声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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『Intel NUC 11 Pro NUC11PAHi7』レビュー

おにじと申します。

 

今回は、ガジェットレビュー。

結構ミニPCのレビューをしているわけだが。

以前依頼頂いたGEEKOMさんから興味深いものをご提供頂いた。

それが、『intel NUC 11 Pro』である。

ご存じの方も多いと思うが、Intelは一時期ミニPCをIntelとして発売し、所謂Appleにおいての『Mac Mini』のようなものを作ろうとした時期があった。

しかし、コスパなどの観点もあり、あまり売れることはなく早々にIntelはNUC事業を停止したわけである。

ただ、現在においてもその停止されるまでの『Intel NUC』は製造が続けられていることは、Amazonなどを見ていれば分かる話である。

今回はその『Intel NUC』をレビューする機会を頂いたというわけである。

現在となれば価格も下がってきており、コスパの観点でも悪くないものになりつつある訳で…

クーポンを頂きました!

プロダクト: Nuc 11 1165G7 16+512

4%off code:  9PKIP3WB

 

 

開封

では開封していく。

 

めちゃくちゃIntelの箱である。

箱の記載は『Intel NUC 11 Performance Mini PC Kit』となっている。

サイドとかにも画像が入っている。

もうそのIntelのサイトないと思うけど…(

今回の商品の公式な品番は『NUC11PAHi7』である。

 

裏面には、上からセラーとウェブサイト、サポートのアドレスが記載されている。

GEEKOM系が販売・サポートを現在は行っている模様。一応公式のIntelのサポートはASUSなんだけど…

 

中身は以下の通り。

・NUC 11 Pro NUC11PAHi7 本体

・電源アダプタ
電源ケーブル
・VESAマウント
・紙類

紙類がめっちゃ多いんだよな。

あと映像出力系のコードが入っていない。

 

ACアダプタ。

120Wのモノで、しっかりとPSEマークも確認した。

 

ミニPCにありがちなアース付き3ピンコンセント。

変換するか、3ピン挿せるタイプのタップとかが必要なので、購入時は注意しよう。

 

VESAマウントするための板とネジ。

全面でしっかりと固定するタイプのようだ。

 

外観チェック

では本体の方を見ていこう。

 

なんか天面を守るためのがついている。

これは剥がそうね。

 

ということで剥がした感じ。

本体は暗めのグレー、スペースグレイ系統の色。

天面にが何も記載されていないシンプルなモデルとなっている。

 

早速インターフェイスをチェック。まず正面。

左から、USB-C(Thunderbolt3)、USB-A(3.1 Gen2)、3.5mmイヤホンジャック、電源ボタン。

CとAが一つずつ並んでいる系統みたいだね。

 

右サイド。

メッシュ構造になっていて、かなり細かいタイプの網になっている。

あとケンジントンロックがついている。サイドについているタイプ。

 

背面は

DCジャック(電源端子)
Mini DisplayPort 1.4
イーサネットIntel i225-v 2500Mpbs)
USB-A (3.1 Gen2)
USB-C(Thunderbolt3)
HDMI(2.0b)

という配置。

DisplayPortがミニでついてるの珍しいと思う。

しっかりと拡張性があるポート類ではないだろうか。

 

左サイドにはSDカードリーダーがついている。

これ、この前見たGEEKOMのでしか見たことなかったんだけど。

 

裏面。ネジとゴム脚。

各種記載がある。技適とかもしっかりと記載。

 

まぁこれはIntel NUC作られた時から言われていたが、Intel NUCを製造しているのは中国であり、その作っている所が独自のブランドとかで今は出している物が多い感じがする。

GEEKOMも恐らくその一つだったのだろう。筐体が同じすぎる。

 

スペックは以下の通り。

製品名 NUC 11 Pro NUC11PAHi7
OS Windows 11 Pro (64bit)
CPU Intel Core i7-1165G7
グラフィック Intel Iris Xe Graphics eligible
RAM 16GB / 32GB DDR4-3200
ストレージ 512GB / 1TB(PCIe 4.0)※最大2TBまでの拡張に対応
ネットワーク WI-Fi6E、Bluetooth5.2
インターフェース Mini DisplayPort 1.4
イーサネットIntel i225-v 2500Mpbs)
USB-A (3.1 Gen2)×3
USB-C(Thunderbolt3)×2
HDMI(2.0b)
本体サイズ 117mm x 112mm x 51mm
   

という感じのスペック。

Iris積んでたりするので、普通に有能なんだよなコイツ…

Intel系のミニPCとしては十分なスペックである。

まぁ今となっては、11世代IntelCPUはちょっと物足りないかもだけど…

 

使ってみる

ということで、使っていこう。

モニターやキーボード、マウスを用意して起動。

 

起動した瞬間の画面がダサすぎる。

なんでそんなクソデカIntel NUCにしたん?(起動している途中にロゴ小さいのに変わるんだけど、マジで起動の瞬間の画面がダサすぎて笑った。中華過ぎないか雰囲気が)

 

Windows11 Proを搭載しており、余計なものも入っていないベーシックなものとなっている。

LogicoolはMXシリーズ接続した瞬間にもうインスコしてくれるんだよな…

最近の11って初回起動でもう更新入るんだね。この画面に来るまでに更新入ったので30分くらいかかってる。なげえよ。

 

ドライブの容量を確認するために、PC(コンピュータ)を見てみる。

431GB残っていた。512GBモデルでこんな感じの残量だよって参考に。

 

システムで表示を確認。

しっかりとIntel Core i7-1165G7とCPUは表示。

RAMは16GBである。

Windows 11 Proを搭載しており、バージョンは23H2。アプデしたのでね。

 

タスクマネージャーはこんな感じ。

やっぱりもう8スレッドを見るのが逆に珍しいよね(

 

HWiNFO64での表示はこんな感じ。

メモリはLexarを使っているみたいだね。

ディスクはKingston。

 

ネットワーク系統は記載の通りIntelのものが使われていることを確認した。

 

CrystalDiskInfoでのSSDの情報。Kingstonのモデルが使われている。

 

CrystalDiskMarkのベンチ結果はこんな感じ。

スピードとしてはそこそこって感じかな。

まぁリード3700とか出てるから早いとは思うが、最速ではない。

あとちょっとランダム弱そうかもしれん。

 

ベンチマークの方を見ていこう。

まずはCineBench

 

結果はこんな感じ。

CPUマルチが5481pts、シングルが1496pts。

今となればやっぱりちょっと低いのかもしれん。

1万ポイントとかが見れてしまう時代だからね。

 

今回はGeekbenchもしておいた。

結果はこんな感じ。

 

CPUベンチ。

 

GPUベンチ。

 

続いてはグラフィック性能側。

 

FFXIVベンチ。

高画質では無理。

 

一番下げて普通。

やっぱりIrisってこれくらいなんだよなあ…

新しいのだともうちょっとマシだけど、この辺りはRyzenGPU搭載モデルが上回ってると思う。

 

ファンの音などはまぁミニPCとしては普通くらい。

ミニPCはファンが小さいので、やっぱり回る時は音が結構する。それはわかったうえで動作するべきだとは思う。

この辺りはBIOSの設定とかもいじってみるといいかもしれない。

 

動作スペックは、今の最新には劣る部分があるものの、十分すぎるスペックと言えるはず。

所謂動画編集とかをするとか、ゲームするとかではちょっとおすすめは出来ないけど、そういう使い方をしなければ大丈夫だろう。

 

ということで、今回は『Intel NUC 11 Pro NUC11PAHi7』の方をご提供いただき、レビューしてみた。

 

Intelが最終的にはやめてしまったNUCであるが、モノの出来としては全然悪くない…いやむしろ質感など含めて良いモノと言えると思う。

…というか、Intelは7~13世代において作っていたことを考えると、今の中華におけるミニPCのクオリティ向上に結果的に繋がっていた部分もあったんだろうなって思うところではある。

ミニPCとしての拡張性は高い部類になってくるし、使いやすいんだよなやっぱりミニPCって。

Intelがやめちゃった理由も、それこそ中華系統のコスパの良さの部分もあるんだろうけど、今購入するとかであれば、結構コスパ良くなってる気はするので、割と良いんじゃないかなあって思う。 

 

 

 

 

以上。