶) |
解像度 | FHD (1980 x 1080) |
リフレッシュレート(最大) | 100Hz |
最大輝度 | 120%sRGB |
応答速度 | 14ms |
インターフェース | miniHDMI USB Type-C(データ/給電)×2 ヘッドホンジャック |
スピーカー | ステレオスピーカー |
VESA | 対応(100cm) |
本体重量 | 3kg |
接続してみよう
では、パソコンに接続してみよう。
基本的には、USB-C同士での接続が推奨っぽい。
しっかりと映像出力に対応しているPCやケーブルが必要となってくるわけだが、これが一番楽そうである。
今回は、ドライバなしでWindowsは動くらしい。ありがたいね。
確かにそのまま2画面出てくれた。複製でまずは出てきた。こちらは設定を変更していけばOK。
デュアルモニターって中々圧巻の画面って感じになるなあ…wてかデカすぎるだろやっぱり。デカいってこれ(
ちなみに、USB-Cないよ!って人は、HDMIを経由してPCとHDMIで接続してから、USB-AでPCと接続をすることで動作が可能になっている。
ただこちら接続はUSB3.0がおすすめされているので注意。2.0で接続するともうFPSでなさすぎてガックガクになるみたいなので…w
色々な使い方ができるようになっているので、こちらもいい感じである。
ちなみにデフォルトでは恐らく左右になってるので、自分で上下にしておこう。
ドライバ上ではなんか一つとして出ている感じがしたのが面白い。どうなってんのこれ(
こちらで100Hzが選べるのが今回の特徴。
この感じで100Hzまで行けるの、偉くない???
設定画面は電源ボタンを押すと表示。
左下に出てくる。電源ボタンを長押しすると、戻るになる。
設定項目は豊富であり、ブルーライトカットとか、HDRとかもある。
前のは日本語がひらがなだったりして不完全気味だったが、今作はしっかりとしていた。
上下ボタンを設定画面を出さずに上を押すと明るさ、下を押すと音量を変えられる。
電源が付いた状態で電源ボタンを一度押すと、入力切替が簡単にできる。
これは普通に便利やぞ。
スタンドの安定性に関しては、U型で無段階という所も良くて、いくつかの段階しかないってこともないし、しっかりしているが、流石に重いから、ちょっと重さに負けてしまう場合もあるかなと。
上画面とのバランスはちゃんと見ないとダメだけどね?(0~180度で回転する)
また、この2画面を生かした角度を色々とできるのがいい。
特に縦モードは面白く仕上がっている。
すぐに反応してくれるし、屏風みたいな感じで立てられるのが面白い。(Windowsでしかできないっぽいけど)
こういうタイプじゃないとまずありえない形なので、特徴的と言える。縦置きってなかなか難しいはずなのに、こういう構造だと割と気軽に出来る物ポイントだろうか。
そして、反対側に回して対面で画面プレゼン出来る…!みたいなことも。
これだけの使い方をどれだけが使うかはわっからんけどね。
でもこの使い方は普通にありだと思う。使う機会があればかなり適している感じがあるので…
画面はしっかりノングレアという感じ。
画面自体も普通にキレイで、フルHDとしての画質は十分という感じ。
IPSパネルで、色味も普通に変な感じはない。しっかりと色域もしているし、綺麗に映ってるし、角度で色が変わるみたいなこともない。
120%sRGBに対応しているので、中々色味は悪くない形に仕上がっていそうな感じである。
スピーカーは、まぁ一般的なモニターについている、ついているだけありがたい系の感じ。
そんな音がいいとかではないので、いい音が欲しい人は別で用意しましょう。
シャリシャリした音になってしまうのは、まぁ仕方ないと思った方がいいとは思う。
今回取り上げておきたいのは、この100Hz対応の部分。
まぁ120とかではないが、デュアルモニターとしてはかなりハイスペックになるであろうこのHz向上。
何をするにしても、ヌルヌルに動いてくれる感じは一応感じられた。
これでいて、あんまり他と価格差がなかったりもするので、じゃあこっちでいいじゃん…みたいな感じになってくるんじゃないかなとw
〆
InnoView は、フルHDアンチグレアのモバイルモニターで、デュアルモニターという特徴を持ったモニターである。
今回は18インチという更に大きなサイズになっており、より画面を大きく使いたい人にはおすすめできるかもしれない。
18インチも持ち運べなくはないが、まぁ重さがねあるからね…どうだろうって感じ。
また、今回は100Hzに対応していることで、用途が増やせるかもしれない。
一応ゲームとかに使っても問題ない感じにはなったはず。そういうの含めてちゃんとレベルアップしてきた感じ。
デュアルディスプレイだが、コレに対応しているのはWinとMacのみ。他のキキだと片面しか映らないので、そこは注意しておこう。
またMacではドライバをいれる必要性があったりもするみたいなので、そちらも注意。
注意点は多いが、面白いディスプレイであることは間違いない。
この変態性を活かせる感じの用途があれば、めっちゃ良いモバイルモニターとなっていると思うので、ぜひどうぞ。
以上。