声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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バチバチで面倒くさい奴らの戦い。ASa Project『恋愛×ロワイアル』体験版 簡易感想

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

今回はエロゲ体験版感想。

割と製品版が続いてたし久しぶりかも?

9月エロゲの出来が良かったので、10月エロゲ…というか、『アインシュタインより愛を込めて』(GLOVETY)がどうなのか心配になるという(何もアイこめ君は悪くないのにw)

 

今回はASa Project 10th Projectである『恋愛×ロワイアル』の体験版をプレイしていく。

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今回は最初の頃くらいの短く纏めた感想にしたい。

 

…そうじゃないとエロゲとかブログとかゲームが回らないの。(

というか、いつも長く書く気無くてもああなって、ヒーヒー言っているのは筆者なので、お許しを…(

 

プレイ前所感

HOOKSOFT系であるASa Projectは、この度10作品を迎える。

それが『恋愛×ロワイアル』である。

 

前作『恋愛借りちゃいました』でも、主人公の取り合いという要素があったわけだが、今作でもその傾向は大きくは変わらない…というか、より拡大した感じとなりそう。

『恋は勝ち取るもの!』として、ヒロイン4人が、主人公を奪い合うという構図。

それでいて主人公もなかなかやべー奴の雰囲気すらあるという…w

 

筆者、『恋愛借りちゃいました』の体験版しかほぼやってない…あっ、『恋愛0キロメートル』の体験版もやったわ(

とにかくここはギャグ風味強めの所があり、顔芸はネタにされ続け、『恋愛0キロメートル』の木ノ本乃来亜の顔芸は、エロゲ界隈以外でも話題になるほどだった。

ノリ、勢い、顔芸、とんでもない選択等とにかく遊び心がある印象のアサプロ。

今回もOPの時点でその雰囲気を感じられる所がある。


恋愛×ロワイアル OPムービー | ASa Project

佐咲紗花は『スキとスキとでサンカク恋愛』(2016)以来二度目のOP担当となる。

 

また、今作はアサプロお馴染みの面子といえる声優、遠野そよぎ北見六花春河あかりが見当たらない。

10作という節目で、声優も世代交代?サブキャラにも歩サラ、猫村ゆき、小鳥居夕花等など、豪華な声優を揃えている今作。

アサプロ10作目という節目にふさわしい作品となるだろうか?

 

UIチェック

HOOK系だからEthornell…ではなく、アサプロは一応系列ではあるのだが、ここは吉里吉里のエンジンを使うので、独自規格といえる。

コンフィグを確認していこう。

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タブはテキストとサウンド

画面最大サイズは1280×720のHDで据え置き。なかなかフルHDの波が大きく来ない。

画面サイズ変更は固定(吉里吉里で固定って逆に珍しくない?)定型サイズは4つ。

サスペンド機能をオプションで選ぶことが可能だ。

フォントの変更も自由に可能。デフォルトではマルベリとなっている。

既読テキストの文字色は変更可能。デフォルトではオフ。通常テキストの文字色は変更不可能。

 

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サウンド・ダイアログ設定。

マスター音量あり、マスターがデフォルトでマックスじゃないの珍しいかもしれない。

システム音声あり、選択可能。このシステム音声担当組は攻略できたりするのか…?

セリフ時BGM下げがない。なんか割としっかりしてるのに、新定番となりつつ有るこれがないの逆に違和感ある。

ボイスカットあり、デフォルトオンは今やちょっと珍しいまで有る。

ダイアログ確認が並ぶのは吉里吉里っぽさを感じる。

 

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セーブスロットは12×20=240。

また、セーブ時の左の正方形の部分を押すと、当該場面でボイスがある場合は再生できる機能が今作から追加されている。

 

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今作からお気に入りボイス機能が実装。無制限なのか?という割と珍しい方式。

ただ、この音声再生は一度タイトルに戻った上で音声鑑賞を選ばないと飛べなさそうなのが地味に不便。なんでプレイ画面から行けないの…?

 

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ゲーム画面。

前作からヘッドホンマークが追加され、これでボイス登録が可能。

前述の通り、他のお気に入りボイス機能と違い、ボタンの挙動は『お気に入りボイス登録』『お気に入りボイス削除』となっており、このボタンからお気に入りボイス一覧には飛べない。

今作もスクリーンショット機能搭載。当記事も基本的にこのスクリーンショット機能を使用した上でJPGに変換している。(PNGで保存される)

 

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バックログ画面。クイックジャンプとボイスリピートあり、バックログからお気に入りボイス登録は不可。

クイックジャンプカーソル合わせでの当該画面再現なし。

 

HOOK系で最も洗練されているといえるUIなのだが、なんか微妙にかゆいところに手が届いていない所もある気もするUIである。

 

雑感

今作も、アサプロという雰囲気を感じさせながらも、いつもより多少真面目な所も感じられる作品と言えるかもしれない。

とは言え設定としてそれなりにぶっ飛んでいるのはいつものこと…というか、今回は主人公もサイコパス気味な所もあるので、収集がつかない所もあったり。

 

アサプロらしい勢いがある所はあるのだが、今回はその瞬間最大風速は健在で、平均としてはいつもよりはおとなしい(当社比)くらいだろうか。

 

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…いつもよりおとなしい…?(当社比)

 

セリフが長い所は普通に長いのにも関わらず、テンポという所が大きく崩れている感じはなく、むしろその勢いというか、サクサク読み進めることが可能だった感じがある。

範囲としてはほぼOPまで、その先にちょっとだけ存在する感じだが、非常にスムーズに読める文章と言える。

 

簡単に言えばめんどくさい主人公に、めんどくさいヒロインがぶつかる話となる訳である。

バチバチにやり合いまくる、癖が強いキャラ。

この話、所謂好感度が上がる的なポイントの道筋はほぼ全て排しているまであり、ほぼ100%の状態でスタートする訳だが、全員が基本的にこじらせているからややこしい。

 

全員なんともおかしい鳥頭でサイコパスな所も見え隠れする主人公である浩孝。

まぁ公式HPの書き方的には、それでもおかしくないほどのややこしさがあるんだけども…w

本作主人公、良く言えばポジティブ、悪く言えば天然ジゴロサイコパス

たいていのことには動じない強靱なメンタルを持っているが、その代わりにいろいろ人として大切なことが欠けている。

顔立ちは良く、天然ジゴロとしての才覚を持ち合わせているため、うっかり惚れてしまったらおしまいである。

そんな主人公の精神構造を完全に理解しているのは、妹である乃々香と悪友の良徳だけ。

ただ、今作は何かしらを明らかに抱えたヒロインしか特にメインヒロインには存在しない感じであり、それもあって浩孝の事を好いている所がありそうなのが、これまたややこしいポイントといえる。

 

表面上は勢いとノリの要素が強く、アサプロらしさがある訳だが、いつもよりも内面的な所での深堀りが期待できる作品となっているかもしれない。

 

キャラの立ちようというのは変わらずの良さがあると思う。

癖が強くて、なんか抱えてそうな面子が並ぶ並ぶ。

 

名義としては二度目の登場となる木之みきが演じる花丸まりは、連合かき集めてもテンションが高い部類に入る。

主人公が覚えていない系幼馴染で、いきなり好きと言ってくるという、疎遠系忘却種幼馴染。

好きをひたすらにぶつけている明るい子であるのだが…

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相変わらずの顔芸も搭載。

有る意味で一番まっすぐに近い子ではあるのだが、この持ち前の明るさとポジティブさは素ではなく、ある程度無理をしている事が体験版最終盤で分かる。

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少なくとも何かしらで完全にコイツも拗らせている。

なお浩孝も本当は忘れていない様子であり、今も好きという事もない模様。

今も好きならさっさと終わる話だが、何かしらの事柄があったのは間違いない。

このゲームは基本的に全員形態としてはコレで、ルートでそれを解決してくっつく形式となりそう。

 

白月かなめが演じる、梁染汐音はポンコツおっぱい委員長。

基本的にやっていることは副会長の蒼頼りすぎるが、美人でおっぱいはデカイ。

明らか浩孝の事が好きだと思うのだが、どうやら永遠とこのゲーム始まる前から進展ゼロだった模様。

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ぐぐるぐる目でヒスったり、叫んだりする。

この叫んでいる時の終わり辺りの「おおぉぉ!」とかの言い方にスキルを感じた。

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ただ、今の汐音が存在するのは浩孝の影響を大きく受けているようなので、この辺りの出会いの話から云々という話が、個別では描かれそうな感じがある。

 

 

久々に見たと勝手に思っていたら全然久々に出た訳ではなかった杏子御津が演じるのは、主人公の妹である小町乃々香。

浩孝の事が好き過ぎる”今の所ファッションメンヘラ”の妹。

浩孝と禁断の愛を育みたいと思っているし、『ちゃん呼び』とか『不許可で浩孝にふれる』とかでガチギレする。

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こええわ。というかどこに目付いてるんだよ…w

 

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こういう可愛い顔もするのだが。

杏子御津が杏子御津しているが、杏子御津はこれで良いような気もする。他も出来るし。

 

 

東雲りあが演じる天ヶ峰蓮菜はアイドルユニット『グロリア*スノウ』のナンバー2。

とは言え、センターである輝由奈(CV:小鳥居夕花)の人気には太刀打ちできない奴。

親が元国民的大女優で演技は得意で、あざとい方向に行っているがやりきれていない所がある。

浩孝には気持ちが好きなのかどうか分かっていないが、それでも他のヒロインとバチバチやっている。

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ある意味一番ウブなのはコイツかもしれない。

約束とやらがなんなのかが気になるポイントと言えるだろうか?

体験版範囲では一番推されていない感もある気も。

 

今作は、伝統的なアサプロ声優が外れたわけだが、サブ声優も非常に充実。

 

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前述の輝由奈(CV:小鳥居夕花)は正統派アイドルと言うカンジダが、無自覚にオタクの心をブレイクしたりする。

OPでキスシーンが存在するので、もしかするとサブだが攻略できるかも?

 

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声優としてMVPなのは伊従蒼を演じた実羽ゆうきと断言する。

ボソボソ系の役というのは、有る意味で”誰でも出来る”という評価を基本的には行うのだが、この蒼は実羽の他の声の地が違うので大きく評価したい。

汐音のメイドで副会長というポジション、テンションとしては大きく上がり下がりが少ないキャラだが、煽ったり、舌打ちしたりと非常にキャラが立っている。

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この顔好き。

実羽ゆうきが強い気が本格的にしてきた。システム音声の中にいるので、もしかしたら攻略できるかもしれない。わからないけども。

 

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猫村ゆきがサブにいるのも贅沢と言える。こんなに暴言を吐く猫村は割とレアかもしれないし。

 

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ポサラ最近サブ多いね、あと男も多いよね。筆者は男やってるポサラの方が好きです。

 

非常にいいメンバーが揃っているし、キャラが立っているのをしっかりと演じられているのは演技としてのクオリティが求められるので良いことである。

誰かしら何かしらのバックグラウンドを抱えている感じがある今作の広い。有る意味でエロゲでのテンプレート的な形だが、言うてそれでも気になってしまう。

基本的なノリは良く、バチバチとした取り合いが見られそう。

主人公自体も拗らせているので、この辺が明らかになっていくとより面白くなりそうな要素だ。

 

恋愛サバイバルADV『恋愛×ロワイアル』は2020年11月27日発売。