おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
毎度お世話になり続けているESRさんから、また新しい商品のレビューについて依頼していただいた。
今回はKickstarterでリリースされる製品とのことで、まだ公に出ている感じの商品ではないのだが、Kickstarterでの働き含めて
今回は『ESR Geo Wallet with Find My』をご紹介していく。
こちらは世界で初めて『探す』機能を搭載した財布、スマートウォレットということ。
ガジェット財布をレビューしていくという珍しい話であるが、やっていこう。
外観チェック
開封は?と思われたかもしれないが、箱の中に簡易包装で来たので、紹介できるものではない。
さすがプレリリースもまだという感じで、まだ箱は完成してないみたい。
実際に発売される際は、こういう感じでしっかりとした箱で届くみたいなので、ご安心ください(
なお、今回は二色ご提供頂いている。
入っていたのは本体とケーブルというシンプルな内容物となっている。
このケーブルは、このウォレットを充電するためのものである。
特殊端子系であるが、こちらで充電することで、繰り返し使うことが可能となっている。
こういう所でもう強そう。
ということで本体の方を見ていこう。
これまでのESR商品で、流石に財布を紹介したことはなかったので、なんというか違和感が凄い構図ではある(
結構財布としてのクオリティも高そうに見える。
こちらは最高品質のヴィーガンレザーを採用しているということで、まぁ最近はガジェットでよく使われるこの素材が、今回使用されている。
開けるとこういう感じになる。
カード等を入れる所とかが結構ドーンと鎮座している感じ。
この左の部分は恐らくIDカードとかを入れたりする所なんじゃないかなと。
IDカードってなんだよって感じでしかないが、身分証明書の事。身分証明書を取り出さずとも出来るみたいな感じというかね。
右側はカードを入れる所になっている。
しっかりとどれもスペースは確保されている印象。
一般的な財布としても結構カードとか含めると入ってくれそうな感じ。
公式の記載によると、紙幣10枚、カード7枚、IDカード2枚、小銭15枚まで収納可能とのこと。結構しっかりはいってくれるよね。
小銭入れはこんな感じになっているし、
紙幣入れはこんな感じになっているみたい。
全体的に十分な容量という言い方をするべきだろう。
サイズとしては薄さ15mm、長さ115mm、幅90mmとなっており、比較的コンパクトに仕上がっているので、ポケットに入れることとかも容易だろうか。
ここに充電する端子と各種記載がある。
本体にも『探す』機能搭載であることが刻まれていたり、技適もしっかりと通っている。
スペック表は以下の通り(財布にスペック表とかあんの?)って話だが。
商品名 | ESR Geo Wallet with Find My |
---|---|
重量 | 86 g |
サイズ | 115 mm x 90 mm x 15 mm |
材質 | ヴィーガンレザー |
カラー | カーボンファイバー、ココア、 エレファントグレー、オパールグレー、 エイジドレザー、タンジェリン、トワイライトブラック |
バッテリータイプ | リチウムポリマー電池 |
バッテリー容量 | 110 mAh |
充電時間 | 2時間 |
バッテリー使用持続時間 | 5か月 |
認証 | RCS |
チップ | ANQIDA |
使ってみよう
では、使ってみよう。
まず単純な財布としての評価をしていこう。
元々の財布から、こちらに一回移動してみたが、しっかりと全体的に入ってくれる感じがあるなと。
まず質感がある程度しっかりしている感じがあるのもありがたいんだよなと。
ヴィーガンレザーも劣化はあるので、長く使っていくとどうか?みたいな所はあるにはあると思うのだが、それでも価格とのバランスを考えると非常に高品質なモノという言い方もできる。
触っていて心地良い感じがするというかね。
ちなみに、公式の記載には
って書いてあって、こういう所でも環境の話出てくるんだなと思ったりはした(
カードもしっかりと入れやすい感じがあり、容量としてもある程度しっかりしてくれている感じ。
透明になっている所も含めればより多くなるし、ここに本当に身分証明書入れても良い(それはそれで怖い気もするけどね)
こういうカード系は取り出しやすさとかも大事だけど、そこそこ取り出しやすい方だと思う。
小銭入れはそんな大きくはないよねやっぱり。
まぁ最近の財布、小銭入れが大きい方が珍しいので、トレンドと言えばそう。
ただまぁそれでももっと入らない奴とかあるので、全然良いと思う。
ちなみにこちら、RFIDブロック機能がついているらしい。
磁気データの読み取りを防止してくれるらしく、遠くからデータが読み取られる危険性があるクレジットカードとかのを防止してくれるらしい。
今回はトワイライトブラックと、エレファントグレーを頂いた訳だが、カラーによっても結構印象が変わるんじゃないかなと。
というかあんまりグレー感がないんだよな多分。
こっちはこっちでレザーの感じが違う雰囲気もあって、面白い。
まぁ違うのはそりゃ違うんだけど、ここまで変わるとなると、他の色でも印象は変わってきそうな感じはするよね。
他にも多くのカラーがあるみたいなので、色々見たほうが良いと思う。
さて、まぁこれで普通終わるこういうスタンドだが、こちら非常に特殊とも言える機能が。
この製品、Appleが提供している『探す』アプリに対応しており、位置情報というのを出せるようになっているのである。
Appleの認証もしっかり受けている。あんまり『Locate with Apple Find My』の表記見たことないから、こんな奴他にあんの?ってなるが、ウォレットとしては世界初と記載されていたので、まぁないってことですね(小並感)
充電方式となっているので、ボタン電池とか買う必要性はない。
まぁ劣化が気になる所ではあるが、省電力であることは間違いないのでそこまで急激に劣化はしにくいと思う。
1回のフル充電は2時間くらいで済んで、バッテリーは5ヶ月持つとのこと。めちゃくちゃ持つな…
バッテリーは110 mAhだけらしいので、非常に低電力で動いてくれるみたいだね。
前述した電源ボタンで電源をオンオフする。
スピーカーからしっかりと音が出るので、分かりやすい(うるせえ!レベル)
一回押し:電源オン
オンの状態で3秒押し:電源オフ
電源ボタン4回押し+3秒押し:リセット
動作に関しては、iPhoneの探すアプリから。
『持ち物を探す』のタブにして、『持ち物を追加』をタップ。
『その他の対応している持ち物』をタップ。
電源がオンになっていれば、『ESR Geo Wallet with Find My』が表示されるので、こちらを接続。AppleIDと楔付出来る。
出来ることは、『サウンドの再生』『経路』『通知』『紛失モード』など。
サウンド再生はめちゃくちゃやかましく音が鳴って、スタンドの位置がわかる。(これはBluetooth圏内にいる場合だけっぽい)
経路は、AirTagほど分かる訳では無いが、位置情報を取得してそこまでの経路を出してくれたりする。
紛失関連に関しては、Bluetooth接続が暫く切れたりとか、そういうので通知が来たりするみたい。
〆
今回は、ESRさんから先行で『ESR Geo Wallet with Find My』を送って頂いたので、レビューした。
財布というのは、永遠になくしてはいけないものという言い方もできる訳で、こういう探す機能、紛失防止タグ等を入れられている方も少なくないんじゃないかなと思う。
そういう中で、もうそもそも財布にその探すタグを内蔵させてしまおうっていうのは、結構ありそうでなかった考えのような気はする。
特に独自のアプリがあったりするわけではないので、Apple製品でしか使えないのだが、それでも十分過ぎるというか…
普通に財布としても一定の質感がある商品となっているので、そういう所含めて、ありそうでなかったを実現させた変態ガジェットの一つとしておすすめしたい。
以上。