声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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自己表現って難しい。 #Qruppo 『ヘンタイ・プリズン』体験版SPLIT2(共通部分)簡易感想・レビュー

おにじと申します。

 

今回は、エロゲ体験版のプレイを。

当ブログで体験版第二弾の方を記事にするのは大変めずらしいのだが、一応という感じで。(おそらくさくレット体験版以来)

Qruppo最新作『ヘンタイ・プリズン』体験版SPLIT2をプレイしたので、軽めに感想を。

なおこちらの体験版、ルート体験が出来るようになっているが、ブログでの感想は共通範囲に留めておこうと思う。

そこまでは見たくない人間もいそうだし。(そこまで全部やってブログにするの面倒くさい訳ではない)

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プレイ前所感

SPLIT1から、その作風が『ぬきたし』とは大きく異なることをしっかりと感じつつ、それでも一定の面白さは感じられたと思う訳だが。

oniji.hatenablog.com

キャラに関しては、ヒロインよりもルートではなさそうなソフりんの方が強いまであったりと、相変わらずQruppoの出てくるキャラクターというのは基本的に愛せるキャラが多いなとは思う。

 

なお、SPLIT1からSPLIT2までの間に、発売日が2022年1月28日に延期となっている。

◯延期の理由について

演出スクリプトの不十分によるものです。

スクリプト担当者に発生したスケジュール外のタスク、またゲームエンジンを変更したことによる学習コストが想定より多く発生したため、作業進捗が大きく下回っております。

このままでは体験版範囲と同じクオリティでお届けするのは難しいと判断したため、延期を決定いたしました。


◯全体の進捗度について

シナリオ:全体約4MB(完了)

イラスト(立ち絵・スチル等):完了

背景:完了

BGM:完了

UI:全作業完了

動画:一部製作中

スクリプト:全体の約60%完了

またマスターアップまでの期間を用いて、更なるクオリティアップに努めます。


◯クオリティアップのための取り組み

・要望の多いキャラクターのHシーンを1シーン追加

ユーザー様から要望の多いキャラクターのショートストーリー+Hシーンを1つ追加いたします。

本日(10月25日)から12月末まで[アンケートページ]にて、投票の多かったキャラクターに実装予定です。

こちらは発売後、オンラインでのアップデートを予定しております。

※)実装が難しい場合、次いで得票数の多かったキャラクターを予定しております。


・一部のモブキャラクターに立ち絵を追加

現在、立ち絵のなかったモブキャラクターの一部に、新たな立ち絵を実装いたします。

-上履きの妖精

-花田

-梅津

-下沼

 

・Qruppo Web Shopの特典追加

「Qruppo世界観設定資料集(仮)」電子冊子追加を予定しております。

こちらはQruppoの世界観設定や、一連する一族などを簡易的にまとめた、Qruppo作品コアユーザー向けの設定資料集です。

-世界観設定(ゲーム背景に存在している設定)

-一族の設定(本世界に存在する旧家の設定)

-その他設定

以上のものが記載されております。

ゲーム発売から3ヶ月以内に、完成次第特典として追加いたします。

また、こちらは後ほど電子版単体として販売予定です。

 

今後のスケジュールについて

・11月12日:オープニングムービー公開 / 「ヘンタイ・プリズン」体験版SPLIT2公開

・11月18日:ぬきラジ2

・11月19日:ウルトラジャンプ連載記念「ぬきたし(無印)」美岬ルート解放

・12月24日:ヒナミからのクリスマスプレゼント

・1月2日:「ヘンプリ」体験版同時試聴会

・1月21日:カウントダウン開始

・1月28日:「ヘンタイ・プリズン」発売

※)その他、没シナリオを随時公開

以上となります。

この度はお待たせすることとなり、誠に申し訳ございません。

引き続きQruppoをよろしくお願い致します。

こちらに関してだが、非常にまともな延期掲載となっている他、延期するに当たっての付加価値というモノがしっかりと付いている非常に素晴らしい対応である。

ただ、ロードマップや付加価値含めて、あまりにも準備がされすぎているようにも感じ、この延期は一種計画的なモノだった可能性に関しては少し考える必要性があるかもしれない。

そもそもの発表と予約開始が同日だった事や、もっと遡れば『ヘンタイ・プリズン』は基本的に進捗が遅れ続けていた事は間違いなく(そもそも2021年前半には発売されている予定のはずだった)、色々とドタバタ感も否めかなかった訳で、本当に11月に発売出来るかは当初から疑問であったからである。

まぁその辺り含めて、SPLIT2の方もちょっと見る必要性はありそうだ(別に計画的な延期だったとしても怒ることはそんなにないんだけども)

 

SPLIT1の最後でようやく攻略ヒロインが全員揃った訳であり、ここからどのような展開がなされるのか、とういう所がSPLIT2での争点…というか、ここからようやく攻略ヒロインのターンみたいな所もなくはないので。

 

 

雑感

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SPLIT1+2となっているので、こちら続きからの選択肢がある。

まぁこれは何部かに分かれてる体験版あるあるみたいな所ありますね。

なおSPLIT2では、SPLIT1から立ち絵が追加されたり、演出が追加されたりしているらしい。

まぁこういうのもあるあるですね。ただここまで爆速で立ち絵が追加されてる所見るとやっぱり延期って計画的だったんじゃ

 

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SPLIT1の最初で、ゲームを作る事にした4人。(千咲都はやるとは言ってねえんだよなあ)

めちゃくちゃノベルゲームを舐めてるノアがいるんですけども。

そんなこんなでノベルゲームを作ることになるのだが。

というか、この作風でこういう話になるとはあんまり思ってなかったけど。更生プログラムってそういうものではあるだろうからなあ。

 

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ノア定期的にドヤってくるの可愛いですね。

なんかSPLIT2で1番株上がったのはノアかもしれない。もしかしたら。

それぞれのキャラクター性という所はSPLIT2になってさらに分かりやすくなった感じがある。

 

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妙花、割と千咲都に怖がられるのめちゃくちゃ気にしてたりする。

妙花普通に優しいヤクザだとは思いますけどね、ただたまに怖い。

というか絵がデジタルでうまく描けないからってモノに当たらないで。

 

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ゲームの企画が上手く思いつかない柊一郎ですが、アマツくんにアドバイスされて、自己表現をしてみれば、自ずと面白いのが出来るのでは?と言われた事で企画するものの、クソほど面白くないモノが出来上がる…

というか、こう色々と設定が渋滞しているとか、その癖軸がよく分からないとか、そういう感じのようで、まぁあるあるというか。

整理できていないから、面白そうな要素が打ち消されてしまうというか。

 

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そこに、千咲都の的確なアドバイスが面白さへと繋がってくるのだが、

ここでの会話は柊一郎が現に今感じていることだったり、孤独感や分かってもらえない事だったり。

この会話こそ自己表現の一つみたいなところもあって面白かったですね。

自分一人だった人間が、他の人間からアドバイスを貰って、モノがよくなるということを経験することも割と大きな事柄だと思う。

 

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そうだぞ、前回ぬきたしの時なくてクッソ困ったんだぞ、今のエロゲにはあって当然の機能に近いんだぞ!

自虐含めて、小ネタは相変わらずおもしろいというか、このシナリオライター、あれだけぬきたしで引き出しを開けまくったのにまだちゃんと面白いの凄いなって思う(

 

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柊一郎は、このゲーム制作にのめり込んでいく。

メリハリのある生活になっていくし、もっと良いものにしたいという思考になっている。

露出は芸術でそれしかなかった柊一郎にとって、かなり大きな事。

 

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プリズンにいる女子陣、普通の会話してる時の雰囲気が垣間見えるの面白い。

この辺を見ると普通の人間なんだよなって所があるというか。

色々あるんだなあという感じがあるというか。姫瑠良い所のお嬢さんなんだ…とか。

 

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ソフりん、普通に演技がクソ上手いという。

これを推薦したのはノアなのだが。ここで立ち会えてはいないのだが、めちゃくちゃ褒めてる。ハイレゾ音源かな?っていう表現はなんなんだよw

というか、やっぱりソフりんはなんだかんだやってくれるし、可愛いというかなんというか。

常識人ポジな気がするというか。なんかSS組を思い出しますね。

 

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そんな時にエロデューサーが邪魔してくるわけだが…?

 

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相変わらず凄いヘンタイが多いな(そりゃそういう作品だからな?)

このエロデューサーをどう負かせるのか、圧倒的に不利なのは間違いない。

まぁそういうのを繰り返していきながら打倒していくのがこの作品なんだけど。

 

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割と千咲都も怒ってて、エロデューサーを打倒する為のプロットを組むという。

千咲都の口下手、喋りの震えとか、そういう所の演技めちゃくちゃ凄いと思う。これ相模恋なんだもの。さくレットのお嬢様をやっぱり一番最初に思い出すけど違いすぎるからね。まぁ他では色々やってるから理解は出来るんだけど。

 

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ソフりんちゃんと擁護してくれてて、冷静にことが見れてるというか、優しい所あるよなあって感じがする。なんでこれで攻略ルートがないんだよって話だが。

まぁこの感じ、どっかでは重要ポジにはなるんだろうなとは思うんだけど。

 

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鍵しかやったことなさそうはヘイトスピーチになりかねないんだよなあ…

ただ実際鍵しかやったことなさそうなやつはいくらでもいる。

 

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千咲都が悪い顔してる…(

どう考えても負け戦だろみたいな状況からどうやってひっくり返すの?というのは『ぬきたし』でもよく見た話といえばよく見た話なんだけど。

 

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エネマグラ作ってアナル開発とか色々やって脱糞させて勝つってなんなんだよ。

なんなんだよその勝ち方。というかそのプロット考えているのが千咲都なのなんなんだよ。

柊一郎と千咲都、診断書とかそういうのでは全く考えてなかったらしく、アホなんだが、アホなのに勝っちゃうんだよなあ…

 

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ノアの言い方好き。というかなんだかんだ結束感あるよな(

 

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まぁそりゃヘンタイでやられてるのにエロゲ作っちゃダメでしょっていうのは確かにそうなんだよな。それはそうなんだよなあ…

 

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柊一郎はようやく没頭できるモノを露出以外で見つけたわけで、それがなんで分からないと。

「物故ろしてやるぜ……ベイビー」で終わるのはなんか良いよね。

しかし、これ脱獄がメインなのか、ゲームがメインなのか。その辺りどういう感じになるのか、気になるところですね。

 

OPは相変わらずかっこいいですね。Syamoムービー好きだなあ。

 

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ここからルート体験可能らしいよ。

 

それぞれのキャラの解像度は上がったし、面白そうな雰囲気というか、平和な所は平和で、その中で障壁が出てきて、それをいかに打倒するのか…みたいな感じはある。

ただ、今作は基本的に脱獄メインだと思っていたのだが、ゲームの内容が思ったよりも長く続きそうであり、この辺りの着地点がどうなるのかが疑問ではある。

おそらくルートによってどちらかに行く感じになるんだろうか。まぁこの辺は多分ルート体験すりゃいいんだが。

キャラの孤独なところとか、今までの生き方とか、居場所が無い人間とか、そういう所にはスポットライトが当たっていくような気がする。面白そうな所。

相変わらずサブキャラにもスポットライト当たりそうだし。

 

基本的に、今作も面白い感じはしっかりと継続されており、ダークな一面が強烈ではあるものの、とりあえず全然面白くないみたいな事は全く無いだろう。

正直、発表される前からQruppoの新作には『ぬきたし』級のモノを求めるのは酷だと思っていたし、それに関しては今も大きくは変わらない。

ただ、十分成功しそうな雰囲気は感じられるし、色々な意味でコケられると困る作品なのでそこは安心なのかなと。

 

あとやっぱり多分延期に関しては計画性を感じる気がする。延期発表時に他のブランドはこれくらいやれと書いたがそれは撤回しておきたい。

ロードマップならまだしも追加要素が多すぎるし、対応があまりにも速すぎる。立ち絵ももう実装されているし。

これをそんな早く準備できるようには思えないし、途中からは既定路線だったんじゃないだろうか。

 

年明けてからの2022年エロゲとしては結構期待できそうな感じはあるが、今作はグランドとかはないんだろうか(ぬきたしはあったけど)

その辺含めて非常に気になる作品とはなっていそう。

さあさあどうなるか。

 

以上。