声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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デジタル・アナログの融合の面白いノート。『HUION Note X10』レビュー

おにじと申します。

 

今回は、ガジェットレビュー。

これまでも何回もご提供を頂いている、HUION様からまたご提供をいただける運びとなった。

とはいえ、ちょっとこれまでとは毛色の違うものをいただく事になった。

これまでは、ペンタブレット(板タブ)とか、液晶タブレットとかのレビューをしていたのだが、まぁ系統として全く異なるわけではないが、デジタルとアナログを融合させたノート…という変わったものをご提供頂いた感じだ。

スマートノートブックとか言えばいいのかね…

紙に書いた内容が、リアルタイムにデジタル化するという、なんかすごい未来を感じる商品になっているぞ。

 

ということで今回は『HUION Note X10』をレビューしていこうと思う。

レビュー

ということで開封していく。

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まずもう箱の時点でもう違う。お上品感がなんか強くないですか?このパッケージ。シンプルだし。本体とかの画像とかないもんね。

 

中身は以下の通り。

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HUION NOTE X10本体
A5ノート
ペンタブ用パネル
ペン
ペンスリーブ
USB-A to Cケーブル
ボールペン先 ×4
プラスチックペン先 ×2
ペン先交換クリップ
紙類

結構いっぱい入ってる。この辺りはHUIONの液タブとかの付属品の多さが踏襲されている感じ。

 

ということで、本体の方を見ていこう。

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かなり落ち着いた印象の本体となっている。

PUレザーを使用しており、雰囲気はしっかりとある製品となっているのかなと。

サイズとしても持ち運びとかにも使いやすそうな感じ。

 

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背面の左上に充電用のUSBーCポートが搭載されている。

4時間の充電で、最大18時間の使用が可能となっている。

なんか思ったより長く使えるなという印象。

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右上にあるのはLEDランプと同期ボタンとなっている。

こちらノートを開くとオン、閉じるとオフになる機能もついているので、充電を無駄に使うことはそこまでないのかなと。

 

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付属しているノートはこんな感じ。

ドットが打たれているタイプのノートとなっている。

50ページあり、まぁ普通のノート。

こちらは市販のノートを入れて使うことも可能となっている。

別にノートじゃなくてもいいまである。このサイズに収まるのであればね。

 

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こちらはパネル。このパネルを使うことで、このノートをペンタブ代わりにすることが可能となっている。

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まぁ板タブ系統でこういうドットが入っている系統の奴は見た事があるので、なるほどという感じではある。

ただ、サイズとしてはやはり小さい。

あくまでも出来るって感じ。

 

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書くためのペン。

充電が不要である、ペンタブでの技術がこちらでも使われている。

なお、こちらは実際にインクが出るボールペンの芯と、ペンタブとして使うときに使用するプラスチックの芯が付属している。

付属のペン先交換クリップで、芯を入れ替える感じ。

 

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ペンを入れるスリーブも付属しており、こちらはマグネットが入っている。

なので、ノートに磁石で貼り付けておくことが可能。まぁマグネットは強くないので、外れそうだけど(

 

ということで、実際に使っていくためにセットアップしていこう。

 

アプリが必要で、『HUION Note』というアプリを使う。

 

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ダウンロードして、会員登録をしてアプリが動作した。

ノートをペアリングして、準備が出来る。

 

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これで、書き込んだり実際にすれば、アプリ内で同期されるという簡単なシステムとなっている。

録音とかも出来たりとか、色々出来るみたい。

 

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バイス情報を確認することもできる。

バッテリーやメモリ残量とか、そういうのを色々と見ることが可能である。

 

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ということで、実際に書いてみると面白い。

遅延とかもなく、マジでリアルタイムで同期されていく様子は、こんなことできるんだなという感想。

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まぁペンは専用のものを使わないといけないので、ちょっとそこはアレではあるのだが、にしても瞬時に同期されているっていうのは変な感じ。

まぁ多分ペンタブの上に紙を置いて、それに書いているみたいなギミックではあるので、原理として理解はできるんだけど、出来るとはいえそれが面白いことには間違いないので、こんなん出来るんだなと。

筆圧とかもある程度は反映してくれているし。

 

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デジタル側では合体することも出来たりするので、使い方は広がる。

 

音声も本体にマイクが搭載されているので、録音可能ではある。

まぁそこまで使える音質かは微妙ではあるとは思うけど。

 

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また、デジタルデータはベクターとして保存されているため、拡大しても荒くならないというものいいポイントではないだろうか。

ベクターファイルとして保存されているので、他の用途で使うことも可能。

手書きファイルや、書いた軽い絵とかをそのまま持ってくることが可能っていうのは、使える幅として広がる感じがする。

PDFとかで書き出しできるのが強い。これでベクターそのまんま持って来れるのが、色々とできることを広げてくれる感じがある。

 

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そして、こちらはオフラインで使用しても後から同期することが可能。

常にペアリングさせてどうこうしておく必要性はなく、後から同期させることができる。

アプリ側がオフラインデータがあると聞いてくるし、手動では本体のLEDランプの横にある同期ボタンを押すと同期してくれる。

 

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使い方というのは、なかなか定義をするのが難しい商品ではあるようには感じるものの、ガジェットとしてのワクワク感が半端じゃないんだよなこの商品。

A550ページ以内なら市販のノートが使えるというのも、純正を使い続けなくていいというところが高評価かな。

ボールペンの替え芯がどうなってんだろうってのが、こうなってくると気になるんだけど…

 

ということで、今回は『HUION Note』のご紹介でした。

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デジタルとアナログを共存できる面白いノートに仕上がっている。

こういう考えでものを作ってくるってのがまずすごいなって感じるし、その上で完成度もなかなかの高さなのは、ずっとペンタブレット作ってるところだなとも感じる。

 

使い方は色々あると思うので、いい使い方を思いついた人とか、手書きでやっぱり書きたいけど、デジタルでデータを残したいみたいな、不可能とも思える願いを持っている人とかにはいいんじゃないかなと。

不可能なことが可能になっちゃってるのが面白く、ガジェットとしてめちゃくちゃ楽しいので、気になる方はぜひどうぞ。

 

以上。