おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
以前、当ブログでGechicさんのモバイルモニターをレビューさせていただいたのだが(もう半年以上前なんや…)
今回はそのGechicさんから新しいモバイルモニターが出るということで、テックウインドさん経由で商品をご提供いただいた。
ちょっと変わった感じの機能性を感じるところもあったGechicのモバイルモニター、今回はどんな感じに仕上がっているのか。
ということで、今回は『M152H』をご紹介していく。
開封
ではまず開封していく。
以前レビューしたのと同じ感じで、シンプルな箱になっている。
中に入ってるのは以下の通り。
・M152H 本体
・USB Type-C to C ケーブル
・USB Type-A to C ケーブル
・HDMIケーブル
・65W 電源アダプター
・収納ケース
・説明書類
充実のラインナップしてるなあと。
収納ケースがあるのが特徴かな、やっぱり。
結構デザインもいいしね。ただ、めちゃくちゃギッチギチに入る。
もうちょっと余裕があると助かったかもしれん…
ケーブル類もいっぱいある。
というか、やっぱりGechicはフルのHDMIが挿さるってのが強みな気がする。
電源アダプタと、よくわかんない板はスタンドになるやつですね。
本体チェック
では、本体の方を見ていこう。
モバイルモニターでよくある上とサイドはほぼベゼルレスという感じのデザイン。
ただ、なんか下は足みたいになっていて、結構他のモバイルモニターでは見ないなあと思える感じになっている気がする。
この足の部分にスピーカーが搭載されている。
2Wのサラウンドスピーカーとなっており、結構こちらにも力を入れているんだろうなという感じのする見た目してると思う。
端子やボタンの方を見ていこう。
画面側から見て右側は
電源ボタンとUSB-A。
左側は
各種操作ボタンとなっている。
裏面の上側に端子が並んでいる。こういう所も、他のモバイルモニターとちょっと違うんだよな。
右からイヤホンジャック・USB-C(DC-IN)・USB-C・HDMIとなっている。
やっぱりフルサイズHDMIがついているのが特徴。
USB-Cは二つあるが、実質的には片方はアダプタ用で、片方がフル機能となっている模様。
裏面のなんか良くわからない奴はスタンドである。
この板みたいな奴をどちらかに挿して使う。
割と角度自由にできるので、使い勝手悪くなさそうな感じがするぞ。
これ、抜いて挿す方向を変えると角度の範囲を変えられるっていう面白さもある。
0~70度と、50~80度に変えることが出来る。
なんか変わった感じだけど、このクイックリリーススタンド、普通に使えるなって感じがするのは良い。安定性もしっかりあるしね。
スペックは以下の通り。
項目 | M152H |
---|---|
ディスプレイサイズ | 15.6インチ |
パネル種類 | IPS(視野角170°) |
表面仕様 | アンチグレア(非光沢液晶) |
解像度 | FHD (1980 x 1080) |
リフレッシュレート(最大) | 60Hz |
最大輝度 | 300 cd/m²・nit |
コントラスト比 | 700:1 |
インターフェース | HDMI USB Type-C×2 USB Type-A ヘッドホンジャック |
色空間 | 72%NTSC |
本体サイズ | 358mm*238mm*7~21mm |
本体重量 | 768g |
接続してみよう
では、実際に使ってみての動作を見ていくことにしよう。
こちらのモバイルモニターの特徴として、USB-C一本での接続がパソコンやiPadなどで可能なところである。
以前レビューしたGechicのモバイルモニターは、このUSB-Cの方には対応していなかったはずだが、今作は遂に対応したという感じ。
このケーブル一本で給電・映像出力が出来るってのはやはり強い(DP Altモードに対応していて、ケーブルも対応の物が必要、付属品を使えば問題なし)
ということで、USB-Cだけ接続して、iPadで動作させてみることにした。
この時接続するUSB-Cは『USB-C』って書いている方に挿そう。
この一本だけで、対応している製品であれば起動して画面まで映ってしまうのだから、非常に楽というか…
このように、簡単に画面を拡張することが可能となるので、非常にやりやすい。
場合によっては一本では賄えない場合もあることはあると思うので、その時はもう片方のUSB-Cに接続して、給電してあげると良い。
なお、こちらで給電をするパターンだと、このモバイルモニターのUSB-Cには45WのPD充電機能が搭載されているとのことで、接続しているPCやタブレット、スマホなどを給電しながら動作させることも可能となっている。
この辺りの所にも余念がないと言うか、給電することによるメリットもあるので、どちらの使い方でも良いんじゃないかなと思う。
HDMIはフルサイズだし、わざわざminiHDMI探さなくて良いのも楽。miniHDMIってほぼモバイルモニターでしか使わんし…w
気軽に使える要素というのがかなり揃っているように思える。
ノングレア液晶で、結構キレイに映ってるんじゃないかなと。
モバイルモニターとしては十分なフルHDの解像度。
色域はNTSC72%と、まぁまずまずな感じ。
300nitsの高輝度なので、明るさという所に関しては問題ないかなと思ったり。
コードを少なく、スタンドも色々な角度で使えることで持ち運びという所に関してもやりやすいんじゃないだろうか。
USB-A端子があることで、ここにマウスなどを接続することも可能らしい。
ただまぁ、これの場合は給電してあげた方が良さそう。
視野角も広く、しっかりと表示されていて良い感じじゃないだろうか。
こういうのって画像とかで見せてもそこまで上手いこと出来んけどな…
スピーカー、結構モバイルモニターの割には確かに頑張ってるかもしれない。
そもそもユニットが大きいから、そりゃそうなんだけど、一応音は出るよのモバイルモニターの域から脱出しようという気概は感じる。
設定画面は操作ボタンを押すと表示される方式。
真ん中に出てくる。ボタン配置は書いてある通りなので、他のモバイルモニターのようにわかりにくさというのは少なめ。まぁボタンを見ながら押すことは少ないので、普通に押し間違える場合はあると思うけど…
設定項目は豊富であり、ブルーライトカットとか、HDRとかもある。FreeSyncにも対応しているしね。
それぞれの設定の中も割と細かく設定が可能であることも確認できた。
設定項目も日本語化されているし、ちゃんと多くの設定が出来るのも良い所。
上下ボタンで音量が簡単に出てきたりするのは、他のモバイルモニターとかでも見る機能ではあるが、こちらもそんな感じになってた。
収納ケースがついているのもありがたいよね。
持ち運びにおいて、こういうのがついてきてくれていることによってのハードルが下がるんだよなやっぱり…
〆
ということで今回は、GeChic『M152H』をご紹介させて頂いたぞ。
USB-Cでの給電で、1本での接続も可能な所が、やはりこのモバイルモニターの強みの一つと言えると思う。コードを少なく出来ることは、色々と楽にも繋がるし、モバイルモニターという、持ち運びという所では楽になるからね…ここにケースとかもあるので、非常に最初から持ち運びやすいと思う。
USB-Cの機能性が給電出来るところとかでも高いし、フルHDMIなことでケーブルわざわざ探さなくても済むし。
クイックリリーススタンドは、見た目よりも使いやすさを感じることが出来た。こういうスタンドは、Gechicとかでしかあんまり見ないなあって感じがするんだけども。
こういうスタンドって、結構色々な所で使えそうなんだけどね。
足部分もしっかりしていることも含めると、スタンドの安心感思ったよりあるし。
モバイルモニターとしての性能も十分なものだし、スッと使うことが出来そうな商品に仕上がってるんじゃないかなあと。
モバイルモニターを選ぶ中で、選択肢にはしっかり入ってくると思うし、国内側の方でサポート・保証という所もある所を考えるとそういう意味での安心感もあるんじゃないかなあとも感じれる。
気になる方はぜひ購入を検討してみてはいかがだろうか。
以上。