声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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i9を積める最強級ミニPC。GEEKOM『Mini IT13』レビュー

おにじと申します。

 

今回は、ガジェットレビュー。

結構ミニPCのレビューをしているわけだが、今回はGEEKOMさんからご提供を頂けることになった。

しかもめちゃくちゃスペック高そうなつよつよミニPCを頂けてしまった。ありがたいねえ…

ということで、今回は『Mini IT13』をレビューしていこうと思う。

公式HPのストアで使用できる、7500円オフのクーポンを頂きました!
oniji7500

GEEKOM NUC MINI IT13 第13世代 インテル® Core™i9/i7/i5geekom.jp

開封

では開封していく。

箱は結構デカイ。『MINI IT13』ってカラフルな文字で書いてある。

なんかこういうのってPCとかで見る雰囲気の柄よなこのカラフルさ。なんて言えば良いんやろうね(

 

サイドとかにも画像が入っていたりと、結構力入ってるパッケージだなという印象も受けるぞ。

 

中身は以下の通り。

・Mini IT13 本体

・電源アダプタ
電源ケーブル
HDMIケーブル
・VESAマウント
・紙類

まぁミニPCとしては比較的普通のラインナップかなと思う。

 

ACアダプタはこんな感じ。

120Wのものとなっており、そこそこ大きいなあという感じ。

 

アース付き3ピンコンセント。

変換するか、3ピン挿せるタイプのタップとかが必要。

たまにあるんだよなあ…

 

HDMIケーブル。1mの一般的なモデル。

 

VESAマウント。

ネジとかで固定してという感じだが、結構デカイ感じだなって。

こういうのちっちゃい板だけでやらせるのも結構見るけど、こちらはがっちりという印象だ。

 

外観チェック

では本体の方を見ていこう。

このハイスペがこれに入ってんのかよって毎度思うが、今回のスペックはエグいので特にそう思うわね…(

本体はやや暗めのブルーと言う感じ。まかでもシルバーに近い。何色なんだこれ(

ケースの下面は多分金属で、サイドと天板は樹脂っぽい。ただ、質感は普通に良い感じ。

GEEKOMのロゴが真ん中にドンと配置されている。

シンプルながらも光沢感もあって、雰囲気良い感じ。

 

早速インターフェイスをチェック。まず正面。

左から、USB 3.2 Gen2 ×2、3.5mmイヤホンジャック、電源ボタン。

シンプルな並びではあるかな。

 

右サイド。

メッシュ構造になっていて、かなり細かいタイプの網になっている。

あとケンジントンロックがついている。ミニPCよくついてるイメージ(他にもついてるんだけどさw)

 

背面は

DCジャック(電源端子)
USB4 + DPポート
HDMI 2.0
2.5ギガビット有線LAN
USB Type-A(3.2 Gen2)
USB 2.0
USB4 + DPポート
HDMI 2.0

という配置。

なんか2つUSB4とHDMIがあるのだが、並んでいる感じではないっていうのもちょっとおもしろいところではある。

ぎっしり必要な端子が揃っている感じが良いよね。

 

左サイドにはSDカードリーダーがついている。めちゃくちゃ珍しいと思う。

初めてミニPCでSDカードリーダーなんか見たんだけど。

 

裏面。ネジとゴム脚。

仕様が記載されていて、技適とかもしっかり書いてあるので安心できるね。

 

スペックは以下の通り。

製品名 GEEKOM Mini IT13
OS Windows 11 Pro (64bit)
CPU Intel Core i5-13500H/Core i7-13700H/Core i9-13900H
グラフィック Intel Iris Xe Graphics eligible
RAM 16GB / 32GB DDR4-3200 ※最大64GBまでの拡張に対応
ストレージ 512GB / 1TB / 2TB SSD(PCIe 4.0)※最大2TBまでの拡張に対応
ネットワーク WI-Fi6E、Bluetooth5.2
インターフェース USB4 Type-C ×2
USB 3.2 Gen2 Type-A × 3
USB2.0 Type-A
HDMI2.0 × 2
SDカードリーダー
3.5mm オーディオジャック
有線LAN(RJ45)
本体サイズ 117mm x 112mm x 49.2mm
本体重量 約652g

ということで、かなりのハイスペックであることがよく分かってもらえるかなと思う。

3種類のモデルが存在し、Intel第13世代のCPUを搭載しているのだが、i5、i7、i9まであるというラインナップ。

今回ご提供頂いたのはCore i9-13900H / 32GB RAM / 2TB SSDの最高モデルである。

ということで、14コア20スレッド、最大ターボ周波数が5.00GHzのCPUが積まれるという、ミニPCの中でも随一と言っても過言ではないスペックとなっている。

ストレージもPCIe 4.0に対応した2TBのSSDが入っており、非常に強い。

また、拡張性というところにも優れており、短い2242で、SATA接続ではあるものの、M.2 SSDのスロットで最大1TB拡張ができる他、2.5インチ SATA SSDのポートもあり、こちらで2TBまで拡張が可能。

メモリはDDR4ではあるものの、32GBデュアルチャンネルで搭載と、申し分のないスペック。

こちらは最高であるが、コスパで言えば、i5-13500Hとかの方が高くはなってくるとは思う。

グラフィックも、Iris Xe Graphicsが搭載されており、普通のCPUに搭載されているものよりはグラフィック性能が期待できるものとなっているのではないだろうか。

これで充実のインターフェイスとなっているので、非常に使い勝手が良いことが想定される。

ただまぁ、ミニPCは冷却性能的な所で厳しさはある。こちらの『Mini IT13』も強力な内蔵ファンを持っており、冷却にはしっかりと力は入れているみたい。

ただ、やっぱり限度は存在すると思うので、恐らく動作にあたって一定の制限が入っていることが想定されるので、どれくらいの性能になっているのか。

 

使ってみる

ということで実際に使ってみた。

マウスとかキーボードとかディスプレイを用意して、接続して起動していく。

こちらの商品は、アダプタが120Wだったことからも分かるかもしれないが、PDでの給電には非対応となっており、アダプタが必須となってくるので、そこは注意しておこう。

Windows11 Proを搭載しており、余計なものも入っていないベーシックなものとなっている。(しっかりと正規OEMキーだった。海外PCのWindowsライセンスってたまに怪しいからね…w)

この壁紙レビューのし過ぎでずっと見てんな筆者(

 

ドライブの容量を確認するために、PC(コンピュータ)を見てみる。

1.86TBのCドライブがあり、残量は1.82TBとなっている。

2TBあるので、空き容量ももちろんかなりある形に。

これだけあると、とりあえず増設しなくても動かせるな…ってくらいにはある。これで拡張が出来るので、ミニPCでありながらかなり安心できる。

 

システムで表示を確認。

しっかりとi9-13900Hを搭載しているし、RAMも32GBとなっている。

Windowsは11Proの22H2を搭載。

 

タスクマネージャーのCPUのスレッドの多さよ。

マジでCPUってコアもスレッドも多くなったよな…この前まで4コア8スレッドとかだったのに…w

メモリも32GBだしね…w

 

HWiNFO64での表示はこんな感じ。

こういう感じで見ると強さがよく分かる。

メモリもSSDLexarのものが使われている。

最近結構見る頻度増えてきた、昔からあるブランドの一つですね。

 

 

CrystalDiskInfoでのSSDの情報。こちらでもLexarの表示となっている。

 

CrystalDiskMarkのベンチ結果はこんな感じ。

しっかりとスピードが出ていて、PCIe4.0の恩恵も受けれていそうな数字となっている。

 

ベンチマークの方を見ていこう。

まずはCineBench

マルチスコアでは12000に迫るくらいの数字に。

ベンチマーク中の温度とかも見ていたが、流石に上がってはいた。最初サーマルスロットリングが発生してたっぽいし。ただそれは最初だけで基本的には70〜80度台で推移。

数字としては十分だが、i9-13900Hは18000くらいまでは到達出来るはずだが、5000くらい低くなっているので、恐らくこのあたりは制御が入っていて、抑えられているんだろうなと。

やはりフル性能を活かすのは無理があった。ただまぁこれだけありゃ十分すぎるだろって気持ちにはなる。

 

シングルは1700くらいとなり、こちらも普通に優秀な部類ではある。

ただまぁこのスペックとしてはかなり抑えられていることは確か。

元が強すぎて抑えられていると言ってもミニPCの中では性能が高すぎるだろレベルなのが面白くはあるけども(

 

続いてはグラフィック性能側。

まず厳しいとは思うが、一応FFXVベンチ。

フルHDで軽量の設定でやや重いとなった。

やっぱりこの辺りで動かすのは厳しそう。重めのベンチではあるからね。

 

続いてFFXIVベンチ。

標準画質でやや快適。

この辺りのものであれば、設定次第で動かすことは可能そう。

IrisはそこそこのGPU性能やっぱり持っている。まぁゲームが凄くできるというものではないので注意。この辺りはやはりRyzenRadeon内蔵系統のCPUの方が強みを感じる部分ではある。

このPCは、USB4があるので、一応外部GPUにも対応しているはず。

そこまでしてこのPCdやる必要性があるのか?という所は人それぞれだと思うが、一応外部GPU接続してよりゲーミングに!っていう選択肢がある時点で強みだと思う。

 

ファンの動作音に関してだが、それなりって感じかなと。

まぁミニPCって基本的に思ったよりは静かなんだけど、こいつもそんな感じ。

ただ、ファンが止まるという感じではない動作のように感じる。

あと、高負荷をかけた時はやはり結構な音はする。これは小さいからね。ファンも小さいということは高速に回った時にそういう音がするっていうのはミニPCでは当たり前ではあるので、仕方がないポイントという言い方をしてあげた方がいいと思う。

他のミニPCレビューを見ると静かってよく見るんだけど、実際思ったよりは静かではあるんだけど、ファンが回っていることは普通に認知できるくらいの大きさの音は普通にミニPCは出るからね。いや、爆音じゃないし静かなんだけどさ基本。

排熱に関しては、高負荷時は暖かいのが裏から出てきているが、熱すぎるのが出てくるとかではないので、まぁ大丈夫かなあと。

 

これだけのスペックがあることで分かる通り、まぁ日常的に使う範囲で重さを感じることと言うのはほぼないんじゃないだろうか。

そりゃモバイル向けのCPUで最上位クラス積んでるんだからそうだろって話ではあるんだが。

逆に何なら重くなるんだろうって感じがするまであるのが、スペックの余裕の大きさを感じさせる。

動画編集や画像編集などのクリエティブな作業に関しても、安心して動作させることが出来るので、快適な環境を作り出すことが可能。

最近のIntelはPコアとEコアという二種類のコアを組み込み、効率的な動作を作り出しているわけだが、そういう恩恵もあるんだろうか。まあこの構造的な刷新してから、またIntelのCPUは停滞というか、たいした進化ないんだけど(

先程はやる人いる?と言ったが、割と本気で外部GPU接続できれば完成するぞってスペックでもある。

 

ということで、今回はGEEKOMのハイスペックなミニPCである『Mini IT13』の方をご提供いただき、レビューしてみたが、いかがだっただろうか?

いや〜非常にハイスペックなものに仕上がっていることは分かってたけど、改めて動かすとその強みというのを感じることができるというか…

コンパクトな筐体に詰め込んでいい性能じゃないのよ。あまりにも実用面で困りそうな要素がない。GPU性能がそこまでめっちゃ高いわけじゃないから、ゲームがバリバリできるわけじゃないですよ〜くらいだろ。

 

こういうPCで動画や画像・ベクターの編集やOfficeとかを動かすと本当に快適に動いてくれるので、やっていてストレスなく動作することができる。

クリエイティブな使用をこのサイズで成立させることができるのは、いいんじゃないだろうか。

インターフェイスもかなりの充実度で、USB4が2つもあるというのが強い。USB4なので、映像出力とかも可能だしね。HDMIも2個あるし、色々なものを接続するにあたっての動作がしやすいシステムになっている。USB4二つってのが嬉しい。ハブで拡張するともうUSBCが埋まるってのがよくあるからね…マジでUSBCは2つ付けてくれどこも(

 

ストレージやRAMの拡張性に関してもしっかりとあり、この辺りも隙がない印象で好感。

性能としてもマジで高く、拡張性も高く、それでいて一般的なミニPCのサイズに収まっているというのはマジでいいと思う。

 

まぁ悪いところというと、PDに非対応であること。

アダプタが必須なので、結構でかいアダプタ(120W)は、持ち運びというところではマイナスポイントになってくるだろう。(USB4が2つあるだけに…まあ120Wだからしゃーないんだけどさ)

コンセントも3ピンなのも、場所を選んでしまう部分ではあるので、注意が必要。

あとミニPCであるので、CPUの性能を引き出せるものという感じではないので、そこも注意かなと。コストパフォーマンスで言えば、下のモデルを選択するのもありだと思う。

後ゲーム性能というところは、普通よりは高いけど、ゲームがバリバリできるような感じではないので、そこも一応頭に入れておいた方がいいと思う。

 

全体的には非常に良い製品に仕上がっていると思う。

この感じであれば、非常に使えるPCとしておすすめできると思う。

スペックが強いし…

気になる方は是非、検討してみてほしい。

 

 

以上。