おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
今回は久々にInnoviewさんの方から新しいモバイルモニターをレビューしてくれやと言われたので、レビューしていこうと思う。
筆者は以前レビューしたモバイルモニター未だにサブモニターとして使っているので、Innoviewさんの製品に関しては信頼している所ある。
新型のモバイルモニターの『INVPM406』をご紹介していく。
開封
ではまず開封していく。
中に入ってるのは以下の通り。
・INVPM406 本体
・USB Type-C to C ケーブル
・USB Type-A to C ケーブル
・HDMI to Mini-HDMI ケーブル
・18W 電源アダプター
・クロス
・説明書類
相変わらずの充実っぷり。コードとかもしっかりと付属してくれているので、かなりの場合ですぐに使用することが可能なんじゃないかなと思うぞ。
USBアダプタやケーブルがしっかりと入っているので、すぐに使えると思う。
本体チェック
では、本体の方を見ていこう。
デザインはベゼルレスという感じで、下の部分しかベゼルは太くない。
画面占有率は高そうな感じ。
また、下のベゼルがある部分には、そこまでロゴとかの主張もなく、シンプルな形となっている。(剥がせばないしね)
端子の方を見ていこう。
画面側から見て右側は
miniHDMIとUSB Type-C×2と、入力端子がこちらに集約されている。
Type-Cの2つはフル動作で、これで映像と給電が可能となっている。
Innoview製品、映像端子は左にあることが多かったのだが、なんか逆だった。
左側は
電源ボタン、設定OSDボタン、イヤホンジャック。
こっちは操作系と音楽のイヤホンジャックが付いている形になっている。
裏面にはVESAに対応した穴がついている。
割とモバイルモニターにVESAついていることって半々くらいのイメージなのだが、これは搭載しているということ。
なんで2穴なんだろうと思ったのだが、どうやらコイツは2穴で固定するタイプらしい。
機種の説明の所の固定方法が2穴だったので。
本体だけだとマジで薄いなと感じれる薄さ。まぁ4、5mmくらいしかないからね…
今作はカバースタンド方式。
結構しっかりしている印象。そしてカバースタンドでしれっとロゴの主張をしている。
保護ケースという所と、スタンドを兼用しており、複数段階に角度は変えられる。
これはこれで便利だが、細かい変更は出来ないので、注意が必要ではある。そういう時はVESAマウント使ってスタンドをってことで…
磁石でのくっつきの程度は強めで、しっかりと固定できる感じがある。
スペックは以下の通り。
項目 | INVPM406 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
パネル種類 | IPS(視野角178°) |
表面仕様 | アンチグレア(非光沢液晶) |
解像度 | FHD (1980 x 1080) |
リフレッシュレート(最大) | 60Hz |
最大輝度 | 300 cd/m²・nit |
応答速度 | 20ms |
インターフェース | miniHDMI USB Type-C(データ/給電)×2 ヘッドホンジャック |
色空間 | 45%NTSC/80%sRGB |
本体サイズ | 43D x 6.6W x 28H cm |
本体重量 | 865g |
接続してみよう
では、実際に使ってみての動作を見ていこう。
ロゴ表示、こっちのロゴで起動したの見たの初めてかもしれない。大体明朝体赤ロゴを見るので。
USB-Cをでの接続というのが一番結局のところ一番分かりやすいというか、楽。
一本で給電が賄える場合も普通にあるのでね。こういうのが楽にできるっていうのは良いよなと思う。Type-Cって給電も映像出力も一本で完結出来てしまうから、やっぱり強い。
まぁ経験上割とまかなえないことが多いなとは思うけど。なんだかんだ給電してあげた方が良いこともある。(割と出力が高めのモバイルバッテリーとかがあれば単独動作出来るまであるんだけどね…)
Type-Cがない場合は、mini-HDMIを使用して動作させれば良い。
CとHDMIでかなり多くの機種に対応できるので、幅広く使えるだろう。
しっかりと、フルHDでキレイに表示されている印象。
ただ色域とかに関しては45%NTSC/80%sRGBが公称とされており、そこまで広い感じではない。
コントラスト比は1000:1とされていることもあり、結構黒は引き締まっている感じがする。輝度も300cd/m2とされているので、以前紹介したInnoview製品の中でもまずまずの数値となっている。
あとはやっぱりIPSパネルであること。ここがやはり強い。
ココらへんもはっきりとした表示の印象がある理由であり、左右から見た時にキレイだなと感じるポイントなんじゃないかなと思う。
設定画面は操作ダイヤルを押し込むと表示される方式。
左下に出てくる。電源ボタンが戻るになる。
設定項目は豊富であり、ブルーライトカットとか、HDRとかもある。FreeSyncにも対応しているしね。
設定項目も日本語化されているし、ちゃんと多くの設定が出来るのも良い所。
ダイヤルを設定画面を出さずに上にスライドすると明るさ、下にスライドすると音量を変えられる。
電源が付いた状態で電源ボタンを一度押すと、入力切替が簡単にできる。
カバーを付けた状態でも薄く軽いので、持ち運びも可能だろう。
機動力があるモニターだと思う。端子が二種類あるのも良い。
こういうの、Switchとかで使うのは適してそう。流石に給電必要だろうけど。
まぁ本当はフルサイズHDMIがいいんだけどね、まぁHDMIオリジナルサイズついてること、モバイルモニターでほぼないのでまぁ…(
画面自体はしっかりノングレアという感じで、反射がないのは使いやすいと思う。
画面自体も普通にキレイで、この安さのモバイルモニターとしては十分かと思う。
まぁ色域とかは狭いことを考えると、クリエイターとかが使うのはちょっと気を使うかもしれないけど。
でも価格を考えたら十分過ぎる性能だと思う。1万円台で買えるんだから。
〆
ということで今回は『InnoView INVPM406 15.6インチ』をご紹介した。
これまでのInnoview製品と同じく、コスパが高い製品に仕上がっている印象。
USB-Cが全ての機能に対応していることで、接続が簡単に行える場合もあれば、miniHDMIで拡張性も担保。
ケースが不要なケーススタンドは、多段階に角度を変えられないとかのトレードオフ要素はあるものの、持ち運びや画面保護には役に立つし、付属品が豊富ですぐに使用が出来る。
フルHDかつIPSパネルと非常に画面としてのクオリティも十分であり、デザイン性もシンプルかつ、そこまでメーカーロゴの主張もなかったりと、良い所が多い。
モバイルモニターは簡単にサブモニターとして使用できて、持ち運びも出来て、持っているとマジで便利なので、検討してみると良いと思う。
以上。