おにじと申します。
今回は、前のクールから始まった企画。とりあえず夏クールはやることに。
クール毎に注目するべき新人声優、伸びてきている若手声優というのをまとめるみたいな記事を出してみようかなと。
今期気にしておくべきな新人・若手女性声優を纏める記事。今回は夏クール編です。
なお、言うてそんな声優情報が少ないに決まっているので、そんな大したことは書けない。
あと、クール毎って言っても声優は被る。
- 結川あさき(ゆいかわ・あさき) / アイムエンタープライズ
- 寺澤百花(てらさわ・ももか) / シグマ・セブンe
- 後本萌葉(のちもと・もえは) / Apollo Bay
- 伊藤ゆいな(いとう・ゆいな) / WITH LINE
- 中川梨花(なかがわ・りか) / サンミュージックプロダクション
- 鳴海まい(なるみ・まい) / プロダクション・エース
- 〆
結川あさき(ゆいかわ・あさき) / アイムエンタープライズ
今年、最もプッシュされている新人女性声優。それが結川あさきである。
東京都出身の、アイムエンタープライズに所属する新人声優。
結川は『AnimeJapan 2023』にて、『逃げ上手の若君』の主役である北条時行役に抜擢された事が発表。
発表当時、結川はどの事務所に所属しているかさえ分からない状態という程の新人の中の新人であった。
アイムなので日本ナレーション演技研究所からの生え抜き。2022年4月1日付けで所属と記載されているが、HP記載は2023年4月1日付。アイムは一年は遅れるので。
春クールでは、やはり『トラペジウム』のイメージが強いだろうか。
東ゆうで主演を務めた。中々やばい役という言い方もできたが…w
あと、『となりの妖怪さん』でも杉本睦実 / むーちゃん役で主演とか。
いや~久々に見たよね、この異常なプッシュの新人声優。コロナ終わったんだなって実感しません?
昔はこういうプッシュのされ方をして一気に定着していく声優ってのがいたわけですが、最近は全然見なかったしね。
アイムも全盛期に比べれば輩出スピードは落ちている中で、満を持してのもう賭けに賭けている声優、それが結川あさきである。
ということで最初の抜擢となった『逃げ上手の若君』北条時行役が遂に今期登場ということになる。
素質は十分ありそうであるが、勿論まだ場数が多い訳では無いので、未知数な部分も多くはある。
素質はあるだけに、この急速なプッシュが吉と出るのかどうかというところはわからんなあという感じ。
今回はアニメでのメイン、他の声優の並びはかなり固く、アニプレ作品として期待も高いわけだが、どうなるだろうか。
寺澤百花(てらさわ・ももか) / シグマ・セブンe
こちらも前クールから継続して掲載しておくべき存在。寺澤百花。
寺澤は千葉県出身。シグマ・セブン付属養成所を23期で卒業した後、シグマ・セブンeに2018年4月1日付で所属となっている。
知名度が高いのは、やはり『ブルーアーカイブ』の花岡ユズだとは思うぞ。
前クールは、『響け!ユーフォニアム3』で、新一年生の針谷佳穂役を演じていた。
歴史がある作品となってきている『響け!』で、メインとは言えないとはいえ、役を獲得出来たのは大きかったんじゃないだろうか。
今期の寺澤は、『負けヒロインが多すぎる!』小鞠知花役でメイン役をやる。
まぁ一応初メインということではないが、作品としての注目度とかを考えると大きな役という言い方は出来そうだ。
割と今回でよーいどん感もある寺澤。どういう演技を見せてくれるだろうか。
後本萌葉(のちもと・もえは) / Apollo Bay
ということで、ここからは新規のメンツを並べていくことになる。
まずは後本萌葉。
後本は東京都出身、アミューズ系事務所であるApollo Bayに所属。
2002年8月17日生まれの21歳。
後本は2017年声優アーティストオーディション『ANISONG STARS』というので審査員特別賞を受賞しており、これもあってアミューズに所属。
2018年10月、"世界に羽ばたく声優アーティストを目指し、さまざまなことにチャレンジしていくプロジェクト"とされた「ボイたまプロジェクト」に選出され、2019年当たりから朗読劇など活動を本格的に開始。
この「ボイたまプロジェクト」には、熊田茜音、吉武千颯、荒井瑠里、堀内まり菜などが存在した。
2020年4月、Apollo Bayが出来たタイミングで移籍。
後本は既にプリキュアシリーズで歌手としての活動をもう既に続けており、こちらの印象が強い人っていうのも多いんじゃないだろうか?
2022年に『映画 デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!』の主題歌である『ようこそ、お子さま♡ドリーミア』を歌唱。
今年のプリキュアである『わんだふるぷりきゅあ!』では、石井あみとのデュエットで初のEDである『FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!』を歌唱している。
声優としての稼働は2021年からであり、今期『恋は双子で割り切れない』の神宮寺琉実役に抜擢された。
相方が内田真礼という中々重荷のある役という言い方も出来るが、EDも内田とデュエットとなっている。
このチャンスにおいて、どのような演技をするだろうか。
伊藤ゆいな(いとう・ゆいな) / WITH LINE
声は聞いたことある人間が多いけど、本当に声優として稼働しているのを見るのは本当に珍しいみたいになるのだが、伊藤ゆいな。
伊藤は北海道出身。2015年ごろから活動。
伊藤はとにかく、とにかくずんだもんに尽きる。
VOICEVOXであるずんだもん。最近は特にあらゆる動画等様々な所で聞くことが多い読み上げソフトウェアの声のベースは伊藤ゆいなが担当している。
主にずんだもん関係の仕事で顔を見せることが多く、その界隈の人にはお馴染みの『ゆいーな』だとは思うのだが、基本的にそれ以外に目立った仕事がなんかなかった。
その中で、急にオリジナルアニメ『真夜中ぱんチ』の苺子に抜擢された。
ずんだもんの声優だ!としての引きはあるが、それ以外の実績はほぼない中で、普通に他の回りの声優は長谷川(育)、ファイルーズ、羊宮、上田(瞳)、茅野と実績がある声優が並んでいる中での抜擢。
キャラ系統としても合っていそうではあるが、どれだけの演技が出来るのか。注目したい所である。
中川梨花(なかがわ・りか) / サンミュージックプロダクション
お、ちゃんと声優やるんだな?ってなったのは中川梨花だろうか。
中川は北海道出身。2011年頃から芸能活動を開始。
2012年に北海道のローカルアイドルである『PEACEFUL』のメンバーとして活動。
2016年にはテレビ北海道の生活情報番組『スイッチン!』にて箕輪直人とともにMCを務める。
慶應義塾大学に進学するため状況。芸能活動の拠点も東京に移る。
DMM BitcoinのCMとかにローラと出ていたらしい。そんなんあったな…
タレント・女優活動を続けながら、舞台活動も2021年頃から行っていた。
2019年に声優としてモブとは言え活動を開始していたりもする。
声優活動としてはやはり『シャインポスト』伊藤紅葉役だろうか。擦られまくったアイドル系アニメでありながら、割と作品としては頑張った。声優とアイドルとタレントとみたいな声優並びであり、まぁ頑張ってはいたものの、踊る側が出来るアイドルタレントは演技に苦戦し、演技する側が出来る声優はダンスに苦戦する…って感じだった気もする。
2023年にはアサルトリリィの舞台に出演したりと、2次元側に偏りつつあったが、この夏クールはP.A WORKSのオリジナルアニメ『菜なれ花なれ』で主人公である美空かなたを演じる。
シャインポストとかで経験は積んでいる中ではあるが、どれだけの演技が出来るのか注目…というか、サンミュージックの声優って最早ほぼいないから、貴重という言い方も出来るか。
鳴海まい(なるみ・まい) / プロダクション・エース
プロダクション・エースの希望の一人である鳴海まいが、遂にルミナス以外で登場。
埼玉県出身の鳴海は、2018年のワールドウィッチーズシリーズ10周年記念イベント「みんながいたからデキたこと!」において、当時は「音楽隊ウィッチーズ(仮)」として登場した「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」の座長、ヴァージニア・ロバートソン役として出演。
以降ルミナスウィッチーズ声優として、ストライクウィッチーズ関連ではやってきたわけだが。
正直な話、一部層にはある程度受け入れられたとは言え、結局の所ストライクウィッチーズシリーズの名前を借りた、角川のアイドルコンテンツかつ、自社声優(プロダクション・エースは角川系列)の運用という所は否めない感じもあったわけで。
今期『疑似ハーレム』で七倉綾香役を演じるとのことで、遂になんか普通のアニメに出るぞ!みたいな感じで。
出た瞬間を知ってはいるので、一応今回も入れときました。
〆
ということで5人を取り上げてみた。
まぁ今年は結川、結川の年であることは間違いない。
その上で実力がどれくらいついてきているのか。アイム決死のプッシュに値するのか。その辺りも含めて見ていきたい感じはするよね。
あとは当ブログで散々書いてるラノベ作家、三河ごーすと原作のラノベアニメ『義妹生活』に奈良坂真綾役で出る鈴木愛唯(ビーフェクト)とかも一応考えたけど、情報がなさすぎるのと、あの作品中島由貴といいビーフェクトとズブズブ過ぎるので今回はノーカンとさせて頂きます。サーセン!
こういうの、前にも一応メインやってはいるんだよなあ…とか、歴は長くてちょいちょい出てはいたんだよなあ…みたいなので選出難しいなって(
秋もやる気があればやる。あれば。
以上。