おにじと申します。
今回は、エロゲ製品版感想である。
【注意】今回は『アインシュタインより愛を込めて APOLLOCRISIS』の製品版の感想を述べていきます。
未プレイの方には多大なるネタバレとなります。
また、『アインシュタインより愛を込めて APOLLOCRISIS』は前作、『アインシュタインより愛を込めて』のプレイが前提となっている作品となります。
10月に無料版が出ますが、まず必ず『アインシュタインより愛を込めて』をプレイしてから、当作品をプレイしましょう。
そして、『アインシュタインより愛を込めて』をプレイされた方は、『アインシュタインより愛を込めて APOLLOCRISIS』をプレイすることを強くお勧めします。
まぁ、プレイ前所感までは見ても良い気もするけどね、無印プレイしてるなら。
今回は、無料版が予定されているこの作品。
GLOVETY『アインシュタインより愛を込めて APOLLOCRISIS』の感想をやっていきたいと思う。
なお筆者書いてる時ワクチン副反応で死にかけている。39℃近いとかマジ?
とりあえず無印程は絶対に書かないよ、あんなに長くは書かない(
プレイ前所感
ビジュアルアーツ系の新ブランド、GLOVETY。
こちらから昨年の10月に発売されたのが『アインシュタインより愛を込めて』であった。
久々の新島夕の企画・シナリオ作品となった訳であるが。
『Summer Pockets』(Key / 2018)等でシナリオは書いていたが、企画モノとなると久々の新島であった。
筆者は別に新島夕作品を元々プレイしている訳ではなかった。
ただ、SAGA PLANETS時代における『四季シリーズ』の評判は基本的には良い方であり(この時点で賛否両論を巻き起こす事はある程度察したが)
退社後の作品は、まぁとにかく賛否両論感があるが、ハマる人間にはめちゃくちゃハマっているらしいぞという感じ。
『魔女こいにっき』(2014 / Qoo brand)、『恋×シンアイ彼女』(Us;track / 2015)とあるが、まぁ恋カケが賛否両論というか、音楽に寝取られるらしい。
新島夕はまともな話の終わり方をすることは無理だという声も。
そんな中でも、やはり新島夕作品への期待というのはそれなりに大きかったように見えたし、2020年の覇権候補であった事は間違いないだろう。
で、まぁ実際の所どうだったかと言うと、相変わらずの賛否両論。
というか、今回に関しては万人に受け入れてもらおうという気が新島夕サイドになかったという言い方が正しいまである。
ただ、筆者は初新島夕でこれが結構よかったってなってしまった。(正確には『はつゆきさくら』の体験版はこれをプレイする前にやっておいたけど)
ここまで答えが明確に提示されることがない作品はなかなかになかったのだが、割と真面目に考えてやっていると、『こういうことかな?』みたいなのは自分で解釈出来るところとかもあったりして。
話としてはなんか雰囲気と文章の面白さでゴリ押ししてしまった所もあったりして。
わけのわからない所も存在するのだが、それ含めてのアイこめという感じもした訳で。
勿論色々とダメな所も存在したとは思うのだが、「俺は好き」の部類に入ってしまった事によって、基本的には高評価をしたという感じだった。
で、今年に入り、GLOVETYは『APOLLOCRISIS』なるものを作ると発表。
一年後のお話らしく、文字通りプレイヤーも一年待たされての登場。
10月末にはには無料版が登場する予定で、『アイこめ』プレイ者はやるべき感がある作品である。
ということで、まぁ普通に無料版待てば良かったのだが、なんというか普通にはよ教えろみたいな感じになってしまいまして。
割と色々と考えた所はあったし、こうじゃないかという解釈をない頭で考えるのも悪くはなかった。
そういう所を含めると、今作は一定の答え合わせはしてくれるんじゃないのという期待があった。(まぁこの人の評判的に全てを解き明かしてくれることはないだろうなとは思ってましたけど)
とにかく答え合わせがしたいというか、無印は無印でちゃんと作品としてはまとまってはいたとは思うんですが、明確に回収しなかった出来事が多かったし、結局の所有村ロミの謎も多いし、おじさんはよくわっかんねえし、色々とよくわっかんねえ事が多かったのも事実。
今作でこれが解決されるのか、むしろもっとよくわっかんねえ事が増えるのかは割と博打みたいなところもあった。
全然新島夕の事が好きとかではないんですけど、なぜか最終的には博打で買ってしまったという。
今月はどう考えても『ふゆから、くるる。』(シルキーズプラス)を買うべきだと思うのだが、こっちを買った。6000円くらいをドブに捨てる覚悟で新島との戦いに挑みました…w
(本編ネタバレするぞここから)
雑感
無印の時もそうだったけど、初回起動時に問答無用で話が始まるんですけど、これ画面サイズとか設定させろって思うんだよね(
新島は戦闘を書くな定期(まぁここでは戦闘描写無いけど)
デウスとかいうなんか強そうな名前と強そうなモーメントがいきなり出てきますけど、その中の人がまぁどう考えてもCVが月野きいろなんだよなってまずなる。
でもロミじゃないんですよね喋り方。これはどういう事だろうという感じですね。
初手でもう後出しじゃんけんっていう。
大前提が開始50クリック以内に覆されてしまった感じがある。
”比村茜=有村ロミ”という根底が覆されてしまった。
え、この作品CV月野きいろどれだけいるんだよ!って感じですが、これは発売前に言われていた『有村ロミの物語』である事がより明確に最初からしてきた感じがある。
様々な事情が存在することは明白であり、色々と放置されていた所もあったので、ここが掘り下げられていきそうな感じで始まる。
「私は……私はどこからきて、どこにいくんだろう」というのは、この作品の謳い文句の派生。
一方の周太だが、相変わらずな所はありつつも、昨年の事もあって警戒をし続けているというか、楽観的には全く思えていないというところがあったらしい。
相変わらず成績のこととかになると早口になったりしてるので、本質的に周太は何も変わってないと言えば変わっていないが、微妙に変わっている感もある(どっちだよ)
ロミはいなくなって一年だし。
久寿苗蒔(クスナエマキ)というのは、やっぱり『エクスマキナ』なんですよね。
無印最後に置かれたどう考えてもそうだろというところが、話の起点となりましたね。
これがお前の残酷な運命はまだ続いてるんだぞという事を周太に教え続けていたという。
やはり無印の頃から、アレで終わりじゃねえぞ感を出していた要素から入ってくるというのは当然と言えば当然なんだけどいい感じというかなんというか。
ここの辺り、まぁややこしいと言えばややこしいんですけど、『久寿苗蒔=ミコ=巫女』が成立したということですね。
無印でひたすらに登場し、全知全能の神的な扱いをされていた『巫女様』だが、それがこちらという感じで。
非常にロミと似ているけど、こっちのほうがちょっと大人っぽい。
『はじめてこの世界で姿を得たときから、この姿だった』ということで、意図的にロミと似せている訳ではないらしい。
彗星機構の創始者であり、リーダーである事は無印の頃から分かっていることだし、彼女はAIである事は無印で提示されていますね。
脅威ではない。でも周太の助けが必要である。という状況はよく分からない所。
周太にはもう鍵はないし、普通の人でしかないけど必要というのは、こうどういうことなんでしょうねって感じだ。
もうひとり新キャラ(元々無印でも立ち絵なしでは登場)が登場。野上は彗星機構のエージェントでクレーム処理係。
ミコは説明をしないからという事らしい。分かってるんだそれは(
野上はミコととても近い関係のようで、彼女のことを一番わかっている存在らしい。
ただ、野上でも今回のことは何を企んでいるのかわからないらしい。
野上は昨年の周太への彗星機構の仕打ちなども割とちゃんと謝られてたりするし、割とまともな人感があります。
色々な事を周太に教えてくれるという野上。3コール以内に出てくれるらしい。
ミコは常に世界を救うために動いている…というのは、常に一貫している気はする。
まぁ世界を救うために周太が必要であるという事ではあるんだろうけど、それが何かはわからんしねえこの段階だと。
そうしたら、なんかロミが戻ってきた。
このタイミングでロミが戻ってくると、色々始まりますよ感しかない訳だが、それでいきなりこういう事を言い出すし、科学特捜部を再始動させるんだとか、世界に灯りを灯すんだとか、いつもどおりの事を言い出す。
もっと具体的にモノを言え定期だが、そういう言い方しか出来ないらしい。
去年よりヤバイことに巻き込まれるぞという話だが、去年がヤバすぎたんだがそれ以上って何さって感じではある。
自分勝手なヒロインですねえ…と思いつつ。
困り眉なのもなんかいいっすね。
郷田さんまだ生きてたんだねってなるけど、今回の敵サイドのように見えますね。
この人も割とわけがわからない人というか、何がしたいのかって話になるので、今回はこっちもある程度は掘り下げてくれると嬉しい所ではある。
立ち絵が並ぶと、思ったより違う事がわかるこの2人。
確実に似てはいるんだけどね。こうやって見るとロミってマジで幼いんだなっていうのもわかる。
坂下登場。こういう時には来るのが坂下らしい。
もう色々と分かっている状況での坂下再登場はなんというか、ドラマティックなのかもしれない。
だから普通に彗星機構の話とかする感じになるわけだが。
坂下のCVは桜木ひなであり、この作品以外では見ないのだが、なんなんだろうなこの坂下感。
こういうキャラだからこういう演技が許されているのかなんなのか。凄い坂下なんだよな。
機構の上層部もピリピリしているらしく、何かが起きようとしていることは間違いないだろう。
この後、周太と思考がだだ漏れの話とかをしたりするが、「本体がブスなのか」とか言い出す周太に「えええ」って言ってる坂下という構図は安定だなとも思った。
このゲームの良心、片桐猛は相変わらず。
無印はコイツが息抜きにならなかったら作品としてやばかったまであると思うからな。
まぁ片桐は片桐。片桐今作でマジでエロゲの話が過半数。
この辺からいつもの選択シーンが入ってきていますが、本筋とあんまり関係がないので端折ります(本編の内容をトレースするだけにさせてくれもう、長く書きたくないんだ筆者も)
ということで、こちらは忍のパートで、ライバル店が云々というお話。
そこのライバル店の店主が、いきなりギニアムの騎士とか言い出した。
そう、あの無印で最も必要性が分からなかったギニアムが出てきたぞ~!という訳である。
ギニアムの騎士はお前の味方だぞという話しか最終的にはしないが、どっかでギニアムの騎士再登場は間違いないなと。
というか、声の時点でギニアムの可能性を考えれば良かった。なおギニアムがでてきた瞬間に爆笑していた。だってギニアムどう考えても意味不明なんだもん無印で。必要性がないというか、ポッと出てきて特に何をすることもなく退場したから。
アレなんだったんだよというのは永遠のネタだとは思うし。
ネットで調べてエッチに持っていこうとする周太、何も成長していないのかもしれない。
ただ最終的に「お前を抱きたいんだ」とか言い出すから、もしかしたら成長しているのかもしれない。
というか、こういう会話とかが普通に面白いと思うんですよね。飛ばしちゃいましたが坂下の下りとか、忍の下りとか、主人公がひねくれててストレートに言ったり、偏見ぶちかましたりしてる所で「えええ」ってヒロインがなってる事が前作含め多いわけですけど、それがこう『コイツ最低だなあ』ってちょっと笑いながら見れるというかね…
そもそもの文章力が新島は高い…と思ってたんですけど、どうやら昔はそうじゃなかったらしいと聞きました(
こういう所を見ていると、郷田博士の事はある程度掘ってくれそうという気はしましたね。
ロミには「どうせつまらない理由があるだけだよ」とキレ気味で言われてましたが。
ロミがあそこまで嫌悪を示すことも珍しいので、色々あるんだろうなと言う感じは。
野上も割と変な人と言えば変な人ですよね、セキュリティがあまりにもガチすぎるというかなんというか。
彗星機構に入った時の話も暇でしたからとか言い出すもんだから、適当なのかなんなのか…w
まぁ彗星機構にはいる人間なんて基本的にまともではないことはそうなんだろうけどね…w
郷田博士はあの一件以降、彗星機構から姿を消しているという話ですが、まぁこの人もややこしい。
一回愛内の名前を貰うも勘当され、そこから別の姓になって、もう一回戻ってきたときは郷田という。
勘当の理由は駆け落ちらしい。
郷田博士にも郷田博士なりの事情があったというのはなんとなく察しがつくところですが、まぁ設定がややこしい。
ロミとのダーツとかの下りは、この2人の関係性を表すという所では結構面白いところだった気がします。
周太もなんだかんだロミの事が好きであることがわかるというかなんというかね。
しかし猛も佳純に連れてこられてて「リア充っぽい集いにつれてこられる」って言ってて面白かった。お前頑張ればノリ合わせられそうだけどダメなんだな(
一回目の濡れ場、やっとのはミコでしたというオチ、割と好き。
ロミの割には積極的過ぎる入りで、雑な事してるなあと思ったらコレ。割とちゃんとしているというか、散々濡れ場のところに関しても無印の時に言われてたので、逆手に取ろうとしてきた気もする。割と好き。
ロミとの会話をしたいからといってやり方が無理やりすぎるんだよなあと思いつつ。
結構ここでは関係性とかなにやら色々と出てくる感じではある。
そんでもって、アポロクライシスというのがついに名前としては登場した。
周太の事になると冷静ではいられなくなるという事には「好きだからだよ」という言葉でロミが答えるのも印象的。
そして、ミコの「どうせあなたの手に入るものじゃないことぐらい分かってるのに」というのは、またロミがどっかに行きそうなフラグを立てたというべきでしょうか。
まぁ新島作品でどっか行かないことなんて基本無いだろうって気もする(
周太は、何も起きないことが嵐の前の静けさとも思っている所で、何かが出てこないことには分かりもしないことも理解はしていて。
そこで心配するのが、自分ではなくロミであるところが、なんだかんだ主人公らしい所ではある。
俺は色々と守られてる気がするけど、お前はどうなんだと。
お前が大丈夫だと言うなら俺は自分のことを心配しないけど、お前のことは心配すると。
なんだかんだ周太が主人公である事を再確認するところでもある。
新島夕っぽい主人公なんですけどね、あくまでも主人公は主人公なんすよね。
このまま濡れ場に入っていきますが、自然な流れと言えたのでは?
ロミは恐らく長く周太の隣にはいられない事をもう察しているんだろうなというのは、ロミとミコの会話くらいからなんとなく察せる所。
何が起きていて、そもそもロミはなんなのか、謎やら秘密やらがあまりにも多すぎるヒロインであり、ほぼそのまま終わってしまった所もある無印。
結局有村ロミってなんなのか?というところが語られるのはほぼ確定と言った所。
こう考えると、無印は愛内周太の物語で、アポロクライシスは有村ロミの物語という感じがやはり強い。
色々とばらしてくれるのが一年越しというのはどうなんだとか、こういう話なら本編にくっつけろよとか、色々言われるんだろうけど、くっつけると主軸がブレちゃうんだよね、この構成だと。
だから、筆者はこの時点で「ああ、分けるのは正解だったな」と思ってた。
ビーチバレー大会の話、結構おもろいというか、青春してる感じしましたね。
というかボトルシップに興味のある人間があまりにも多すぎて、変わった奴らが多いなあという所も。
各キャラクターのらしさが現れたエピソードでもあった気がします。
星も出てきたし。なんだかんだ星まりす、戦闘という所に特化している人間の割には作品ではまともな方の部類の人間だし。人情という意味では多分上から5人には入るし。
でも、話の上での転換で、ここからはやべーですよというのを示すのに一番適しているのはこれまた星というのが、このキャラクターの面白い所でもあるような気はします。
無印でいきなりナイフ突きつけてきたのを思い出しますね(
彗星がまた落ちてくるという話。
そんでもって国内の支部がなんか制圧されてるらしい。
まぁ彗星機構の規模のデカさ的に考えると相当にヤバそうであることは分かりますけども。
有村ロミは何なのか?という所の答えは『AI』が端的な答えでしたね。
ミコと同じ少女からエネルギーを貰っている一種のモーメント。
ミコをロボット扱いしてたら、ロミもロボットだったという話。
それは分かっていたけど、周太に言い出せることも出来ずに一度姿を消して、事が起きるから帰ってきたけど、それでも言えなかったというのは、これまた人情が強めである(人じゃないけど)ロミらしいと言えるかもしれない。
最後の新キャラ、Ω(オメガ)の登場です。
こちらはΣと存在としては似ている存在であることが登場から数クリックで分かるくらいには簡単な紹介というか、『あぁ、噛ませ犬なんだろうなあ』と思えるキャラです。
立ち絵ないし。可哀想に(
Σは好意的なパワーを、Ωは憎しみなどのパワーを…という感じで同じ地球に来てるという感じでしょうか。そこに郷田博士がいるんですね、最初の方で出てきたモーメントを云々はここにつながる訳ですが、郷田博士が「僕が神になる」って言ってるの、なかなかに面白くない?お前が?ってなるから(
野上は家族もういないって言う話ですが、なんというかこう、悲しくなるよねこういうの。
誰もいない所にセキュリティしてるのもなんか虚しいというか。それは分かってるけどやってる(狂っているわけではなさそう)なのもなんともまぁというか。
なんでそうしてるのかはわからないけどしているというのは不条理って奴ですしね。
去年の夏の出来事が、新たな事態の引き金となったという事。
Σは、周太に最後まで自分で扉を開かせようとしていた訳で。
地球の生命体が文明を継承するだけの素質があるかをテストし、周太は最後まで自分の意志で扉を開かなかった。
それが合格とされ、なんとしてでも地球に文明を継承しようとしていると。
それをどうにかしないといけないけど、阻止するための具体的な方法とかないぞと。
ミコはロミと周太も使ってどうにかしようとしてるって感じですね。
なんというか、Σは異世界の奴でありながら割と良い奴というか、引く所は引く奴なのかなと思っていたんですが、それは戦略的一時撤退であっただけという。
なんというか、無理矢理にでもやったるぞというのは切羽詰まってるのかなんなのか。
Σも割と結局なんなんだよみたいな所ありましたけど、こういう所でΣはただ文明を継承したいというところが本当に強いというか、それしかないのかもしれないみたいなところがあるのかなとも思える所ですね。
ロミとミコは比村茜の魂から生まれているAIというちょいややこしい関係。
周太が出会った茜は、もう既にロミであるということもここで説明されている。
身代わりとして行きてきたロミが、ロミとして生きる事になったのは、当時まっすぐだった周太のお陰である事は、無印でも描かれていたが。
それはあくまでも身代わりだったのをやめたというのでは、またニュアンスが変わってくる。
比村茜の身代わりとして生きていくことが目的であったロミは、ロミとして何を目的とするのか?というところにも繋がってくるだろう。
まぁ、周太はここから運命に翻弄されて今のなんともひねくれた奴になっているのだが。
まぁひねくれたと言いつつ、今も真っ直ぐな所はあって、そこが主人公である所ではあるんだけどね。無印で散々言ったけど、この作品は周太を好きになれるかどうかがまず大きな要素だから、好きになれなかったらこの作品は面白くないよそりゃって話でもある。
比村茜は紛れもなく奇跡の存在というか、訳のわからない存在と言えるというか。
彼女の思いが、2人のモーメントを作り出してしまったという言い方も出来る。
不憫な境遇の中で、それでも良心の願いを叶えるためにそんな事が出来てしまった存在は、特異というのかなんというのか。
恋人はロボットでAI。でもロミはロミなんですよね。
周太はそういう人だし。なんというかまぁ、ロミも運命に翻弄されてますよね。
ロミも周太も、幸せになれるルートが存在しないんじゃないかってくらいには、運命が残酷と言うか、どう行っても無理ゲーと言うか。
Σさん、一年ぶりですね。割とカレーうどんのイメージが強いけど。
Σの時の北大路、微妙に感情がふわふわしてる感じで、キャラ性にあってて好きよ。
ただ北大路にはもうちょっと声幅を見せてほしいよなんだかんだ(
Ωの方が精神干渉攻撃で、精鋭を無効化していたらしい。
まぁ人間じゃないし、散々Σの星の文明は地球より上って無印でも言われ続けてきたんだから、そりゃ強いよねという。
というか、こういう所でちゃんとした戦闘じゃなくて言葉とかそういうのでどうにかしたのは、新島夕が戦闘をまったくもって書けない所を誤魔化すという意味でも良かったと思うし、ΣとΩで戦い方が違わないとアレだし、これで良かったと思うよ。
なんかおかしいのが始まったぞ!という感じで、周太が良い奴すぎるのかなんなのか、安定で一位を取ってるし、なんかそれっぽい事言ってるし、直前でΣのやつがあったのでΣが見せてるなにかなのかなあみたいな感じで。
まあロミポジにΣが部活で顔を出したので確定ですね~って。
親父も生きてるし、何もかもが理想的!みたいな感じなのかもしれないね。(というかΣが理想だと思っているモノを見せているという形なのかもしれないけど)
周太って、割と成績とかで俺は優秀な人間だとか言いながら、自分という存在にはずっと否定的なのがちょっと愛内周太の面白い所というか、闇というか、そんな感じはします。
真っ直ぐな奴が運命に翻弄され、ひねくれて、その果てがこれって感じで、やっぱ周太って可哀想なんじゃないかなって。
流れるようにΣと濡れ場が来ますけど、この精神状態だとヤってもしゃーないと思うし、幻想空間みたいなもんだから浮気カウントはせずに…(白目)
周太は最終的に無印最後の手紙のロミの言葉で、Σの誘いを断る。
なんだかんだ好き、というのがちょくちょく感じるのが面白いというかなんというか。
結局の所、周太は苦しみ続けることを選ぶという事にもなるわけですけども。
あともう一つ言えることは、周太の原動力ってなんだかんだとロミである事が多い。
付き合っている感じになっても、なんか独特の距離感が存在したりして、その関係性がラブラブというわけではないんですけど、それでもちゃんとお互いを理解していて、好きであると思い続けている感じが、割と好みだったりもします。
野上はなんというか、ある意味で整理が付きすぎているところがあるというか。
そんな事は分かってるけどそのままにしているだけであって、精神干渉攻撃が効かないとかいうまぁ強いというのか、ある意味最初から壊れてると言うか。
Ωにも人の心が無いことが端的に現れたシーンと言うか、野上がブチギレてる所は割と好きですね。そりゃブチギレるだろうよ。それに取り込まれるような人間ではないという事。
この男、常識側なんだけど、常識側の癖にめちゃ強なのが分かると言うかなんというか。
最終決戦感がある所に、ギニアム出てきて爆笑した。やっぱお前出てくるんだ。
しかも、登場してから一回も『ギニアムの騎士』と表示されず『謎の騎士』としか表示されないのもウケる。新島、これ完全にギニアムをネタにしてるだろ。自虐ネタだろ。コレ。
しかもコイツちゃんと空の上の話には加勢できないのとか分かってて物分りまで良い。
あと「デモリッション!!!」ってなんなんだよ。何がデモリッションなんだよ。なんで新島はそういう謎言語を戦闘で使うの好きなんだよ。「バニッシュだ」をなんか思い出した。
登場人物全員が誰か分かってないのもうネタでしかない。
なんだかんだΩを倒すに当たって挟撃できてるのはギニアムのお陰だったりして、地味にお役立ちポジになったギニアム。ギニアムが役立つとは。地味にだけどな!
あと、出てくるだけで爆笑できる存在だし、それをネタにしている感じも好きだったよ。
とりあえずここでデウスが間に合って、Ωは退場の流れです。短い命だったね…
郷田先生の為のキャラみたいな所あるからしゃーない。一応無印から存在は示唆されてたとは思うんだけど。
ミコからさらっと真実が語られてたりしますね。
周太の父を殺せとは言っていない事。殺したのは郷田先生サイドであることですね。
でもって、全然神ではないよねって話でもありますね。
誰かが神様にならないと救われない、茜は親という神様に愛されなかった、誰も救わなかったから怒っていた。
だから、自分が神になろう……となったのが、ミコ側ということである。
やっぱり新島って「うおおおおおお」とか言わせておけばいいと思ってる所は相変わらずある。下手くそである。まぁ筆者も戦闘の書き方とかわからんけど。
まぁ、デウスの攻撃とかはとにかくSEと演出に頼ることで、その戦闘の下手くそさをどうにかしようというのは感じられたけどね。
郷田博士も、ロクでもない人生を送っていたことが分かります。
父親は肉盗んでこいとか言ってくる人間で、酒の飲みすぎでぽっくり逝くし。
とは言え、父親は父親で事情はあり、郷田博士の生まれつきの心臓疾患を救うために目先の金を必要として、それでああなってしまったと。
まぁ、そんな事言われても郷田博士は知るかみたいな感じですが…
この頃から『英雄になりたい』という欲望が芽生えます。その欲望は、郷田博士をロクでもない方向に持っていってしまう起因ともなってしまう訳ですが。
郷田先生の過去がここから語られるわけですが、なんというかこう、ね……
まぁこの辺り、非常にややこしい話ですが、無印や今作の最初の方で結構説明されている内容と被るところもあるので、ちゃんと読んでいれば理解できると思います。
愛内家に入る事で、研究などができていた訳ですが、そんな中で比村里央という女に恋をする。そこから付き合って、結婚しようという話になるが、厳しい愛内家ではそれが認められず勘当。
そこから比村の名前で生活するも生活は厳しく、研究や専門知識などが活かせる生活でもなく。地の底から這い上がってきた自分が、なんでも地の底に戻ろうとしている。
愛する妻と子がいる場所が地の底なのか?そういう所を考えながら、結局妻と子を捨てることを選んでしまう。
十分な援助とか、そういうはちゃんとして、罪悪感は感じながらもというのがこう、郷田博士も色々とがんじがらめで救われなかった所もあって、可哀想な所ではある。
雪の降る日に2人を捨てて。茜はなにかに気づいたかのように最後に声をかけ、お父さんを追って倒れて昏睡状態になる。
時は進み、ミコと出会った後。ミコは周太の父、浩太を連れてきてくれと言う。
しかし、浩太は会いに行かないと言う。浩太は無印で語られた通り、研究の過程でワイドショーにこき下ろされたりしており、結構追い詰められた所にいた。それでも当人はケロっとしているところがあった。
浩太はミコという存在が危険であることを指摘するが、郷田博士はもう突き進むことしか脳がなく、結果的に浩太を殺してしまう。
ちゃんと郷田は浩太の事を好きな方だったと思うんだけど、こう勢いとか、流れとか、そういうのでやってしまった感じがある。なんとも境遇が悪かったからこそなってしまったというか。それでも許されるべきことではないのだが。
こうやって周りの人を消していって、ミコに信仰していってしまう。
それは、妻も子も兄も捨ててしまった事による穴をミコで埋めようとしていたのかもしれない。
幾多の過ちを犯した郷田博士ですが、それでも茜だけは救えるかもしれないと言うロミはまだ優しい方だと思います。怒っているし、冷酷ではあるんですけどね。
それはまぁ、ロミの方は愛の象徴的なところもあるからこういう感じになるのかなとは思いますけど。
周太も結局は裏切ってしまった訳で、彼は彼でアレでけっこう真っ直ぐな所もあるので、しっかりと傷ついてるんですよねきっと。
「アンタ一体何がしたかったんだ」っていうのは怒りなのかなんなのかって感じですけど。
そりゃ唯一となった親戚に裏切られたら、誰だってショックを受けるでしょうから、当たり前といえば当たり前だとは思いますけどね。
ΣとΩで、この星の懸念事項を蹴散らして、継承しようという形だったけど、そうはいかず。
結局デウスとΣで戦うことになるわけですけども。
なんというか、Σとかっていうのは人の心がありそうでやっぱりないんですよね。
無印の最後の方に感じた、人の心感は何だったのかって話になっちゃうけども。
ミコは、最終的に純粋に世界を守りたいという所は本当にガチのマジだったというのが、この決戦通して結構ちゃんと分かるように描かれている感じはありますよね。
『常に世界を救うために動いている』というのは無印の時代からずっとずっと言われ続けていた事ですが、そこにはずっと胡散臭さがあった訳で。
でも、本当に彼女はそのために動いてた、そのためには自分が神となってやる事も厭わなかったという事。
ミコはこんな感じで非常に純粋な存在とも言える。
それはやっぱり比村茜という子供の想いから生まれた存在という所も大きいんでしょうね。
なんかヤバそうなの(ラグナロックさん、ラグナロクじゃないのか)出てきたぞと思ったら、普通にデウスがやられちゃう。
アポロクライシスはこのタイミングで出動って感じだが。
こういうところに関しても、めちゃくちゃSEに頼ってた。でもそれで良いと思う。
新島はそれで良いと思う。もうあんまり戦闘は書かないほうが良いとは思うけど、とりあえず無印よりはどうにかしようという意志はずっと感じる。
ミコは、周太に行くのか行かないのかを聞いて、その後父親の事を謝って消えていく。
役目を終えたと言うか、食われてしまったからなのか。
あっさりと消えてしまうというのも悲しいもので。
そして、彼女がこうなる。ということは、恐らくロミもこうなってしまうんだろうなあという風にお察ししてしまう所もありつつ。
周太はなんだかんだロミのためにしか戦わない定期。
というか、咀嚼する時間が基本的に周太側にあったことがないので、それくらいしか出来ないと言うかね。
でも、ロミの為なら頑張れるというかロミの為に今くらいは先んじて戦おうとする周太はちゃんと主人公だと思います、何度も言いますが。
割とここからの周太とΣの戦闘(戦闘はしてない、別に戦闘しなくていい、新島は戦闘が絶望的に下手なので)の所、今作でも好きな箇所の一つですね。
なんだかんだ周太がしっかりと前進、成長している事が分かりやすい所ではありますし、『誰にも傷つけられない核みたいなもの』というのは、この前に父である浩太が言っていたりするのも、面白い所というか、良いと思います。
無印最後の「うおおおおおおお」で終わってしまう所の戦闘の話ですが(Disってるみたいになってるけど、実際Disってもいるし、なんか好きな気もするし、おもろい気もしてるよ)この辺りに関しても、ある程度明言された形ともなっています。
どうかんがえても父が絡んでますよね?という推測は一定以上出来たし、匂わせてたからべつに十分だとは思うんだけど。
周太は本当に奥底で渦巻いているモノが暗いので食えない…というの、割とめちゃ好きですね。コイツがそうであることは散々、もう散々分かりきった事じゃないですか。
それがこういう話において、あらゆる物を食らい付くしてきたさいつよの奴が勝てないっていうのが、こう人間らしいというか、ずっと提示されていたものが解決する手段の一つになっている感じがして、好きですね。
でもって、これでミコが純粋であった事がより強く提示されている(逆説的に)のも上手いと思います。
最終戦闘の中でそうであることは提示されてはいたけど、その上でもう一度提示しておくくらいしておかないとミコはダメというか。散々全知全能の神だの、何を考えているのかわからないだの言われてたわけですからね。
この際、モーメントの形がどうのとか、どうでも良いと思うんですよね。
もはやここでのモーメントとかこの場に来る手段でしかないから、具体性とか別にいいっすよ本当に。
でもって、ここのロミのCG割とかっこよさげで好き。
無印からの一連の流れが、ず~っと何かしら分かっていき続けるので、息を継ぐ暇がまぁない、ある意味ギニアムは息継ぎだし、モーメントの形がよく分かんねえ!とか、唐突にデカいの出てくるなとか、そういうのがむしろ息継ぎなのかもしれない。
無印を真面目に読んでたら、情報量の塊でしか無い。ただ真面目に読みすぎてると、全部説明してくれるわけじゃないからそれはそれで若干モヤるかもしれない。ややこしいね。
あと、割としれっとしてたことがちゃんと物事に関して繋がってる感じもするのも、割と投げられてた無印とは違うというか、割と投げられているものだと思っていなかったものも、実は投げられたりするのもよかったかなと。
こういう間が空いての作品は、ある程度予想されたりする所もあるだろうけど、それを一定裏切らないと行けない所もあるだろうし。
今回のアポロクライシスはそういう所もありつつ、ちゃんと一定以上答えを提示してくれているし、ちゃんと新島が料理してくれたと思う。
ロミは周太によってロミになった訳ですが、そこからずっとある意味で周太の為にやり続けてきた事の結晶みたいなモノがここに出てくる感じがしますね。
これで周太の数奇な運命は終わりという事になるわけですが。
このCG好きよ。
彗星にまつわる全ての危機が終わるということ=ロミも消える というのは、割と筋が通っているというか、新島作品って割と訳のわからん理由で消えたりするらしいんですが、そういう事がなかったですね今回。
平穏を取り戻す事というのは、ロミも平穏ではないですからね、どう考えても。
ある意味で平穏じゃない事の象徴の一つという言い方すら出来てしまう。
有村ロミは元々比村茜の身代わりでしかなかった訳であり、それが有村ロミになったのは周太のおかげで。
と、考えるとロミは周太の為に生きてきたという言い方も出来る。
ロミはあの鯨とあった時に、その一部を取り込んでいるならなおさら。
周太は鍵を手に入れてしまったから、ここからの混沌により巻き込まれていくことになるわけで。
ロミは周太に平穏を取り戻してほしくて生きてきたと言うのは、大げさではないと思う。
そう考えると、完遂して消えれるのであれば、本望なのかもしれないねとも思う。
なんというか、展開がめちゃくちゃ綺麗というかね。
割と真っ直ぐなんですよ、ここらへん。
ま~た離別エンドか、とか言う話ではあるんですけど、でもなんかすげえ論理的に消えたなというかなんというかね。
クソが!って言ってる周太。筆者は好きよなんか(
ここから、流れるように過去編が始まる。
ロミのこれまでの経緯というかなんというか…そういうものである。
このあたりに関しては、無印でも見たような気がするけど、あっちはミコなんだよなあ…
どこからきて…がまた登場したりする。
そして、あくまでも茜(ロミ)の使命はママを助けてあげることが最初のことだった。
でも、それも上手く行かず、母はやっぱりヒスってしまう訳で。
そんな時に周太と出会い、周太の心に触れたりして。
そんな事があったから、目的が周太を助ける事になり、それで有村ロミと名乗ることになる。
ここから、周太を助けるためのロミとしての日々が始まり、それがさっきの所で終りを迎えたという言い方もできる。
大半を周太に捧げたという言い方もできるし、彼女はアポロクライシスを作っている事から分かるように、無印の佳純ルートとかでの機構への言い方とか色々と通ずる所もあるし。
ロミの色々な事はほぼ開示されたレベルだと思います。
周太を助けることが使命になって、それを完遂して消えていったというのはなんともこう。
そりゃ、ロミは好きでしょうよ周太の事。
それが終わると、個室で目覚める少女(?)の話になる。(この時点で章はエピローグになってた)
自分しかいない部屋の中に、男の人がいて、それは主治医のようなものらしいと。
BADの向日葵畑出てくるし。なんか色々ちゃんと上手いこと持っていこうとしてるし。
絶対ここまで本編入れた方が良かったって声はあるんだろうなと思う。
まぁでも筆者はとしては視点的なズレが割と大きいから分けていいと思ってるよ(2回目だし多分総評的な所でももう一回言うよ)
そんな中で、自分の名前である『比村茜』を思い出す。
そして色々な記憶を思い出して、先生に聞いてみる。
ここではなんとも判断がつきにくい構成ですよね、まあ勿論わざとそうしているんだとは思いますけど。筆者は普通に茜の方だろうなと思ってたし。
でも、ここで先生の風貌について触れられたのを見てちょっと疑念は持ちましたね。
最初は普通に郷田博士とかがやってる可能性とかも考えたんだけど、そうだったらここで気付くだろうし。
あと、夢を見ていた事を覚えているというのも難しい所、まぁ簡単に言えば、コレは茜なのかロミなのかという事。
なんだかんだフラッシュバックって強くね?
思い出したのはどう考えても周太な訳ですが。
ロミの線が強くはなってきたけど、じゃあなんでいるのとか、どうなってんのとか、色々と言いたいことはある。
でもこれで茜でもなんらおかしくないのも事実で、どうしたもんかなと。
そしてそれを伝えると、先生は全てを打ち明けようと言う。
あ~~~、なるほどね~~~~。
これは面白いと言うかなんというか。結構うおおおってなっちゃった所。
で、そっちが比村茜であると。
茜は7年前に目覚めて、10年も眠っていた。
あとこれで郷田博士が自首して収監されてるのも分かりましたね。
なんというか、あの人色々とアレだったけど、可哀想な所もあったし、最後は自分で自分の責任は取ろうという事をしているなら良かったんじゃないでしょうか。
割と謎な所も多かった人でしたけど、この作品で一定の説明はなされた上で、ちゃんとなるべき所に落ち着いたという意味では。
周太が研修医になってるの、割とウケるけど、アイツ頭だけはいいからなっててもなんにもおかしくはないっていうね。
そして、探しているのはこの少女だと。まぁって事は確実にロミですよね。
まぁ周太も主人公だし、割とちゃんとしてる所してるし、まっすぐな所も存在するから、ウケたらかわいそうか(
茜も思い出したらちゃんと話したいって言ってるの、割となんか来るものありませんかね。
茜って実質的にほぼ数回しか出てきていない(茜と記載されていたものの大半が実質的にはロミだから)んですけど、なんなんでしょうねコレ。
でも実際、ロミのお陰でこうして普通にいられる所もあるだろうし、この2人の会話というのも聞いてみたいなとか思ってしまいます。
茜も間違いなく特異な存在だし。
思い出したらミコも来るし。なんでミコもいるんだよという感じだけど。
ミコは身体を得ることを望まなかったっていうのはらしいと思うけど。
でも、こうやってロミが戻っている時点で多分いつもの新島と違うんだよなあ…
こういうのって、多分ベタと言えばベタなんだけど、やっぱいいもんなんじゃねえかなってなっちゃうのがね、なんか腹立つよね(腹は立つな)
でも、なんか周太が頑張った感があっていいと思わない?筆者はおもっちゃったんだよなあこれが。
というか、めっちゃ綺麗に終わりそうでウケてた。聞いてた新島と違うぞオイ。
ロミは非日常を終わらせるために、機械仕掛けの自分を終わらせた。
自分がいる限り、ずっと苦しみながら生きていくと思っていたからな訳だが。
でも茜の為に動いたりとか、色々してる周太、なんだかんだやっぱ主人公だと思うんだよなあ…
なんというかこう、ここまでやって『やっぱロミいないんだわ』ってなるの、絶対にキツかったと思うんだけどなあ…
周太は、待つことをやめたというのがなんかこう成長を感じると言うか、学習したというかなんというか。
その過程は相変わらず『何のため天才を自称している』というらしいのが入ってて心底安心しましたけども(
自分の頭を使って、ロミを探そうとしたというのはなんというか、コイツやっぱ一途じゃねえかみたいな所もあって好きというか。
ここでΣの死者の世界云々まで使って、最後の過程説明に入っていく訳ですが。
周太ってやっぱ天才なんだよなあ…って。コイツクソひねくれてるくせになんか元々の真っ直ぐさ存在するし、やっぱ主人公だし天才なんだよなあ。
なんなんだろうな愛内周太って、おもろいというか、なんというか…
しれっとしてるんですけど、この作品の大前提というかなんというか、そういうのをこう裏切ってるんですよここも。
愛内周太の力ってなあに?って言われれば、鍵だったわけで。
それが失われたから普通の人間になったって言ってたのに。
でも、よくよく考えると彗星病っていうのは、彗星によって魂が影響を与えて云々って最初から言ってるわけで。
それで周太は彗星病なわけですから、鍵じゃない普通に彗星に影響を受けた力が存在してもおかしくないわけですよね。
死者の力と繋がって無印の最後は助かった訳だし、そのへんの整合性もしっかりしている事を考えると、ここまでちゃんと考えてたんだろうなあって。
考えた上で分けたんだろうなって思います。
アインシュタインを使って死者の世界に入って、ロミとミコを探し続けて、見つけて持って帰ってくるというめちゃくちゃな方法ですけど、作品内においてのこれを説明できる材料はこの2作で揃ってましたよね?と言われればそうという。
というか、ちゃんとミコまで助けてるの、なんだかんだ周太って偉いなっていうかね。
無印の頃は実質的なラスボスだった巫女。それをなんだかんだとミコについて知った事で最終的に助けることにしてるの、主人公って感じがすると言うかね。
あと郷田博士がちゃんと協力してるのも良い。最後はちゃんと唯一の親戚としての責務を果たせましたね。良かったっすね。
周太は、しれっとΣが言っていた事とかそういうの全てに関しての可能性にかけてまでロミに会いたいと思ったというのがこう、いいじゃないですか。
7年の内の大半を愛内周太に捧げたのが有村ロミであるなら、
7年の大半を有村ロミに捧げたのが愛内周太であるわけですよ。
お互いがお互いを助けるために動いた期間があるというか。平穏を捨ててでも、ロミを選んだのが周太っていうの、やっぱ良いじゃないですか。
俺ももう普通じゃないからそれでもちゃんと進んでいこう、新しい世界を見に行こうって言うのは、無印の最後のロミの手紙の内容であり、今作の途中にも出てきた一節である。
『いくら考えても分からない問題にしがみつきつづけて それでも進むことを諦めない君のあり方が、私は好きです』
に通ずるセリフだと思いませんか。上手いよなあ。こういうのちゃんと理解できる人間で良かったわ~(何が)
だから、「君が一番だ」なんですよ。
この7年間、いくら考えても分からない問題にしがみつきつづけて、それでも進むことを諦めなかった結果、ロミが戻ってきて、そして戻ってきたら戻ってきたでロミという存在が問題だけど、それでもロミを選んで、進むことを諦めないわけですからね。
そりゃ一番ですよ。愛内周太が。
「やった」で終わるのずるいよ愛内。お前がなんかかっこよく見えるの腹立つわ~
でも好きだよ。
茜サイドで何かあるよと提示しつつ終わる。まさか今度は茜で続きなんかしようとするんじゃあねえだろうな?
でも、めちゃくちゃ綺麗に終わった。え?めっちゃ綺麗に終わったんだけど。
新島夕がめっちゃ綺麗に終わらせたんだけど。聞いてた話と違うぞ!
いや、色々とあったけど、これめっちゃいい感じで終わっちゃったじゃんか。
割と博打が成功気味で笑ってしまった。ごめん筆者新島夕好きかもやっぱ…(白目)
総評・〆
まずこれは、『劇場版アインシュタインより愛を込めて』という言い方が色々と正しい気がする。
この作品に6000円を出す価値は大衆的には恐らく無い。
これは内容とかそういう意味ではなく発売前からHPにかかれている通り、決して長い作品ではないからである。ミドプラだとしてもやっぱ短めであることは否定できないと思う。
というかそう書いてあるんだから買ってから短いとか文句言うんじゃねえぞとは思うけど(誰に言ってんだよ)
本作は『アインシュタインより愛を込めて』のファンディスクというよりは、正当続編であり、劇場版的に表現されたモノという感じ。
ちょっと違いますが『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のアニメ版のちょっと後に劇場版が公開された、あの感じとニュアンスは遠くない感じという印象。
ニュアンスは遠くないというのは、方式としてもそうですが、「その前までやってるんだったら絶対にやった(見た)方が良い」という意味でも似ていると思う。
まぁ青ブタは劇場版は紛れもない名作だったので、比較すると青ブタファンと、新島アンチと、アイこめアンチにブチ切れられそうなのでしませんけど、あくまでもニュアンス的にはそんな感じってことでよろしく。
少なくとも10月の無料版をやるにあたっては無害でしょう。というか『アイこめ』やってモヤモヤしてる連中ほどこれはやった方が良い。
これでも一定以上モヤモヤが先行するんだったら、金輪際『新島夕』って記載のあるエロゲはやらない方がいい。恐らく新島がここまでちゃんと分かりやすく説明してくれた上で、比較的綺麗にオチをつけてる作品なんて話を聞いてる中ではほぼないに等しいから。
ただ実際このアポロクライシスに関しても、別にすごく完璧な作品で文句のつけようがない名作かと言われればそれはYESとは言えないのだろう。
あまりにも無印で投げられた謎が多すぎるので、そもそも全部回収できてない。
結局佳純√で佳純が謎に泣いてたのなんだったんだよとか、忍の兄弟か云々はなんだったんだよとか。
細かいことを言い出すと恐らくキリがない。
ただ、そんな事どうでもよくない?この作品。
劇場版的という言い方をしているのは、とにかく息を継ぐ所があんまりない、基本的に話に関して必要な内容しか基本的には備わっていない事。
これを最後までチョコたっぷりと取るのか、息をもつかせないくらいの展開が続くと取るのか、展開が前提で話が進んでいるから一個一個が薄いと取るのか、説明的だと取るのかは個人差が恐らく出てくる。
実際アポロクライシスから登場したキャラに関しては、ミコ、野上、Ω等が存在するし、それをぽっと出だと言えばそれまでだろう。
ただ、割とそれに関しても前作から存在を揶揄していたもしていたのも多いしそれくらい許したれよという感じはする。というか展開的に無印で出てくるのは無理だろうし。
あと、何度も書くが、ここまで無印にいれておけよ派は絶対にいる。もう絶対にいる。
これで割とちゃんと締められた以上、ここまでやるべきだったのではないかと。
恐らくここまで話は割とそれなりにはあがっていた事が予想されるし(そうじゃないと無印あれだけ投げっぱしないだろうし、その部分を割とちゃんと回収してるから)
ただ、これも何度も書くが、これを一つの作品として繋げてしまう事は、作品の方向性としてはぶれてしまうので、分けた方が良いと思う。
無印はあくまでも愛内周太の物語であり、だからこそ愛内周太が好きになれるかどうかがハードルの一つだったように思うし。
でもアポロクライシスは最初の入りからずっとスポットライトが当たってるのは有村ロミであり、ミコであり、比村茜であったと思う。
劇場版という表現をするのは、その当てられているキャラが違う所もある。
軸が違うのだから、ここを繋げてしまうと話としてブレるので、分けるのは正解というのが筆者の見解。
あと、もう一つは、実際に一年待ってみるっていうのも良いと思う。
この話は夏から始まって、無印で終わって、一年ただ待ってアポロクライシスの話が始まる訳で。
実際愛内周太と同じように一年間ただ待ち続ける事で、愛内周太と置かれた状況が遠くない状況にするってのも悪い話はないのでは?ということ。
あのまま繋げて『あれから一年経ちました』って言われても実感湧かないし、そうしたらまた端折ったとか言って文句言うだろどうせ。
あと相変わらず戦闘は新島夕は本当にダメなので、それに関してはもうどうしようもない。
「バニッシュだ」から一歩も成長していないんじゃないか?しらんけど。
とは言え、何度も記載した通り、その新島のダメさをSEとか演出でカバーしようとか、攻撃が精神干渉攻撃とか、色々とどうにかしようとした形跡がある事は触れておきたい。
あと濡れ場は大雑把に言えば2パートだし。片方ミコとだし結局。
+1のΣとのやつとかもあるけどね。
ただ今回の場合はミコロミでのアレ以外は割と自然に入ったまであると思うで頑張ったとは思うよ割と。普通に。まぁ筆者は濡れ場への興味が基本的に薄いので出来がどうとかは知らんから明言しません。
とまあ、減点方式を取る人間ならそりゃ評価なんてしないでしょこの作品。
この一年間だらだらだらだら文句を言っているような人間が手のひらを返すとも思わないし、もう勝手にすればいいとは思ってはいるが。(誰に言ってるんだよ)
ただ、今作色々と分かった事がとにかく多すぎる。
これでも全部わかってないのが不思議なくらいには、無印からちゃんとやっていれば、何気ない一文さえ伏線だった事がよくよく理解できるだろう。
アポロクライシスは、無印でちゃんと考えながらやった人間のご褒美みたいなモノである。(無印でこの作品は自分でちゃんと考えないと面白くないし、考えないような人間は新島は拒否したんだろうから、勝手に文句言ってれば良いという旨のことを書いたと記憶していますが、その方向性はこの作品でもある意味で一貫しているとも言えるのかもしれない)
まぁ別に真面目にやってなくてもちゃんと分かるとは思うけど。今回は新島夕の下馬評から考えればとんでもなくきちんと説明していると思うし。(これで説明的とか言われたら新島どうすりゃいいんだろうな)
ロミがいなくなった理由も、割と筋が通っていたし。
ロミの事が本当によく分かる作品だったし、前作のラスボスであった所のミコ(巫女)に関してもその素性が良く分かったし。
まぁ後出しジャンケンの部分も存在はしたんだけど、無印と合わせて色々と見ていくと説明されている範囲に関してはちゃんと筋が通っている場合が多かったし。
謎が多かったロミ、郷田博士に関しては色々と分かることも多く、それに派生して、無印でのこちらが考えないといけなかった事がちゃんと開示された。
あと、今作は月野きいろ劇場であることもやはり触れておくべきである。
ロミ、ミコ、茜(幼少)、茜(正規)と、まぁやる役が多かった。
月野が一定有能でなければ成立しない作品だし、それをちゃんとやった事をまず評価するべき。やっぱり最近のトレンド、当ブログ勝手に裏声優アワード2020主演女優賞受賞声優である(それくらい評価させていただいている声優さんという事で)
ミコの声割と好きでしたね、なんというかこう、そういう喋り方をしてるし、そういう声してそうって感じがするというか。
一番「じゃぁね」が好きかなあ。というか、なんで新島って「あ」が「ぁ」なんだろうな割と。ずっとそうだけど、一発で分かる特徴だよなコレ(
一年前、この作品は新島が最高の材料だけ用意して、プレイヤーが料理する作品だ!(材料は肉が適当)みたいな表現をしたのだが。(今となってもあんまり意味は分からない気もするけど、でも新島夕って意味わからないしこれくらいの表現が多分良いんだよきっと)
この作品を例えるなら、料理だ。(ここからアイこめをプレイして頭がオーバーフローしてよくわからないことを言っている筆者をお楽しみください)
新島夕は、最高の食材と、最高の下ごしらえを行い、ここから使う道具、調味料、具材を用意する。
そのヒントは常に出し続ける。 我々はそのヒントに従い、最高の食材を最高の料理に仕立てて行くのだ。
そしてたまに新島夕大先生が我々の作った自分の思う最高の料理に採点をしてくる…そんな感じのゲーム。
料理しなければ、いくら最高の素材でも美味くは無い。
食材は…そうだな、肉が適切かなあ。 肉は焼くなりなんなりしないとお腹を壊す。
だから、プレイする側が料理をしない…文章から考えてプレイしない、文章1の情報から1以上にしなければ、生か食えないほどの半生で食えたもんじゃない料理が出来上がる。
そして腹を壊して言うのだ。
「こんなまずい店、もう二度と来るか!」
逆に、全力で料理をする…考えたり、各ルートの話を結びつけた上で、記述されていなくても分かる情報にありつくところまで行けば、自分が納得する所まで到達できれば、美味しく食べられるプレイしているお前にとって最高の料理出来上がる。
それはステーキかもしれないし、切って焼き肉にするのかもしれないし、気軽感が出る丼かもしれない。
でも、プレイしているお前にとって最高の料理に出来上がる。
だから言うのだ。
「こんな最高の料理を食えるなんて幸せだ!しかも自分もその料理を作る中に参加できるなんて光栄だ。また同じような物が食べたい!」
でも、決して新島夕は「自分で料理してくださいね」とは言わないのだ。
でも厨房は開けている。 言っても文句は言わない。 勝手に使ってくれたら良いよ~って感じ。
なんて捻くれた面倒くさい、万人から受ける気がない人間なんだろう。
自分で最後まで調理すれば良いのに。
しかも用意してくる調味料たちは、絶対に100%の幸せをもたらす事は無い。 『ささやかな幸せ』しか与えてくれない。
でもそれを最高の料理にしてしまうのが新島夕なのである。 彼は、『料理することを逃げたクソ』か、『料理を俺たちにさせてくれて、一緒に作ってくれた親切な奴』か、どっちなんだろうね?それは人それぞれだと思う。
だから万人には受けない。 受ける気もない。
多分あれでハッピーエンドだと思っている。
でも文章を書くという要素では天才に近い。 彼は捻くれた愛の探求者なのだろう。
こんな面倒くさい人間の文章を好きになった事を恨みたくなる。
そもそもこういう事考えているのが痛々しくて仕方がない気がするが、そういう事考えさせる新島夕が悪い、悪いのは新島夕なのだ。
新島夕が贈る、考える愛内周太の美少女ゲーム。GLOVETY『アインシュタインより愛を込めて』製品版感想 - 声オタおにじくんの声学審問H!
今回に関しては、もう一回来たら、新島が「前回は自分で作ってたけど、今回は気が向いたからちょっと美味しい食べ方教えてやるわ」って間髪入れずに肉料理食べさせられる感じ。
割と新島の割には食べやすいけど、基本的に肉しか出てこないから胃もたれするやつするだろうなみたいな感じじゃないかなと。
でも最初になんか知らねえ調味料と知らねえメインが出てくる。で「いや前回お前そんな事言ってなかったじゃん」ってなる。
それが最初のロミ=茜ではないという所だったりするのかなとか。
この作品で驚きなのは、あとはめっちゃちゃんと締めたのと、再会エンドな事だと思う。
新島夕は離別エンドしか書けないとか、なんかふわっと終わるとか、色々言われるわけだけど、今回に関してはマジでちゃんと締めたって言っていいし、離別エンドじゃないし。
主人公がめっちゃ主人公して、ヒロインを自力で取り戻して終わるから。
しかも、その主人公が主人公したのは、前作のヒロインの手紙での主人公の好きな所をあげた姿勢のおかげだから。
いやめっちゃ綺麗に締めたと思うよ。これで無理ならマジで金輪際新島夕の作品買うなって思う。これ新海誠が『君の名は。』で再会エンドにしたレベルの万人受けしやすい終わり方だろ。しらんけど。
過程に関してのぼかし方も上手いから、行けちゃうんだなあこれが。
「君が一番だ」「やった」でよくねもう。もう筆者は良いと思う。話をこんなに綺麗に締められるんだ新島って。聞いてた話と違うんだけど。どうなってんだ。
郷田博士も最後は親戚として、父親としてちゃんとしたみたいだし。
人生の大半を愛内周太に捧げた有村ロミと、7年間の大半を有村ロミに捧げた愛内周太が再会したらそれでもう良くない?
ちゃんとある程度説明してくれたし、割と筋通ってたし、戦闘は相変わらずうんこだけどどうにかしようという意志は見えたし。ギニアムで笑ったし。
ちゃんと無印やった身としては、自分の考えていたことが当たっていたり、外れていたりして面白かったしね、そういう部分でも。
少なくとも無料版はやっていいでしょう。というか、ここまでやって『アイこめ』やったって言えるまであるとは思うし。
新島って賛否両論しか作れない人間だし、それでも好きな奴がいるし、嫌いな奴がいるみたいな感じだからこれで良いと思うよ。
あと、今回はめっちゃプレイヤーに寄せて書いてくれた方だとも。
いや、ここまでちゃんと説明するとは。もっと謎増やして終わってもおかしくねえぞと思ってたから。
しかも最後離別エンドじゃねえし。
6000円ドブに捨てる覚悟で、新島と決着を付けることを選ぶ逆張りゴミ博打をしましたが、個人的には大満足。
大衆的にはないでしょうけど、まぁ無料版はやった方が良いよというのが筆者としてのスタンス。
あと、この作品しかまともにやってないけど、新島夕好きか嫌いかで言えば、普通に好きで申し訳ないって感じ。
どっかのタイミングでさすがに『はつゆきさくら』だけでもやらねえとなって思った。
でも下半期やるの多そうだからやる暇なさそうだなとも思ってる。
とりあえずアポロクライシスまでちゃんと出してくれた事を感謝。
これである程度スッキリ出来た。別に無印でモヤモヤしてたわけではないけど、答え合わせをしてくれたのは単純に嬉しかった。
別に期待もしてないが、酷評組が一人でも手のひら返したら新島の勝ちになっちゃうのずるいなあって思う。
「さいきょうのあとだしじゃんけん(最強ではない)」って感じでここは一つ。
GLOVETY、次は志水が企画するとか正月に言ってたと思うんだけど、アレどうなるんだろうね。まぁ志水系ならまず『創作彼女の恋愛公式』(Aino+Links)が11月にあるんだけど(あれはアートなんとかしてるだけだけど)
新島はまた関わるんだろうか?まぁその辺含めて注視はしていきたいと思う。
今年もひねくれた万人受けする気のない新島夕に愛を込めて。
…いや、多分対新島夕としては万人受けしやすい方なんだけど。聞いた話的には。
新島夕は天才だよ。
以上。