おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
色々な所にご提供頂けるようにはなってきた当ブログだが、今回はなんとHyperXさんからご提供頂けることに。ありがたい話ですマジで。
ということで、ご紹介するのは『HyperX Cloud Stinger 2ワイヤレス』というヘッドセット。
筆者、ヘッドセットってやつをとにかく使っていない。というか持っていない。
普通にヘッドホンと据え置き型のマイクで使うっていうのが良いかなあと思っているっていうのが大きかった。だからこう、買うようなこともなく…ってことでw
今回提供して頂けるということで、ゲーミングヘッドセットってどういう感じ?っていうのを見ていけたら良いのかなと思う。
では見ていこう。
HyperX Cloud Stinger 2 wireless - Gaming Headsetrow.hyperx.com
開封
ということで早速開封していこうと思う。
箱はこんな感じ。HyperXのイメージの赤がしっかりと使われている印象がある。
中身は以下の通り。
ゲーミングヘッドセット本体
USB充電ケーブル
USBワイヤレスレシーバー
クイックスタートガイド
シンプルな構成。この辺はどっちかっていうとコスパ良い側に振られている製品であろう所がある。
まぁやはり今回のワイヤレス化という所で、USBワイヤレスレシーバーは取り上げておく。
これで2.5GHzでのワイヤレスで楽しめるというのが大きなポイント。
まぁこの結果汎用的な3.5mmイヤホンジャックに挿せないっていうのはデメリットになる場合もあるけど。
外観チェック
外観だが、見た感じ既に発売されている有線ゲーミングヘッドセットの『HyperX Cloud Stinger 2』と大きく変わっている感じはない。
全体的にはプラスチック製であり、この辺りもコストパフォーマンスに振っているなあって感じ。
とはいえ、加工としては結構しっかりとされていて、デザインとしてはゲーミングとしては恐らくおとなしい部類に入るものの、表面加工のおかげでチープさっていうのは少ない感じにできてる。この加工がむずそうなんだけど。多分カーボンファイバーっぽい加工。
ヘッドバンドは比較的太めな感じでしっかりしてそう。
クッションとしても十分なクッション性。ちょっとハード目な感じはするけど、そもそもこのヘッドセット自体軽いのでこれくらいで良さそうではある。(レザーレット性)
範囲が頂点のみで、左右にはクッションなし。
クッション性の話をしたので、イヤーパッドの方も。
こちらも同じ感じのクッション性って感じ。こういうの蒸れそうだけどどうだろ。でもそんなに気密性が高くはなさそうなので、思ったよりはそうじゃないのかもしれない。
空洞自体は大きめで耳が大きくても大丈夫そうだが、深さはそこまでないので、入っても中で当たる人がもしかしたらいるかもしれないが、まあこれくらいが普通な気もする。
ヘッドセット、ヘッドホンで大切なサイズの所。
こちらアームが伸びる方式で、目盛りも見えるという親切仕様。
カチカチとした感触もあるので、サイズを左右で合わせやすそうである。
ただ、この目盛り何基準でついてるのかがさっぱり分からない。
まぁ目盛りあるから別に良いんだけど…何基準で付いてるのコレ。
上下左右結構ちゃんと可動域があるので色々とフィット感に作用してくれそう。
音量調整用の赤いダイヤル。ここが赤いのもHyperXっぽさはあると思う。
また充電用のUSB-C端子がある。まぁもうUSB-Cは当たり前となった。
マイクは跳ね上げ式。
これを上に上げると勝手にミュートになってくれたりする機能がついている。今じゃ当たり前なんかね。
グースネックタイプで口元にまで持っていきやすい。ポップガードついてるので、これである程度の破裂音は守れるかな?
使ってみた
ということで使ってみた。
今回はワイヤレスということで、PCにレシーバーを接続して使用していく感じ。
有線と同じくらい手軽ではあるが、USB端子は一つ潰すのと、言うてワイヤレスなので近くにはあった方が良いと思う。
まず装着感に関してだが、軽くていい感じ。
これはプラスチック中心というので、実際軽いというのもあると思う。
別にクッション性がめっちゃ良いとかではないんだろうけど、まぁ不満はない。
側圧に関してもちょうどいい感じで、これはいいなと。
筆者はメガネ勢なので、ここが強すぎるとメガネが押さえつけられて痛いとかもあるんだけど、それもなかった。
クッション性は強めな気はするけどまぁいい感じ。通気性という所も意外とあるかなって感じ。
サイズの調整に関しても結構自由度が高い方でいい感じだと思う。
音質に関しては、50mmのドライバーが採用されており、迫力ある感じ。
ドンシャリ気味で、低音と高音が恐らく形としては強いのかな?
ただ、普通に癖があるタイプではなく、普通にバランスは良い方だと思う。
ワイヤレスっていうのも、ケーブルを必要としないから動いてて楽。
これでマイクも付いてきてくれるって考えると、それこそ通話とかでも楽かもしれない。
まぁFPSとかやらないからあんまり分からないんだけども。
筆者はレースゲーとか好きだけど、結構いい感じに左右も分かるし良いんじゃないかなと。
『HyperX NGENUITY』というソフトが使える。なおベータ。
日本語にも出来る。
dtsxのサラウンドは便利だけど、ソフト管理なので遅延はある。
Betaなので不安定なんだよなあ…
ワイヤレスで気になるのがバッテリー駆動時間だが、こちら公称20時間となっている。
各種ワイヤレスヘッドホン系の中では十分な時間となっている気がする。
これだけ持ってくれれば、普通にワイヤレスで使えるよねえって思う。
こういう所がしっかりしてくれていないと難しいからね。実用するの。
そしてマイクの音質に関して。
こちらは実際に録音してみることで確かめてみた。
正直期待していない部分もあったのだが、ヘッドセットのマイクとしては必要十分な音質ではないだろうか?
ノイズキャンセリングもついていることで、騒音とかも入らないっていうのもいいポイント。
まぁ籠もってるところもなくはないと思うが、ボイスチャットや通話ではまず気にならないんじゃないだろうか。
これをワイヤレスで使えてケーブル気にせずに喋れるなら普通に良いよねって感じ。
キーボードやマウスの音とかも凄く拾う感じじゃないし。想像以上にクオリティが高くてありがたかったとも言えるかもしれない。
〆
ということで今回は『HyperX Cloud Stinger 2 Wireless』をレビューしてみた。
初めてのヘッドセットだった訳だが、それこそ初めてのヘッドセットに良さそう(急な小泉構文みたいにしないで)
全体はプラスチックなので、チープな部分というのは存在すると思うのだが、それでも加工などでその部分を抑えてくれているというか、その分コスパがいい形になっていると思う。
装着感も良く、サイズの融通も効きやすい。プラスチックであることで軽さにもつながっている。
音質に関しても結構いい感じで、マイクは想像以上に良かった。
必要十分な機能性を詰め込んだ中で、ワイヤレスという便利な所もしっかりと押さえてくれている。
欲しいものはしっかりと入れた上で価格的にもコストパフォーマンスに優れたものを作ってくれた感じ。
あくまでもヘッドセットのエントリーというところではあるが、そういう形としては十分なヘッドセットだと思う。
今後もHyperXの製品を色々とレビューしたいなと思える出来だったので、気になる方はチェックしてみてはいかがだろうか。
以上。