ちゃろ~、おにじです(激寒)
今回は、昨年も行った『声優グランプリ 3月号』における別冊付録、『声優名鑑 女性編』のデータを収集した。
今回も前年(2020)の声優名鑑と比較して、どれだけの追加があり、削除があり、宣材写真が変更されたかのデータを出していく。
とりあえず基本的にデータはそれくらいにしておく、もっとやっても良いのだが、1000人近い声優を一人ずつ見ていくのもめちゃしんどいし、やりすぎると声優グランプリサイドに怒られそう(買う意味的な意味で
という訳で今回もやっていきましょう…(毎年集計ゲロ大変)
今年も過去最多を更新
まず全体の数を見ていこう。
これは、発売日前にトレンドに上がっていた通り、過去最高を更新。今年の収録人数は955人となった。
過去の収録人数と比較してみよう。
年 | 収録人数 | 前年比 |
---|---|---|
2015 | 692 | - |
2016 | 728 | 36 |
2017 | 751 | 23 |
2018 | 800 | 49 |
2019 | 847 | 47 |
2020 | 907 | 60 |
2021 | 955 | 48 |
とりあえず2015年からのデータを算出した。(というか筆者のフォロワーが数字を出してたのでその数字を借りた)
その前年比の数は右肩上がりに上昇している。
こう見ると、延べの前年比とは言え、60人増加した昨年2020年はこれでもちょっと飛び抜けている感じが有る。
2015年から2021年の7回の掲載で263人述べでは増えていることになるようである。
めちゃ増えている。という事は間違いない。
では、誰が増えて、誰が減ったのか、宣材写真の更新はどういう感じなのかを見ていこう。
なお、今年は表をGoogleスプレッドシートの埋め込みにしてみた。
上のやつは普通にHTMLで書いている奴だが、どっちの方が良いか教えてくれると今後の表の貼り付け方を考える。
削除
まず削除された声優を記載していく。
今年は6人の声優が声優名鑑から削除されることとなった。
大体10年くらい目立った動きがないと削除される傾向にあるようだ。
ちなみに昨年は5人削除だった。だいたい5人前後削除されるのがいつものことって感じかもしれない。
宣材写真変更
最も多い、宣材写真の記載が変更された声優のご紹介。
こちらでは昨年と同じく、一番目のキャラは省く、そこが重要な訳ではないので。(めんどくさいとも言う)
(PCで見ているとやたら埋め込み幅が広く見えると思うが、スマホに対応する為にはこうしないと不味いので許して)
(逆にスマホはやたら縦が余ると思うが、このサイズじゃないとPCでは全部縦で表示してくれないから許して)
という事で、今年の宣材写真変更は174人となった。
ちなみに昨年は192人だった為、昨年よりは少ない結果となっている。
2年連続で変更されている声優もチラホラいる。
声優グランプリにおける宣材写真の変更の基準というのは相変わらずよくわからないが、今年は青二プロダクションとスターダストプロモーションが大幅に変更されている例が多いように感じた。
また、変更当時も話題となった佐倉綾音、大西沙織のとしたいコンビの宣材もしっかりと変更されている。
声優グランプリの宣材は、基本的にソロデビューをするとアーティスト写真側に切り替えられる事も多い。今年は鈴木愛奈(IAMエージェンシー)、楠木ともり(ソニー・ミュージックアーティスツ)等が宣材からアー写に変更となっている。
この関係か、22/7が毎年のように宣材が変わるのだが、掲載されている頃には次の写真に変わっていることが多いので、こんな所に労力を使うなと言いたい。
筆者推しの佐伯伊織(スワロウ)の宣材変更は間に合わなかった模様。
高森奈津美(プロ・フィット)等、今更変わったのか…という枠も存在する。
昨年ギリギリ変更されていなかった感のある土屋李央(大沢事務所)は今年変更。
追加
では、最後に注目されているであろう追加についてのデータを見ていこう。
(スマホはやたら縦が余ると思うが、このサイズじゃないとPCでは全部縦で表示してくれないから許して)
今年は54人の声優が追加されることとなった。
昨年は66人の追加だったので、去年よりは少ないが、概ね例年通りの追加と考えていいだろう(というか去年が多かった)
スプレッドシートを使ってみたいと思ったのは、こういう色分けのデータをそのまんま持ってこれる所である。(はてなブログの表機能本当に良くないので)
色分けとしてはブシロード主要コンテンツが赤、ラブライブ黄(黄色じゃねえけど正確には)、アイマス緑、ドルプラ青である。
(※進藤の先頭がアニメが優先される声優グランプリ声優名鑑の性質上、カラフルパストラーレになっているが、これはガン無視してブシロード主要コンテンツに入れているという例外あり)
結果を言えば、54人の追加中、
14人がブシロード主要コンテンツが先頭、
6人がラブライブ系先頭、
3人がアイマス系先頭、
3人がドルプラ先頭であった。
毎度、声優グランプリの声優名鑑の加入基準のガバガバさという所を言うところでは有るが、このように色分けすると、
過去最多!と言っている25%がブシロードコンテンツに声を当てている人間という結果である。
正直、ブシロードコンテンツにだけ顔を出しているCVというのは声優を看板としてしか扱っていない連中なので、この結果には声優過激派はご不満顔…というよりは「知ってた」という感じである。D4DJはマジで声優じゃない連中しかほぼいないまであるのだが、無事全員追加されている。声優ってなんだよ。(D4DJの後にコスプレ云々とか書かれてるの地獄よ)
ラブライブ系はスーパースター組が爆速で追加されている。結果⑥の役柄がスッカスカである。仕方ないね。
あと虹ヶ咲より、矢野妃菜喜(ソニー・ミュージックアーティスツ)が追加。元バドリレ組の追加はそう言えばあんまされてなかった。
アイマス系は、ノクチルで唯一収録されていなかった田嶌紗蘭(リマックス)がようやく追加。
都丸ちよ(EARLY WING)、 春瀬なつみ(マウスプロモーション)も追加されたが、めちゃくちゃ今更感がある。
ドルプラ組はミューレ3期は爆速で昨年追加されて、ミューレ外の星見プロダクション組が翌年に追加されるという、ここでも格差を感じる結果に。
その他についても見ていこう。
声優グランプリ系はコンテンツ系は爆速のイメージがあるのだが、プリキュアに関してはマジで動きが遅い。
何故か今年、引坂理絵(ステイラック)と、森なな子(マウスプロモーション)が今更追加されている。
なお現在最終盤を迎えている『ヒーリングっと♥プリキュア』の依田菜津(アーツビジョン)は未収録である。
野口瑠璃子(アーツビジョン)は今年ようやく追加となった。SB69出演が掲載に引っかかったのかな?遅ない?
いやここの絵面なんか凄いわ pic.twitter.com/FvHgOCAi8h
— \@おにじ㌠/ (@_oniji) 2021年2月11日
今年、夜道雪(キャトルステラ)、ラマルファミッシェル立山(クレイジーボックス)、Liyuu(ホリプロインターナショナル)が追加されたのだが、この三人が並ぶという形になっている。
面子的にも色々と現代声優界を端的に示す並びとなったような気がする。
あとおもしろ追加としては、小林星蘭(テアトルアカデミー)がナレーションが先頭で追加されているのと、ボンジュール鈴木(FIREWORKS)がCMが先頭で追加されている事くらいだろうか。
〆
相変わらず声優グランプリの声優名鑑の収録基準というのは割とガバガバである。
結局の所、コンテンツ系に入ると爆速で対応されるのだが、主要キャストに近い役をアニメでやっても爆速で収録されず大概翌年以降に回ることが多い印象は強い。
昨年も大概ブシロード系統多かったのだが、D4DJで声優看板付け連中がまた爆増した結果「声優ってなんだ」感が増した感じはある。
一方で、進藤あまね、前島亜美が収録されていなかったのは逆に意外かもしれない。
夜道雪が比較的爆速で追加されたり、小林星蘭、ボンジュール鈴木が入ってきているのも面白い。
一方で、割とプリキュア関連で抜けがあったり、大半入った感じがあるラピスリライツとかでも早瀬雪未(アーツビジョン)がまだ収録されていなかったり、割と収録漏れというのはいたりする。
特に漏れとして印象的なのは、福原遥(研音)が入っていないことだろうか。
小林星蘭(テアトルアカデミー)が入っているのに、なんか福原遥は入っていない。
やっぱりプリキュア声優不憫説?(
宣材写真に関しては、恐らくアーティストデビューしてくれるとそういう画像を使うことが多くなる結果、アー写で毎年変わるレベルだったりするんだろうなあと思う。
ただ、このアー写変更、一回アー写になってから変更され続けるかと言うとそうでもなく、夏川椎菜(ミュージックレイン)とか、内田真礼(アイムエンタープライズ)とか、今年は変更無かったり、そもそも画像の選択も割とまちまちで、どういう基準かは良くわからない。
逆に、コンテンツ系に入ってもコンテンツの写真になったりは基本しなさそうな感じ。
アイマスにしろ、ブシロードにしろ、ラブライブにしろその画像に差し替わることはない。
これは声優ユニット系統でも恐らくそうで、DIALOGUE+組とかも基本事務所宣材が優先されている。
基本コンテンツ系統の写真っぽいのがずっと更新されるのは22/7くらいだと思われる。多分。
過去最多とは言いつつも、大半はコンテンツでピックアップされた実績無し人間が大概入る声優名鑑、一方でアニメやらゲームやらでの出演が一本だとまぁ入ってこないという矛盾は、まぁ現代声優界というか、声優グランプリのスタンスを感じる所ではある。
以上。