おにじと申します。
今回は、エロゲ製品版感想記事。
…とは言え、当ブログの11月発売エロゲ記事は、すでに『創作彼女の恋愛公式』(Aino+Links)を掲載している。
まぁ5万文字近く書くという事態が発生してしまい、正直もう書く気力がだいぶ無い。
なので、今回はかなり簡易めで行くけどマジで許して欲しい。しんどい。ブログ以外でも書くこと多すぎるんだよ普通に。
ということで今回は『ウチはもう、延期できない。』(Sonora)の製品版簡易感想。
今月、クリエイターモノ多し。
体験版記事もあるよ。
プレイ前所感
CUFFS系列ブランド、Sonoraは過去作ヒロインをゲストキャラに置き、基本的に世界観が同じ中で行われる訳だが、前作『響野さん家はエロゲ屋さん!』(2020)から、エロゲの内部という所に手を入れた中々に突っ込んだ設定のものを出したりした訳だが。
今作もこの傾向を引き継ぎ、エロゲメーカー(ブランド)を舞台としたエロゲとなり、タイトルが『ウチはもう、延期できない。』という中々に攻めたというか、面白いタイトルとなっている。(この発売月のエロゲが何本か延期したのは割とウケるかもしれない)
体験版記事も掲載しているが、本作も内部の事が普通に分かったりしながらも、楽しく読める感じと、前作から変わりない感じである(タイトルの割に)
それぞれのキャラのポジション、役割というのはしっかりしているので、基本的にはその役割においてのお話とか、問題とかを乗り越えつつというルートになることが基本的には推測される。
エロゲでエロゲメーカーのご事情を軽く理解していこう。作るのも大変なんだろうからね…
UIチェックは体験版参照。変わってないはず。
雑感
ということで雑感です。
本格的にプロデューサーのポジションで働く事になる、主人公蔵馬雅史である。
ロープラでさえ750万円するって中々びっくりしちゃう所はある。
普通によく3000円で売るよなあになっちゃうけど、あの辺のロープラはそうじゃないと買わないからなあっていうのはある。
正直もっと下げて欲しい所があるのだが、この辺の予算規模とかを見ると各種のエロゲ価格を下げるっていうのも難しいんだろうね。
雅史、メイドバカみたいな所が非常にある。
前作の世界観を共通とすることによってのコストダウンという所まで考えている…ってなると、やっぱりSonoraも共通にすることによってのコストダウンの恩恵って一定受けてるんだろうね。
じゃあこの企画マジで動かしてみないか?というさやかの言葉で、実際に雅史の企画を動かすことになるのだが…
さやかは割と、試練を与えようとしがちなキャラですね。
まぁそうやって試してどうかっていうのを見極めるっていうのが、社長としてのムーブのようで。
じゃあマジで雅史の企画『女神さん家はメイド喫茶!』を動かすぞっていう所で共通は終わり、基本的にここまでの選択肢でシームレスにルートに導入していく形になる。
千紗ルート
ロケハンから始まる千紗ルート。
私生活ダメダメ原画担当。なぜかカウンタック系に乗ってる。
周りは結婚していくという現実を抱えるところからスタートするのだが、一番手が雅史じゃねえかって感じである。
色々と千紗にグッズの話とか教えてもらっている中で、売り子として雅史は千紗の同人サークルを手伝うことになる。
幼馴染の弟にときめいてしまう事に関しての抵抗感があるっていうのも、なんか現実的というかなんというか…w
まぁこの辺は主人公ムーブって感じ。
同人イベントでサークルを開ける機会というのも、ハーデスに入ってから減っているようで、そんな中で同人の活動が好きな厄介ファンみたいなのが現れたりするわけである。
この辺に関しても、雅史がどうにかする所ではあるのだが、こういうところから親睦が深まっていく感じがある。
あと千紗はめっちゃ飲む。
クッソ酔ってたので家まで送り届けて、薬局でなんか薬買って来たら酔い覚めてて「ヤッちゃった!?」って言ってるのは笑った。
家ゴミ屋敷であり、めちゃくちゃな所を片付けるイベントが発生したりと。
そんな中で、ヒロインの一人、ポーラのキャラデザにおいて千紗が詰まる。
ここで、ハーデス伝統の缶詰作戦が行われる事になる。
出社せずに自宅作業で能率を優先するって奴。このお世話を雅史はする事に。
これでより関係性が近くなっていくわけですわね。
ポーラのキャラデザの判断とかもしっかりするわけだし。
文化祭の所でエロゲ関連である事をお互いに完全に察するっていうのちょっと面白かったな。
というか基本的に延期できないの時間軸って、響野さんにおける前半部分にかなり固まっている関係で、紡のエロゲの免疫のなさが目立つ。
缶詰作戦が終わる日、ここまで毎日のご飯とかを調達したり、文化祭も一緒に行ったりと関係を深めた2人はここでくっつくことに。
最後まで年齢を気にしてたけどね。割ともう環境がそうさせた感じはあるくっつき方。
そんな中、夏の即売会で企業ブースが受かったから、宣伝効果や売上が見込める漫画を出してみるのはどうだろうという話になり、この方向性で進み始める。
酔ってるとこ可愛かったね。
妹キャラやって自分で死にそうになってるの含めて(
誤爆だ~!!!!
SNSに誤爆ほど怖いものはあんまないからな。マジで怖いよ色々と。
という事で誤爆で彼氏疑惑という問題発生でしたね。
厄介ファンが即売会登場するも、ここで言えるようになったのがここまでの過程を経ての千紗みたいな所はありそう。
響野さんでも見たサイン会。
こっち視点で見るのも結構良いもの…というか、こういう所がSonoraにおいての作品を積み重ねられる設定の良さというか、やってればやってるほど面白いみたいな所がある。
ちゃんと作業はしましょう(
オチがこれなの笑ったなあ(
CVは森谷実園。
結構久々に見たきもする名前だったけど、こうぶっ飛ぶ所でぶっ飛びきれる人なのはよくよく知っていたので、そういう所も生かされたのかなと思う。(だいたいそのイメージはメイラバのせいだろ)
お姉さん的なポジション(なお私生活)みたいな感じで、色々な面を見ることが出来る感じになっているように思う。
この際批評空間で出演履歴見たら結構作品としてデカいの出てたんだなって改めて思った。
結構安心できる人ですわねやっぱり。
花梨ルート
主人公を弄る幼馴染の姉はエロゲ声優。
当ルートにおいての、雑に言う所の『敵的なポジション』というのは割とあっさり出てくる。
悪徳音響監督っていう分かりやすい言い方をしているが、昔は有能な人だったらしいけど今は新人女性声優にセクハラ親父というなんともまあ…
というか、最近こういうのマジで多いな。エロゲでも割と突っ込むようになったよな。エロゲ以外でも突っ込んでるけど。
という事で、一回目ここを使ってしまった(知らなかった)が為に無碍にもしにくく、花梨はあんまり自分から言わないってこともあってという感じのところからのスタートである。
エロが惜しい若手エロゲ声優という設定、あるあるが過ぎる。
当ブログの筆者は濡れ場に対しては正直守備範囲より外なので、よし悪しをあんまり言えないが、それでもわかる所はある。
普通の演技とエロの演技ってやっぱり違う所が存在するというか。
という事でチュパ音を始めとしたエロ演技の特訓が始まる。
いや分かんねえんだけど!と言いながらも花梨には協力したいという気持ちがある雅史はここで手伝うことにして、ここで距離が縮まっていく感じでしたね。
エロゲ声優における、エロ演技ってマジでどうやって能力向上してるんでしょうね…っていうのはあるけど。
飴舐めるのでやってる!とかは出てきたけど、これは知ってた。最近は色々な道具を使っているとかいないとか。
そんな声優もいたよなあ、そこから成長してるとびっくりするんだけど。
今月は創作彼女で明羽杏子にびっくりしたなあ…(
ここでいい感じになっていくなかで、花梨が続きもとか口走るものだから完全に雅史もスイッチが入っており、花梨の事しか考えられないとかそういう所になる。
このルートだけ雅史が自慰する。
音響監督に啖呵を切る雅史であった。
方向が決まっているからこそここまで行けたみたいな所はありそう。
この前に未来が諦め描写あったりと、色々と既定路線になりつつあるからね。
これ、マジで本編に出てくるんだ…(
付き合う前にセックスをするタイプ。
こういうセリフってエロゲでありそうでなさそうでやっぱりあるくらいの割合な気がする。
まぁこの後すぐに付き合うんだけども。
まぁそりゃ妨害してくるだろうなあ、普通にそれは予測できるわね。
まぁそういうのって普通に有り得そうだからねえ、そういう干され方をするというかなんというかね。
同じ世界感で回す上でのメリットっていうのは、前述した通りに背景とかの統一化とかが出来たりとかする所で予算を抑えられるみたいな所がある訳だが、逆に声優に関してはコスパがあまり良くない所が存在するのも、また事実のようである。
まぁ確かにメインヒロインで呼ぶような声優をサブキャラにすると、ギャラとしては高いのにそんな喋ってないとか、コスパ的な所ではよろしくない所がありそう。
しかし、ハメ方が実に声優的であり、実に無能を晒す方法としては一番痛烈な方向性であった事は面白い所。
上手いも下手も全部一人でやって騙すっていうのは面白いというか、非常に声優的。声優であるからこその奴。
エロゲ声優はフリー多いからね割と。
表の声優のフリーとはまたちょっと意味合いが変わってくる。
正々堂々と仕事取ってくるだけだというのは、まぁ声優としては理想的ではあるし。
それでちゃんと正々堂々と勝ち取ってくるんだから、それだけの実力はあるってことよ。
名前とか身内とか隠して、流通の営業スタッフで…とか、めちゃくちゃ徹底してのコレだし。
たかがエロ、されどエロ…みたいな感じというか。
むしろ今は表の方がめちゃくちゃなせいなのか、裏に変化が少ないせいなのか、エロの方が演技に厳しい側面すら存在しそうだったりするのがね。
まぁそれは裏がようやってるとも言えるし、逆に表がカスとも言える(
ディレクターが表に出て作品の良さをアピールした方が、やる人間も中に入ってやってるから分かりやすいっていうので、宣伝広報っていう所もさやかから任命される(今後)っていうのも、CUFFS系列らしい…というかCUFFSがそうだからね(かたひとは企画しながら広報やってるし)
ロープラってあんまり特典費っていうのに回しきれない部分が存在するから、確かにわざわざお店で予約する必要性っていうのもなかったりするから大変だよね。
そう言えばお父さんにはエロゲ声優してるって言ってなかったんだったな。
こっちが最後の山か。
リアルでエロゲ声優を特定できる機会とか逆にないだろって話だけど。
まぁ盗撮がそもそもアレでしかないか。というかエロゲ声優のそういう云々はデリケートなんだからやめなさい(
まぁ筆者は普通にエロゲ声優の名義云々とかはやっぱ調べちゃう所はあるけどね。
こう、やっぱり全部ひっくるめて声優を評価したいタイプなので…
まぁだからってブログとかTwitterにそんな露骨に書かないのはやっぱり配慮って所はあるし。
聞いてるかTwitterで普通に表でエロゲ声優明記してる奴ら。
フリーだからこそできるムーブだ~!
顔が出たなら顔を出せっていうのは割とない話ではないよ。
しかしこう父親もエロゲ側オチっていうのもなんか面白いというかねw
ここでのコメントの流れようとか、色々とぶっ飛んでる感じがあって好きだったよ(
EDに入るオチが、宣伝まともに出来なかったから父パワーでサイトで宣伝してっていうのもこうw
それでいて目標10万本とか言うしw
それで認めようとか言うしw
めちゃくちゃなんだよなあ…w
ルートにおいて唯一結婚エンドする。
まぁ忙しい声優において、一緒の時間を家で作るっていう考え方は理解できるところであったり。
エロゲ声優としての地位を確立するのもなかなか大変なんだけどねえ。
エロゲ声優としての動きとか、現実とか、現実的なやり方とか、声優としての理想とか色々詰まってましたね。(創作彼女の桐葉ルートをやる前ならもっと評価してたかもしれないけど十分な出来だわね)
CVは葵時緒。
お姉さん的ポジションが多い声優さんであるが、今回も姉というポジションではあった。
ただ、いつもやっているところよりはちょっと跳ねているというか、そういう所もありつつって感じではあったかな。それで違いを出せてたし。
こういう声優さんってメインでもサブでも置いたら一定の印象を残せるし、割と最近は好きな声優さんかもと思ってたり。
まぁ意外とお姉さん以外も出来ると思うけど、普通に。今回もお姉さんお姉さんしてる訳じゃなかったし。
愛ルート
闇の住人の巨乳塗り師。
ここでの説明の所、分かっている人間が分かっていない人間に説明する事がどれだけ難しいかみたいな所がある。
筆者も説明が難しくて困るから、いやマジで困る。
流通の方から攻略ヒロインを一人増やせないか?という話が出てくる。
そこで、サブキャラの一人を昇格させることを考えるが、描ける人がいないと。
愛さんではちょっと実績が…というはなし(塗りはしてるけどキャラクターの原画としては実績がないからね…)
おっぱいゴスロリ生主という概念。
いやもう絶対に愛さんですね…これは愛さん…(
この人めちゃくちゃからかってくる側なんですよね。
めちゃくちゃその気にさせてくるというか。
陰側の人間ではあるんだけどね、それでもなんんか雅史には波長が合うっていう言い方が正しいのかもしれないけど。
それにしてもめっちゃやってくるな(
口下手とか説明するのをどうにかする為に配信とかを始めるって、結構思い切ったことするよねえ…
まぁでもそれで実際に上手になってたりするんだから十分なんだけど。
しかしこう、ネットでそういうおっぱい強調とかしたら碌な事ないんだからやめなさいw
学びたい派とおっぱいしか見に来てない派での対立とか面倒くさそう(
父親がでか過ぎて自分の絵が下手に思えて、絵を描くの嫌がるっていうのも、なんかこう近い所に天才がいると…みたいな話でこうなんか色々と思う所はあるよね。
強すぎるのがいると中々に辛い所はあるからね…
まぁでも雅史は行けると思ってるし、だからこそコンペという形で愛をふっきれさせようみたいなムーブは、愛の性格的には正しいと思う。
まぁコンペで普通に勝ち取るんだけどねえ。
「おっぱい配信は続けてね」っていうのは笑ったけど。
愛は今のハーデスでの環境がめちゃくちゃ合ってる感じがするここまでの過程というか。
その上で雅史が来たことによってより合っているというか。
頼り頼られしやすいポジションが雅史って感じがする。
まぁここまで来ればそりゃくっつく展開になるわよって感じではある。
まぁそれは主人公がちゃんとヒロインを支えるという構図が成り立っているからこそそうなるとも言えるんだけども。
ラーメンの下りとか、文化祭の下りとか、とにかく愛が楽しそうっていうのが感じ取れる描写が多いというか。
まあ元々から別に暗かったわけじゃないけど、明らかに笑顔立ち絵の割合が増えてるからねえ…
付き合った後のさやかアナザービューって意外と多くないんだけど。
でも、この人サブキャラのくせにルートロックなんだよな。
実姉ルートロックって何?ってなる。サブだし。
あと、成長っていうのも分かりやすいキャラ。
まぁこれは初期値が低い所があるからこそ分かりやすいってだけではあるんだけど。
でも、確実に成長している事を理解させるっていうのは大事だと思うしね。
Geistの話は『響野さん』でも一部ルートで結構深くまで入ってくるんだけど。
こういう所は『響野さん』やってると立場が違う、見え方が違うっていうのがよく分かるポイントであったりもする。
響野でもGeistはスタッフやめてるって話出てくるからね、そのメンバーが今のハーデスのメンツだったって感じというか。
そのノリで言うのやめて?
というか、割と濡れ場的な所で言うと、一番ノリノリ側だったかもしれない。
ゴスロリとかのも見てるとねw
最近はネット炎上系のシリアス多いなあ…って思ったけど、これは完全に筆者がクリエイターものばっかりやってるからだわ(
というか、父親が漫画家っていうのかあ…まぁそういうのあるよなあ…
まぁ最近はやっかみとかで情報漏らす人間はいるしなあ、今回のは愛に非はないからまだマシだけど。(これで非があるともうどうしようもないからね)
ここらへんの演技よかったね。
まぁ一番シリアス側に寄る所だし。
小波すずは良いぞ!って話はルートの話終わってからまとめてざっくりするか(
こういう交換条件とか色々あったりするのは、エロゲというかお話としては分かりやすいし、分かりやすいピンチだよな。
いや~、こういう所でちゃんと演技できる人っていうのは強いんだよなあ。
こういう時のさやかの頼れっぷりったらないというか。
各ルートで何かしらピンチがあるとその糸口をしっかりと掴んできてくれるのがさやかというか。
恩田社長じゃないっすか~、まぁプレッシャーに弱いダメプロデューサーなのはそう。まぁ頑張ってはいるんだけどね…w
まぁ自分らのダメな所は自覚してるみたいだから、十分だと思うけど。
乳首の位置を指摘されてクソ親父って言うの笑った。
親にあの配信見られるのはどう考えても地獄だわ。そりゃ地獄だわ…
一個一個の事がちゃんと積み重なった感じが一番強いのは愛ルートかもしれない?
CVは小波すず。
いや~、やっぱり小波はつえ~んだわ。
彼女の強さは演技の緩急という所の技術なのかなと改めて感じた。
文字以上の生きている感じ、文字を常に上回ってくる演技というか、文字で書いているよりも情報量が多いんですよねえこの人。
いや、そりゃ声だから感情が乗るから普通にみんな情報量は多いんだけどね?でも、この人は段違いというかね。
ゆっくりしゃべるのと早く喋るのを同じセリフ内でも操って、感情表現をより深くしてくるのが大変好みですわね。
未来ルート
幼馴染のネット小説書きはエロゲライター見習い。
なんだかんだファンの声援って大事でモチベ。やっぱり反応がないと続かないっていうのは実際の所ある。よっぽどの気合があれば別だけどね。
一ルートを未来に任せるという事におけるプレッシャーというのは中々のものであり、それをさやかはやはり気にはする訳で。
それを乗り越えられると雅史は思うし、さやかも雅史がいるから大丈夫な所もあるって感じで。
実際ルート分担において、一人だけ出来が的な所が存在すると言われてしまうのは事実。
それこそCUFFS系なら『神様のような君へ』(CUBE / 2020)とか言ったしなあ割と当ブログ。まぁアレはみんな言ってたけど…
やっぱそういう事ってあるからねえ。
お客さんは終わりだ。
プロとして未来はエロゲシナリオライターの一歩を踏み出す訳である。
まぁルートなので、苦難の連続だが。
そういえば同じクラスとかって未来の場合でしか発生しないから、この過去作メンツが一番出てくるのこのルートなんすよねえ…
しかし紡、響野さんのときよりもこの表情見た気がするw
未来の墓穴の掘りようったらないしな…w
キャラが勝手に動くっていう感覚は、割と物書きをしているとあるあるな時はある。
むしろ一定動いてくれないと、進まなかったりもするし。
でもエロゲ媒体となると、書けることはエロ含めて一定他より自由度が高そうであっても、CGとか、全体の長さとか、そういう制約もやっぱりどうしても存在はするし、エロゲって絵と文字だからその情報量の加減とかが難しいんだろうなあって思う。(まぁ今はそんなに自由に書けるって程ではないだろうけどね)
エロシーンまったくもってエロくないとさやかに言われてしまう未来。
先にエロシーンも一緒にしたのは恐らくさやかの狙いだと思った雅史は、ここからは二人三脚でやっていこうという風に考える。
まぁ未来が書いているのも、かなり雅史きっかけの要素もありそうな感じするし、それだけ雅史も読んでるだけとか言いつつもちゃんと良い所悪い所指摘してやってくれてるからっていうのは、まぁ未来にとってもありがたい存在であることは間違いないよなあって。
エロ文章を書くのってむずそうだよなあ。筆者は書けない。
経験がないから書けないってわけにもいかんし。
絵とかCGとか画面の情報もあるからこそ、そのバランスっていうのも中々に難しい所だし。
メッタメタのタイトル回収しまくったし、やっぱりここで一回一区切りだったりしない?Sonoraワールド(
響野家と一番絡むのは未来ルートかなあって。
生粋のエロゲオタクであるゆかりに対して、見せられる時が来たらっていうのもなんか良いよね。
しかしゆかり強いよなあオタクとして。サブキャラとしても動かしやすそうなキャラだw
さやかは試してる、期日までに求められる所に持ってこれる人間なのかどうか。
だからこそ、未来には書いてもらわないといけない。書けないと多分使わないから…
オナニーして参考にしようとするまで突っ込んだ未来はようやってるんやろ(
初オナニーをそれで経験するのもなかなかあれだけど。
結局イク所まで見てしまった…じゃないんよ雅史君。そうじゃないんだよw
まぁちゃんとその後付き合うためのぶち込み方というか、プッシュのためみたいなのはあるけども。
純粋な子がオナニーに至らせるの好きか?Sonoraくん(
さやかが大切にすることっていうのは割とどこでも一貫してるというか、熱が必要だ!っていうのがず~っと言われてる。
まぁやっぱり愛がないと心に響かねえじゃん!っていうのは実際そうだと思うしねえ。
ただ、そういう文章を生み出し続けるのって大変なんだよね。
未来って嫉妬深いというよりも、割と子供っぽい所あるんだよなとか。
まぁこれがルートに…というか、ライターとしてというか、色々とネックになってくる所ではある。
プロデューサー気質の人間としてはやっぱり文化祭とかでも仕切れちゃうからね。
なんというかこう、このルートってさやか側のウェイトも結構重めなんすよね。
育てる側のさやかがどうするのか?っていうところにも結構なウェイトがある。
基本的に育てる側にはなってないはずだからね、さやかは。だからこそなんだけど。
しかし、ここまでしっかりとゆかりが絡んでくるとはねえ。
なんというか、Sonoraの作品は前作における余地を上手く使っている(まぁわざと余地を残してるんだけど)と思うわね。
なんだかんだお姉ちゃんですからねゆかり。
この辺くらいから、基本的に未来の元々から持っている問題点というか、未熟な点がボロボロ出てくる印象。
良くも悪くも子供だし、やっぱり趣味の域から出てこれない部分があるというか。
雅史はある程度よくやってる方だと思うよ…?
なかなか完結させるって難しいんですよねえ。
風呂敷を広げる事は出来ても、畳むことって難しいというかね。
それは、別に素人だけの問題じゃないし、風呂敷を畳めなくて終わり方がダメな作品なんていくらでもあるし。
もうお前が書けよ案件っていうのは、やっぱあるんだよなあ。
こう、分かってるんだけどね、協力してもらってるからね。でもなんかこう、それでも自分が主導ならこう書きたいとかがあるとね。
まぁ逆に出てくるのが良すぎて自分が書く必要性ないじゃんっていうお前が書けよ案件もあるけど。
だからもう頼れる所は全部頼って作るっていう方向に持っていくわけだが。
なんというか、こう未熟だったらどうするんだよっていう話が、このルートのいちばん大事なところなのかもしれないわね。
やれることはぜんぶやるというかね。
でもって、さやかの教育っていう所にもフォーカスされているルート。
まぁ教えるのってむずいのさ。
だからこう、割とさやかの話も多めなんすよねえ。
最後にゆかりのとこに持っていくっていうのは割と好き。
ちゃんと胸張って持っていけるもんを持っていけてよかったな。
なんというか、積み上げての成長っていうのは愛の方がある気がするんだけど。
なんというか愛とは成長の意味合いがちがうというかね。
未来はクソ未熟なので。ルートにおいては(このルート以外はここまで未熟というわけではないと思う)
まぁでも一回でも書いたことある人間なら、未来の気持ちは分かる部分はあるとは思う。まぁ難しいんだよ書くってことはさ。
そして教えるっていうのもむずい。
ただくそめんどくさすぎるんだよなこの女。子供が過ぎるというか。
めんどくさすぎる。
CVは立花萌音。
等身大の普通の子っていう感じのキャラをしっかりと演じた印象。
このキャラは割と「ええええええええ!」とか言わせてえキャラと声してたかなってw
子供っぽさも必要だし、真っ直ぐな子っていうのもありつつ、面倒で子供っぽさも必要っていう中で、バランスは良かったんじゃないかなって。
さやかルート
全ての元凶みたいな所もある社長の姉。
共通の段階から言われてはいたが、昔は本を読みまくるどっちかっていうと大人しい子だったらしい。
こういうのはエロゲにおいてのあるあるだけど、キャラが変わってるっていうのはなにかあるって話。
自分とは真逆であるキャラがうまく動いてくれず、自分の基準である魂、熱さというのを感じられないことに悩む…というところからルートは始まる。
王道幸薄純情真妹キャラ。そういうのだと、言い回しを未来に手を入れてもらうほうがいい感じになっちゃうっていう。
チームプレイだからねえ。
と言いつつ、基本的には頼れないっていうのがさやからしいぞっていう情報が入ってきたり。
なんというか、さやかって勢いが強いんだけども、やっぱり千紗とかが見ると危うそうな所も感じてるんだろうなあとか。
知ってたけどお前も怪獣パジャマかい。ゆかりもそうでしたからね(
さやかはエロにエロに向かったことによって、距離を取らざるを得なかった所はあるが、弟からすればそうだよなあっていうポイントだったり。
青少年に見せられるものじゃないんだから、さやかの判断は正しいからね。
雅史、対象がさやかから未来に変わっただけで昔からずっとそういうポジだったんだなって改めてなるけど。
そういうのも心地よかったんだろうなあっていうのがわかる所ではある。
ただエロは見せれないからね、仕方ないね…
憑依で落として書くっていう方法が雅史にバレる。
しかし、マジで降りて来てるじゃん。桃山頑張るなあ(そこじゃない)
これは恥ずかしいよな見られるの。そりゃ恥ずかしいわw
というか可愛いなさやか。まぁそれは可愛い。うん。
仕事人間を休ませよう!っていうので秋葉にエロゲ見に行くんだけど。それで休めるのか?まぁさやかなら休めるか(
さやかの中で延期しないっていうことがかなり大きなことである事がわかるというか。
なんというか、基本的には快活女なんだけど、他のルート見てるとやっぱりちゃんと社長してるし、大人の女の部分もあるし、結構色々な面が存在するんだよなあ…
しかし雰囲気良いよなこの2人(
普通に弟が落ちちゃってるんだよなあ…
Amazon系が遅れるの、あるあるだ~!!!
ただ概要すら無いのが怪しい…
てか見たなこれ、これ『海と雪のシアンブルー』(CUBE / 2021)だわ…
さやか、この感じでクソ弟が好き…というか、割となんか精神安定剤的な所があるような感じがある。
普通に実姉弟が好きでヤリだすからなあ…しかし、「エロゲーの糧になってくれ!」っていうのはらしいと思うw
やっぱ元々の性質が存在するのか、割と弱い所弱いんだよな。
他のルートではその弱さっていうのはそこまでフィーチャーされなかったけど、未来ルートとかでは見え隠れしてたし、色々な所で覗かせている要素はあったよなって。
流通の関係上での延期案件というのは、多くはないけど、前述した通り『海と雪のシアンブルー』(CUBE / 2021)で実際にあった案件なので、あったからマジで系列でのシナリオに組み込んできた感じがある。
あの時は、普通に流通の関係上っていう理由を明記できたんだけども。
Amazon系の値引率の高さというのは確かにあるんだよな。他の所では基本的に定価で売られる中でAmazonだと安くなる…っていうのは、特に特典とかがないロープラ系だとなりがち。
まぁコンシューマ移植とかでもこっちを選びがちだし、このへんは実際の所の話って感じがする。
さやかが延期を嫌がり続けているのは、同人時代の苦い経験によってっていう所が強かったっていうのは、まぁ色々と感じる所があるというか。
まぁ責任感が強すぎる所あるしね、さやか。
キャラ性が変わったのもエロゲーだし、延期しないって決めたのも同人エロゲーだし。
さやかエロゲーで生かされてるって言っても過言じゃないんだよなあ。
しかしこう、まぁ同人時代にスペースで延期謝り倒したりとかしてたら、元々のさやかの性質的には思いっきり折れても仕方ない事だと思う。
この感じで割と繊細な所あるよな、まぁだからこそ本当は誰かが支えてやるべきキャラというか、だからこそサブだけどヒロインなんだろうけど。
今から隠し要素でルート一つ増やして、追加要素めちゃくちゃ増やしてでも、『クオリティアップのため』という適当な理由で延期するの嫌がるの、めちゃくちゃしんどいけどな。
タイトル回収はここかい。かっこいいけどヤバイんだよなあ(
エロゲにガチの姉であり、支えてあげたくなる女って感じがする。
複数のキャラ性を持っているからこそのバランスというかね、ちゃんとしっかりしてるんだけど、でもそこには元々ではない要素もあって、だからこそ誰かが支えてあげることでちゃんと夢にまっすぐ向かえるのかなあって。
う~ん、初期ブラコン。
とはいえ、あそこまで世話してくれる弟に恩義を感じない方が難しいし、そういう所に発展しててもおかしくはないよなって思う。
そのエロゲ、このエロゲなんだよなあ。
タイトルもう一回回収して終わりよった。
CVは桃山いおん。EDもこのルートでは歌唱。グランドじゃん。
さすがの安定感。この人、声の性質上ちゃんと選ばないと行けない所はあるとは思うけど、それでも網羅できてる範囲は十分だし、安心して聞いてられる。
こういうアクセル踏み踏みキャラだと勢いとキレが必要なんだけど、そういうのはめちゃくちゃ持ってるからね。切れ味抜群というかね。
そんでもって、真剣な時はしっかり締まるし、弱い所ではちゃんと弱さを感じさせてくれるので、いや~やっぱ桃山好きだなって。上手いんだよねえ…
〆
クリエイターモノの月だったわけだが。
この『延期できない』に関しても、なかなかにいい出来だったと思う。
前作からの雰囲気もあり、しっかりと結構エロゲにおいて為になる情報というのも入りつつ、それぞれの立場においての問題だったり、壁とか、なにか起こってしまうとか、そういうのを絡めつつしっかりとエロゲとして成り立っている。
基本的にはキャラの可愛さという所になるわけだが、それでいてシナリオにおいてもそういう現実的な要素というのが多いので、バランスとしてはいい感じで取れているんじゃないかなと。
さやかがルート固定というのは割と驚きの要素のような気もしたが、短くあくまでもサブながらもグランド的な所もありつつという感じで、こちらもバランスが良かった気が。
今月普通にエロゲよかった方だと思うわ。