声オタおにじくんの声学審問H!

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ロングセラーヘッドセットが確実な進化を遂げた!『HyperX Cloud III』レビュー

おにじと申します。

 

今回はガジェットレビュー。

毎度お世話になりまくっている、HyperXさんのご提供で、今回は新商品のレビューをさせて頂く。

当ブログでも、複数回ヘッドセットのレビューをしてきた訳だが、今回はそのヘッドセットをまたご紹介。

6月12日に発売した『HyperX Cloud III』を今回はレビューさせて頂けることに。

世界より発売早いらしいので、かなりの高速でのレビューとなることに…?(高速でのレビューってなんだよ)

開封

じゃあ開封していこう。

いつも通りの赤白黒箱。これでこそHyperX製品である。

今回のレビュー、最初に情報を頂いた時は「長年にわたり愛されてきたゲーミングヘッドセットの後継機」みたいな言われかたをしていた、「どれだよ!」って思っていたのだが、『Cloud Ⅱ』の後継である『Cloud Ⅲ』だったっていう。

『CloudⅡ』は2015年発売で、8年くらい実働していたので、たしかに長年愛されてきたゲーミングヘッドセットだった。

さっさと開封しろよってことで中身を見ていこう。

 

中身はこんな感じ。

HyperX Cloud III本体
マイク
USBケーブル
説明書各種

 

まぁ一般的な感じかなと思う。

マイクが別で、延長ケーブルがあるって感じ。

 

 

外観チェック

ということで外観チェック。

見た感じ、HyperXっぽい感じがするシルエット、デザインだと思う。

全体的には黒のデザインだが、赤のアクセントが入っていて、このバランスが結構筆者的には好み。

結構HyperXって黒で統一されているものとかもある中で、この赤の入れ方はいいなあって思う。

 

ヘッドバンド部分は上まで人口皮革が使用されている。

こちらは『Cloud Ⅱ』よりも柔らかい物が採用されているとのこと。

触った感じは確かに柔らかく、スベスベしている感じもあって、気持ちいい。

上部分に『HyperX』のロゴがあるのは、HyperXヘッドセットのお決まりみたいな所ある。

ヘッドバンドはかなり広範囲なイメージで、前レビューした『Cloud Stinger 2 ワイヤレス』よりも広範囲な印象。

 

勿論伸び縮みさせることは当たり前だが可能。

伸ばすと赤部分が増えるので、また印象が変わってくるかも。

デザイン的にもこのイヤーバンドとイヤーカップ部分を繋げるデザインが結構カッコいいなって思う。

 

イヤーカップはちょっと斜めな印象。これも多分バランスとかを考えて何だと思う。

また、こちらフルメタルフレーム構造とかいう奴らしく、頑丈さというところはしっかりしてそうだなあって印象。

なので、高級感というのがしっかりと出ている。やっぱりプラスチックとはこういう所が違う。さわり心地もサラサラしている感じで、つや消しって感じだぞ。

 

イヤーカップの方もかなりふかふか、もっちりした感触になっていて、分厚い印象を受ける。

こちらも『Cloud Ⅱ』よりもより肉厚になっているらしい。

 

イヤーカップの下部分を見ていこう。

右側背面には音量調節ダイヤル。HyperX、最近ダイヤル式を推しているみたい。

 

左側背面にはケーブルとミュートボタンがついている。ミュートボタンをどれだけ簡単に押せるかは分からん。

 

またマイクは紹介した通り別々となっている。

左側前面に挿す所があり、使わない時は外せる形だ。

マイクもしっかりしていて、ポップガードはメタルな感じで、全体のイメージに合わせてきているなという印象。

 

 

使ってみよう

ということで、実際に使ってみよう。

 

今作は有線接続をするタイプのヘッドセットな訳だが、こちら、3.5mmイヤホンジャックか、同梱されていたUSBケーブルを接続して、USBで接続するかが選べる便利仕様となっている。

また、USBもAもCも接続できる気の利く仕様で、それぞれで使用したい方法で接続が可能だ。

 

まず装着感というところだが、非常に軽い印象があり、長くつけていても疲れにくいのかなという感じがある。

このイヤーバンドが非常に柔らかくかつ広く稼働してくれるのが効いてそう。

あとは斜めのイヤーカップとかも良いのかなあ…?

装着する上でイヤーバンド、イヤーカップの所の感触もいい感じ。

筆者は眼鏡をしているので、圧迫感を感じやすいのだが、この製品は結構そういう違和感もない感じで、助かるなあという印象だった。

側圧が柔らかいとなるとゆるゆるとかにならないかが心配だが、そんな感じもしない。

こういう所は非常に考えられて作られてそうだ。

 

続いて音質に関して。

こちらは53mmのドライバが搭載されており、また、音が耳に伝わりやすいような角度に調整されていたりと、かなりこだわりを感じるポイントだ。

これは確かに聴いてみると感じれる部分というか、細やかな音もしっかりと拾ってくれる、立体感を持って聴ける感じがあって非常に面白い。

バーチャルサラウンド技術である『DTS Headphone:X 2.0』にも対応しているので、サラウンドで聴くことも可能。

こういう所は、ゲームにおいてのどこの角度から音が鳴っているのか?という所に関しての相性というのがいい感じであり、ゲーミングヘッドセットとしての音質として十分過ぎると感じる。

楽しい感じの音という感じではあるので、ゲーミングヘッドセットを持っている人というのはそこまで大きな感動を得られるものではないかもしれないが、それはまぁゲーミングヘッドセットとして十分な性能を持っているということにもなる。

普通の音楽とかもコイツで聴いてもまぁ大丈夫。明瞭感というのを感じられる音質に仕上がっている感じがするぞ。

 

マイクに関しては、こちらも十分な性能を感じることが出来る。

ヘッドセットのマイクというのは、大きいものではないので、劇的に良いみたいな事はまぁないとは思うのだが、一定以上のクリアさというのを感じれるのが大切な所だと思う。

今回のマイクに関しては、ドライバーサイズが『Cloud Ⅱ』の6mmから10mmにかなり大きくなっているとのことで、恐らく前作と比較するとかなり音質は向上していると思う。

あと地味なところだが、マイクミュートでマイクがちゃんと光る。こういうの良いよね。

 

PCでは制御ソフト『HyperX NGENUITY』に対応しており、

ボリュームやイコライザ、サラウンドの設定が簡単に行える。

 

ということで今回はHyperXが久々に刷新した『Cloud Ⅲ』をご紹介した。

全体的な質感もかなり高い印象で、しっかりと刷新してきた印象。

デザインもさることながら、装着感や音質も良好。

前作より流石に価格が上昇しているものの、それだけの価値というのはある製品となっていると筆者的には思った。

人気のロングセラー製品の刷新は難しいと思うのだが、やるべきことをしっかりやってきた印象。

興味がある方は是非チェックして欲しい。

 

以上。