声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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おすすめ記事

本当に #ラブライブ 声優はアニメに出ていないのか?

おにじと申します。

 

最近物欲がマシマシで大変。

金欠にまっしぐらになりそう。でも物欲は留まることを知らない…(

 

今回はラブライブを題材に。

当ブログの直近ラブライブ題材って恐らくLiella登場のタイミングくらいまで遡らないといけないかと思ったのだが、

oniji.hatenablog.com

 

よくよく考えたら虹ヶ咲ライブの楠木を取り上げていたので、それ以来らしい(

oniji.hatenablog.com

 

今回は、世間または個人的に感じている印象が本当に正しいものなのかを確かめるという感じ。

『スーパースター』も登場した事だし、一つの区切り的な感じで調べやすい時期でもあるので、ラブライブ声優のアニメ出演数を調査する。

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ラブライブ声優はラブライブ以外そんな出てないという風潮

当ブログにおいても、結構言っている気がするのだが、ラブライブというコンテンツは、コンテンツ自体は人気だし、声優に関しても一定の支持を集めていると言えると思うのだが、他のアニメで見るイメージがまぁ基本的にない。

 

まぁ明らかに趣向が違う『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』とか、ラブライブ流行る前から一定の仕事を持っていた人もいた『ラブライブ(無印)』の一部とかにはそういうイメージはそれほどないのだが、

特に『サンシャイン』に関してはその感が強い。

 

今回放送中の『スーパースター!!』も、まぁ開始時点でまともな声優がほぼおらん(SMA若手、コスプレイヤー、オーディション、情報皆無新人なおクリスマスにTwitterがバグる、オーディション)事からも分かる通り、まぁ声優を選出する気が最初からそれほどない事が根本的な原因ではあるのだが、あくまでもそれは印象である。

 

印象論で決めつけるのは、コンテンツ及び声優(いやまぁ声優じゃない人混ざってますが)に失礼ではないだろうか?

 

 

調査においての方法、基準等

ということで今回は、無印、サンシャイン、虹ヶ咲の3コンテンツの声優のアニメ出演数を調査する事にした。

「ゲームは?」という声もありそうだが、ゲームはアニメ以上にセリフ格差とかが強いし、ソシャゲはフルボイス有無もあるので今回はアニメだけとさせて貰った。

 

調査対象はそれぞれのコンテンツが動き出した(というか声優が発表された)年から、今年現在まで。

調査は7月下旬に行ったので、もしかしたらその後何か発表してるかもしれないが…

調査元は手っ取り早くWikipediaである(まぁこれくらいの有名所にミスはないだろうという信用)

太字をメイン、それ以外はそれ以外として、『メイン役の数』と『メイン役を含めて全てのアニメ出演数』を集計した。

またWikipediaの仕様上、同じアニメは一つにまとめられているのでご了承を(二期が放送されてもカウントされない)

 

また、今回は通しでの合計数と、活動年で割った平均も算出し、全ての声優のデータを出来るだけ公平な数値(とは言えどうしても活動年の差はあるのでしっかりと公平にはならいないが)も併記する。

 

そして、『虹ヶ咲』においては、アニメに登場しなかった小泉萌香(三船栞子役)と、アニメにて登場した矢野妃菜喜(高咲侑役)も調査対象とした。

 

調査結果

では、調査結果の方を確認していこう。

 

ラブライブ!

まず無印より見ていく。

埋め込みと、リンク貼っておくので、どっちか見やすい方で…

 

まずはメイン役の出演数から。


docs.google.com

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必要性あるのかわからんグラフ。
Pile楠田亜衣奈の0が目立つが、平均(点線)は基本1以上を推移

2011年あたりに声優が発表されたと思われる(知らん)ラブライブ無印は11年目となっているが、平均の年辺りのメイン数は1.90と、約2という結果に。

 

全体的に出演数が多い声優が目立ち、最も多いのは三森すずこの43。

これはWikipediaの仕様上、『結城友奈は勇者である』系列が複数に分離していたりする事もあるとは言え、非常に多いと言えそう。まぁこの人ブシロード案件とブシロード案件じゃないの両方やってるからそりゃあこうなるとも言える。

 

筆者的には、次が久保ユリカの32である事は少し驚きだったかもしれない。

内田彩徳井青空を上回ってくるとは。割とメイン役で見かけること考えてみると多いし、16、17、19年には6役やっているので、なるほどなあという感じ。

 

逆に、Pile楠田亜衣奈の少なさがめちゃくちゃ目立つ。

Pileラブライブしかほぼやってないので2。楠田亜衣奈はやっていなかったわけじゃなかったが近年はさっぱり見かけることがなくなり5に留まっている。

飯田里穂でも9あるので、この少なさは特出すべきものと言ってもいいだろう。

Pileはまぁある意味で割り切れるとして、楠田亜衣奈が一番リアルな感じがするのがアレかもしれない。

 

センターの新田恵海はなんだかんだとメインをやってないことはないという感じ。

2020年でも2役とかあるし、地味に生き残り続けそうな数字とも言える。

 

2013年にアニメが放送された訳だが、最もメイン役の平均が高いのは2018年の3.00と、5年後である事は、ラブライブ無印声優は基本的に生き残り続けているという言い方もできるかもしれない。

 

続いて、全てのアニメ出演の範囲を広げてみる。

docs.google.com

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範囲を広げると年平均は4.06となり2倍以上になった。

やはり三森すずこが最も多い85となり、年平均7.73とか言うおかしな事をしている。

4/9(三森すずこ久保ユリカ徳井青空内田彩)が年平均で5.0以上の出演をしており、非常によく見る声優という事は可能だと思う。

一年最多出演数は久保ユリカの15となっており、コレ以外にも二桁の数字は結構見える感じ。

 

一番出演数が少ないのはPileだが、逆に7出演存在したという言い方も出来るのかもしれない。

次に少ないのが楠田亜衣奈、そして飯田里穂新田恵海という順番。

ただ楠田亜衣奈はここ三年一作品もアニメに登場しておらず、フリーとなってからの彼女は元々からそこまで多く見た訳ではないが、少なくとも2010年代前半は出演はしていた事を考えると一番コメントに困るというか、数字って暴力だなと思ったりする。

 

年毎の平均で見ていくと、最も無印声優がアニメに平均して出演しているのは2017年の6.78。この年が最も多い声優が5人いる事が大きな要因。

最も少ないのは2011年の2.11。この次が今年の2.44だが、これは冬に向けて上昇する可能性は高い(というかまだ半期)のであまり考えなくてもいいかなと。

今現在でも年毎の平均で3回くらいずつは見るくらいの平均なので、10年以上経過している、アニメから10年と考えると十分な生き残りっぷりな気がする。

 

Pileはそもそもほぼ声優やってない事を考える(まぁそれを良しとするのかはそれぞれとして)と、楠田亜衣奈が一人クッソ悲惨という言い方は出来るが、全体的に過半数はしっかりと現在でも生き残れているという言い方が出来、無印の声優はアニメに出ているということで良いと思う。

 

ラブライブ!サンシャイン!!

では本流第二世代であるサンシャイン、Aqoursのアニメ出演状態を次に見ていこう。

サンシャインの調査範囲は2015年~2021年の7年間である。

 

ではメイン役での出演数から。

docs.google.com

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無印と様子が違いすぎる…というか0がものすごく並ぶ。

というか最大1が多すぎる。2016年にアニメが放送された訳だが、その1が唯一の主演なのが3人いる(小宮有紗小林愛香高槻かなこ

サンシャイン声優は伊波杏樹以外全員ソロデビューしているのだが、楽曲で主演をもらうとかそういう事も殆どないらしい。

 

この中で鈴木愛奈ただ一人一回も年0回を経験していない異色ぶりを見せており、筆者も2018~2019辺りは特に言った『サンシャインで声優しているのは鈴木愛奈だけ』というのはやはりあながち間違いではなかったと言っても過言でないと思う。

 

年平均のメイン役は0.62であり、2年に一回誰か見るという計算である。

ただこの全てのメインを足して39となる中の15が鈴木愛奈であり、鈴木愛奈が締める%は38%と、約4割を占めている事は頭に入れておきたい。

鈴木愛奈を抜くと平均は0.43になる。

というか、年毎の平均で1を超えるのはアニメが放送された2016年だけである事は、幾らメイン役と範囲を限らせているにしてもちょっと少なすぎる感じがする。

 

ただ鈴木愛奈一強時代もここ2年くらいは若干の改善を見せており、降幡愛がメイン4が2020年あったり、逢田梨香子が2021でもう3だったりする。まぁ演技自体の評価とかはここでは本筋から逸脱しかねないのでしない。

 

では次に、全アニメ出演に範囲を広げてみよう。


docs.google.com

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全アニメに範囲を広げると、平均は1.40まで上昇した。

まぁ逆に言うなら1.40までにしかならなかった。

 

やはり鈴木愛奈が合計23、年平均3.29で一番となったが、

次の逢田梨香子も21で、年平均3.00と結構迫っていたりと、主演より範囲を広げるとかなり差は縮まった印象。

 

ただそれでもアニメに出ていない事には代わりはなく、5/9が年平均で1.00以下。

最近見るようになった気もしていた斉藤朱夏でさえ1.00丁度。

無印で散々楠田亜衣奈の現実を書いたが、それでもあの人は年平均すれば2.00ある訳であり、2.00より上なのは降幡愛(2.00)、逢田梨香子(3.00)、鈴木愛奈(3.29)だけである事を考えると、ちょっと言い過ぎたのかもしれない。

 

年毎の平均を見ていくと、最高が2.11の2020年であり、一応近年の出演数は全体的には増加傾向であることがわかる。

ただまぁ最高が2.11であることからわかるように、基本的に1台か0台である。

 

まぁ大半が声優じゃなくてサンシャインの声をやりに来られて、ライブでパフォーマンスをすることを生業とされている、

もしくは本職のサブとしてやりに来られている方々ですので、まぁ他のアニメ出演が必要かと言われればそうではないし、来られて周りから浮かれるくらいならその方がありがたいと言えばありがたいのかもしれないが、

そもそも他のところに行って、普通に声優として問題ないのか、それとも問題があるのかを判断できる程出演していない人のほうが大半なので、実際の所はなんとも言えない。

 

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

では最後に、明らかに本流ではない虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の方を確認していこう。

明らかに声優発表の時点からちゃんと声優を選んでおり、色が違うことは明らかな訳だが…?

調査範囲は、活動期間の2017~2021(現在)まで。

 

ではまず主演から。

メイン年平均は1.27であった。

虹ヶ咲は端的に言うと数値がマジで極端。

まぁ分かっていた事と言えば分かっていた事だが、鬼頭明里楠木ともりがそもそもずば抜けている。

 

で、これ本当に極端であり、鬼頭明里楠木ともりでさえダブルスコア以上(28と12)だし、楠木ともり前田佳織里でもダブルスコア(12と6)なのである。

 

というか鬼頭明里28メイン役って何?集計してて吐いちゃった。

年平均5.60って何?(おにじさん、さっきサンシャインの時に演技の話は本筋から外れるからしないって言ってたよね???)

 

楠木ともりも12メイン。こっちはこっちで多い。この人まだ21なんだぞ?

ココ2年は4メインと更に勢いがましていると言える。

まぁこの二人は虹ヶ咲開始前から売れっ子の二人である。

他で多いのは前田佳織里。彼女は活動してからメイン一回は毎年やっており6となっている。

 

割とびっくりしたのが次が矢野妃菜喜であること。

まぁソニーなのでソニー枠が存在するにしても、今SMAが推したい存在であることは間違いない。

一番少ないのは2で大西亜玖璃相良茉優田中ちえ美である。

全体的に昨年メイン役を貰ってはいるので、まぁこれからと言ってもいいとは思う。

 

ちなみに売れっ子である鬼頭楠木を抜くとメイン平均は0.67と大きく下がる。

ただこれでもサンシャインの平均より上という。

 

年毎平均では、初年の2017以外全て1以上という数値だが、これも鬼頭と楠木のメイン役の多さからとも言える。

二人を抜くと虹ヶ咲アニメが出た2020年のみとなる。

まぁ若手が多いし、メイン数は増加傾向である事、サンシャインの鈴木愛奈を引いた数値より基本的には高いことを考えれば、まぁこっちの方が今の所大丈夫だと思う。

 

 

では、全アニメ出演に幅を広げてみよう。

docs.google.com

まず年平均だが、3.36となり無印より低く、サンシャインより高い結果となった。

やはり鬼頭明里がヤバすぎであり、この人2017年から毎年10作品以上出ている。なんだこれ。

 

そしてある意味意外な形とも言えるかもしれないのが、楠木ともりよりも前田佳織里の方が全アニメ出演となると出演数が多いことである。

楠木ともりは29で有ることに対して、前田佳織里は31であった。

これは楠木ともりの出演数は、メイン役の割合が過半数に近い(12/29)事がまず1つの原因として、前田佳織里がメイン役以外での出演が非常に多いことが何よりも理由だろう。

話題となった『ウマ娘プリティーダービー』のナイスネイチャ役は太字表示ではないのでメイン役に該当しないように、前田佳織里はそういう役での出演がどうも多いようである。

矢野妃菜喜が6全出演でありながらメインが4である事からも、ソニーにおけるメイン役の比率の高さという所とも言えるのかもしれない。

 

このためメイン役のときよりは分け方が若干微妙ではあるが、鬼頭と楠木を抜いた数字も併記してある。

平均は2.29まで低下し、1以上下がることを考えればまぁ十分かもしれないが(まぁ鬼頭の数がちょっとおかしいから仕方ないね)

 

最も少ないのがアニメには出てこなかった小泉萌香。

割とブシロード系列で出ているイメージもあるが、あれはコンテンツの所もあり、アニメとしてのカウントはいまいち伸びなかったのかもしれない。同じアミューズ前田佳織里が健闘していることを考えると対照的という言い方もできるかもしれない。

オリジナルメンバーに限定するのであれば、村上奈津実田中ちえ美が8で最低となっている。

 

年毎の平均を見ていくと、2020年までは基本的に増加傾向であり、当時の若手声優をラブライブらしくないレベルでそこそこ回収した事もあり。比較的順調とも言えるだろうか。

しかし半期とは言え今年の数字は下がっており、特に出てはいた大西亜玖璃と、久保田未夢の数字がゼロである事が多少気になるかもしれない。

 

 

平均で各コンテンツごとの傾向を見ていこう

さて、それぞれのコンテンツでの声優個人の差はこれで分かったが、最後に各種平均を使って、コンテンツ毎の傾向を見ていくことにしよう。

 

まずはメインでの比較だ。

docs.google.com

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数字としては、やはり無印ラブライブが明らかな突出をしているという言い方が正しいだろう。

2019年から大きくその数字は落ちるものの、今年になっても平均が1を切らないのはようやりすぎている。

というか2018まで基本的に右肩上がりなのがちょっとおかしい所ある(2013はラブライブアニメ放送年なので跳ね上がるのは当たり前なので)

 

もう一つ特徴的と言えるのは、虹ヶ咲が一回もサンシャインを下回っていないという事実である。

後発である虹ヶ咲であるが、やはり仮にも”声優”を集めているコンテンツとして、サンシャインには一度も負けることはなかったという言い方は出来るかもしれない。

というか、サンシャインの数字が単純に悲惨。これ鈴木愛奈がいてこれなので、ほかが如何にメイン役やってないかって話である。

 

ただ、虹ヶ咲は虹ヶ咲で鬼頭明里楠木ともりのウェイトがめちゃくちゃ高いのでこの数字になっているのであって、この二人を抜くとそれなりには下がる。

 

あと無印とほか二つで決定的に違うことは、サンシャインと虹ヶ咲は当該コンテンツのアニメ放送年が一番出演平均が高いが、無印はそうではないという事だ。

 

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ということで、サンシャインから鈴木愛奈を、虹ヶ咲から鬼頭明里楠木ともりを抜いた平均の方も作っておいた。

こうすると割と虹ヶ咲もまだまだメイン役を掴んでいるのは多くはないことが分かる。

2020年はアニメ放送年なので虹ヶ咲は跳ね上がるが、それ以外は1を超えていない。

 

まぁサンシャインは常にそれの下を行き続けている訳だが…ココ最近で逢田梨香子辺りがメインやり始めたり、降幡愛がやり始めたりしたことでここ2年はちょっとマシ。

 

ラブライブはここから逆にPile楠田亜衣奈を抜けば跳ね上がると思うが、まぁやめておこう…(

 

 

全出演数の方でも比較しておこう。

docs.google.com

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全アニメに範囲を広げても基本的に構図は大きくは変わっていない。

ただ、虹ヶ咲はここ3年は平均だと無印を超えているというのは注目すべきポイントだろう。

というか、割と若手声優が多い虹ヶ咲で、平均2を切っていないのは普通にようやっているような気がする。

サンシャインは、ここ最近出演数をい伸ばしている印象はあるのだが、思ったよりは数字としてはという気もする。ただ2019年に1を一度切っている事を考えると、ここ2年は持ち直しているとも言える。

 無印もこの10年で 一度も2を切っていないというのは凄いことだと思う。なんだかんだそういう面子が初代は集まっていた事の証明だろう。

 

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一応抜いたバージョンも作った。

流石にそりゃ減るには減るが、虹ヶ咲は割と鬼頭明里楠木ともり以外の出演数は少なくないことが分かる。

まぁ前述の通り、前田佳織里の方が楠木ともりより出演数自体は多かったという事もあるとは思うのだが、鬼頭明里楠木ともりを抜いても2020年、アニメ放送年とは言え無印を超えているのは、褒めるべきことだろう。

 

サンシャインも、近年は鈴木愛奈一強が若干薄れてきたのかなという所も感じられるかもしれない。

 

 

所謂ラブライブサンシャインを主として向けられる他のアニメに出ていない事象だが、実際他と比較してみることで、サンシャインが一番下の水準である事は分かった。

一時期の鈴木愛奈一強の現実も数字にすると明確になったが、昨年辺りからは逢田梨香子辺りもアニメに出始めているので、それは若干の是正の動きになっているのだろうか。

 

虹ヶ咲は、これまでのラブライブとは違う分家的ポジションであるため、単純な比較は出来ないかもしれないが、サンシャインよりは出ているという感じ。

というかまぁ、鬼頭明里という存在が数字を押し上げている。楠木ともりもそうだが。

 

ただこの二人を抜いても、前田佳織里などを中心に出ている声優は多く、ラブライブには珍しく全員声優を選出した事もあり、比較的健全とは言える。

ただ、それでもやっぱりラブライブ無印には過去の数字と比較しても敵わないというのが現状ではあるが、これは10年で情勢とかも変わってそうなので、こちらも単純な比較をするという事は正しくない気はするが…

 

ただまぁ、こう比較していくと未だにアニメに出続けている無印声優の凄さという所が一番分かったのかなあと思いつつ。

 

まぁサンシャインと今回のスーパースターに関してはそもそも声優を選出していないし、(別に無印からそうだったけど、声優じゃない比率が上がったことは間違いない)あくまでも”ラブライブというコンテンツのキャラクターをやりに来られた方々”であって、声優を他にする気は別にないという人の方が多いというのが、本家の血筋の現実である。

まぁもう選出の仕方がコレだし、別に他のところに出てこられてヘタクソで作品ぶっ壊すくらいであれば、出てこない方が安全だし、

ラブライブというコンテンツにいるだけで一定の人気は獲得出来ることは、今のスーパースターがある意味で証明し始めているのである。

 

ただ常に思うことは、声優に求められることはライブにおいてのアニメの完全再現ではなく、アニメにおいての素晴らしい演技である事を常に忘れたくはないという事である。

 

ラブライブの完全再現の方針が、他コンテンツ等における他の声優の膝や肘を痛め続ける事は、業界が声優と声優の看板を付けた声優ではない存在の見分けが最早付いていない事を端的に示しているのかもしれない。

 

別に今回の調査で、ラブライブ声優にアニメに出ろと言いたい訳ではない。

他に声優の仕事そんなにしていないような状態だからアレだけのライブでの云々が出来るのであって、声優に同じことを求められても困るし、それで声優の身体を痛めつけるのは馬鹿らしいという事に、いい加減に業界が気づかないものなのかという方向性に方が近い。

 

本家筋ラブライブ声優さんと違って他の声優は他のアニメ出てるんすよ。

 

oniji.hatenablog.com

 

以上。