おにじと申します。
今回はガジェットレビュー記事。
ここ最近…というか、どう考えてもノートパソコンを勢いでポチってからと言うものの、物欲が止まる気配がない。
というかそもそもノートパソコンを買ったことによっての物欲が発生しているのだからそりゃそうといえばそりゃそうなのだが。
そんなノートパソコンの記事も後で掲載すると思うが、今回はこの前出た最新ガジェットをご紹介。
いや発売日くらいに手に入れてたし、なんなら一週間前に記事出そうと思えば出せたのよ。
出せたけど一週間前が『早く出すべきエロゲ体験版感想』『早く出すべきゆずソフト全年齢感想』『期日が指定されているSeagate記事』だったのでこの週に…(
ということで小さい事で話題となっている『Anker Nano Ⅱ 65W』をレビューしていこう。
PD対応充電器として最小の『Nano Ⅱ』シリーズの最大W数モデルが登場
Ankerはこれまでも多くの充電器を発売してきたが、最近はその中でもPD充電器というのが多くなってきた。
これはUSB-Cの規格の一つであるPowerDeliveryというもの(という表現が正しいのかはまで詳しいことは知らない…というかUSB-Cの規格多すぎて何がどうなったら規格内で何がどうなったら規格違反なのかもよく分からない…)であり、今までのUSBでは考えられなかったパソコンなどの充電にも場合によっては対応できるという奴。
また、Ankerは窒化ガリウム(GaN)をいち早く導入し、充電器のサイズを小さくしてきたと言える。
その技術を結集したとも言えるものが、今年5月に発表された新型充電器の『Nano Ⅱ』であろう。
なんと言ってもその特徴は小ささであり、独自技術である『Anker GaN Ⅱ』を採用し、業界最小クラスのサイズで30W、45W、65Wをそれぞれ展開している。
先に30W、45Wが発売されているが、概ね評価は好評そうである。
今回はその最後の発売となった最大Wサイズである65Wをレビューしていく。
開封
では開封していこう。
パッケージはこんな感じ。
GaNである事をアピールしており、他のAnker系のパッケージは割とシンプルな物が多い印象もあるが、これは情報量多め。というか日本的とも言えるかもしれない。
結構パッケージも凝っている方のやつで磁石で蓋が開き、そこにも色々と書いてある。
一般的な充電器より58%も小型化したぞ!というアピール。
この辺のサイズがやっぱり大きなセールスポイントである。
本体を出してみよう。横には『NanoⅡ 65W』の記載がある。
1ポートの充電器である。多いほうが便利ではあるのだがW数が分散するものも多いので、高いW数を要求するノートパソコン等を充電したい場合は、このような1ポート充電器の使用をおすすめする。
こちらプラグが折り畳める仕様。NanoⅡは30W以外は折り畳める。(30Wが折り畳めないのが残念感はある)
ここには様々な記載がある感じ。仕様とかPSEマークとかね。
ではスペックの方を確認しておこう。
製品名 | Anker Nano II 65W |
---|---|
サイズ | 約44 × 42 × 36 mm |
重さ | 約112g |
出力ポート数 | 1(USB Type-C x 1) |
USB-C 出力 | 5V 3A / 9V 3.0A / 15V 3.0A / 20V 3.25A(最大65W) |
USB Power Delivery | ○ |
Programmable Power Supply | ✕ |
最大出力 | 65W |
このサイズで65Wという。それが今回の一番のセールスポイントなんだから当たり前なのだが…w
ただ、大きさの割にはちょっとずっしりめではある。
また注意すべきなのは、45W、30Wでは対応しているProgrammable Power Supplyには非対応である。
ただ、コレに対応している製品が現状ほぼ無いので、関係ない人のほうが絶対に多い。
このサイズ感、Apple純正のアダプタ系で言うと。12WのUSB Power Adapterが横からのサイズは大体一緒である。
横から見るとこんな感じでマジで似ている。
縦にすると流石に違うけど。
でもこの差で5倍以上のW数で充電できると考えると凄いと言えるだろう。
こうして見るとUSB-AとUSB-Cのサイズ差も感じる所。
我が家での実測では、116gだった。
まぁこのサイズの割にはずっしりはするが、それだけ中に詰め込まれているという事である。
使用してみよう
この充電器を購入した最大の理由はノートパソコンの充電だ。
というかノートパソコンの充電のためだけに買った。
ノートパソコンは『CHUWI Corebook Pro』。
こちらのレビュー記事も後で出すとは思うのだが、こちらPD充電に対応している。
DCジャックでの充電が基本だが、PDでの充電も可能という形である。
こちらの純正のアダプタが65Wだったので、65Wを購入したのである(どうも45Wでも行けるとか行けないとか見たんだけど、無難に65Wにしておいた)
ちなみに純正のアダプタは割とこういうのの割には軽量だが、それでも234gあった。
これ、コードも長い事も考えると非常にかさばるので、外に持っていくのはちょっとデカすぎる感じがあるので、PD充電できるとめちゃくちゃありがたいなあと。
いや、十分アダプタとしては小さいから、他のよりは確実に持ち運びやすいんだが。
実際に充電してみた。CHUWI Corebook Proのバッテリーを0%にして接続。
充電スピードだが、最大でこれくらいのスピード。
これだと53Wくらい出ている計算に。
ここまでは常に出ないが、少なくとも45W前後とかで充電してくれる印象。
USB-Cケーブル一本でここまで充電できるのであれば素晴らしいと思う。
(USB-CもPDに対応したものでないと充電は出来ないので注意)
しかしノートパソコンの充電において、これだけで完結してしまう事がどれほど持っていくのに楽か。
コードと小さなアダプタだけ。昔では考えられないことだっただろう。
汎用的なノートパソコンケースとかのポケットに簡単に入れられるサイズであり、ノートパソコンを外に持っていって、ブログの編集をするとかが更に捗りそうな仕様に出来た。(この時書いている記事は81オーディションの記事ですね…)
ただやはりW数が多いのもあって、結構熱は持つ感じである。これが欠点と言えそう。
すごく熱いという事はないが、結構熱い時は熱い。
まぁその辺りもしっかりと考えられている仕様のようだが、まぁこれだけの高出力な充電器で熱を持たないのは無理だろうしね…
特にノートパソコン側が20%とかで充電を始めてしばらく経つと熱いって感じ。
ガッと急速充電する時にどうしても熱を持つのだろう。
普通に熱い。多分ノートパソコンまでは良いって人は45Wでも良いのかもしれない。
まぁ45Wでももそれなりに熱は持つようだが…
〆
三次元的な構造などによってこのサイズが実現している『NanoⅡ 65W』充電器を紹介した。
ノートパソコンなどを問題なく充電できる充電器としては最小クラスであり、めちゃくちゃ持ち運びとかに便利である。
下に45W、30Wがあるので、用途によって選ぶのが吉だと思う。
いずれにせよPD充電器のニュースタンダードとも呼べる商品と言えそうで、長く使えそうな充電器なので非常にお勧めできる。
PDの楽さを知ってしまうと、ほかもPDにしたくなってしまう所だ。
いや本当に、あとPDで便利になりそうなのって何があるんだっけ?とりあえずスマホ?他にあるかな…?
以上。