声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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【追記アリ】何故、 #萌えゲーアワード 大賞が『 #まいてつ Last Run!!』である事がエロゲ業界に対する冒涜と思ったのか

※当ブログ筆者は『まいてつ(無印)』を積んでいる状態であり、すべてをプレイしておりません。

「すべてプレイしてないくせに何が言えるんだ」と言われそうなのでとりあえず一番前に書いておきます。

恨むのであれば、プレイしていなくてもモノが言えてしまうLose及び萌えゲーアワードのムーブを恨んでください。

前提として『まいてつ(無印)』は名作という評価が多いことは理解しています。

しかしそれに泥を塗ったのはLose、萌えゲーアワード自身であるという基本的な事実を述べる記事です。

 

 

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

5月最終週、正直忙しすぎる。

そんなにネタが溢れてこなくても良いんですよ。

 

当ブログにおいて、毎年のように取り上げているモノとして『声優アワード』が存在するわけだが。

筆者はこの賞に関して『レコード大賞以下』という表記を何度も行ってきた。

まぁ近年はちょっとマシになりつつあるので、そろそろ言い方を変えてあげてもいいのだが、それくらいにこの賞を獲得する事に関して、信頼度も権威もないし、色々な大人の事情が絡み合っている賞…という意味で、『レコード大賞以下』という表現を毎度するのである。

 

ただ、まぁこれ以下の賞っていうのも実際いくらでもあるのであって。

とにかくユーザーに信用されていないけど長らく続いている賞というのは、エロゲにおいて存在する。

それが『萌えゲーアワード』である。

大昔はこの賞、それなりに信用されていた時期もどうもあったらしいのだが、とりあえず現在においてはクソほど信用されていないし、本当に誰も興味がないレベルまでなくはないんじゃないかレベルまである。(まで使いすぎ)

 

そんな萌えゲーアワードであるが、2020年の大賞が『まいてつ Last Run!!』なのである。

まぁこの一行だけで如何にふざけた賞であるかはもう示されているし、

「仕方ないよ、萌えゲーアワードなんだから」という一言で済まされる事と感じる方も少なくないかもしれないが、

今回はちょっとだけ、もう今までの萌えゲーアワードの信頼度のなさとか、そういう話は面倒なので抜きにして、とりあえず今回の大賞が如何にエロゲ業界を冒涜しているのかという所だけなんとなく書いておく。

 

いや、本当に萌えゲーアワードって奴は別に見なくてもいいし、好きな作品入ってたらなんとなく喜ぶ程度のスタンスで良いと思うし、筆者もそう思っているのだが、単純に『まいてつ Last Run!!大賞』という事態は流石に冒涜だよなあと思ったので。はい。

f:id:oniji:20210528023354p:plain

Loseさん、去年何度まいてつ Last Run!!関連で燃えたんですか?

前提として、まず最大限、最大限『まいてつ(無印)』を擁護しておくと、間違いなく『まいてつ(2020無印)』に関してはいいゲームであった事は間違いないらしい。積んでるけど筆者。

間違いなく『まいてつ(無印)』は名作であったようであり、E-moteなど良い所は存在したのである。

これは作品の名誉のために言っておく。

”エロゲ界を冒涜している”のは、発売元のLose及び『まいてつ Last Run!!』の方である事を一応言っておく。

 

批評空間での工作疑惑及び評価点削除という評価の強引な隠蔽

当ブログで、『まいてつ Last Run!!』に関して書くのは初めてではない。

というかLose及びwhispに関しては、単純に業界とユーザーを舐めているという事だけなのだが…

 

oniji.hatenablog.com

2020年11月、当ブログでは【Lose、『ErogameScape-エロゲー批評空間-』データ全削除の悪手感と危機】という記事を公開している。

 

端的に言うと、『まいてつ Last Run!!』に関して、エロゲの評価系統としては有名な『ErogameScape-エロゲー批評空間-』において、エラい事になった案件である。

 

とりあえず、ネットの評判を鵜呑みにするのであれば(ネットの評判を鵜呑みにする事は良いこととは言えませんが)、『まいてつ Last Run!!』は『まいてつ(無印)』から大した追加要素も無いくせにフルプラもするという、端的に言えばクソゲーであったようである。(単純に価格と追加要素が割に合わないという所が最も大きな問題点であった事は間違いないと思われる)

その結果、KOTYe…クソゲーアワード(エロゲ版)において無事ノミネートされている状態である。(KOTYeにノミネートされるという事は相当なクソゲーであることを端的に示しています。本家KOTYは最早権威が失墜しているという話もありますが、KOTYeの方はまだ信頼できるレベルにあるというのが巷での評価と考えております)

結局、『まいてつ(無印)』という良い作品に対して泥を塗ったのはLoseである。

 

ただ、『まいてつ』も割とエロゲとしては入りやすいポジションであった事もあり、キッズが存在するメーカーでもある為か、(キッズはちゃんと18歳以上なのか毎度心配になりますが)批評空間が100と0で殴り合う地獄絵図になっていた事は事実である。(筆者の記憶が正しければ、消されるまでの平均は60点台だった気がするんだが、確認する方法ってあるんだろうか?)

100点近く入れる明らかに日本語がおかしい工作と捉えられても仕方がないレビューも存在した中、突如としてLoseが批評空間からLose作品を削除するというなんとも暴挙に出たわけであった。

■本声明について

2020/11/22に『ErogameScape -エロゲー批評空間-』様(以下『批評空間と略します)』に依頼して対応いただきました、弊社ブランドLose(以降 弊ブランド)に関する全データの削除に関し、事前説明を行わなかったことで多くの混乱を招いてしまいました。
以下、削除依頼に至りました経緯をご説明申し上げ、お詫び申し上げます。

 

■弊ブランドのレビューに対する考え方について

弊ブランドタイトルを購入くださり、プレイ下さった方からび評価については、それがお褒めであれご批判であれ、弊ブランドが関与すべきものではないと考えております。
この考え方は、ブランド設立直後から現在にいたるまで一貫したものであり、今回の依頼に至る以前には、いただいたレビューに対する削除・修正の依頼等は行ったことがございませんでした。

 

■この度のデータ削除依頼に至りました経緯について

弊ブランドタイトル『まいてつ -Last Run!!-』は、日本国外に向けても同時発売を行い、評価が大きく割れる部分も含んだ作品となりました。
そうした要素を排除しきれなかったことを原因とした論争が逸脱し、ユーザー様同士が作品以外の部分で対立されるようになってしまった事態を確認するに至り。
かかる事態は何としても避けるべきであると考え、批評空間様へのデータ削除をお願いしたというのが、この度のデータ削除依頼までの経緯となります。

かかる事態を招いてしまった責任は、ひとえに弊ブランドのみにあるものと認識しております。

 

■謝罪

前記のとおり「ユーザー様同士が作品以外の部分で対立されるようになってしまった事態」を避けるべきであると考え、弊社作品に関してのページを全て削除させて頂きました。
削除の結果、多くのユーザー様にいただきましたレビューに弊社が介入してしまったことは、申し開きもできない事実です。
成すべきであった事前のご説明・ご対応を怠り、多くのユーザー様に大きなご迷惑をおかけし、混乱を与えてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。

https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/397330

公式としては、【ユーザー様同士が作品以外の部分で対立されるようになってしまった事態】という事で一旦の削除を行った上で、

 

ErogameScape -エロゲー批評空間-管理人、ひろいん様と話し合いをさせていただきまして、

以下のような形で、削除されたデータを復元いただきました。

 

まいてつLast Runのユーザーさんの入力以外の情報(クリエイターの情報など)とまいてつLast Run以外の情報を元に戻しました。

まいてつLast Runについてユーザーさんに入力頂いたデータは、この何日間の状況を鑑み、削除したままとさせてください。

まいてつLast Runに入力頂いたデータについては、こちらの画面より取得できるようにいたしました。

こちらの画面は2020/11/21時点のデータベースに接続しております。
またこの何日間の状況を鑑み、Loseのゲームについて、得点、コメント、

POV等を入力できないよう(正確には入力しようとしてもデータベースに反映されないよう)設定いたしました。

 

性急になってしまった弊社側の事情については、ひろいん様に丁寧にご説明させていただきました。

その内容は、前回のお詫び
https://ci-en.dlsite.com/creator/922/article/397330
で概要としてご説明いたしました部分の詳細となります。

弊社の性急な対応によって、

みなさまが弊社作品に対してくださっていた全てのレビューを軽んじる、
誤った扱いを行ってしまいましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。

一応データは戻ったが、点数は出ないようになったという形で終結している。

 

公式としての対応は本当にガバガバである。

そもそも、このような事態となったのは『まいてつ Last Run!!』のそもそもの出来に関して、満足の行くものではないと考えた人間が明らかに多かった事に起因するし(荒らしにしてもあそこまで湧くほどではないはずだし、Twitterでの評判もまぁ最悪に近かった訳で)

それを【ユーザー様同士が作品以外の部分で対立されるようになってしまった事態】として、ユーザーに責任をほぼほぼなすりつけた上にいきなりデータを全消しさせ、データベースとしての批評空間の要素の根幹に危機を与えた事、

ユーザーの評価に対して真摯に向き合う事をある意味で放棄した事、

そもそもこの一連の告知をLose公式のリリースなどでは行わず、Cienなどで掲載しているという一企業としての姿勢の問題、

批評空間に対応してもらったことが批評空間サイドの引用でしか無い事、

など、問題点を挙げれば本当にキリがないのである。

 

事実として、

・『まいてつ Last Run!!』は出来が良くなかった(追加要素が少ない)上にフルプライスであった

・ユーザーからの評判は良いとは到底言えないものであった(肯定的な評価はごく一部と言っても過言ではない)

・その結果批評空間の点数が非常に低かった

・Loseはその数字を消す事で解決した

 

という事である。

まぁこれだけでもう普通に『まいてつ Last Run!!』が大賞であって良いわけが無いと思うが、まぁ他にも言い出すとキリがないのが、このLose / Whispのある意味で凄い所である。

 

 

結局『レイル・ロマネスク』とはなんだったのか

 Loseの話題は、別に『まいてつ Last Run!!』だけで出したわけではなく、アニメ『レイル・ロマネスク』のときにも出している。

oniji.hatenablog.com

結局『まいてつ』の雰囲気はあったが何がしたいのかよくわからなかったこの作品、そもそも意味があったのかからの次元から始まるアニメ。

試写会VRだの、CFで作るだの、まぁ金を使い金を要求していた訳だが。

こんな所に金をかけている暇があるなら…というのはもうちょっと後に書く。

 

 

100日間一万円(合計100万)バラ撒き続けた発売前後

まだまだある。

Loseは『まいてつ Last Run!!』の発売前後100日、毎日アマギフ1万円を配り続けるという狂気のキャンペーンを行っていた。

このキャンペーンに単純に100万円かけた訳である。

これでRTやらフォロワーをとにかく稼ぎまくっていた。

別に稼いでも良いのだが、こんな所に金を使うくらいなら…

 

 

毎度音声作品のWhispではアホみたいにクーポンをするし、アホみたいにセールする

前回記事の内容を完全流用することを許してほしいが、Loseは音声作品ではWhisp、またはという名義でDLsiteで行っている。

この販売方法がまぁ他の音声作品を作っている人間に敬意がないというか、とにかく買ってほしいのかクーポンを死ぬほどつけるのである。

同系列であるWhisp / RailRomanesqueも同様である。

DLSiteで音声作品上位に作品を並べるWhisp / RailRomanesqueであるが、これにも『まいてつ』投げ売り的なトリックが存在する。

RailRomanesque - DLSite RailRomanesqueの現在の販売作品の所を見て欲しい、クーポンの羅列である。 無料にクーポンとかわけわからんことをしている。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/oniji/20201123/20201123141929.png

ランキングは購入数×価格で表示される方式が取られているらしいが、クーポンは考慮されていないようで、そこを利用してクーポンを大量発行。

さらに言えばクーポンは一部メーカーしか出すことが出来ないらしく、同人作品を作っている側からすれば「不公平だ」と不満の声が上がっているらしい。

…まぁなんでもする所である。まぁ今回のようなことも有る意味でしかねないとも言えるかもしれない。

【追記・一部復活】Lose、『ErogameScape-エロゲー批評空間-』データ全削除の悪手感と危機 - 声オタおにじくんの声学審問H!

 

端的に言えばクーポンを使うことによってランキングを独占するという手法を使っているわけである。

しかもアホみたいな値引率。

 

もっと言えば、『まいてつ(無印)』は定期的に500円で買い叩かれるという謎のセール率、異様な値引率を息をするように行っていた。フルプラのゲームをである。

 

あとVTuberカバーのCD作ったりもしているが、まぁそのへんはもう良いだろう。とにかくやたらと金を使っていた事を理解してくれればなんでもいい。

こんな事で値引いている暇があったら…は次に書く

 

 

これだけ金を使っておきながら金がないから次回作作れないとか言い出す

さて、アニメとか、100万円ばら撒きとか、クーポンとかセールとか散々金を使ってきておいて、Loseは去年の11月末に、新作を作れないと言い出すのである。

ci-en.dlsite.com

「まいてつ Last Run!!」の売り上げ確定を持ちまして、今までどおりの規模で次回作の製作を続けると、途中で頓挫することが明確になりました。
そのためLoseでは続けての新規製作を停止することに致しました。

同時に、新作の製作を停止することで、当面の余裕が生まれるため「まいてつ Last Run!!」にいただきましたご不満点などを解消する追加パッチの製作を決定致しました。

内容はまだ未確定ですが、主にサブヒロイン・キャラクターの掘り下げと、シーン数についてのご不満の声を多数いただいておりますため、そちらに絞って製作致します予定です。

以下、現時点で検討中の概要となります。

■既存ヒロインのアフター補足とシーン追加

・真闇
・稀咲
・れいな

この3人はアフターが無いのが不遇だったためアフターにあたるシナリオと、付随するシーンとを追加予定です。

■ニイロク

・シナリオ3の後にシーンの追加

こちらは抜けていた部分を挿入するような形を予定しています。

■みくろ

・日々姫アフターのその後としてシーン追加

シナリオ展開上、その後も関係を深めていけばシーリング開放も有り得るため、
日々姫同意の上でのシナリオは考えられると判断致し、シーンのみの追加を予定しています。

■電車姫、ひよこ

この2人はシナリオ上での双鉄との接点が少なすぎるため、関係を深めるには、新たにルート一本作成が必要になってしまうことから、その形でのシーン作成は現実的ではないと判断しました。
そのため、

・電車姫×ひよこの百合シーンに、オリヴィも関与する

という形を検討しています。
オリヴィは頭身の問題もありHシーンの作成は元々不可能ですが、百合シーンへの関与という形でなら関わらせられるかと判断しました。

――現在の追加シナリオの案は以上となります。
あくまで検討中のため変更になる可能性は御座います。

こちらは全て無償の追加パッチで提供していきます。
全て出し終えるまでには、しばらくのお時間をいただくことになりますので、お待たせして恐縮ですが、ご了承下さい。

もうこのリリースもとにかくガバガバである。

というか、このリリースこそ、流石にLose公式サイトでリリースするべきなのだが相変わらずCienである。

 

まず面白いのが、『今までどおりの規模で次回作の製作を続けると、途中で頓挫することが明確』になり、『続けての新規製作を停止することにした』くせに無料パッチを制作する事は単純に矛盾である。

単純に言えば、新作を作ったら金が足りないから作らないということであり、いくら『新作の製作を停止することで、当面の余裕が生まれる』とは言え、会社を潰したいのか?という判断である。(まぁこの会社のことなので、もう潰れても最後まで稼ぎ倒したいのかもしれないが)

 

また、この案件批評空間の下りから一週間とかそこらである。

一週間とかそこらで『「まいてつ Last Run!!」にいただきましたご不満点などを解消する追加パッチの製作』をするわけである。

お前批評空間の一件の時、【ユーザー様同士が作品以外の部分で対立されるようになってしまった事態】で消したんじゃなかったっけ?

一週間とかそこらで作品への不満を解消するとか言われても、なんかもう日本語を最初から勉強し直した方がいいレベルに言語能力がないのか、単純にその場しのぎをしたいだけなのか(おそらく後者だが)

もう本当にガバガバも良いところなのである。

 

 

大賞記念で90%オフにし、定価で買った人間を全力で煽る

なお萌えゲーアワードは月間賞を取り、大賞を獲得してしまった訳だが…まぁそれは最後に色々書くとして。

あろうことか、Loseはこれで『まいてつ Last Run!!』90%オフクーポンを発行した訳である。

去年定価で買った人間を全力で煽る行為とも取れるというか普通に煽っている。

一体、誰のための『まいてつ Last Run!!』だったのか…

 

 

これらを踏まえ、萌えゲーアワード大賞が『まいてつ Last Run!!』である事はエロゲ業界に対する冒涜であると考える

ここまでのほぼほぼ『事実』を掲載した上で改めて記述しよう。

萌えゲーアワード大賞が『まいてつ Last Run!!』である事はエロゲ業界に対する冒涜である。

 

エロゲ業界というのは、常に斜陽とか言われつつも、DL販売が増加したり、同人が活発になったりと明るい話題も無くはない訳で。

昨年2020年も、いくつかの名作が生まれた事は間違いないだろう。

筆者としてはシナリオ面が大変素晴らしく、伏線などの張り方、回収の仕方含めて本当に感動した『さくらの雲*スカアレットの恋』(きゃべつそふと)であったり、

oniji.hatenablog.com

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キャラゲーとして、非常に素晴らしいクオリティを出してくれた印象のある『ハミダシクリエイティブ』(まどそふと)、

oniji.hatenablog.com

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分作の区切りとして、素晴らしい出来であった『9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと』(ぱれっと)などを挙げたい。

oniji.hatenablog.com

 

巷の評価としては『白昼夢の青写真』(Laplacian)も評価が良かったりなど、結構な良い作品というのは出てきた訳である。

 

めっちゃくちゃベタな作品しか挙げながったが、今上げた作品は『9-nine- ゆきいろゆきはなゆきのあと』は分作であるが、全て完全な新作である。(ゆきいろも前作からの引用部分はほとんどない)

 

エロゲというものは一作を作るのに数年単位かかるという話を聞くことも珍しいことではなく、それが例え名作であろうと、凡作であろうと、スタッフの苦労というモノは計り知れないモノがあるのと思う。

その中でユーザーに評価されることが一番の喜ばしいことであろうし、苦労が報われる瞬間の一つではないだろうか。

 

 

このような作品を押しのける要素が、『まいてつ Last Run!!』の一体どこに存在したのか。

確かに『まいてつ(無印)』は名作とする人間も多いし、評価されている作品であるが、

ほとんどそこに追加要素はなく、

その上フルプラで、

ユーザーの評価に向き合う事なく評価を削除した上にその理由をユーザーに基本的になすり付けた上に、

本編に関係ない謎アニメを作り、ラジオをやったり、VR試写会をやったりと金のかかりそうなことを行い、

100日間1万円をばら撒き続け、

アニメ関連の音声作品含めてクーポンでランキングを独占し、

セールで過去作を息をするように500円で売り続けた挙句、

「今までの形じゃ途中で頓挫するから新作作るのやめるわ」と言い『まいてつ』の栄光を擦り続ける事を決めたLoseが、数年越しに"Last Run!!"と名付けた手抜き作品が、なぜ大賞を受賞できてしまうのだろうか。

 

世の中において理不尽と言うものは普通に存在するわけであり、それに対して声を常に上げ続ける事はなかなかに難しい事である。

しかし、流石にこれはおかしいと言っても怒られないレベルの事だろう。

 

こんな物が大賞を獲得してしまうのであれば、一定の信者がいれば何でも許されるし、新作なんて作る事自体がバカらしくなってくる。

 

新作という名のほぼ旧作が大賞というのは、他の新作を作っている全てのメーカー、人間に対しての冒涜であるし、世論の支持もさほど受けていないという地獄っぷりである。

確実に『まいてつ Last Run‼︎』より良い作品は多く存在したはずだし、Loseというブランドはユーザーに対して全く真摯ではない事を大賞を受賞しても自ら晒してしまうのはもうどうしようもない。

 

今作が最終作という事だが、もう作品の出来とか度外視しても、会社としての姿勢として二度と戻ってくるべきではないと筆者は思う。

というか戻ってくるな。

エロゲ会社はまあそういうのたまにあるし、spriteとかも本当に大概だと思うのだが(お前はZwei作ってから倒れろよ、作るまで倒れるなよ)

それを大幅に上回る酷さの凝縮っぷりがLoseである。

 

そもそも批評空間の案件もYahooニュースに載るくらいの大騒ぎとなり、まぁある意味で話題となったのだが(

 

そして、毎度のように何も信用できない、興味もないレベルとされる萌えゲーアワードも、今回は過去の中でも最低とも言える大賞を選出したと言っても過言ではないだろう。

 

幾多の炎上を起こし、どう考えても一年を飾るべきではない作品にどうして大賞を獲得させてしまったのか。

数字がとかそういう事情はあるのかもしれないが、外から見ていてどう見ても相応しくない事などあまりにも明らかな事例だったはずである。

 

別に何の信用もしていないが、仮にもずっとエロゲを一種表彰する賞であり、公式にメーカーなどが表彰され、メーカーが『受賞しました!』とか言うくらいの賞である。

そんな一応一定の権威がある(実際には権威とか言われたら失笑するレベルだとは思うが)賞において、このような大賞を選出できた萌えゲーアワード実行委員会の神経を疑いたくなる。

 

この作品に大賞を与える事は元々ない権威に更なる打撃を与える事であり、仮に今まで権威があったとしても根底から揺らぐ、崩れるレベルの大失策である。

 

萌えゲーアワードは、リニューアルを行い、よりユーザーの意見を取り入れやすく、売上に基づいた表示などを行なっていくとしている。

 

以下『#ハジラブ #コイミツ #あまショコ2 #カンパネラ完全新作 #千がない #ハミダシクリエイティブ エロゲダイレクト2月号』より引用

oniji.hatenablog.com

 

エロゲ表彰系の賞の一つである『萌えゲーアワード』が、2021年アップデートされることが分かった。

moe-gameaward.com

 

2020年度までの萌えゲーアワードは、ユーザー様からの投票が多いタイトルを「ノミネートタイトル」として選出、そのうえで審査委員会による選考を経て最終的なアワードを決定させていただいています。

このことは本サイトに明記されているように、「一つのタイトルが複数部門で受賞するよりも、様々なタイトルが受賞する」ことを配慮したうえでの仕組みであり、結果として数多くのタイトルにスポットを当てることができました。

しかし、一方で、審査委員会によるアワードタイトルの選出という方法をとったことで、
ユーザー様の熱意に水を差すのではないかという懸念もありました。

そこで、2021年の萌えゲーアワードは萌えゲーファンが選ぶアワードという初心に立ち返った形で集計および発表を行うことを決定いたしました。
この決定に基づく”アップデート”テーマに、本年度の「萌えゲーアワード」を運営して参ります。

http://moe-gameaward.com/renew/

 

過去にも数度のアップデートが行われている『萌えゲーアワード』だが、その集計方法などには賛否があり、アワード系ではやり玉に挙げられることもしばしばだった訳だが、今回はその集計方法などが一部変更されることとなりそうである。

 

月間票に関しては変更が無いようだが、他において結構手が入ることとなっている。

公式サイトの記載を載せていこう。

 

ゲーム販売本数の集計について

2021年萌えゲーアワードでは「萌えゲーアワード」運営委員会の集計のもと「セールスが好調なソフト」をピックアップしてご紹介させていただきます。 販売本数の集計につきましては、美少女ゲーム取り扱い小売店様にご協力いただきます。 この発表により「萌えゲーアワード」ユーザー様以外からも支持を集めているタイトルなどにスポットが当てられることを想定しております。

内輪感を減らそうという努力とも取れる販売本数集計。

この感じだと具体的な数字というところまでは出ないと思われるが、今月売れているエロゲはコレ!というのは見やすくなるのかもしれない。

 

年間ランキングにユーザー様が選ぶ賞の追加

2021年の萌えゲーアワード年間ランキングは、月間の投票数と2022年2月の追加投票期間のユーザー投票をもとにしたものとなります。

追加投票期間では、2021年発売タイトルへの投票および、ユーザー様が選ぶ「ベストシナリオ」、「ベストグラフィック」、「ベストサウンド」などへの投票も受け付けさせていただきます。

ユーザー様の皆様の投票の手間が一手間増えてしまいますが、参加していただいた方々が楽しめるよう尽力して参ります。

 結局選考委員が決めているから投票の意味あるんかいなみたいな意見にお応えした形だろうか。

毎年、Twitterや5chでベストエロゲ投票が行われるわけだが、それに近い形の投票を萌えゲーアワード側がやる感じ…なのか?

 

萌えゲーアワード公式サイトリニューアル

萌えゲーアワードの公式サイトを2021年春にリニューアル致します。 新規イメージキャラクターの掲載、スマートフォン用サイトの準備などを進めております。 続報がお知らせできる段階になれば、改めてSNSやサイト内で告知させていただきます。

 アップデートに伴い、新キャラが出てくるみたいである。

 

その他のアップデート

「萌えゲーアワード」の関連サイトとして、萌えゲーの情報を広く掲載する情報サイトを制作中です。 メーカーさまからのリリース情報はもちろん、注目作品の紹介やレビューなど、独自記事も発信していく予定です。

とりあえず色々と頑張ろうという雰囲気は感じる。

アップデートされた萌えゲーアワードがどうなっていくのか、注視していこう。

 

引用以上。

 

ようやくスマホ版サイトができるなど、確実に改修は進んでいる訳で。

これによって多少は萌えゲーアワードの信頼度も上がる可能性はあるのではないか?というのは当ブログのエロゲダイレクトにして筆者も書いた訳だが、

こんな事をしているようでは到底ユーザーからの信頼を得られる事はなく、萌えゲーアワードはメーカーで告知されるだけの茶番の域から抜け出すような事はないだろう。

そもそも、選考委員がまともな大賞を最終的に決定できないのであれば意味がない。

こんな大賞を出すくらいであればやらない方がマシではないだろうか。

 

改めて、新作を制作し続けるブランド、メーカーに敬意を示すと共に、今後も頑張って欲しいと筆者は思う。

これからもエロゲに対しての感想などに力を入れ、少しでも頑張っている、良い作品を作っているブランド、メーカーに届くようにしていきたいと強く感じた。

 

萌えゲーアワードは、n度目の権威失墜となった。

元々権威があったかどうかは知らんけど。

大賞をもらったLoseはこれが最終作であり、巷の評価や、各種対応などを考えると、結果としてLose(敗北)している気もする。(深夜テンションで週刊誌みたいなこと書くな)

書き終わったの2:39なので、多少口がいつもより荒いのは許してほしい。

 

(いや別にそもそも信用してないから良いんだけどさ、流石にそれはないだろってのと、仮にもメーカーとかの人間呼んでやる賞なんでしょう?と。そう思うだけなんだけどね)

 

 

追記:萌えゲーアワードHPが更新されたよ。

起きた。

上の内容は2:39に書き終わっている通り完全に深夜に怒りと笑いにまかせて書いた内容なので、一種落ち着いてるが、本当にふざけた大賞だなと改めて思う。

萌えゲーアワードはn度目の権威失墜を自ら選択したわけだが、なぜ自爆を行ったのか。

萌えゲーアワードHPが更新され、各種まとめが掲載されているので、もう他の賞は置いておいて、とりあえずまいてつLast Run!!の記載だけでも確かめておこう。

PCゲームユーザーは必見!(白目)

 

moe-gameaward.com

 

とりあえずLoseのコメントから。

この度は萌えゲーアワード2020大賞の栄誉を賜りまして光栄に存じます。
2作目の『ものべの』から毎作品に賞を頂戴してきましたが
Lose最終作となる本作では、現時点で販売本数6万本越え、
今期売上も過去最高確定するなか、初の大賞も賜ることができまして、
心残りなく、キャリアを終えることができます。
これもひとえに、応援いただいたユーザーの皆様のおかげで御座います。
改めまして、心よりお礼申し上げます。

長期間に渡る製作を続けることが難しい状況は変わらず、ゲーム開発は終了致しますが、代わりに還元キャンペーンを強化しております。

購入者全員向けに、追加シーンやデジタル特典が追加される全部入りプロジェクト、ci-en入会だけするだけでもらえるポケット色紙プレゼント、各種グッズが当たるweb抽選を行っております。

さらにweb抽選では、Lose抽選ハガキやシリアルカードを大量にお持ちの方向けに、前例がない高額グッズを必ず引き換えることができる大型還元企画も開催しております。

キャンペーンが一段落つきましたら、解散に向けて大き目のイベントを企画しておりますので、ご期待いただけますと幸いです。

進行豹です。
『まいてつ Last Run!!』が大賞を賜りましたこと、ご投票ご応援プレイ下さった皆様のおかげと感じております。
まことにありがとうございます! 本作が Lose様のブランド最終作とのことで、感慨もひとしおです。
また新しいレヱルへ、どうぞ今後ともご期待ご応援いただけましたら幸いです!

言うて売れてることは売れているのは知ってたという感じだろうか。

買うという行為は行った上でブチギレているという大変健全な層は割と多かった印象。

12000円の桐谷華のASMRという表現は最大限の蔑称の一つであろう(12000円の桐谷華のASMRには価値はあると思いますよ、桐谷華好きなので)

とりあえず解散するのはマジっぽいので、さっさと解散して欲しい所である。

 

 

で、選んだ側の講評。

萌えゲーアワード2016で準大賞に輝いたLoseの『まいてつ』。その完全版となる続編『まいてつ Last Run!!』が、晴れて今回の大賞となった。
本作の内容は、ブラッシュアップされた前作『まいてつ』に加え、各ヒロインのアフターシナリオや続編となる新規シナリオやグランドルートを収録した構成。そういう内容なゆえに、ファンディスク賞が相応しいのではという、審査委員の声もあった。しかし特に追加投票で圧倒的な強さを見せた事と、作品のスケールの大きさや完成度の高さから、大賞が相応しいと決まった。
さらに進化を遂げたE-moteのアニメ演出や、ボーカル曲21曲&BGM70曲というかつてないスケールの音楽、そしてもちろん鉄道と美少女型端末・レイルロオドを軸にした感動のシナリオと、注目ポイントがてんこ盛りの本作。同じ世界観を舞台にしたTVアニメ『レヱル・ロマネスク』が発売直後に放送されたのも大きな話題になった。これで本作に興味を持った人も多いだろう。
そして何より素晴らしいのが、購入者を対象に無償でサブヒロインをメインにしたシナリオやHシーン等をアペンドパッチで追加していく「全部入りプロジェクト」が、現在も進行中なこと。こちらは先日、新ヒロイン・ニイロクのHシーンが公開されたばかりで、他にも色々と予定されている。審査委員で大賞に決まったのは、このさらなる完全版への期待の大きさもポイントだった。
『まいてつ』の旅の楽しさはまだまだ続く。名作が真の完結に向けて走り続ける『Last Run!!』を、リアルタイムで共に楽しめる幸せを喜ぼう。
(BugBug編集部 編集長 大澤 忠基)

審査委員の中にも、FD賞が相応しいのではないかというまともな思考をしている人間はいたようである。(本来は何の賞も獲得するべきではないとは思うが、仮にも月間賞を獲得してしまっているので、何かしらの賞に入れていないとそれはそれでLose信者からとやかく言われそうなので、FD賞くらいに入れておくことがある意味での大人の対応かなというのが筆者の考えである)

 

そんな中大賞にした理由を抜粋すると、

 

・追加投票で圧倒的な強さを見せた

・作品のスケールの大きさや完成度の高さ

・さらに進化を遂げたE-moteのアニメ演出

・ボーカル曲21曲&BGM70曲というかつてないスケールの音楽 

・鉄道と美少女型端末・レイルロオドを軸にした感動のシナリオ

・同じ世界観を舞台にしたTVアニメ『レヱル・ロマネスク』が発売直後に放送されたのも大きな話題に

・何より素晴らしいのが、購入者を対象に無償でサブヒロインをメインにしたシナリオやHシーン等をアペンドパッチで追加していく「全部入りプロジェクト」が、現在も進行中なこと

 

らしいのだが…まぁどこからツッコめば良いのだろうか。

まぁ上から一応ツッコむか、一番上はツッコミづらいんだけど。

 

・追加投票で圧倒的な強さを見せた

どこから民意が本当に湧いてるんだろうな、Last Run!!に関しては。

まいてつが好きだからLRも許容している人間が多いのか、金額に見合うとかそういうの一切考えないのか。

まぁ全肯定する人間ってどこにでもいるし、そういうのはVTuberであろうとコンテンツであろうと声優であろうとなんであろうといることはいるので、まいてつは多分その母数がやたら多いんだろうなあとか。

 

・作品のスケールの大きさや完成度の高さ

大半まいてつ無印の内容なのに?

LRでの追加要素が金額に見合わないと散々言われているのに?

LRの追加スケールに関しては考えなかったんですかね。

 

・さらに進化を遂げたE-moteのアニメ演出

これはまぁ分からんとは言わん。言うて無印のE-moteも出来が良かった訳で(積んでるけどちゃんと触ってはいるのでこれは普通に言える)あの技術というのは素直に称賛されるべきであろう。

 

・ボーカル曲21曲&BGM70曲というかつてないスケールの音楽 

これいくつ無印からの流用だったんでしょうかね。

いやこれはわっかんねえからツッコめねえわ(というかやってる人間でもこれが追加分とかそこまで考えてやってる人そんないないんだろうけど…)

 

・鉄道と美少女型端末・レイルロオドを軸にした感動のシナリオ

言うて無印の内容は良かったわけで、結局の所無印で大賞取れなかった事がある意味でこの案件を生み出してしまった所はありそうな気もする。

無印の時の大賞ってなんなんだろと思って調べたら、『ワガママハイスペック』(まどそふと)だった。

moe-gameaward.com

他メンツこんな感じ。まぁ今年より妥当感あると思うけど。

千恋*万花もこの年か、ゆずソフト全盛期だな(

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結局LRの追加部分の量とかそこまで何も考えずに全体をほぼ新規として見ている節がある。

そりゃ全体として見ればそもそものフルプライスエロゲに対してプラスが存在するんだから壮大という言い方はできるとは思うのだが、それはすべてが新作だった場合に言えることであって内容の過半数以上とか言うレベルじゃないほど既存が大半である場合に、このような言い方はできないと思うのだが、そういうことすら選考委員なるものは判断できない程度の人間なんだろうか。

 

・同じ世界観を舞台にしたTVアニメ『レヱル・ロマネスク』が発売直後に放送されたのも大きな話題に

これはなっていた覚えが本当にない。

CFはやたらサクセスしまくってたので、そういう意味では話題だったかもしれないが、アニメとして話題になった記憶はない。

ニコニコのランキングですらそんな上位食い込んでなかっただろ。それこそ同じ5分アニメであれば『ノラと皇女と野良猫ハート』とか『ワガママハイスペック』とかのアニメのほうが話題になっていただろう。(まぁ時期がすべて違うので、単純比較することは可哀想なのかもしれないが)

このアニメでまいてつに興味を持ちました勢、本当にそんないたの?いやいないとは言わないけど(いるとは思うよ、全くいないことはないとは思うけどさ)

 

・何より素晴らしいのが、購入者を対象に無償でサブヒロインをメインにしたシナリオやHシーン等をアペンドパッチで追加していく「全部入りプロジェクト」が、現在も進行中なこと

それ新作作れなくなったからなんですけど、それで良いんですかね。

何より素晴らしい事というのは、エロゲを作り続ける事が何より素晴らしいはずである。あ~選考委員もエロゲメーカーをある意味でバカにしているんだなというのがこの講評で滲み出ている最大のポイントと言ってもいいのではないだろうか。

 

何を「新作を作るのやめてパッチ作るわwタダやしええやろ?w」とか言っている奴に「素晴らしい」とか言えるのか、この選考委員はバカなんだろうか。

素晴らしい事というのは無料でパッチを配ることなんですか?

それって未完成品をフルプライスで売りつけたという事にはならないんだろうか。

しかも新作作るのやめてるんですよ、しかも不満点云々でパッチ作りますって、それってガス抜きじゃないんですかね。

 

こういうのは普通のゲームのDLCとかでも言えることだが、元々が良い作品だからDLC(追加要素)というのは成り立つのであって、そこが未完成の場合、そこまで褒められる事ではないと思う(言うてグランツーリスモSPORTだって発売から毎月のように車やサーキットが追加されても、元々の数が決して多くなかった事により、そういう批判があったわけで。毎月のDLCは素晴らしいことなんだけどね)

 

選考委員の一番バカな所は、この完全版商法を『審査委員で大賞に決まったのは、このさらなる完全版への期待の大きさもポイントだった。』として受け取り大賞にした最大の要因として嬉々として紹介していることであろう。

完全版商法というのは基本的に好まれていない手法である上に、そもそもLRが完全版商法のくせにここにさらなる完全版を無料であろうとしようとしている事はむしろ非難されるべきだし、こうやって内容を後付していけば評価されるのであれば、完全新作なんてそもそも作ることが馬鹿らしくなってくると思うのだが、その辺り萌えゲーアワード審査委員はどういう風に考えているんですか?

 

”BugBug編集部 編集長 大澤 忠基”もよくこんな総評出したな、エロゲ業界、エロゲメーカーブランド、エロゲーマーを心の底からバカにしている事を宣言したようなものじゃないの?(新作とかどうでもいいから、無料で完全版パッチ付けてくれるのが大変素晴らしいので大賞ですって言ったようなもんですよあなた)

こりゃ萌えゲーアワードが権威ある賞になるわけもないわ、選ぶ側に敬意がないし、評価の仕方がおかしいんだもの。あほくさ。

 

なおそもそも権威ある賞でもないし、誰も当てにしてないし、どっちかっていうと「またやってるよw」という笑いのほうが近いのはそう。

ただまぁ、今回の記事でLoseも萌えゲーアワードもアレな事が伝われば幸いである。

 

 

追記:冷静に最後に一つ付け足し

しっかりと調べてみたが、萌えゲーアワードにユーザー支持賞が作られてから、全て大賞はユーザー支持賞と同じ形となっており、これに例外なくまいてつ Last Run!!が選ばれた形となっている。

ユーザー支持賞は2014年から出来ており、以下の通りとなっており、大賞と全く同じものとなっている。

 

2014年:蒼の彼方のフォーリズム(sprite)

2015年:サクラノ詩 -櫻の森の上を舞う-(枕)

2016年:ワガママハイスペック(まどそふと)

2017年:ノラと皇女と野良猫ハート2(HARUKAZE)

2018年:Summer Pockets(Key)

2019年:抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?2(Qruppo)

 

なので妥当といえば妥当なのかもしれないが、Loseは「ユーザー支持賞を獲得すれば大賞が獲得できる」との見方で金で釣って圧倒的な支持(金への欲求という名の)を得た形となった訳である。

ここまで通例を悪用する会社というのもさすがという感じではあるが、萌えゲーアワード側もこれからの運用に関してもう少し真面目に考える必要性があることに変わりはない。

 

以上。