おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
以前紹介した、BaseusのPowerCombo。
卓上で置けるコスパの良いコンセント付きUSB充電器だった訳だが、このBaseus様からまだご提供いただいていたものがある。
それがMagSafe対応モバイルバッテリーである。
普通に有線でも充電できて、無線でもマグネット充電が可能なMagSafe対応モバイルバッテリーは、色々な使い方が出来て便利で、筆者もCIOの製品をすでに持っている。
それよりももしかしたらいいのでは?ということでご提供頂いた感じ。
なお、すでにお願いしていたのだが、お願いしている間にAmazonに新型が登場するということもあり、元々からあったのと、新型両方頂いた。
『PPCXW10』と、『PPCXZ10』。見た目から結構違いそうな感じするよね。
なので、当記事では、2つの製品を紹介していく。どっちの方が良いのかという個人的見解とかも出してみようかな。提供してもらっておいて?(
PPCXW10を見ていく
ではまず先代であるPPCXW10を見ていこう。
箱はこんな感じ。
中身はこんな感じ。
中に入っているのは以下の通り。
モバイルバッテリー本体
USB-A to C ケーブル
説明書
保証書
シール
充電アダプタは入ってないけど、十分な付属品だと思う。
で、これが本体。
デザインの雰囲気はかっこいいというか、スタイリッシュな感じがある。
こちらRed dot賞受賞プロダクトらしく、そういう所もあるのかな。
上部の黒い所はデジタル表示液晶が埋め込まれており、サイドにある電源ボタンを押すと、現在のバッテリー残量と、今充電しているのか、給電しているのかが出てくる。
シンプルな表示ではあるが、デザイン性を感じるし、1%ごとに現在の容量が分かるのは良いポイントだと思う。
端子はUSB-C、USB-Aが各一つずつ。
USB-Cは20Wの出力に対応している。マグネット無線充電可能な所も含めて、iPhoneの充電に重点を置いた製品であることが分かると思う。
USB-Aは18Wまで対応している。
同時充電になると15Wを振り分けになる。7.5Wずつのやつですね。
スペックは以下の通り。
製品名 | PPCXW10 |
---|---|
サイズ | 約146 x 71 x 169 mm |
重さ | 約231g |
容量 | 10,000mAh |
ポート | ワイヤレス(マグネット搭載)、USB-C、USB-A |
出力(USB-C) | 5V 3A、9V 2.22A、12V 1.5A(Max 20W) |
出力(USB-A) | 5V 3A、9V 2A、12V 1.5A(Max 18W) |
ワイヤレス出力(USB-C) | 5W、7.5W、10W(Max 10W) |
2ポート同時充電 | 可能(最大15W) |
パススルー充電 | 可能 |
入力(USB-C) | 5V 3A、9V 2A(最大18W) |
では、動作させてみよう。
ワイヤレス充電をiPhone13 miniでしてみるとこんな感じ。
MagSafeモバイルバッテリーあるあるだが、miniではサイズが飛び出す。
大きさとしてはiPhone13 miniを完全に覆う感じになる。
こういうMagSafeモバイルバッテリーでは珍しく、カメラのところまでめいいっぱい伸ばしているのでこういう感じに。
その代わり、10000mAhという容量にしては薄く仕上がっているとも言える。
充電中は、ポートの真ん中についてるランプが光るようになっている。
有線の出力は20Wまで対応。全然都合よく20W充電してる所を撮影できない(
USB-Cポートを充電器に繋いで、USB-Aにデバイス接続するとパススルー充電にも対応。コンセントが一つしかない所でも助かる機能だ。
ワイヤレス、USB-C、USB-Aで3つ同時充電というのも可能だろう。
非常に高機能なマグネット無線充電可能なモバイルバッテリーであることが分かる。
良い所悪い所は比較の所で。
PPCXZ10(新型)を見ていく
では、先日出た新型『PPCXZ10』の方を見ていこう。
これが箱。どっちにしろ箱からデザイン結構良くない?
中身はこんな感じ。
モバイルバッテリー本体
USB-C to C ケーブル
説明書
保証書
シール
ほぼ変わらないが、ケーブルがこっちはC to Cであり、急速充電にも対応している。
勿論本体は全然違うんだけど。
では、これが本体。
さっきの『PPCXW10』より明らかに小さい。というか、一般的なMagSafe対応モバイルバッテリーの縦の長さになってる。
ワイヤレス充電面は、ホワイトを基調にしており、MagSafeのマグネットデザインが出ている。ここまで立体的に出てるやつって珍しくね??(
裏面は黒光沢って感じで、結構変わってる。でもこの黒部分は『PPCXW10』の上部と似た感じなのかな。
側面。USB-C端子。
反対側に電源ボタン。ついてるのコレだけ。
端子は一つだけってことですね。
で、これ裏面にはスタンドがついてる。斜めに出てくるあんま見たことないスタンド形状。この形状によって、縦にも横にも立てる事が出来るのがメリット。
こういうスタンドってどっちかにしか立たないのが普通なのだが、そうじゃないのが良い。よく考えられてる。あとスタンドが折りたたんでたらそんなに目立たないのも良いかも。
10000mAhという容量の割にはサイズは結構小さめ。
それでも厚みはそれなりにある。これは縦のサイズを抑えるとこうなっちゃうからなあ…w
それでも手のひらサイズって感じに収まってるのはめっちゃいいと思う。
今のiphoneより小さい7とかでもこのサイズ感。
背面は液晶みたいな感じで、上に%表示で残り残量が出る。
前述したけど、この%表示、地味に便利なんだよな。
スペックは以下の通り。
製品名 | PPCXZ10 |
---|---|
サイズ | 約 117 x 69 x 203 mm |
重さ | 約220g |
容量 | 10,000mAh |
ポート | USB-C×1 |
USB-C出力 | 5V 3A、9V 2.22A、12V 1.5A(Max 20W) |
ワイヤレス出力 | 5W、7.5W、10W、15W(Max 15W) |
パススルー充電 | 可能 |
入力(USB-C) | 5V 3A、9V 2A(最大18W) |
では、動作させてみよう。
ワイヤレス充電をiPhone13 miniでやってみた感じがこんな感じ。
下側がはみ出るが、まぁこれはminiだからって所はある。
カメラ部分は覆わない、他のメーカーのMagSafe対応モバイルバッテリーと同じ感じのデザイン。
裏面に%表示が出るので、常に何%なのか分かりやすい。
こちらでも給電中か、充電中かが分かるような表示がある。
有線では20Wの充電に対応。こちらもiPhoneをターゲットにしたW数だなと言う感じ。
のUSB-Cポートで充電しつつ、ワイヤレス充電が出来るパススルー充電にも対応している。
モバイルバッテリー自体の充電も18Wまでに対応。10000mAh級のモバイルバッテリーとしては十分なスピードだろうか。
スタンドとしても便利そう。
どっちが良いの?
さて、2つのMagSafe対応モバイルバッテリーをレビューしてきたわけだが、どちらの方が良いのかという話だ。
ここからは便宜上先に紹介した『PPCXW10』を『旧型』、
後で紹介した『PPCXZ10』を『新型』として紹介していく(型番が近すぎてぱっと見でわからなさ過ぎるので)。
先に結論を言うのであれば、新型『PPCXZ10』が圧倒的におすすめ。
まぁそりゃ新型なんだから旧型よりも良くないと困るんだけど。
まずはサイズの部分。
厚さという部分では確かに旧型に分があるのだが、縦の長さという所が、MagSafe充電を使用する際は特に重要だと思う。
やはりカメラが隠れないに越したことはないと思う。
その分厚くはなってしまうのだが、携帯性という所においてはこっちのほうが良いのかなあって感じ。そんなかさばるほど分厚いわけでもないしさ。
あと、%表示の部分。
これ裏面のほうが絶対に良い。MagSafe対応してるんだから。
旧型、MagSafeで充電すると表示がiPhone本体で隠れる本末転倒仕様なのである。
これは絶対に見えたほうが良いやつじゃないですか。せっかくあるのに。
まぁそう思って新型は裏面に変わったんだろうなと思う。
あと、スタンド機能。
縦にも横にも立てられるのが素晴らしいなという感じ。
やっぱりこれあった方が良い。旧型にはないので。
そんでもって、磁石の強さという所もそうかな。
どちらも普通にMagSafe対応モバイルバッテリーとしては素晴らしいのだが、比較するならこの辺がやっぱり新型の方が優れてるのかなと。
ただ、旧型の方はUSB-A端子があるので、ここは旧型に軍配。
有線でのパススルー充電とか、3台同時充電とかはこっちのほうが良い。
どっちともに言えるデメリット面は、指紋がめちゃくちゃ付きやすい。
キレイなんだけどね。きれいなんだけど指紋がつきやすい。
拭いてあげればいいけど。
〆
今回は、Baseusの2つのMagSafe対応モバイルバッテリーを紹介した。
どちらも良い製品だが、新型はより洗練された印象で、デザインとかも結構良い感じ。
ケーブルレスで充電出来て、%表示の残量表示、10000mAhという容量という所を考えれば、普通に他社の同系統よりも勝てる部分も多い。
クーポンやセールも結構しているので、欲しい人はその辺を狙うのもありだと思う。
iPhone持ちで、コンパクトに持ち歩くモバイルバッテリーとしては良いのではないだろうか。
以上。