ちゃろ~、おにじです(激寒)
現在、初のセール(ブラックフライデー)対象になって、さらにお安くなっています!
今回はガジェットレビュー。
スマートウォッチって奴に関して、一年半前くらいの筆者は懐疑的な部分が存在した。
しかし、『Xiaomi mi band4』の日本上陸のタイミングで、試してみようと思ったのが去年の12月である。
現在は『mi band5』が発売されている訳だが、これが非常に良かった。
手元に通知が来るということがここまで便利とは思っていなかったかもしれない。
これが4000円程度で買えてしまうのは非常にコスパが良い。
なんとなく歩数を見たり、睡眠時間を確認してみたり。
手元でタイマーとか、アラームとかも出来るし、決してスマートウオッチとしては多機能なわけではないのだが、正直これだけで十分みたいな所があった。
だからこそ、欲が出てきた所があった。
mi bandは、画面解像度が高いとは言えない。
通知を受け取る時に、フォントが見やすいとは言い難かった。
まぁ価格的にはこのくらい許容範囲内なのだが、もっと画面解像度が高いのはある訳で。
もっとキレイに通知受け取りてえな…それが最初の動機。
・もうちょっと画面が大きく
・もうちょっと画面解像度が高くて
・もうちょっと機能的にもステップアップ出来て
・出来るだけ安いスマートウォッチ
みたいな条件で、スマートウォッチを調べてみた。
その結果、これに近そうだと思ったのが、『Amazfit GTS』
「う~ん、これはApple Watch!」というスクエアデザインだが、結局これが一番通知とか見やすそうだなと。
そんでもって、Amazonだと諸々の割引で12000円ちょいで買えてしまうという。
(現在ブラックフライデーで11760円にまで下がっている)
まぁ、円形でこれの上位モデルのGTRも今なら13000円ちょいで買えてしまうんだけど…(電池持ちがGTRの方が良い、ただちょっと太いしデカい。ここの判断は人によると思う。筆者はGTRを眼中に入れていなかったという失策をしたのは内緒。でも太くてこれ以上デカいのは…スクエアの通知の見やすさを考えるとGTSで良かったと思ってる)
(現在、ブラックフライデーで12660円で購入可能!)
スクエアで画面も見やすそうだし、最高で14日電池が持ってくれるのであれば特に問題はないレベル。
サイズも大きすぎないし、存在感がデカすぎる事もない。デザインと機能を両立できそうだな…と。
結局割と悩んで、購入して暫く使用してみたので、レビューしてみようと思う。
また、この『GTS』には『GTS2』がすでに中国では発売されているというのも付け加えておく必要がある。
普通なら2を待ちそうなものだが、物欲が抑えきれなかった以外にも理由は存在するので、その辺りにも触れていくつもりだ。
なぜGTS2を待たなかったのか?
調べれば分かることだが、『Amazfit GTS2』が本土で販売されている。(前述の『GTR』にも『GTR2』が発売されている)
新しい方が機能が豊富というのは当然である。
『2』では不整脈とかも検知してくれるようになったり、血中酸素飽和度が測定できるようになったり、曲が本体にブチ込めるようになったり、単独通話できるようになったりするらしい。
これだけ聞けばいいじゃんと思う所もなくはないのだが…
1、勿論価格は上がる
現在、『GTS2』は日本ではどうも発売されていなさそうである。
参考として、Aliexpressでは2万円くらいで発売されている。
日本で販売される場合はこれよりは確実に高くなることは間違いない。
ちなみに、GTR2の方は楽天市場で29000円で発売されている。いやたっか。
Aliexpressだと22000位で収まるので、GTSもそれなりの高騰が予想される。
割とクーポンで安くなってこの価格だから手を出した所もあるので、そもそもその価格で買おうとは思わなかった。
2、新規機能に魅力をそこまで感じなかった
血中酸素飽和度とか言われても、良くわからない所がある。
mi band4の基本機能でそこそこ満足してた所を考えると必要性はあまり感じなかった。
今の機能で十分だし、GTSの方は特にデザインが変わることも無かったので…
3、電池持ちは1の方が良い
GTS2、機能が増えた代わりに最大7日間にバッテリーが下がっている。(GTRも14日に下がっている)
GTSは14日保つので、普通にこっちの方が筆者のニーズに合っているなと感じたので、購入に至った形だ。
さあ、開封していこう。
開封
開封する所に来るまでに2000文字手前くらい書いちゃったが、まぁ気にしないでおこう。
梱包を全部外したら本体がこれしか無かったの笑った。Amazonってホントこういうの多いw
まぁちゃんと梱包材入ってるから問題はないんだけども…w
外箱はこんな感じ。割と高級感があっていい感じ。
開けると本体がドーン!っていうのは、なんだかんだテンションが上がる。
『Move Beautifully.』…『美しく動く』?(
箱は豪勢だが、中にはいている内容は非常にシンプル。
下にある太い説明書、充電ケーブル、本体で終わりである。
まぁこれ以外に必要なものって存在しない気もするし…中華だったらフィルム入ってるかなくらいかなあとは(
初期設定
初回起動すると、APPをダウンロードしてくれと出てくる。
セットアップは基本的にはスマホ側で行う。
Amazfit系のスマートウオッチを使うためには『Zepp』というアプリが必要だ。(ライブハウスではない)
『Zepp』にはアカウントが必要だが、Googleなどのサードパーティでもログインすることが可能である。
Amazfit系を作っている『HUAMI』は『Xiaomi』の傘下なので、『mi band4』のデータを同じアカウントなら引き継げる。その代わり『mi fit』はなんか使えず『Zepp』での管理になったりと弊害もあるんだけど…(アクティブに出来るスマートウオッチは一つだけなのです)
『ホームページ』から左上の『+』を押すとデバイスを追加出来る。
今回の場合は『腕時計』→『QRコード付きウォッチ』を選ぼう。
すると本体の方でペアリングするかどうかを聞いてくるのでチェックマークをタッチしよう。
ペアリングすると、めちゃくちゃアップデートの嵐なので、暫く待とう。
ファームウェア、リソース、フォント、GPS等のアップデートが10分はすると思うが…
ざっくり概要説明
セットアップが終わって、同期するとこんな感じ。
7割位は充電されていた。初期のテーマはこんな感じで、時計以外の要素は少しだけどカスタマイズ出来たりする。
…筆者はすぐにテーマ変えたので、活用していないのだが…
左にスライドすると心拍数が出る。ココでタッチすると手動の心拍測定を開始できる。
右にスワイプすると、歩数が表示される。タッチすると一週間のグラフと、今日何km歩いたかなどの表示がされる。
下にスワイプすると日付や天気、UVの表示やバッテリーが小さく表示された上で、
画面が白くなるだけの意味があるのかわからないライト、画面簡易ロック。
画面の明るさ設定、通知の設定がある。
明るさ設定は、手動と自動輝度調整がある。
寝る時や、一定時間は振動しないようにしてくれる『鳴動制限モード』…『おやすみモード』とか『DND』でいいじゃん(
これは常に通知をさせない『鳴動制限モードを有効』、
指定した時間通知をさせない『鳴動制限モード時間帯』、
Amazfit GTSで睡眠を感知したら通知をしない『スマート鳴動制限モード』の3つがある。
筆者は『スマート鳴動制限モード』を設定している。
上にスワイプすると各種メニューが登場して、そこから多くの機能を使えるようになっている。
通知、天気、音楽、アラーム、状態、運動、運動記録、心拍数、リマインダー、pai、設定。
もっと見るにコンパス、ストップウォッチ、カウントダウン、携帯を探すなどの機能がある。
これはアプリで入れ替えることも可能。
設定では、光る時間を5秒から10秒以上まで選択可能。
また、GTSは常時点灯に対応している。
シンプルな二つの表示から選ぶ形となり、通常時のウォッチフェイスが表示された後に、これが表示されるような形になる。
これをすると大幅に電池持ちが悪くなるが、一々持ち上げなくても簡易表示で時間を確認できる。
この設定は
常時点灯を使用しない『閉じる』
常に常時点灯を使用する『Always On』
指定時間の間は常時点灯する『タイミングスイッチ』
の3つがある。
もし常時点灯をするのであれば、『タイミングスイッチ』をお勧めする。
これで起きている時間や、常に時間を見たい時間に設定しておけば、電池消費を抑えながら常時点灯をさせることが出来る。
…それでも電池消費は激しいけども(
右にある物理ボタンを長押しして特定の機能に飛べる機能もある。
この『GTS』通知を見るのに一回スワイプして『通知』を押す必要があるのだが、ここで設定すれば、物理ボタン長押しで飛べるようにもなる。
なお筆者はここはカウントダウンタイマーにしている。最近何かとタイマー使うから…
充電は付属のケーブルで行う。
マグネットとなっており、バチンとなるようになっている(日本語が不自由な表現)
たまにちょっとずれる時はずれるので、一応まっすぐ貼っ付いているかは確認はしておくべきかもしれない。
アプリの方も見ていこう。
表示はこんな感じ。まぁ別に良くも悪くもないと思う。
『プロフィール』から『Amazfit GTS』を選択すると、各種設定が行える。
初期では通知とかオフになっているので、自分がしたい物はオンにしていこう。
着信とかアプリ通知はオンじゃないと、スマートウォッチの意味がないと個人的には思う。
Androidだともうちょっと細かく通知設定できるらしいが、iOSの通知はこんな感じ。
全ての通知を受け取りたい場合は見切れているその他をオンにすれば、iPhoneに来た全ての通知を受け取ることも可能。
…Gmailの設定が欲しいなあ…
あと何故かYoutubeは『Youtube』としてではなく『アプリ』として通知される。
普通にYoutubeアイコンで通知してこい、青の『APP』アイコンはTwitterとややこしいんだ(
持ち上げて表示する時間を設定できたり、心拍数を自動で取る場合の間隔等も、アプリで設定可能だ。
心拍数を測る頻度を多くすると、電池持ちは悪くなるので、ちょうどいい塩梅を探していこう。
実際に暫く使用してみた
とりあえず暫く使用してみることに。
まず、画面だが非常にキレイだ。『mi band』とは流石に違う。
文字も非常に綺麗に出てくれるし、ドット感はほぼほぼ感じないと言っていいだろう。
『Amazfit GTS』は1.65インチAMOLED(有機EL)ディスプレイ(348×442)を搭載しているので、マジでキレイである。
ピンボケ気味だが(撮るの難しいの…)通知はこんな感じ。
非常にハッキリした表示であり、スクエア型である事もあって非常に見やすい。
ただ、絵文字には非対応。表示されなかたり『?』と出たりする。
あと種﨑敦美の『﨑』も未対応だった。この辺は『GTS2』だと少なくとも絵文字には対応しているっぽい。
…まぁ許容範囲だし、『mi band4』でもそうだったから…
手元でカウントダウンタイマーを使いやすくなったのも良い。
これテンプレで分数が選べるので、3分タイマーをタイマー開いてワンタップで出来るのは良い。
アラームは…振動してくれているんだが、起きれた試しがない(
振動も『mi band』よりは強めで、割とちゃんと震えてくれるのだが…
天気は、今日の天気や温度、UV、日の出日の入り、向こう一週間の天気まで表示できる。(思いっきり場所が出るので写真は無理)
『Amazfit GTS』は本体にGPSが内蔵されているのが嬉しい。(GTRよりも精度が良いらしい)
『mi band』は、運動などのトラッキングを行う際は、スマホの位置情報サービスを使用する必要があった。
スマホを気にすることなく、単独で操作ですぐにトラッキングが可能だ。
基本的にやった後はスマホアプリで見る事が可能だが、ここまでの画面解像度があると、情報を『Amazfit GTS』本体で見ることも非常に簡単。
トラッキングも大きな表示で見やすい。左にスワイプすれば、時計も表示できるし、上にスワイプすれば詳細な情報も。
終わった後の運動記録は、本体でも心拍数グラフなどがキレイに表示されており、スマホとの併用とはいえ、かなり単独でも便利なところがある。
勿論スマホアプリで確認できる歩数や、睡眠記録も割と見やすい。
歩数、睡眠共に日毎や週毎、月毎の表示が可能。
歩数はご覧のような表示で、棒グラフで表され、歩数や距離、時間や消費カロリーなどが表示される。(ご時世もあってまともに歩いている日がなくてこんなグラフに…w)
睡眠では、心拍数と並べて表示することも可能だ。
オフにすれば左上に何時間寝たかが大きく表示される。
『mi band』との違いは『REM睡眠』が検出できる所。夢を見ている記憶はないのだが…
また、20分以上の仮眠を検出できるのも、『mi band』との差だろうか。
朝以外も寝るんだわ…って人はこっちの方が良いと思う。筆者?これは二度寝ですね…(
電池持ちに関してだが、
・常時点灯 - タイミングスイッチ 10~1時
・自動心拍測定 - 10分
・点灯 - 6秒
・諸々初期設定で点灯回数多め
→4.5日
・常時点灯 - オフ
・自動心拍測定 - 10分
・点灯 - 6秒
・運動トラッキングを合計一時間程度使用
→10日ほど
という感じ。『GTS2』ではこれより持たないと考えると、こっちで良かったかなと。
一週間はまぁ充電しなくていいくらいだと楽である。
『GTR』はこれより保つはずなので、そっちでも良かったかもしれないけど…でもスクエアが良くて…(
非公式アプリでよりカスタマイズ可能
『mi band』でも使った非公式アプリで、より可能性は広がる…
こういう非公式アプリは正直Androidの方が充実してますし、高機能のようですが、今回はiOSの方を…
今回も『AmazTools』を使用していく。
これで、カスタムのウォッチフェイスを更に使用することが出来る。
『More』から『New Connection』でセットアップしてから使おう。
カスタムウオッチフェイスの方だが、
『Amazfitwatchfaces.com』にアクセスしてお好みの物を探してみよう。
気に入ったのがあればとりあえずダウンロード。
ダウンロードしたら、『AmazTools』に戻って、『Install Custom File』を選択。
自分のダウンロードしたファイルを選んだらインストールが開始される。
この際、『Zepp』も裏で起動しておく必要があるので、そこは頭に入れておこう。
さすがは非公式。こういうのも存在してしまう。割と気に入ったけども(
このアプリ、起動させておけば物理ボタンで音楽の再生停止が出来るように出来たりと、Amazfit系にするとさらに機能があるので、弄ってみると面白い。
上質な本体、十分保つバッテリー、高解像度な画面で満足
『Amazfit GTS』は本体からは全く安っぽさ等は感じない素晴らしいクオリティの本体。
一週間以上は持ち、二週間未満のバッテリーは、スマートウォッチとしては十分保つ。
充電も一時間程度で終了するし、ずっと付けていられるスマートウォッチと言える。
GPSが内蔵で、トラッキング精度も良さげ(ご時世で長時間のトラッキングが出来ていないので未知数の部分はあるが)だし、高解像度な画面は、あらゆる機能においての情報量が多く、通知などでは特に視認性が高い。
非常に満足。まぁ欲を言えば『GTR』くらいのバッテリー持ちを実現して欲しい気もするが…アレはデカイから成り立ってるのであって…という感じだし。
『GTS』はわずか24.7gくらいしかないので、非常に付けていても違和感がない。
重くて疲れることがないのは、睡眠記録が取れるスマートウォッチにおいてかなり必要な要素と言えるので、これで最大14日間だから、むしろ褒められるべきである。
バンドも変えることができるので、気分転換も可能。現在筆者もAliexpressで購入して、届くのを待っている感じである。
現在Amazonでは、この『GTS』と円形で大きく厚いがバッテリーが更に保つ『GTR』がクーポンと購入時に一定%オフで非常にお安く購入できる。
まもなく本格的に『GTS2』『GTR2』が販売されるとは思うが、バッテリー持ちはこちらの方が良いので、機能とバッテリー持ちなどを比べてどうするか決めることをおすすめしておこう。
もともとの価格を考えれば、どちらも非常にお得。
スクエアで軽く、そこそこの大きさで薄めのGTSを選ぶか、丸形で大きく厚いが、より大容量のバッテリーが積まれているGTRを選ぶか。価格は1000円程しかAmazonでは変わらない…難しい所。
大きな拡張性はないかもしれないが、ウォッチフェイスも豊富であるし、きれいな画面で一週間は保つバッテリー、軽い、GPS付きと、基本的な機能は揃っている。
非常に使いやすい、mi bandからのステップアップ又は、最初からきれいな画面のスマートウォッチ欲しくて、ちょっとでも安く買いたい…みたいな人にもお勧めできるスマートウォッチだと思う。