声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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シグマ・セブンは大丈夫なのかは分からないので、とりあえず近年の退所をまとめた。

おにじと申します。

 

今回は声優事務所の話題。

この話題、声優関連の所を触っていると気づいていると思う異変であるが、改めてまとめておく必要性を感じる話。

シグマ・セブン及びシグマ・セブンeにおける大量退所を確認しておこう。

シグマ・セブン系列、とにかく退所が多すぎる

シグマ・セブンと言えば、今でもナレーションとして欠かせない存在の一人である窪田等などを中心として(いつもF1の総集編とかでお世話になってる)東京俳優生活協同組合から独立した所から始まり、現在にいたるまで比較的大きな声優事務所と言える所である。

系列としてシグマ・セブンeが存在し、現在はシグマ・セブン声優養成所卒や、オーディション合格組はこちらに入ることが多い。(Doaプロダクションを10年以上前にほぼ吸収している過去も存在するけどあんま知らないです)

 

元々はナレーション中心でありながらも、声優プロダクションとして一定の大きさを誇り、人気声優も多く抱えているシグマ・セブンなのだが、とにかく最近は退所が多すぎる。まじであまりにも多いと言っても良い。

声優養成所は機能していて、ちゃんと新人は入所しているし、目に見えて何かしらが変わったのかとかはわからないのだが、とにかく退所が多すぎる。

素人目でここまで異変が分かるレベルの退所ラッシュはなかなかに存在しない。

一体シグマ・セブンに何が起きているのか?本当に大丈夫なのか?それは素人の筆者には分かりかねる。

ので、まぁとりあえず近年におけるシグマ・セブンのアウト、退所した声優をとりあえずまとめておくだけの記事です。

どこから集計するか結構悩みどころでしたが、一応2019年くらいから集計してます。理由は当ブログ…というか筆者がこの辺から声優の移籍市場を追い始めているからというのと、この辺から退所が増えているから。

あと、シグマ・セブンって退所情報をHPなどに記載しないので、抜けがあるかもしれませんが、こればっかりは許してください。

 

 

2019年

水沢史絵

2019年8月、水沢史絵は14年間在籍したシグマ・セブンを退所した。

代表作は『ハートキャッチプリキュア!』(来海えりか / キュアマリン)、『ダイバージェンス・イヴ』(キリ・マリアレーテ)等。

この後、水沢は2ヶ月のインターバルを経て、青二プロダクションに所属している。

 

青二の現在における補強というのも、このあたりから始まった気がする。

2019年は多分これだけである。多分。

 

 

2020年

田丸篤志

田丸篤志は、2020年4月1日に、シグマ・セブンからマウスプロモーションに移籍した。

田丸篤志は、2007年に第2回シグマ・セブン公開オーディションで合格した生え抜きであり、シグマ・セブンeからシグマ・セブンへ2016年に実質的に昇格していた。

代表作は『刀剣乱舞』(一期一振)、『A3!』(月岡紬)、『魔法科高校の劣等生』(吉田幹比古)、『たまこまーけっと』(大路もち蔵)等。

結構移籍前から出演しているイメージがあったので、この移籍は結構びっくりした記憶。行くのもマウスだったし。

 

 

水樹奈々

水樹奈々は2020年9月30日、シグマ・セブンを退所すると発表した。

www.mizukinana.jp

いや~これは当時本当にびっくりする発表だった。

水樹奈々シグマ・セブンにおいても有名所だし、歌手としても声優としてもかなりの物を持っている水樹の離脱というのは、あまり想定できるものではないというか。

言うてシグマ・セブンだから、あんまり動くことないと思ってたんですよねこのレベルの声優が。まぁ小倉唯とかはもう何がしたいのか分からないくらい動くから、ああいうのは別に「ああそう」で良いんだけど、これはそうじゃないからね。

代表作は、『ハートキャッチプリキュア!』(花咲つぼみ / キュアブロッサム)、『戦姫絶唱シンフォギア』(風鳴翼)、『NARUTO -ナルト-』(日向ヒナタ)等。

KING AMUSEMENT CREATIVEでの歌手活動も言わずもがな有名。

10月1日から新事務所StarCrewに所属。この頃は水樹だけだったなあ…w

 

 

中村悠一

2020年10月1日、中村悠一シグマ・セブンからインテンションへの移籍を発表した。

この移籍というのもかなりの衝撃であり、シグマ・セブンにおいてのかなり有名所である水樹奈々中村悠一がほぼ同時に抜けるというのは事件と言っても差し支えないレベルだった。

代表作は『マクロスF』(早乙女アルト)、『CLANNAD』シリーズ(岡崎朋也)、『呪術廻戦』(五条悟)、『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』(ブローノ・ブチャラティ)等多数。

ニンテンドーダイレクト等、多数のナレーションでも活躍。

まぁ言わずもがなの声優である。

改めて同じ月に水樹中村OUTはデカすぎるだろ。

 

 

2021年

瀬戸麻沙美

2021年11月1日、瀬戸麻沙美シグマ・セブンからStarCrewへの移籍を発表した。

このタイミングでTwitterアカウントが出来たんだったと思う。間違ってないよね?(

こちらもゴリゴリの生え抜き。第3回シグマ・セブンオーディション(2009)に合格し、シグマ・セブンeに所属。

その後、2015年にシグマ・セブンに実質的に昇格という形だった。

シグマに受かって、そこから抜擢されて…という感じの声優が移籍。シグマ生え抜きというのがマジでふさわしい声優だったからねえ…

移籍したのは水樹奈々が移籍したStarCrew。これで2人目。

代表作は、大抜擢だった『ちはやふる』(綾瀬千早)、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』(桜島麻衣)、『呪術廻戦』(釘崎野薔薇)、『トロピカル〜ジュ!プリキュア』(滝沢あすか / キュアフラミンゴ)等。

こう書くと、ゴロゴロプリキュア声優抜けてるなって感じになるな?(

言うて2021年ってこれだけだった気がする。そういやそんな多くなかったっけ…?w

 

2022年

井上麻里奈

2022年1月1日、井上麻里奈シグマ・セブンから青二プロダクションに移籍した。

まぁ井上麻里奈は生え抜きではない。

ソニーミュージックSDグループ声優オーディション』(2003)に合格し、ボイスアンドハートに所属。そこからボイスアンドハートの声優マネジメント撤退に伴って、2008年からシグマ・セブンに所属していた形である。

まぁ生え抜きじゃないにしても、シグマ・セブンにとって大きな声優の一人であったことには変わりはないと思う。普通に代表作を考えても、

スマイルプリキュア!』(緑川なお / キュアマーチ)、『デート・ア・ライブ』(夜刀神十香)、『進撃の巨人』(アルミン・アルレルト)、『呪術廻戦』(禪院真依)、『図書館戦争』(笠原郁)等がある訳で。

まぁゴリゴリの有名所がゴロゴロ転がってるし。

まぁこう考えるとマジで青二の補強もびっくりするけど、これはまぁ別の機会にすると思うよ(

 

 

田中ちえ美

2022年1月31日、田中ちえ美は、シグマ・セブンeから退所し、2月1日からステイラックに所属することを発表した。

田中ちえ美は2015年にシグマ・セブン声優養成所第20期として卒業しており、そこからシグマ・セブンeに入所。まぁ最近のシグマの若手の経路としては普通。

昇格する前にeから出ていくっていうのも最近はそんなになかった印象なので、これまたパターンが違うという言い方も出来る。

移籍先はステイラック。ステイラックも補強っぷりが凄いとは思う。これもまた別でやろうとしてるんだけど、なんならステイラックの方が書き始め早かったんだけど。シグマがここまでなるからさぁ…(

代表作は、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』(天王寺璃奈)、『サクラクエスト』(織部凛々子)。

また、村上奈津実ゆーりんプロ)と共に『NACHERRY』(Lantis)を結成しており、音楽ユニットとしても活動中。

まぁ典型的なコンテンツ側と言いつつ、言うてアニメ初主演は『サクラクエスト』ではあるんだよな。一応若手有望枠に入る所があるので、こういうのも出ていくって結構アレなんだよなあ…

 

 

福圓美里

2022年4月1日、福圓美里シグマ・セブンからStarCrewに移籍した。

福圓美里は、1998年に桜木美里として声優デビュー、Doa The・声優塾8期卒業を経て、2003年シグマ・セブンに入所した(福圓美里としてのデビューは2000年らしい)

これまで多数の作品に出演しており、シグマ・セブンにおいても女性声優の中では実績が高い方の声優であり、この移籍というのはやはり大きなことである。

ただ、もうこの辺になってくると、シグマ・セブンから出過ぎも良い所なので、なんか別に感じなくなり始めるっていう。

行き先がStarCrewだったのもあるとは思う。なんたって水樹奈々が行った事務所である。水樹奈々福圓美里といえば文化放送で放送されている超長寿番組『水樹奈々 スマイルギャング』のコンビであるからだ。

まぁそもそも水樹奈々が出た時に「スマギャンどうなんの」みたいな声はあったのだが、どっちもStarCrew行きで決まる形になった。

代表作としては『ストライクウィッチーズ』(宮藤芳佳)、『To LOVEる -とらぶる-』(金色の闇)、『スマイルプリキュア!』(星空みゆき / キュアハッピー)等。

シグマから退所って実際問題増えてきたとは言え、やっぱ福圓出るってのもびっくりはしたよ。

 

 

宮下早紀

宮下早紀は、2022年3月31日付でシグマ・セブンeを退所した。

宮下早紀は、『第6回 シグマ・セブン声優オーディション2015』にて合格し、2016年からシグマ・セブンeに所属しているオーディション合格側の奴だった。

年1くらいでメインは取ってきており、まぁ一定のステップアップはしていると思われていた所での退所だった。

e側の声優は二人目の退所となっている。(今回の調査範囲では)

 

3ヶ月のインターバルを挟んで、7/1に東京俳優生活協同組合に所属している。

主な代表作は、『探偵はもう、死んでいる。』(シエスタ)、『はるかなレシーブ』(比嘉かなた)、『放課後さいころ倶楽部』(武笠美姫)等。

普通に宮下は良い感じで声優として成長していた感じがあったので、この出て行き方っていうのもびっくりはした。田中ちえ美よりもびっくりしたなと。

あと俳協最近外部取りまた始めたな感もある。

 

 

森一丁

まぁこの人はどっちかっていうとナレーターなのだが。

森一丁がシグマ・セブンから青二プロダクションに移籍した。

各所のナレーターとして多くの実績がある森一丁。

現在も地上波などでのナレーションや、イベントでの司会等を多く担当。

やはり馴染みがある所としてはKONAMI音ゲー関連の司会等だろうか。

直近ではBPLでの登場が多い印象だが。

というか、ここまでは声優が出ていっていた感じであり、ナレーションの方に戻っていくのかな感があったのだが、一丁さんが青二ってなると話変わって来るだろ…ってなる。

 

 

保村真

2022年6月30日付で、保村真シグマ・セブンを退所した。

青二塾東京校16期、Doa The・声優塾3期を経てシグマ・セブンに入所。

養成所から長らくシグマ・セブンに所属していたわけだが、めっちゃしれっと退所しており、Twitterを開始されていた。

前述した通り、シグマ・セブンって入所退所がマジであんま出ない。特に退所が本当に昔から出ない。だからこうなるんだけどさ…(

代表作は『メジャー』(眉村健)、『ぷるるんっ!しずくちゃん』(コロン君)、『アイカツ!』(ジョニー別府)等。

やっぱ眉村のイメージが筆者は強いなあ…

 

 

吉野裕行

2022年7月6日、シグマ・セブンに所属する吉野裕行は、8月末をもって、シグマ・セブンを退所することを発表した。

書き方的に9月からはどこかしらの事務所に所属しそうな雰囲気ではあるが、とりあえずシグマ・セブンは出るとの事。

直筆での報告となっており、しかも退所する1ヶ月半前くらいというのもなかなかないことである。7月7日の7時7分ということで、非常にシグマ・セブンに向けたものというのも大きそうな感じがする。

代々木アニメーション学院声優科から間を開けて、The・声優塾2期として卒業、そこkらシグマ・セブンに所属していた。

この人もめちゃくちゃ人気作品出てるし、めっちゃ人気声優なので、この人まで!?ってなる所だけど、もう22年に放出が多すぎて「また?」ってなるのはそう。

主な代表作は『機動戦士ガンダム00』(アレルヤ・ハプティズム / ハレルヤ)、『ハイキュー!!』(岩泉一)、『弱虫ペダル』荒北靖友、『僕のヒーローアカデミア』(プレゼント・マイク)等。

どこに所属するかも気になるねえ…

 

 

放出が多すぎる

水沢史絵 - 2019/8退所、2019/12 青二プロダクション入所
田丸篤志 - 2020/4 マウスプロモーションへ移籍
水樹奈々 - 2020/10 StarCrewへ移籍
中村悠一 - 2020/10 インテンションへ移籍
瀬戸麻沙美 - 2021/11 StarCrewへ移籍
井上麻里奈 - 2022/1 青二プロダクションへ移籍
田中ちえ美 - 2022/2 ステイラックへ移籍
福圓美里 - 2022/4 StarCrewへ移籍
宮下早紀 - 2022/4退所、2022/7 俳協入所
森一丁 - 2022/7 青二プロダクション入所
保村真 - 2022/7退所
吉野裕行 - 2022/8退所へ

 

ということで、まぁ放出があまりにも多すぎないかと。

12人の退所となった。しかも今年だけで7人である。

元々から出ているなという印象があったのだが、それを上回るペース。

各所結構な所に出ていっている印象もあるし。

青二が3、StarCrewが3、マウス1、インテンション1、ステイラック1、俳協1という感じ。

 

全体的に感じるのは、なんかこう基本的には円満に抜けてそうな感じ。

なんかこう「シグマ・セブンも終わりか…」という感じにはあんまり見えない気がする。

方向性として、これからは今と異なる方向性に進む感じなのかどうか。

ナレーション中心になるのか。じゃあなんで森一丁さん抜けるんだって話だけども。

今後の動向というのも気にしていく必要性を感じる所である。

にしても抜けすぎで心配にはなるんだよな。どうなるんだろうか。

 

以上。