おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
以前、当ブログでもスマートウォッチをレビューしたことがあるのだが、今回は久々にスマートウォッチのレビューの機会を得ることが出来た。
今回は、Mobvoiさんからのご提供ということで、2つのスマートウォッチを提供して頂いた。
まず今回は先日発売した最新作となる『Ticwatch Pro 5』のレビューをやっていこうと思う。
開封
ということで開封。
縦長の箱となっており、シンプルと言った印象を受けるかもしれない。
開けたらこんな感じで入ってる。カッコいいね。
中身はこんな感じ。
TicWatch Pro 5本体
充電ケーブル(独自規格)
説明書類
意外とシンプルな中身って印象になるよねコレ。
まぁ他に入れるもの別にないと言えばないか…
充電ケーブルは独自規格。
磁石でくっつくタイプのもののようで、充電としては楽そうである。
反対側はUSB-Aとなっている。公式で1700円位で売ってた。
説明書類はしっかりと日本語。
外観チェック
では、外観をチェックしていこう。
本体はブラックのみとなっている。
1.43インチの円形ディスプレイを搭載している。
黒で統一された感じでカッコいい。
ステンレスやグラスファイバー、アルミニウムも使用されているとのことで、高級感があるなあという印象。
ガラスはゴリラガラスらしい。
こちら、有機ELと超低消費電力ディスプレイの二層式のディスプレイを採用しているとの事。
サイドにはクラウン回転ボタン、サイドキーがある。
裏面はセンサーなどがついている感じ。なんかすげえなコレ、やっぱり高機能っていうのが目に見えて伝わってくるみたいな所あるよ。
バンドは24mm幅の製品となっている。
こちら取り替えることも可能となっているみたい。
スペックは以下の通りとなっている。
サイズ (mm) | 50.15 x 48 x 12.2 |
---|---|
重量 | 44.35g |
カラー | ブラック |
ケース材質 | ステンレス、7000シリーズアルミニウム、高強度ナイロン、グラスファイバー |
ディスプレー材質 | 指紋防止加工ゴリラガラス(米コーニング社製) |
バンド材質 | 固形シリカゲル(交換可能) 24mm |
搭載OS | Wear OS by Google |
対応デバイス | Android 8.0以上(※iOS非対応) |
チップセット | Snapdragon W5+Gen1ウェアラブルプラットフォーム |
メモリ | RAM:2GB/ ROM:32GB |
ディスプレイ | 1.43インチ(466× 466) 326ppi AMOLED(有機EL)+ 趙低消費電力ディスプレイ(FSTN液晶)の二層式ディスプレイ |
通信方式 | Bluetooth 5.2、Wi-Fi:2.4GHz 802.11b/g/n |
衛星測位 | GPS(アメリカ)、GLONASS(ロシア)、Galileo(EU)、BeiDou(中国)、QZSS(日本) |
スピーカー | 有 |
マイク | 有 |
バイブレーター | 有 |
センサー | 加速度計、ジャイロセンサー、HD PPG心拍センサー、SpO2センサー、 皮膚温度センサー、低遅延オフボディセンサー、気圧計、コンパス |
バッテリー容量 | 628mAh |
耐久性 | 5ATM、オープンウォータースイミング対応、 / MIL-STD-810H |
使ってみよう
では使ってみよう。電源をオンにしよう。
WearOSの表示がされる。
こちらの製品はAndroidのみの対応。筆者のAndroid端末、タブレットしかねえけどな!(
スマホと近づけろマークが。
良かった、タブレットでも反応してくれたわ。反応してくれなかったらこのレビューしようがなかったからね。
Mobvoi Healthというアプリをインストールしていく。
まじでiOSにも対応して欲しかったゾ。でも多分iOSめんどいんだろうな(
接続終わったらチュートリアルとかが出てくる。
まぁ接続自体は非常にスムーズに行える印象。
Bluetoothは5.2に対応しているので、安定性という所も十分だろう。
ディスプレイの所を改めてみていこう。
まず有機EL(AMOLED)液晶は非常に綺麗な印象を受ける。
明るさとかも自動調節してくれるし、非常に使い勝手が良い。
めちゃくちゃ綺麗なんよな。
そしてもう片方の超低消費電力のディスプレイ(FSTN液晶)。
必要最低限の情報がデジタル表示される。こちらが常時点灯してくれる感じ。
またバックライトもついている。
で、バックライトの色もなんか変えられる。なんだその機能。
この二層方式を採用することにより、バッテリーの持続時間は最大で80時間。
このあたりの設定は色々と単独で可能なので、便利な感じがすごくする。
ウォッチフェイスも時計から直接も変えられるし、管理アプリから変更もできる。
最初からめっちゃあるので、そこから普通に選べるなあとか。『TimeShow』というアプリから追加もできる。有料もあるので注意はしなきゃだめだけど。
時計単独の操作としては、結構シンプルな印象。
上下左右のスワイプや、クラウンボタン、サイドボタンとかで色々出来る。
上にスワイプすると通知。
下にスワイプするとクイック設定が表示される。
左右ではウィジェット機能(タイル機能)がある。
このあたりに何を入れるかみたいなのは、アプリで設定が出来るみたい。
クラウンの所のボタンを押すとアプリ一覧が出てくるし、
サイドボタンは最近使ったアプリが登場する。
長押しすると電源のオフとかが出来るみたい。
操作自体は簡単だし、分かりやすい。
分かりやすいから、逆に書くことがイマイチない。
こういう操作を当たり前にサクサク行えるということが、一番のメリットというか、良い所なんじゃないかなと思う。
チップセットにはにSnapdragon W5+ Gen 1を搭載していて、Wear OSを搭載してる製品としても性能が高いらしく、それを実際に操作していて感じれる部分というのがある。
これに前述した二層式のディスプレイのお陰で、省電力らしい。
これによってスマートモードで80時間、エッセンシャルモードで45日の動作を実現している。
充電の減りもそうだが、充電自体は非常に高速。
小数点以下がこんなに見えるスマートウォッチってなかなかない…というか、そもそもそんなスマートウォッチを今まで見たことがなかったのでびっくりしたね。
まぁ専用であることはマイナスではあるとは思うが、この電池持ちなら成立するかなと思う。
30分で60%超えるので、風呂入っている時に充電しておけばまぁ大丈夫だろう。
スマートウォッチ単体でアプリが色々と動くのも凄いなって感想になる。
Wear OS、進化を続けているようで、今後の成長にも期待したい所。
すでにWear OS4の存在があるとのことで、どこまで対応してくれるのかは気になる所だ。
Playストアが普通に使えるってのが凄いよね。
色々なアプリがあるので、幅広く使えそう。
単独でここまで出来るのは、Apple Watchとかでも到達していない所あるし…
画面の表示も勿論クソキレイなので、通知とか、普通に画面で困ることがない。
さすがだよねこういう所。
運動とかしていても、自動でそれを判別するらしく、こういう所もめちゃ賢いなと思う。5分で気づくらしい。凄いよねえ…
勿論、既存のスマートウォッチに搭載されているような地味な機能も充実している。
タイマー、アラーム、ストップウォッチ、ライト、スマホを鳴らす…そういうのもしっかりと搭載。
高機能で全てを網羅してこようとするのが、このTicwatch Pro 5である。
睡眠とかも、変な時間に寝て二度寝とかしても、ちゃんと分離して取得してくれている。
〆
使っていて、コレ以上のものはないと思わせてくれるタイプのスマートウォッチ。
高機能かつ、これだけバッテリーが持つ…というのは、Apple Watchにも勝っている部分があるなあと思う。
Androidしか対応してないのがクッソ残念ではある。iPhone持ちとすれば。
ただ、そうすることで色々な所からの制約から解き放たれたという言い方も多分出来る。
OSを搭載しながらバッテリーの持ちも良く、高機能である。
これから本格的にGoogle本体もスマートウォッチをやっていくのだとは思うが、MobvoiのTicwatchのこの高機能な所にどう戦っていくのかな?とも思った。
今後のAndroid側でのスマートウォッチの動きっていうのも注視していきたい所。
…筆者、Pro5が良すぎて、これと同じ感じのが欲しくなり、Pro3 Ultra GPSの自腹購入を検討している。iOSで使えるのそっちだから…(白目)
以上。