声オタおにじくんの声学審問H!

過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

新しいノベルゲーの概念。マルコと銀河竜 体験版レビュー

【注意】

この記事では、体験版範囲の画像を使用する場合があります。

極度のネタバレはないように努めますが、紹介する以上多少の内容と画面に触れますので、予めご了承ください。

 

 

声優能力主義ガチ勢、ブログ打ちながらエロゲにノベルゲー、老害一歩手前20代おにじです。

 

今回は、少し前の記事で触れた、全年齢ノベルゲーム『マルコと銀河竜』(2019/TOKYO-TOON)の体験版をサクッとプレイし終えたので、その革新的で野心的なゲームを紹介したいと思います。(書く気なかったからああいう記事書いたんだが?)

oniji.hatenablog.com

 

 

その異質さは、発表当時から感じさせられるものがありましたが、

力の入りようと、安定と改善を感じる、新たなノベルゲーの概念の指標となり得る作品だと思います。

 

 

体験版プレイ前所感

 

『マルコと銀河竜』は、しれーっと発表されていた。

TOKYO-TOON処女作、しかも全年齢。

普通ならあまり話題にもならなさそうな情報が並ぶが、この作品は違う。

 

企画・シナリオ:はと

キャラクターデザイン:大空樹

 

スタッフにこの文字が並べば、エロゲーマーの過半数くらいは盛り上がってそうである。(好き嫌いは激しそうだけど)

そう、この作品は2016年、2017年にHARUKAZEより発売されたノラと皇女と野良猫ハートのスタッフにより制作されたゲームである。(後に全年齢版も発売)

 

 

 

ノラととと言えばそのギャグとシリアスが秒で変わるような強弱がはっきりしたシナリオと、独特のナレーション豪華声優陣キャラクターデザインの良さで大きな話題を生み、2016年の覇権エロゲの一つとなった作品。

5分アニメともなり、そのギャグとOP『ネ!コ!』太平洋一話分謎実写回等多くの話題を5分アニメのくせに呼んだ(一応二期が制作決定してるはずなんだが、いつやんの?)

そのスタッフが、今度は全年齢のノベルゲーに参戦となれば、期待も高まる。

 

その内容は、今までのノベルゲーの概念を覆すような、非常に野心的なモノと言えるだろう。

 

ジャンルはカートゥーンアドベンチャーゲーム

普通のDISC版に加え、ダウンロード版はSteamで全世界配信。

言語は日本語、English、簡体中文、繁体中文。

 

これだけでも、ただのノベルゲーではないなと感じさせるパワーがある。

 

このゲームの目玉はそのCGの多さ。

製品版では1000枚級であると、公式HPにも掲載されている。

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それはまさに破格の多さと言え、(普通は100とかそれくらいでは…?)むしろどうなってんの?レベルで多い。

HPのギャラリーにあるCGの量は、とても一つのノルベゲーとは思えない量が既にあったりして、この作品の気合を感じる。

 

それでいて、このゲームにはカートゥーンアニメーションパートが存在するらしく、海外ウケまでも射程に入れている。

それでいて音声は日本語だけとは言え、字幕は複数言語対応。

 

まさにノラととスタッフが、全世界に発信する新たなノベルゲーと言えよう。

 

システム・UI面確認

公式サイトに、推奨環境が見当たらない。

…が、体験版のreadmeに、推奨環境があったので、まず掲載しておこう。

 

・対応OS:Windows 8/8.1/10
・CPU:2.66GHz以上推奨
・メモリ:2GB以上(4GB以上推奨)
・ビデオ:800x600以上でフルカラー表示可能であること
サウンド:DirectSound 対応のPCM音源
DirectXver9.0c以上

 

メモリ2GBが特徴かな?どうだろう?

では、マルコと銀河竜の操作性及びUI、機能性を見ていこう。

 

xp3形式が多いので多分、エンジンはまぁ多分吉里吉里。今作るならZで作るんだよね?この辺の知識がまだまだだったりする筆者。

 

ゲーム最大サイズは1980×1080のフルHD対応。

未だにHDのゲームも多いが、やはりここは全年齢ゲームで気合が違うともなれば、こうでなくっちゃという感じ。

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タイトル画面。非常にシンプルで、キャラが一人も出ていないのが特徴的。

 では、ペ◯カンさんがやらなかったコンフィグチェック。

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システム設定です。

個人的に気になる、ウインドウ設定。

こちらサイズ固定ではなく、普通のウインドウと同じように自由にサイズ変更が可能でした。

筆者割とサブモニターの右下とかに置いて、作業しながらTwitter見ながらすることも少なくないので、この設定は非常に有り難い。

ウインドウって割と1280×720のみとか、テンプレ固定が多いので…

 

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シンプルで分かりやすい設定画面に仕上がっている

メッセージ画面です。ここで気になるのはフォント設定。

こういうのって変更不可のももちろんあるんですが、フォント変更がめっちゃ面倒だったりするんですよね。

左右ボタンでしか出来なかったりとか、押して一方向にしか進まないやつとか。

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一覧表示対応

このゲームは一覧で出ますね。というか、別ダイアログじゃなくてUIに組み込まれてるのは少ないかもですね。今すぐにでもコンシューマーゲームにできそう。

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サウンド設定

サウンド設定では、『ボイス再生時に音量を下げる』が実装されていて高ポイント。
ちなみに『9-nine-』(ぱれっと)とかだと、音量を下げる時の音量まで調節が可能だったりする。

 

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ゲーム基本画面。表示はアイコン表示だが、わかりやすく、使いたい機能はここにほぼ揃っている。

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ゲーム終了時の画面からコンティニューが可能。

また、タイトル画面を飛ばして、再起動時にはここからいきなり始められるサスペンド機能が搭載。この辺の表示はノラととと同じかな。

未だにセーブしてないとコンティニューできないゲームも多いからね、基本大事。

 

ゆずソフト独自のフローチャートとかお気に入りボイス機能はもちろんないよ。(お気に入りボイス機能は全メーカーつけてくれ…)

 

プレイざっくり感想

良い意味で訳がわからんゲーム。

しかしその先の読めなさが、次の展開を期待させてくるような感じ。

 これだけ意味が分からなくて、後々繋がっていくのが体験版の範囲内で分かるのは、今後の期待としてもありがたい感じはする。

 

ただ最序盤は非常に意味不明。

意味不明すぎてウケる。各方面のバラバラの話が展開されるので、ココらへんの理解はなかなか追いつかないかも…この導入さえ乗り越えてしまえば…という感じはします。

 

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しっかしまぁ、もうCGはばっかりでびっくりしちゃうんですよね。

こう、こういうゲームって、CGは貴重だからこういう感想では載せるのはダメみたいなのあるじゃないですか。

 

そういうの忘れるくらいには大量のCGが使われています。

こんなゲームは後にも先にも出てこないんじゃねえのwくらいにはあります。

逆に立ち絵の所は話の中に深くなってくるから、逆に載せづらいってなんだよ。

 

最初の立ち絵が出てくるまでに10分以上かかりますし、この作品の売りであるポイントはマジで力を入れているCGであることは言うまでもないでしょう。

 

カトゥーンアニメーションに関しては、ただのカトゥーンアニメーションです。小泉進次郎構文)

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ただのアニメ。これが開始すぐに来るんだけど、キャラ名字幕くらいはあった方が…誰か分からんし

なんというか、ただのアニメですね。

すごいね、これとCGが乗って通常版7800円(税別)って安すぎるだろ。

バカなんじゃないかなあ(褒め言葉)

TOKYO-TOONの本気はココにある。

 

シナリオとしても、"はと節"はノラとと時代から健在で、そのギャグの勢いと突拍子のなさはそのままですし、

今作はよりキャラクター性が濃くなっている印象が強くそのギャグ方向でより面白さを発揮できている気がします

それでいて、マルコの語りとか、例え方とかにも、かなりのはと節を感じます。

 

また、今回も"家族"、"母親"という所がテーマになっている事はHPを見れば分かりますが、今回はその方向性がよりわかりやすくなった印象です。

 

所謂シリアスと言われるような場面において、ノラととは不自然だとか、不必要だとか、そういう意見もありました。(実際構成的に言うとめちゃくちゃとも言えたし)

 

今回は設定や展開が改善されているように思います。

そういう違和感というか唐突な、雑な感じは体験版の範囲内では低減されたのではないかと思います。

 

最序盤でバラバラの話が、少しずつ繋がっていき、納得させてくれるシナリオは、体験版範囲での理解を高め、今後の展開が気になる編成になっており、購買欲をそそられます。

 

ぜひ、体験版をプレイしてみてはいかがでしょうか。

uyragnigotocr.am

 

ざっくりキャラ紹介

センターとなるマルコとアルコ。

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マルコは可愛すぎないのが良いと思いますね。主人公だし。

声的にもなんかぶっきらぼうなのかな…と思いながらも割と優しい子だし、母親を見たいっていうので地球まで来るのが、なんだかんだ健気さも感じたり。

アルコはアルコで、こう形態が色々あって、それによって喋り方というか頭の良さまで変わってくる感じがあっていいですね。

 

この二人の約束とか、関係性の良さが、この作品の一つの肝でもあるでしょうから、ここで違和感を感じないというのは良いことです。

 

声優に関しても、井澤詩織さん(EARLY WING)吉田有里さん(シグマ・セブンe)という、神から声優になれと言われたかのような声を持った二人を選択した上で、

その声質に頼り切るような演技をさせている訳ではない所が高評価です。

 

特に吉田有里さんは、形態ごとに声が微妙に変化してる所が評価でき、いつまでもはぐみとましろだけじゃあないんだぞという所を見せられるかもしれない。…こういう所が良いんだよノベルゲームってのはさあ。

 

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瑠璃はアホ枠。めっちゃアホ枠で学校に行きたがらないが、他にもアホ枠はいるので一番アホかは分からん()

桜子はオラオラ系だがこの作品でかなりまとも枠。瑠璃を呼びに来るのもちゃんと昼休みというくらいにはまとも枠。

 

声優は瑠璃は最近ノッてるファイルーズあいさん。まぁ知ってる声だがアホにより寄っている。アホな泣き方が良さげかな。

桜子はノラとと(全年齢版)からの継続参加、大地葉さん。最近この人は天才なんじゃないかなと思っている。あんたもすぐに大地さんってわかんないのよ、それを目指してるらしい、マジ?理想の声優じゃん…

 

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お前ノラととにいなかった?感が一番強い黒崎は冷静枠。

ツッコミ枠っちゃあツッコミ枠ですが、似ている黒木の方がよっぽどツッコミ枠である()

声優は大森日雅さん、クロコダイルのエースとなりそうな勢いである。

でもクロコダイルでエースになってもなあ…(別にいいだろ)

 

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メインキャラの一人のハクアも感情なさそうなタイプ。顔が良い。

この人の内心どう考えているのかとかは話のキーにもなってきそうな感じがします。

声優は石見舞菜香さん。割とダウナー行けるんじゃないか説あり、ありがてえ。プロフィットは有能声優が多いよね(棒)

 

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アホ枠のテラ。金持ちの家だが決済権がない。とにかくアホっぽい。

ギャグ枠、トラブルメーカー、アホ。

CVは内山夕実さん。有能大沢声優で、アホ感は120%出せているが、そもそもこのキャラデザでアホキャラというかこの声はミスマッチじゃないの?という正直な思いもあったりなかったりする。

 

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テラの妹で大蔵省のラッカ

もっともまともなキャラ。可愛い。まともだけど大物感が凄い。でも周りのキャラが強すぎて、割と印象で負けそうじゃないかと心配となる。

CVはぼく勉で√で勝利した鈴代紗弓さん。めっちゃ高橋李依みたいな声出すじゃん。上位互換か?

 

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ロリ市長。『市長』としか書いてないから名前が分からない。

市長感はまったくないが、結構真面目にやろうとしてる。というかどうやって受かったんだお前。

CVはブレンドSの3番目の女春野杏さん。お前もうロリキャラで飯食えるから他からもどんどん食っちゃえって思ってる。ブレンドAで一番好き。

 

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Windowsフォントみたいな名前游子さん。

カフェの価格が高すぎる。こんな感じで金にめっちゃめざとい。

悪徳業者かもしれない。

CVはぷいきゅあ声優引坂理絵さん。大人の女性も出来ますよと。

 

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一か八か歯医者のパンダグラフ

クッッソ柄が悪いが宇宙で違法武器を製造してたとからしい。腕は確からしい。

グラビアで詐欺広告をしている。

CVは種﨑敦美さん。やっぱり天才である。グラビア時と通常時でも声が違う上、ヤベー奴感を出してくる情報量がやっぱずば抜けている。神。

 

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メインキャラだけど全然体験版に出てこないガルグイユ

故郷の星を滅ぼされていて、彼女一人だけ生き残っている。

全然出てこないからイマイチわからないが、とりあえず色んな言い方が回りくどい上話が長い。ポエム製造機(最低の言い方)

CVは田村少年でおなじみ田村睦心さん。そりゃあまあ安定している…でもあんま出てきてないからわかんない。

 

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マルコを取り逃しているアスタロトの部下のエル

こんな風貌だけどめっちゃ良い奴。あんまり殺しとかしたくなさそうで、平和的にトカゲ石が欲しいだけなんだと思う。

ええ奴。死んじゃダメ嫌だなあと思わせてくれる敵方。

CVは山下大毅さん、ホーリーピークのめっちゃ吹き替えやってる声優。キャライメージを確定させるのに重要な声を上手く演じていると思う。

 

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そしてその上司、アスタロト。銀河征服の為にトカゲ石を欲しがる奴。

滅ぼすとかそういうのが普通だと思っている。ハクアの父で心配しているが、自分と同じように征服の為に動けって感じもあっていいんだかどうなんだかの父。

CVは斉藤次郎さん。馴染みがあるのはSHIROBAKOの編集長くらいかなあ…

 

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忘れてたけど、マルコとアルコとともに行動する非常食

ブヒしか言わないし、食われる運命だがまだ食べられていない。

この感じでクッソ有能なのが草生える。食わないほうが良い。

CVは田中貴子さん。ヒナまつりのヒナである。もっと出ていいと思うが?

グリザイアソシャゲにもでるらしいよ。ブヒだけで頑張ってると思うよ()

 

まとめ

先日、マスターアップが告知。

1000枚級から1000枚超が確定!というとんでもねえ告知が出ました。

 ノベルゲーに触れてこなかった人にも、勧められる全年齢ノベルゲーに仕上がっているのでは…?と期待できる気がします。

 

ノベルゲー好きも、カートゥーン好きも、大空好きも、声優好きも、やるべきゲームではないでしょうか?

ノラととスタッフの新たな挑戦をこの目で見届けてみませんか?

 

豪華版はアニメーションBD、サントラCDにダウンロードコード、設定資料集にアニメコンテ絵、後日配信ミニゲームがついて14800円(税別)。

 

スタンダード・エディションは、アニメーションBDがついて7800円。

 

Steam版は価格不明だが同時配信予定との事。

 

この際、こういうゲームにも触れて欲しいですねえ…

声優の良さが出やすいですし、あわよくばエロゲとかもプレイするきっかけになるかもしれんし…

ゲームコンフィグも充実してますし、ストレスなくプレイできそうですし、

期待感を感じさせるシナリオとなっています。

キャラと照らし合わせてのキャスティングとも伺えますし、期待出来る要素は多いですね…

(終わらせ方に不安はなくはないんだけど)

 

ノベルゲー、いかがですか。

 

 

uyragnigotocr.am

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