おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
以前、当ブログでレビューした、GEEKOM様から、またPCのレビューの依頼をいただけることになった。
今回は、Ryzen 9 7940HSを搭載した、バランスも良さそうなミニPCをご提供頂きました。
最も新しい世代のCPUではないものの、そんなに処理能力とかは変わらないし、価格とのバランスもいいと思う。
ということで、今回はGEEKOM『AE7』の方をレビューしていきたいと思う。
GEEKOM NUC AE7 AMD RYZEN R9-7940HSgeekom.jp
GEEKOM NUC AE7 AMD RYZEN R9-7940HSgeekom.jp
クーポンをいただきました!
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開封
では開封していく。
本体画像とAEの文字が目に入る箱となっている感じだろうか。
裏面はこんな感じ。
中開けると緩衝材しっかり入ってて、守られているなって感じ。
中身は以下の通り。
GEEKOM AE7本体
電源アダプタ
電源コード
VESAマウント&ビス
HDMIケーブル
説明書類
という感じ。
アダプタは思ったよりは小さい感じに仕上がっている。
コンセントが3ピン形状なのは気をつけるべき。変換アダプタとかを購入しておく必要がある。(まぁ無理やりさせなくはないものもありますが)
HDMIケーブルとかも付属。なんだかんだこういうの付いてきてくれると楽。
VESAマウントとビスも付属している。マウントは大きな板タイプとなっている。
外観チェック
では本体の方を見ていこう。
真ん中のGEEKOMのロゴがあって、シルバーが主体のカラーリングとなっている。
まぁシンプルなデザインという表現が正しいんじゃないだろうか。
サイドは網というか通気口がある感じ。
こちら側にはSDカードリーダーがついている。GEEKOMはついていること結構多いよね。
インターフェイスの方をチェック。
まず正面の方から。
右から前側面には電源ボタン、イヤホン/マイクジャック、USB3.2 Gen2 Type-が2つとなっている。
背面はポートが非常に多くなっている。
電源端子、USB 3.2 Gen 2 Type-C×2、HDMI 2.0×2、LANポート、USB 4 Gen3×2、USB 3.2 Gen 2 Type-A、USB 2.0 Type-Aとなっている。
非常に豊富な感じ。
USB4とかに対応しているポートも存在するし、映像出力とか含めて出来る機能性が高いインターフェイスと言って良いだろうね。
裏面。VESA対応しちえるので、ブランケットの取り付け用の穴とかがある。
PSEマークや、技適マーク等、日本で使う上で重要な記載も書いてあるね。
スペックは以下の通り。
商品名 | GEEKOM AE7 |
---|---|
OS | Windows 11 Pro |
CPU | AMD Ryzen 9 7940HS |
グラフィック | AMD Radeon™ 780M Graphics |
RAM | 32GB(DDR5-5600, デュアルチャネル、最大64GB) |
ストレージ | 1TB SSD(M.2 2280, PCIe4.0 ×4 最大2TB) |
対応通信規格 | Wi-Fi6E、Bluetooth 5.2、有線LAN |
インターフェース | ・USB 3.2 Gen2 Type-A ×3 ・3.5mmジャック ・DC電源ポート ・HDMI2.0 ×2 ・有線LANポート(RJ45) ・USB 4 Gen3 Type-C ・USB 3.2 Gen2 Type-C ・USB 2.0 Type-A ・SDカードリーダー |
本体サイズ | 117×112×49.2mm |
本体重量 | 約450g |
いや~中々素晴らしいスペック。
この感じで、基本的に困ることないだろってスペックしていて良い感じだよね。
ストレージはどうも拡張は無理で、換装する形になるっぽい。
使ってみる
ということで、実際に使ってみよう。
コンパクトであり、かつ端子が豊富なので、いろいろなコードを挿すのにも基本困らな来。
普通にWindows11が起動してくるので、初期セッティングをして動作を確認していく。
Cドライブは900GBくらい残っている。
1TB搭載モデルだと結構余裕がある感じには見えるよね。
システム情報。
しっかりとRyzen 9 7940HSの表示が出ている。強いなあ~(
メモリも32GB等、公称通りの表示だ。
HWiNFO64での表示はこんな感じ。
もうすっかりこのスペックを見るのも当たり前だなと。
RAMはCrucialのものが使用されていた。DDR5-5600で動作しているみたいである。
CrystalDiskInfoでのM.2 SSDはWoopsitとなっている。
Woopsit、ミニPCに入ってるってのは見ていたんだが、本当に入っているのは初めて見たかもしれない。
CrystalDiskMarkのベンチもやってみた。
5000MB/sくらい出てるので十分過ぎるスペック。
ただ接続がPCIe 4.0×4の割には…とも言えてしまうのが、今のスペックの高さだよね(
ベンチマークの方を見ていこう。
まずはCineBench。
マルチスコアは15000ptsに迫る。
たっけえ。さすがRyzen9搭載しているだけあるよね。
これだけ動いてくれれば十分…というか、もはやThreadRipperの初期とかとそこまで大差なくなってくるの凄いよな。時代の進歩は恐ろしいぜ。
シングルスコアは1733pts。
Ryzenのシングルも中々伸びるようになったもので…って感じだろうか。
ベンチマークを回してみたが、内蔵GPUとしてはある程度出る。
出るんだけどなぜかXVより軽いはずのXIVで数値が低くなった。まじでなんでやねん。たまにあるんだよな。こういうベンチマーク結果。何回もやってみたんだけど、変わらず(
まぁ日常的な動作において、基本的に困るようなことはないと思う。
ブラウジングとかで困るようなことなんかないまず思うし、筆者のモニターは4Kのものもあったりするのだが、動画とかの動作とかでも問題なく動いてくる。
この小ささだと、発熱とかが気になるところではある。後方からそこそこの熱風が負荷をかけている時は出ているなと言う感じではあるものの、まぁこれはミニPCみんなそうだからね、仕方ないよね(
所謂サーマルスロットリングに達するようなことはなく、しっかりと動いてくれているので、十分な働きをしてくれていると言えるだろう。
ファンは回った時はそこそこの音がするが、まぁ許容範囲でしょう。
〆
ということで今回はGEEKOM『AE7』をご紹介した。
性能としては十二分過ぎるものとなっており、最新CPUではないとは言え、スペックとしては十二分。最新でないことで多少は安いみたいな感じではないだろうか。
仕事用として使うのもいいが、普通にフォトショップやイラストレーターと言ったクリエイティブな使い方みたいなものも出来るようなスペックとなってくれているので、省スペースなミニPCとしては、かなり使い勝手は良いと思う。
拡張性とかも、インターフェイスの充実を見ると素晴らしいものがあるし、USB-Cは映像出力、給電対応していたりと、一本で完結出来るようになっていたりと良い感じ。
実用的に使えるミニPCとなっており、購入する価値は十二分にありそうな感じなんじゃないだろうか。
現在はGEEKOM公式ストア、Amazonで販売中。
気になる方はぜひどうぞ。
GEEKOM NUC AE7 AMD RYZEN R9-7940HSgeekom.jp
GEEKOM NUC AE7 AMD RYZEN R9-7940HSgeekom.jp
以上。