声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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おすすめ記事

クリエイターだもの。Aino+Links『創作彼女の恋愛公式』製品版感想・レビュー

おにじと申します。

 

久しぶりにぶっ続けでエロゲをやると死にそうになった(

今回はエロゲ製品版感想です。

ネタバレ普通に含みますのでプレイ後に御覧くださいって感じ。

体験版記事あります。こちらも読んでいただけると幸いです。

oniji.hatenablog.com

 

今回はAino+Links処女作『創作彼女の恋愛公式』の感想である。

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プレイ前所感

Aino+Links処女作。

こちらは株式会社グリーンウッド(解散)の一つのブランド、Campusのスタッフが中心となっており、母体は有限会社AKABEiSOFT2(あかべぇそふとつぅ)と思われる。

 

あの有葉が原画という所での話題性は一定ある作品であるが、それ以外は基本的にスタッフはCampus側から出されている。

シナリオは工藤啓介。Campusでの『ウソシリーズ』などが代表作…というかCampusでしか書いてない。ディレクターとかめちゃくちゃ掛け持ちしてて大丈夫かお前ってなるくらい役職がある。

 

クリエイターを育てる学校が舞台となっているこの作品は、ヒロインも全員クリエイター…って書くと割と『ハミダシクリエイティブ』(まどそふと / 2020)とかを思い出してはしまうが。(まぁあれは普通の学校だったけどね)

oniji.hatenablog.com

 

今作における体験版での構成は非常に特徴的であり、『第◯話』という構成で2話までが見れた形。

共通でありながら、一人のヒロインに対して重点を置いて描き、それぞれのヒロインの深堀りをしていきつつ、何かしらの問題を一つ解決したりする感じの構成。

これが8話存在することが体験版公開時にすでに判明しており、非常に長い共通が予想される。

 

この構成に関しては、工藤啓介が基本的にフルプライス作品で初めて書くという所も関係しているようにも思える。

このような構成にすることで、それぞれの話で一定の起承転結を組みやすくなり、話としての面白さを一定担保出来ている感じが。『大きな間違いをしない構成』と言えるかもしれない。

 

正直な所、2021年のエロゲはあまりパッとしていない印象もある。

そんな中、非常にこの作品には気合が入っているように感じる所はあり、一定の期待感は存在する。

が、あくまでも処女作であることと、工藤啓介がフルプライスで書くのが初めてである事など、色々と不確定要素が多く、大きな期待を寄せすぎるのは正直酷だよなとも思っている。

一度の延期を経ている事もあり、結構待たされた感じもあるわけだが、とにかくこの気合で大空振りだけはして欲しくない。マジで無難にいい感じで良いので、いい感じであってほしいと思う。

と、言いつつ比較すると今年一番期待している作品にはなってしまう『創作彼女の恋愛公式』さんをプレイしていこう。

 

 

システムにおけるバックログジャンプ不具合について(v1.0.0下)

2022/10/14、『創作彼女の恋愛公式』はアペンド+修正パッチが出た。

これにより、以下の不具合は解消されたものと思われます。

詳しくは別記事を御覧ください。

oniji.hatenablog.com

 

『創作彼女の恋愛公式』において、一つ進行において阻害される可能性があるバグが存在する。(まぁ他にもバックログスクリプトがBGMフェードのスクリプトが入り込んでるのもあるけど、あれはプレイに支障はないので)

 

これがバックログにおけるバグであり、このバグり方も基本的にツーパターン存在する。

まず一つは完全にブラックアウトする。

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ブログの為に意図的にブラックアウトさせる筆者
(エレナ√ED終わってからの一つの所でバックログジャンプさせた時。
これが一番バグが分かりやすく、この状態で何故か√ED音源が流れる。
ちなみに、ED音源を最後まで流すとバックログジャンプを押した所にちゃんと飛ぶ。
恐らくスクリプトの何かしらの不具合が濃厚。)

バックログしたら完全にブラックアウトしてうんともすんとも言わなくなる時が存在する。

このブラックアウトに関しては基本的にそのバックログジャンプをした場面のスクリプトに何かしらの不具合がある可能性が高い。(同じところでやると同じようにブラックアウトする事が大半の為)

また、これになる条件は正直分からないが、前の場面と今の場面で何かしらんのアイキャッチ、またはEDムービーなどを挟んでいる場合に起きやすい気がする。(体感)

 

もう一つは、普通にエラーダイアログが出るパターン。

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こういうのが出る、これはなった時にスクショしておいたやつ

これは正直分からん。これは同じところでなるのかも分からん。

これも多分スクリプトがバグってる。

 

という事で、どちらにしても対処法は一応存在する。

これ、タスクマネージャーから落とすと、既読情報が飛ぶっぽいので、進んでた所まで進むのがよりめんどくさい。

ので、既読情報を保存させつつ、一応正規方法で落とす方法を現状の対処方法として消化しておく。

 

①(ダイアログが出た場合のみ)ダイアログを右上の『✕』で消す

②キーボードのWindowsキーを一回押す。すると以下の画像のようになるはず。

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③創作彼女のアイコンを探して右クリックして、ウインドウを閉じるを左クリック。

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④ゲームを終了します。ダイアログが普通に出てくるので、これをYESをクリックして創作彼女を終了させる。

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⑤もう一度創作彼女を起動する

 

これで、ここまでの既読情報を保存した状態で創作彼女を再起動出来る。

なお、『CONTINUE』は正常動作しないので、普通に直近の最後のセーブデータをロードして、既読スキップオフにしてスキップする、またはシーンスキップを使用すると最後読んだ所まで飛ばせる。

 

なお、ブラックアウトの不具合は同じところでバックログジャンプしても100%ブラックアウトするので、その手前で止めて手動ですすめるか、その前で不具合が起きない所からバックログジャンプするかの二択となる。

まぁ多分そのうちパッチが出ると思うので、出るまではとりあえずこういう対処になると思う。

 

あとバックログ半透明生き残りバグとかもある。

これはバックログと通常を高速で行き来している時に2回だけ遭遇したバグだが、いつもよりバックログが半透明で生き残って消えないっていうやつ。

これは一度マウスのホイールを下に回して文章を一個進めてから、バックログにするとバックログが正規表示されて消せる…はず。

 

 

プレイ雑感

基本的に当ブログ、この製品版は√感想書いときゃいいみたいなスタンスだったのだが、今作品は非常に共通が体験版以降長い(6話共通がある)ので、共通のそれぞれのお話の感想から始める。

なので、まぁこれ話数毎に感想をそれなりに並べる感じが一番良いのかなあって感じで。

体験版ほど細かく感想を刻まないと思うけど許して(Monkeys!¡製品版であれくらいの長さでまとめる方が楽であることに気づいてしまったらしい)

 

第3話

『その時、わたしは「いいなぁ」って思えたんだ』

ゆめみ共通フォーカス①ですね。

 

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体験版終わり(Episode2)で見事にフラれている主人公鏡寿季。

まぁ桐葉も嫌いってことはないんだろうけどくらいの感じですが、まぁ思いっきり引きずってはいる寿季であった。

第3話からは2年生編に突入。なお桐葉とクラスが一緒(

 

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このEpisodeから、後輩である雨星結菜(あまぼし・ゆいな)が登場。CVは秋野花

発表当初は花澤さくらが担当予定だったが、花澤の2022年3月での引退等が影響しているのか、秋野花に変更されたキャラである。

で、まぁ正直な話、このキャラクター性であれば多分秋野花の方が合ってる。

いや、花澤さくらもめちゃくちゃ素晴らしい声優なんだけど。

 

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というのも、結構生意気な所が存在するキャラでもあるので。

こういう時の秋野映えるから。う~まいんよ。緩急つけられる声優強し、よく花澤がダメになっても秋野連れてこれたと思う。

 

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製品版になって、作中に登場する作品(架空)のパッケージ絵などが出てくるようになりました。これは体験版→製品版あるあるの絵追加パートですな。

結菜は雨星ユイとしてイラストレーター、VTuberを行っており、主人公寿季の過去作『Create #(Number) Girls』の原画担当である。(もうCNGの紹介良いよね?寿季がシナリオ書いた売れた同人ゲーなんだが)

 

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オフ会に付き添って欲しいとゆめみに言われて付き添ったら、相手は結菜という流れ。

そういえばゆめみってまだCNGのToshiである事知りませんでしたね…(

 

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体験版範囲から、才華学園に興味を示してはいたゆめみですが、結菜の言葉もあり、ついに引きこもりを卒業して才華学園に入学したいと言い出す。

まぁやっぱり最初は見学すら上手く行かなかったりするんだけどね。

 

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エレナ、官能小説を書く(

この人マジでなんでもどんなムーブでも出来るから強すぎるんだが、壊滅的に濡れ場が書けないらしい。

ぜひとも官能小説を上手く書けるように教えて欲しいと。

まぁ寿季は現状話が書けないので、この話にまぁ一応わかりましたとは言うんだけど。

エレナの不思議感、ぶっ飛んでるんだよなあw

 

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服装で浮いて排除されて引きこもりになって、そこからCNGをたまたま体験版プレイしてからオタクの道へと進むようになる。

ゆめみの絵を描く原動力は、あくまでも現実逃避の要素が強いんですよね。

2次元なら自分の好きなものを受け入れてもらえるかもしれないとか、そういうのも絡んでるし。

 

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結菜の向上心というか、割と結菜は凡人に近いサイドで、努力とかで叩き上げている感じが、登場から結構頻繁に垣間見える。

こっちはこっちで逢桜と寿季ほどではないにしろ、クリエイター気質強め感があるというかね。

 

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腹冷えるぞ君等(そこ?)

やっぱり今作塗りが好きな気がする。というか筆者の絵の好み、割と塗りに集約される気がしてきてる。

 

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CNG制作秘話、割とサークル代表がめちゃくちゃみたいな所から始まってるのが、こうまぁ同人ってそんなもんよ感が出てて好き。まぁこういうのは他の作品でもありそうだけど。

寿季のゴリ押しでどうにかなってる作品が大跳ねというのは作品も良かったんだろうし、運もあったんだろうなとかはあったり。

 

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結菜、まぁこの後も散々言うんだろうけどなんでコイツ攻略できないんだろうね(

 

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エレナの官能小説の方だが、「だって先輩は書きたいんでしょう?」と当然のように言うわけだが、

他の所は普通に上手いという要素も相まって普通なら「官能小説以外を書け」という風になる中で、書きたいものを書くのが物書きとしての原点だと言えるのは、寿季がクリエイターだからだと思う。

その答えはエレナにはいい方向に行くのはそりゃそうでしょうと。

寿季はクリエイターとしての考えという所に基本的に執着する所があるというか、そうとしか考えられない所もあるんだが…

 

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う~ん、天才。

ゆめみは完全に天才型なんですよね。まぁまだ天才はいるんだけどそれは追々。

現実逃避とか、割と負の感情をぶちのめして原動力にしている上に、この感覚派感があるのが、まぁなんとも。才能って理不尽って感じがるう。

それこそ結菜とはタイプが明らかに違うんですよねえ。

だからこそ、結菜はゆめみに嫉妬してしまう訳で、それが最後の山になり得るわけだが、まぁみんなFF0の愚痴アカウントなんて持ってますよ…いやワシは愚痴アカウントなかったわ、普通に本垢で愚痴るから()

 

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才能がある側の人間と、才能はない側の人間って感じがするというか。

まぁだからこそ結菜はサブなんだろうなとは思うんだけど。

まぁこれはある意味であるがままのものに疑いをまぁ持たないっていう、超真っ直ぐなゆめみの人間性的な所も存在するとは思うけど。

 

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ってことで編入する所までが3話でした。

あくまでもきっかけという感じもあるが、ゆめみの原動力とかの所が見えたので、√とかではここがもうちょっと掘られそうな感じがありますね。

 

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このゆめみと結菜の話を糧に、寿季は桐葉との関係を友達として修復することに成功するわけですが。

元々は桐葉の月見(外面)しか見てなかった人間なので、一種仕方がないことだけども、当人として気に入らないのはそりゃねえという感じだし。

 

第4話

『貴方の書く物語を、私はいつまでも待っているから』

エレナフォーカス共通①ですね。

 

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Episode表示がされる直前にコレなんですけど、この人はこれ絶対に言うんだよなあって感じでしたね。

この前に、やっぱり体験したモノとかの方が書きやすいですよね…みたいなのを3話の段階でやってるので、「そんな事言ったらエレナならセックスしようって言い出すぞオイ」と思ったらマジで言ってきた。

 

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あっ、桐葉さん完全に仕返しに行ってませんか?という事で、普通に恋人(仮)になる事になる。

共通で恋人(仮)になるの2回目なんだけど!(これ以上は多分ならないから…)

 

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実際寿季は女たらしというか、普通にこう解決するに当たっての行動が女を引き寄せてたり、周りがクリエイターだからこそ成立する所はありつつも、クリエイター的思考がヒロインに刺さってたりするからね。

普通にラノベ主人公っぽい気質も持ち合わせてる。ただ地獄耳でヒロインの独り言をほぼ100%拾う。難聴主人公ではない。(難聴主人公は創作の中の話でしょという話が体験版範囲で出てくる通り、この作品の舞台はあくまでも現実なのでこういう設定になってるんだろうなあと)

 

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色々とすっ飛ばすのやめていただいていいですかエレナさ~ん!

この人マジでムーブとしては何でも出来るから無敵なんだよなあ…

 

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COLORLESSなんだよなあ絶対。もう絶対COLORLESSなんよ。

この作品は凄く分かりやすく提示してくるから、もうエレナがCOLORLESSに決まってるんよ。

 

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ここで最後の主要サブキャラ。雪妃エリカが登場。

エレナの姉であり、株式会社イノセントアーク、微少女ゲームメーカーfragmentの社長である。(こっからイノセントアーク表記にするかfragment表記にするか悩むけど多分fargment側で書くと思う)

…って多分これってKeyか、フロントウイングだよねえ。多分Keyベース?

ほら、ビジュアルアーツで、Keyだからさ。フロントウイングフロントウイングフロントウイングだからなあ…

割とこっちもふざけるというかなんというか、そういうキャラではある。

なお、創作彼女は基本的にかなり現実に寄せているのだが、一番逸脱しているポイントはペンネームをかんたんに明かしてしまうことだとは思う。

ただ、これに関しては正直明かしていただかないと話の進めようがないと思うので(明かすまでの過程を全員やってたら無駄に時間がかかる)仕方ないと思いますねハイ(

 

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ウチに来ないか?案件だった。

めちゃくちゃ良い案件でしかないけど。

まずスランプ抜けないことにはどうにもならんとはいえ、ここまでちゃんと才能が認められて声をかけられるみたいな事は決して多いわけではないからねえ…

 

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ここで、作品において非常に重要となりそうなプロジェクトが始まる。

才華学園とfragmentの協力で、学園生のみでADVを作り一般販売するという物である。

こういう芸に秀でた人間を集めるやつとかだと有り得そうな感じはするけど、ADVではなかなか無いだろうなあとも思ったりはする。

ここで最優秀賞を取った人間がシナリオを書いたり、原画を担当したりするわけである。

ガッチガチ選考感があっていいよねえ。

 

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各所に書けなくても後押ししてもらえるのって、なんというか人望があるというのか、それだけの実績がある人間だからこそというか、良いですよね。

周りに恵まれているというかね…

 

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うん、そうだね~。知ってたね~、分かってたよそんなん体験版から分かってたよ~(

創作彼女君の一つの欠点としては、とにかく伏線が分かりやすすぎるので、バカにも分かりやすくなっている代わりに展開が一定読めちゃう所ではある。

まぁ良いんだけどね、変なことするくらいならこれくらい分かりやすいほうが良い。

 

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エレナはCOLORLESSでは思ったのをそのまま出力しているだけで面白くはなくて、官能小説とか書いてる方が楽しいってことなんだけども。

人に求められるモノと自分がやりたい事ってマッチしないことも多いから難しいよね。

そりゃCOLORLESSのここまでの描かれ方からすれば半端じゃないモノだし、やっぱり天才が書いてたって感じではあるんだけど、それを求められるからこその苦悩的な感じというか。

寿季が希少な存在だったからこそ、関係を壊すことが怖くて仕方がなかったというかね。

 

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…って言うのが桐葉である事が、ここまでの積み重ねによって非常に意味合いを大きくしているのが非常に好みだったりする。

お前は私のときと同じ過ちを繰り返す気なのか?と言わんばかりの発言ですからね。

こりゃ効くわ。

 

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キャラ補正が強いキャラクター、色々と違いを出しやすいキャラクターではあるんですけど、ここの感情が乗った所は破壊力あったと思う。

というか体験版からずっと思ってるけどこんな豪華メンツの中に入れられる葉月ひかりはめちゃくちゃハードモードスタートなんだがよくやってると思う。

 

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圧倒的な熱量とか、技量っていうのはある意味で心が折れる=筆を折る原因になってしまったりはやっぱしちゃうんですよね。

普通の人だったら「このひとすげー」で終わることも、作ってる側だと「なにこれ俺こんなの書けねえ(描けねえ)よ」になっちゃうからね。

COLORLESSの技量に折れてしまって、自分はなんてダメなんだの悪循環でお前アレ以上なんて絶対無理じゃんで書けなくなっちった…って感じ。

基本的な事だけど、寿季はあくまでも一定の実績はあったし、これを超えたいという気持ちも持っていたことから気付くのがここまで遅くなってしまった所はありそう。

自覚なく折れるというのは一番厄介なことよ。

 

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何やってたんでしょうねって言っても、それを解決する手段を与えてもらったのはこの期間だったわけであって、無駄ではなかったと思うよとはフォローしてあげたい。

共通を1on1での対峙を多くすることは書きやすくするとか、展開が分かりやすくなるというのもあるけど、こういう所でしっかりと積み上げられたモノというのを分かりやすく提示しやすい所もあるので、この形式は割と良かったんじゃないかなあって。

 

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”書きたいから体調不良で一週間休みます”とか一回で良いから言ってみた…いか?

いや、ハードルを超えるのは無理だな…(

ここでよっしゃって感じの姫ちゃんは優しいんだよな、ある意味で狂ってんだけど。

 

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エレナにとっての寿季のウェイトってめちゃくちゃ重いんだよなあ。

友達いなかったし、好きなものは官能小説だし、官能小説書きたいし、でもCOLORLESSだし、でもCOLORLESSとして書くことは楽しくないし好きでもないみたいな人間が、

官能小説書いて良いって言ってくれて、COLORLESS好きですとか、救われた事がありますとか言ってくれる人間に会ったらそりゃあ好きになっちゃうでしょう異性ならば。

世界が狭かった人間に対して広がりを与えることはそういうきっかけになりがち。

 

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う~ん天才。

200KBって10万文字っすからね。プロでも10日って10000/日だけど、実際のところどうなんだろう。

なんとなく10000文字を書くことくらいなら自分でもできそうな気もする人間はいそう…というか、ブログを10000文字こすことが多い自分だけど、

それをちゃんと物語として面白く10000文字とかは話が変わってくるからねえ…

どれだけ早くても50KB(25000くらい)とかしか見たことねえしそんなもんだよねえ多分。

 

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そっか、この2人が書かないと話として成立しないんじゃんって、なんか微妙に失念してた筆者無能だった。

そりゃ難航して2人にならないと意味がないじゃん。

寿季がここまでちゃんと戻ってくるだけの理由はもう必要ないというか、書けない間も努力してたのは明白だし、元々の実力はあったんだしね。

自分のためだけに書けるようになったら戻ってこれたっていうのも、なんかクリエイターって結局自分本位感が出ていて好きですね。

幼馴染(ライバル)って良いっすよね。きれいな展開ですよそりゃ。

 

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そして、これがエレナに自覚を呼び起こす結果となるわけですが…w

自覚を呼び起こすのがここまで爆速とはね、まだ共通4話残ってんだぞ!

 

 

第5話

『忘れてたよ、好きだっていう気持ち』

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回りくどいやり方では普通に伝わらねえんだよお!

と思いつつクリエイターなんだからこそ気づけやお前!とも思ったこの実質的ラブレター文章(

お前もCNGの時に大差ないことやったやろうがい!(でも伝えたかったわけじゃないからまた違うか…

 

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石川雄洋ファンの逢桜さん。DeNAファンで石川雄洋ファンなのガチファンなんだよな、間違いなくTBS横浜時代からのファン。というか石川雄洋をちゃんと選択してくるってことはちゃんと野球好きがスタッフに居ると思う(

ここで2人の作品案が出てくるけど、お互いある意味でオーソドックスな青春シナリオゲーと、異世界設定キャラゲーだった。

ここまでの開きがあるとなかなかに違う感じになってくるよなあみたいな所はあるが、ここで注目しておきたいのは、実際寿季はオタクなのだが、あくまでもCNGはシナリオゲーに近そうな雰囲気を持っていた事。

ここでは記号キャラ的な方向性が強いのは、やっぱり気になる要素だよなって。

 

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エレナとの話で完全にお察しした逢桜さんは、決着付けなさいな的な感じで策を授ける。

 

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ちゃんとやりなさい()

すっかり妹ポジが確定した感じがあるゆめみさん。くすはらゆいにはお兄ちゃんって言わせたほうが良いらしい。

 

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男性器を見せて欲しいらしい。

う~ん、あるある…というか、ハミクリであったよなこれ…(

 

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「ちっさ」好き。

割と寿季が「うるさいわ」って言ってること多い。

 

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ちなみさん、イラストレーター科だったらしいっていうのがココで出てくる。

みんなで同人ゲーム作ったとか。

大人組も一定のお話が存在しそうな雰囲気がこの辺りから出てますね。

 

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界隈の現実というのを割と容赦なく書き込んでくる創作彼女さん好き。

なんというか、この場面含めてめちゃくちゃこういうのが多いのは、ちゃんと今に寄り添ってるというか、創作じゃなくて現実という所を出そうとしている感じがする。

 

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エレナさん、逢桜の策にそのまま引っかかる形に。

まぁでもそりゃそうでしょう。そりゃそうするでしょうよ。

 

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天才はやべえぞっていう話は、多分エレナ√になるとより色濃くなってきそう。

しかしこれを桐葉が言うのは、そういう存在がいたからなのかどうか。

天才って難しいからねえ…

 

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一応は解決したけど、根本は解決していない…みたいな感じがある。

しかし、幼馴染ならまだしも、こういうポジのキャラクターが自覚するのがここまではやいのも珍しいよなやっぱ。

 

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やっぱりここはポイントだったかあってなるのは寿季の作風に関して。

まぁシナリオ重視も、キャラ重視も両方ちゃんと書ける時点で寿季は割とちゃんと凄いんだけども。

CNGが評価されすぎた事によってのハードルの上がりようっていうのはやっぱり存在するよなあとか。

それこそ、多分『ぬきたし』が跳ねてからの『ヘンプリ』へのハードルとか多分高いと思うし、そういうのは難しい所。

しかしこう、逢桜の言うことってたまに重みを感じると言うか、この人は色んな意味で大丈夫なんだろうかって言う雰囲気を隠すつもりさえないよなとか思ったりする。

 

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それは企画『アドレセンス・シンドローム』が出来たタイミングのこのセリフとかもそうだし。

元々ハッピーエンドが好きだった人間が、ここまでの事になるのだから、何か大きな事象が存在しないことにはそうはならないわけであり。

悲恋物にすることが条件。それは逢桜のアイデンティティになりつつあるが、元々はハッピーエンド好きだった訳であり、その根幹が変わってるからねえ…

 

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あ~、そういう形に関わってくるかあ…

と言いつつ、割とライターがディレクターをするっていうのはあるあるだから、そういう手は存在するよなとか。

しかも、ライターとしての実績は十二分な訳で。ここでやらせてくれと言ったら使わない手はないよなって。

 

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結菜はゆめみに勝たないと意味がないとゆめみにも参加させるわけですが、ゆめみは色々な人に創作する理由を聞いて、自分は現実逃避という後ろ向きの理由で絵を描いて、それで描けてしまう自分が嫌で、一生懸命やっている人に申し訳ないと絵を描くのおやめようかとか言い出すんだけど、それに対しての結菜のセリフ。

これの発音の仕方が非常に好き。震えてるんですよね声が、こう絞り出している感じもあるし。

こういう所が秋野花強い。ま~じ強いわ。

 

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「じゃあ俺の為に描いてくれ」って言う寿季も寿季だよ。

と思いつつ、ゆめみはそれを受け入れるんだよなあ。

妹ですからって言ってるし、ゆめみは全く寿季にそういう恋愛感情的なものは見えないんですよねこれでも。

ただやる気に満ち溢れる。これは如何に?

花火CG、とにかく塗りというか彩色がキレイだと思うわ。

 

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で、やっぱ結菜がサブでゆめみがメインになると。

あくまでも作品への判断をした寿季。コイツは本当にクリエイターとはなんぞや?を一生やってる。

しかしまあ、これで結菜√がないのマジで悲しくなってくる。見てえんだよなあ結菜√。見たくない?

 

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見つけるのは恐らくゆめみ√さ。

という事で5話終わり。

 

 

第6話

『あんたは本当に私のことが好きね』

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爆弾の落とし方ァ!

割と共通の入りでは爆弾が落とされることが多めである。

この手法はなんだかんだ次が気になる感じというか、こう話数を分けているからこそ映える方式とも言えるかもしれない。

しかし桐葉、好きとまでは行かなくともかなり寿季には気を許されてますよね?(

 

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寿季を巻き込んで、親と決着付けに来たぜ!という勢いである。

何をどうやっても声優として生きてやるという桐葉の気概は見えるが、旅館の娘って大変だろうねって感じである。

 

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ここの芽衣のモノマネ結構好き。正直恋羽もこの声って難しい部類だと思うんだけど結構ようやってると思う。

 

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レールの上を歩く人間にはなれなかった桐葉。

間違いなくそっちの方が色々と楽だったろうに、そうはなれなかったんだよなと。

でも、自分で切り開ける桐葉は桐葉で立派ではあるとも言える。

 

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美術館作品名当ての所、結構面白いというかなんというか、ああいうのは何かを作り出している人間がやるから面白そうな感じに見える話って感じもする。

でもって普通に桐葉の感じもだいぶ軟化してるのが分かる。

 

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まぁ相変わらず口は悪いんだけど。

 

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しかしエロゲで声優のジュニアが15000円ネタ(事実)を見るとは思わなかった。

なんか最近声優の3年目までは基本ジュニアであり、15000円である事が周知されまくってない?

なお、3年経てば勝手にランクが上がるわけではない。シニアに上がる為には一定のモノが一応はある。ただ条件さえ揃えば基本シニアに上がれる。

まぁこの一定のモノのギリギリで上がった超人気若手声優様がおられますがまぁそれはそれとして…

oniji.hatenablog.com

あえなく一回目の話し合いは失敗に終わってしまうわけである。

 

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逢桜さん、どう考えてもなにかしらおかしいんだよなっていうのはず~っとある。

集中力の域がエグい。まぁこれはゆめみが描いてる時もそうなんだけど。

ただ、こっちの方が表情も相まってのエグさなのでまた違うからねえ。

家族に抑えてくれって言われるくらいだし、”命を削るくらい体力を使う”っていうのも嘘じゃなさそうなのがね。

 

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桐葉における声優への動機って、こちらもこちらで環境からの反動というか、反発みたいな所が割と大きいとは思う。

大人の言うことを聞く事とか、いろいろな事を小さい頃から見すぎて、両親からいい子を求められた結果、誰からも好かれる人間をやり続けてたら、冷めた人間に育ってしまったと。

まぁ子供の時に求められて、それを出来る人間だったからこそ、そういう現実的な所も見え過ぎちゃった所はありそう。普通に良い子の要素もあるからね桐葉。

結局この作品のヒロインって結構やっているものに対して、前向きな理由でやっている人間のほうが少ないかもしれない。まぁ、こういうのは普通に皆そんな所はあるだろうけど。

 

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なんだかんだ全員ついてくるの草なんだけども。

完全に標的がガチな枕投げ。

エレナの桐葉へのガチさが半端じゃない。

まぁそりゃ言おうとした所邪魔にされたんだから、分かるんだけどさあ。

桐葉から見ればある意味でバレバレっていうのもよ~分かる場面。

 

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桐葉は、そういう生き方をしてきたからこそ、いろんな人間の裏に抱えていることに対して非常に気づきやすい。

なんだかんだ、色々な場面で苦労もしそうなキャラだなとか。

まぁ逢桜に何かあることは明らかだからね、仕方ないね。

 

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この作品の声優に関する現実的な解像度の高さは、エロゲというジャンルなら多分随一だと思う。

しかし、なんで声優は本当にそうなってしまったのかねえ…

 

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好きではない事ってどうしても何かするにあたってはぶち当たってしまう事だからね。

しかしこう、「誰だと思っているのよ」を、ここで「誰の子だと思っているのよ」に改変するのは結構良かったと思う。

うまいことやるなあというかなんというか。

 

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体験版(共通)最初の感じから考えると、この逢桜と桐葉の関係性の過程というのも割とおもしろポイントだと思う。

あの険悪ムードすらあった状況から、ここまで仲良くなるんだから。

まぁ桐葉って結局めんどいけどいい子なんすよ。

 

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「もしかして告白されると思った?」って聞ける主人公寿季が強すぎる。

しかしもう桐葉落ちましたよねコレ。

共通でやれることは全部やってルートに入ればスムーズゲーだなぁ?コイツ。

 

 

第7話

『書けなくなった私に価値はあるのかしら』

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エリカも比較的動かしやすいというか、引っ掛ける事でキャライメージを崩すような感じにはならないキャラだよなって(きっかけを倒れたって言ってみる所を言ってる)

エレナがスランプらしい。あの人絶対に精神面が影響でかいからなあ(

 

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これは主人公の設定っていう所で、割と楽できる良い設定にしてるなって所なんだけど、最初書けない状態で始まる寿季だけど、その状態だからこそ、色々な事に頭を突っ込みやすかったというか…動機になりやすいというか。(これをすることでスランプから抜け出すきっかけが掴めるかもしれないって感じ)

これが抜け出した後になっても、周りの人間に協力してもらった所があるので「助けてもらったので」という動機があるっていう。

当たり前のことではあるんだけど、事象が結構多いからこそ、全部に頭を突っ込んでいくのはどうなの?ってなり得る部分を設定によって抑えられている感じがある。

まぁこの作品しっかりガンガン季節が動くから、時系列的には思ったよりは詰まってないんだけど。

 

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桐葉はまじでいいキャラしてるよ。

名前呼びに変わった後のイベントって色々あるけど、やっぱこういうのは王道として楽しい所。

共通でこれをやるものだから、尚の事ややこしい所があるのもまたいい所だと思うわw

 

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エレナにとっての、寿季ってウェイトがやっぱり重すぎるんだよ。

色々な所でエレナを救いすぎているので、そりゃそういう感じになるというか。

そりゃ好きになる要素しか揃ってないというか。

 

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大人組がちゃんと大人できる作品っていうのも良いと思うんだよね。

ちゃんと年長者としての動きをしてくれることで、話が割とちゃんと締まるというか。

やっぱり基本的に学園モノっていうのは、若いからこその考えの甘さとかそういう面を色濃く出す所もあるし、そういう所含めてこういう助言が出来る所が良い。

流石に寿季も間違いなく気づいているっていうのは、結局ここも「ここで気づかないのは、本当に物語の主人公だけだ」とか、あくまでも現実に寄せたいという意思を感じる。

 

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桐葉の演技シーンにおける好み、皆さんはどうでしたか?(

こういう役を演じるのってめちゃ大変だよな。夏峰お疲れ様ですのお気持ちです(

 

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経歴が違いすぎて敵がいないパターン。

しかし、まじでこのエロゲ、ずっと姫ちゃんが各所に頭を下げてるなw

しかしメインキャラ全部やるってのも凄いよな、収録がクソ大変そう。

ただそれ全部できる感じなら、3年超えたらたしかにシニアになれそうな気はするかもな…(現実的思考)

なおゆめみも絵描きスピードがガン上がりしているらしい。なんでやろうなあ…

 

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なんでこれで結菜のルートないんだよまじで。

今からアペンドに追加しろ。サブヒロインの短さとかでも良いから作れ(

 

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逢桜の話す事は重いんだけど、基本的に寿季も大差ないんだよなというか。

この二人って『クリエイターとしてどうか』って所がめっちゃ指針になりがちだから、そうなるのは一種仕方ないんだけど…w

 

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デートしませんか?って言って割とテンション上がってたけど、やっぱりエレナってこういうキャラなんよなあ…

「男性器に形が似ているところ」って絶対言うと思ったわ。

 

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突きつけようとしたら逃げたエレナに、逢桜からのアドバイス

まぁこの人は実際言わなかったタイプの人間だからねえ…

だからこその説得力みたいなのが存在する。

 

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まぁこの人も普通に寿季の事好きですよねって話だが。

でも背中押しちゃうのが逢桜だったりもするんだけども。

 

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ここからエレナがゴリッゴリに好きアピールしかしてこなくなります。

だって好きだから。

好きにさせてやっからタイプのヒロインが、こういうキャラなのって珍しいんだろうか、どうなんだろうか?

 

 

第8話

『立ち止まったら、そこで何もかも終わってしまいそうだから』

逢桜フォーカス②。

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数日連絡が付かなかった逢桜が、家出をしてきたから泊めて欲しいと行ってくる所から始まる。

逢桜がそういう事するイメージなかなか無いこともあって、しかも一時期連絡が付かなかったのもあって、これは共通最後だし、なんか動いてきたなって感じもする。

 

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もう絶対死ぬじゃんお前…

 

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鬼気迫りすぎてて怖いんだよなあ。

これが逢桜のスタンス…にしても、やっぱりそりゃなにか感じる所は存在すると言うか。

なんかおかしいのはずっと示し続けてるからね逢桜に関しても。

 

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お前なにわろてんねん構図やんけ。

結菜が居ると猫かぶりモードで行くという条件が、猫かぶりモードが完全に死滅しないちょうどいい設定になってたりする。

 

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親に命を燃やすことをやめて欲しいって言われているらしく、それで喧嘩したと。

まぁあの感じだと、本当に文字通り命を燃やしているという言い方すらできそうな所がある逢桜。

両親との関係は良好ではあるものの、やっぱり心配する気持ちは分かるし難しい所だよなあとか。

 

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しかしこう、マジで桐葉は良い奴というかなんというか。

ここでの下りは、2人の展開の違いというよりは、逢桜らしくないという所が強めだけども。

結局聞いてくれるのは寿季の声しかないんじゃい!ってなった時の他ヒロインの動きというのは良いものがあるというか。

桐葉はお人好しなんだよなあ。

 

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ここで、逢桜がフランスに海外留学するという話が出てくる。

天花寺珠久里から呼ばれてるっていう。

でもASも書きたい、迷ってるけど、どうして欲しいって言う。

この判断はあまりにも難しい所はある。

なんというか、こうねえ…

しかし、逢桜がずっと隠している事はこれだけだったのかどうかっていうのにも、ここまでの散々の積み重ねが疑問を生む所もあるわけである。

 

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ホント、逢桜と桐葉の関係性の過程っていうのも面白いところでもあって。

ここで桐葉が行かないで欲しいって言うのは、意外ではあるけど、それだけ逢桜との関係が深まったというか、あれだけ友達関係とかを知り合いっていう言い方したり、連絡先交換した時も知り合いって言ってた桐葉が、そこまでの友人を作れたのであれば、ある意味で当然のムーブなのかもしれない。

 

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当然のように手作り渡してくるエレナもそうだけど、GODIVA渡してくる桐葉もなかなかなんだよな。

しかし、この二人の絡みも結構面白かった所もあるから、この展開だと今後あんまり見れない説があるからちょっとさみしいね。

 

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逢桜はクリエイターでいる為の選択をしているわけである。

これは最初から寿季もそうだし、逢桜もそうだし、この2人はそういう性質は似ている所がある訳で。

だからこそ、寿季が選択するのはもう一択しかないんだよねえ…

 

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ね~。

ね。そうなんだよね~、それしか寿季というキャラは選択できないんだよ。

だってクリエイターだから。そして、クリエイターとして前向きに留学をして進もうとしている逢桜の意思を絶対に寿季は尊重する人間だから。

ここで止めることが出来るキャラクターでは鏡寿季はない…になりかねない。

ここ選択肢が出る可能性普通にあるんだけどね、でも鏡寿という主人公である以上んなことは出来ない。ここは一択しかないんですよ。

 

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だからお互い、クリエイターで有り続けて欲しいと。

この2人らしいというか、クリエイター馬鹿感があるんですよね、この2人。

だからこそ面倒くさい所もあるんだけどねえ…

 

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う~ん、お前やっぱり死ぬの分かってるよな?

なあ?やっぱり身体悪いんだろうよ…

 

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グランドヒロイン逢桜。

最後までのお楽しみに。

最後に爆弾落として、見送ることしかとりあえずは出来ません。

 

 

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√選択肢はこちらとなっています。

筆者の攻略順はゆめみ→エレナ→桐葉→逢桜となりました。

結果的にこれが推奨攻略順ですね。これで良いと思う。

 

共通全体としては、8話もあったことでキャラクターに対する色々な事情であったり、色々な事を解決して、逆に何が残っているかが分かりやすくもなっている。

非常にボリュームのある共通に仕上がっており、共通まででそれぞれのヒロインに対するきっかけというのも、作れている印象がある(ゆめみはそこまで恋愛感情側になってなさそうだけど)

ここまで時間をかけて積み上げた事で、それぞれの√はスムーズに入っていけるんだろうなという印象である。

 

という事でここから√に入っていきましょう。

 

 

ゆめみ√

第1話

『ごめん……抑えきれなくなっちゃった』

ルートに入りますが、こちらでも話が分割されており、二話構成となっている模様です。

 

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逢桜がいなくなった事を、やはり引きずってはしまう寿季。

まぁここでなんともないっていうのもおかしな話ではあるだろうしね。

そんな寿季を見て、ゆめみがこんな事をすることによって、色々と動き出しちゃうって感じである。

 

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この一件により、寿季がゆめみの事を好きである事を急に自覚する出来事へと発展していく。

偽妹とかいうめちゃややこしい中で、お互いの関係はすっかり兄妹だったが為に、これがまぁややこしくなってくる訳である。

 

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その関係性は明らかなモノであり、ゆめみも兄としてしか見ていない雰囲気だったのに、その関係性は混迷を極めていく。

あれ?ゆめみさんもなんか急に意識し始めてね?となってくる。

もしかしてそういう事?ってなるのは、ここで「絵を描きたい」って階段を転げ落ちるほど急ぐのだが、ゆめみの絵を原動力はあくまでも『現実逃避』である事。

そういえば共通の花火を見た後から、絵を描くスピードが爆速になっているゆめみ。

当人の自覚が存在しなかっただけで、絵描きスピードが寿季への矢印を示してたりする?

 

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捻挫をして絵を描けなくなったゆめみは、明らかに寿季への態度が塩対応になる。

塩というか反抗期というかなんというか。

あ~、これは好きなんですねえ…と√だから分かる奴だけど、まぁこれは寿季が対応が慎重になるのまだ理解できる方のアレな気はする。

まぁ結菜は普通にお察ししているから、お察しするべきな気もするけど。

 

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でも、ゆめみからキスしちゃうんだよなあ…

キスからの逃走の引きこもりだからねえ。

ゆめみの共通とかのバランスって、ある意味めちゃくちゃ奇跡に近いくらいで取られてたのであって、ちょっとの事でそれがドンガラガッシャーンしてる感じがある。

 

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長引くかもしれないと思ったら、普通に出てくる。

しかも寿季に変な態度取ってごめんとまで言い出すのだから、じゃあ一体どういう事なんだよとなってくる所だが…

 

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あ~、やっぱりマジで出力のきっかけが負のタイプの奴じゃんってすぐに分かるわけですよね。

外面も完全に戻っている。それこそ桐葉がそう言うくらいだから戻っている。

でも、描くスピードが元々から早かったのに、そこから2倍に跳ね上がるという…

共通から完全に描く根幹が寿季への想いを無自覚出力とか、抑え込む為の出力に換算されている。

それで描けるゆめみもエグいと言えばエグいんだが。

 

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ここでやっぱり結菜が絡んでくる訳だけど。

寿季からキスのことを聞き出して、それでゆめみにも聞いてみたりして、じゃあ私が狙っても良いんだよね?って煽りポジに座った訳である。

寿季と喋ってる時の「嘘ついてますよね?」とか「このおっぱいに誓って」とか好き。

 

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そうやって2人の為にちゃんと動いてあげるくせに、最後ちゃんと言ってこいってした後に一人でこんな事言ってるから困るんだけど。

な~んでこの人√ないんですかねえ、戦友ポジヒロインは需要あるんだけど。普通にコイツともくっつきたいんだが??

 

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大人組が、話にしっかりルートでも絡んできてくれそうで何より。

やっぱり現実逃避で絵を描いてるわけだけど、それも遂に上手くいかなくなってきたゆめみ。

伝えるのが怖いってゆめみは言う中で、封じ込めるって事は時間が解決するしか無いとか、他の女の子と仲良くしたり、嬉しそうに他の女の子の話ししているのを見て耐えられるんだったら、今の想いから逃げなさいって言うんだけども。

やっぱりちなみってほぼお母さんなんだよなあ。なんというか、他の大人組とほぼ年代が変わらない設定なんだけど。まぁお母さんっぽいのは作中で何度も弄られている所はあるけどな!w

 

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関係が関係だけに一回こじれた感じがある、ゆめみとの過程でしたが、まぁこれくらいの事はあるだろうよさ。

しかしこう、お兄ちゃん呼びのまんま恋人関係になるの、なんかすげえよな。

いや、くすはらゆいにはお兄ちゃんって言わせた方が良いらしいからいいけど。

 

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逢桜にはしっかり報告していくスタイル。

逢桜のセリフでこの順番が多分正しかっただろうなと思っていたりはする。

散々『幼馴染(ライバル)』表記してきた中で『幼馴染(初恋相手)』になるのは割と好き。

2人の関係って『幼馴染』なんだけど、この2人それにつけるふりがなの量が多いからねえ…

 

 

第2話

『ごく普通の優しい意外取り柄のない主人公なんて、わたしは求めてないからね』

タイトルが長い。そういう主人公割といっぱいおるんだよなあと思いつつ。

 

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大人組の飲み会、なんかこのメンツでゲーム作ってたっぽいの、個性感がめっちゃ強いよな。

年代が同じなんか君等みたいになってくるからw

 

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絶対に壁はぶつかる事は間違いないから、そこでどうするのかなっていうのをちなみは考えてる。

そして、ゆめみの決断を尊重しようと思っていると。

まぁ、確実にゆめみの絵を描く動機だと限界みたいなものは来るような気はする訳であり、この予想と推測は正しいことだと思う。

だってこのルート、多分描く理由が落とし所になるしねえ。

 

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エレナは「別れたら、すぐ連絡してね」って位諦めめちゃくちゃ悪いのだが、桐葉はこうなってやっと自覚する側の人間でしたね。

なんだかんだ桐葉って苦労人ポジなんだよな、色々と要素が多いけど。

 

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えっ、ゆめみ可愛い。というかこのCG割と好き。

コレ夏制服差分もあるけど。

というか結局くすはらゆいの妹系キャラが単純に好みで困る。

いかんいかん、これキスじゃあ収まんねえよ!ってなるけど、いやしかし…ってなってからのじゃあ次の休みにヤろうってなるのなんか好き。

それでクッソぎこちないの好き。なんかこう、ヤる事をそういう感じで予約みたいにするのは色々とやべえんだよなあ…

 

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ゆめみ、毎日オナニーしてた。在原七海か?(

当ブログのエロゲ感想を見ていれば分かるのだが、基本的に濡れ場記載ほぼないのだが、このエロゲ結果的にほぼ全ての濡れ場を見る結果になった。

なんというか、生々しいんだよなこの濡れ場。最初はういういしいんだけど。

なんかね、このエロゲ、濡れ場へのアレが馬鹿なんだよな。

 

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このエロゲ、アホみたいな連鎖濡れ場。

これを形式的、義務的と言う人間は普通に居る気がするが、筆者的にはこれはバチバチに作品にハマった采配な上で内容がなんかもう純愛エロゲのアレなのかそれはみたいになる。

2回目普通に外でやるし。マジ?人一回来てるし。そういうのこの作品でやんの?

3回目に至っては永遠にフ◯ラとセ◯クスしてるし。

なんだこれ。CGグループは3グループなんだけど、その満足感じゃないんだよな。

どうやらCampusが割と伝統的に主人公が絶倫らしく、それが3回目において出ているっぽいのだが、3回目のは差分も多いし、実質的にフェラとセックスで2セットあるし、普通に気合入ってんすねってなった。

そんな濡れ場を間髪入れずに3発ぶち込んでくるの、作品の雰囲気からは意外だった。

そこまでやんの?ってなったよ普通に。

濡れ場興味ないマンなんすけどねえ…これはちょっと普通に見ちゃったよねえ…

 

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さて、という事でゆめみが壁にぶち当たる訳である。

順風満帆な青春にすっかりなったゆめみは、急に描けなくなる。

こうなると、いずれ来るのは見えていた現実逃避する必要性が消えてからの原動力問題がついに始まっていく。

 

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描けなくなったとは言え、ゆめみの中で絵を描くことっていうのは確実に前向きな方向に前進してるっていうのは良い要素ではありますよね。

ただの現実逃避先だったものが、ちゃんと好きだって言えるようになったのは人としても成長したという言い方もできると思うしね。

この期間含めて全て意味があるモノになっていそうなのが良いことというかね。

 

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姫ちゃんの狂気部分、出てきたね。

クリエイターって0か100みたいなところを示してくると言うか。

実際姫ちゃんが言ってることも間違っているとは言い切れない部分も存在すると思うし。まぁ極論すぎるけど。

クリエイターとしての姫ちゃんの根っこが垣間見えるので面白いところでもあったり。

 

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でも、着地点はゆめみが前向きに描く理由になるから、そうはならないんだけど。

でも、狂気を持ち合わせているっていうのを示すとしても面白いし、展開においてその方向性ではダメだよねっていうのをしっかりと提示しようとしていると思う。

 

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ちなみは、レールの上なんか嫌だなって思って才華学園に足を踏み入れて、一定の成果はみんなとあげて、商業から声もかかったけどやめたタイプの人と。

だからこそゆめみの現実逃避に対して何も言わなかった(言えなかった)っていう落とし所は良いと思う。

姫ちゃんのクリエイターとしての狂気、他全部捨ててやるぞ位のモノを近くで見たからこその現実的な思考というかなんというか。

あそこまで届かないし、追いつける程の狂気も持ち合わせてないってなるとね。

 

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逢桜や寿季と根本的に違うのは、ゆめみはクリエイターになりたくてなった訳ではないって事。

だからこそ、クリエイターの矜持というモノから一番メインヒロインの中では遠い存在である訳である。

クリエイターで有り続ける必要性がもっとも薄いキャラに対して、クリエイター馬鹿である寿季は何と言うのか。

 

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で、「絵を描いているゆめみが好き」になるんですよ。

絵を描くことを楽しんでいるゆめみが好きであって、それがないゆめみは好きじゃないよって、なかなかこちらもドギツイ事言うよね。

価値がないとは言わないけど、半減するって。まぁなんというかクリエイター馬鹿らしい落とし所に持っていくというか。

ハッパのかけ方としては、ある意味で姫ちゃんのよりもキツイ要素まである『俺のこと好きなら絵を描け』に近いからな。

 

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でも、それが前向きかつやり続ける為の原動力として、ゆめみには正解だった訳であり。

結局、共通の「俺のために描いてくれ」の上位互換みたいなモノですからね、これが正解であった事に対しては特に文句とかはないでしょうよ。

 

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だからこそ落とし所としても相互作用になるというか。

結局ゆめみはクリエイターになりたかった訳ではないし、好きの気持ちも、前向きな原動力も、色々な意味で意欲が足りない、もしくは意欲が後ろ向きだった訳だけど、それがちゃんと全部揃った時必要だったのは、クリエイターとしての言葉というか、お前はクリエイターであるべきという言葉というか。

共通からルートまでで、ゆめみの成長過程というか、クリエイターになっていく過程を見れたのかなって感じ。

人間としても成長したし、ちゃんとクリエイターになったって感じがあるルートでしたねえ。

 

CVはくすはらゆい

安定感あるわ~こういうくすはらゆいは。

妹キャラ、お兄ちゃんって言わせた方が良い声優で一位を取れそうな勢い。

この人、割とこの声のイメージは強いけど、普通に割と違うの出せるんだよな意外に。

ただやっぱこの音域での妹キャラ、これくすはらの中でも鉄板というか、そりゃ良いに決まってると言うかね。

最初の引きこもりからの過程含めて、色々と成長度合いの強いキャラを上手く演じられたのではないでしょうか。

濡れ場もエッチですねえ、この可愛さでエッチ。いや~くすはらの妹が強いことを改めて感じさせていただきました。

これでいいんだよ、これで。

 

エレナ√

第1話

『私を普通の女の子でいさせてね』

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入り方としては、恐らくこれはどの√も同じ。

やっぱ一定は落ち込んでるというか、逢桜がいなくなったことへの喪失感というのを感じている中で、エレナも助けになろうとするけど、自分で大丈夫だからって寿季は言う感じだし。

そんな中で、エレナが逢桜の担当分の√を書きたいと進言する。

シナリオライターとしてASに参加したい、寿季と肩を並べてシナリオを書いてみたいと。

私情も入っているが、実際スケジュールとしては安定するし、意欲が高いことからこの方向で進むことになる。

COLORLESSで書くというのも、一種の覚悟みたいなのもあるし。ただめっちゃハードモードやで寿季。

 

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エレナは私情も全部喋りながら、逢桜の意思を引き継いでしっかりしたものを書いてみせると。

まぁプロットに関しては逢桜がやってるわけだけど、そこからCOLORLESSが書くっていうのは、今までのCOLORLESSとはまた違うモノが商業として出るってことになるから、エレナにとっても結構新たな挑戦な所も存在しますわね。

 

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そして、COLORLESSガチ勢な所もある寿季だからこそ、その新たな挑戦に対しての一種のほころびをこの時点で感じられるとも言えるし。

ここでは問題には結局しないけど、でも絶対にそれは何かが違うって事だし。

 

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エレナはドスケベビッチ先生としても抜きゲーを書いて出せるまでにエッチシーンも書けるようになった。もう無敵になりつつあるじゃんこの人。

エレナも割とここまででも、最初会ったときから比較するとかなり変わったというか、表情がしっかり出るようになったというか。

そういう所含めて元々から美人な所にしっかりと魅力がガンガン上がってきているみたいな状況で、そんでもって自分のことを好きだ好きだと言ってくれる状況とか、単純に羨ましい部分もある(クリエイターとして天才の近くにいることのリスクとかを一旦置いておけば)

 

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繰り返しになるところもあるけど、エレナにとって寿季に与えてもらったモノがあまりにも多すぎる。

これだけ多ければそら好きになるんじゃねえのと。ここまで真っ直ぐ伝えてくるのも頷けるというか。いや~強い。

 

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あっ、桐葉がゆめみ√よりも自覚してる…!

寿季の背中をしっかり押してあげるというか、はっきりさせてくれるんだけど、ゆめみ√よりも桐葉の想いが恋愛に傾いているのがまぁよく分かる。

この辺の夏峰の演技が素晴らしいぞ~

 

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ゆめみ√より自覚していて泣いてる桐葉がおぉキツイのうと。

やっぱりなんというか、歪んでるところもあるせいでこういうポジも映えちゃうんだよなあ…

この描写があるだけでも、ゆめみ√より後にエレナ√やるべきだし、この時点であっ攻略順は大正解を引き当てたなと思った。

桐葉さん後で行きますので。

 

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大願成就系ヒロイン。

しかし本当によく笑うようになりましたね。エレナさんおめでとうございます。

マジで嬉しそうでしたね、こういう所なんというか「え」から始まってのテンションが確実に上がって嬉しそうなのがいいというか。

 

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クリエイターで有り続けて欲しい逢桜にとっては、エレナは確かに危険な存在かもしれないし、一番寿季にとってのダメな奴だからなあ…

やっぱりこの√はvs天才という要素は外せない要素であるし。

 

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寿季の前ではしっかりと通常営業でしたね。

ちゃんと向き合ってあげなさいよって言えるポジ、このゲームに結構必要感が強いので、どのキャラも必要性を感じるんだよな。これはメインヒロインが他と結ばれた場合のところでもそうだし、サブキャラという意味でもそう。

 

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エレナの海の下り好き。

壊滅的な運動神経。バッチコイエレナSD非常に好きですね。

気合だけではどうにもならんのはそう。

 

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エレナは普通でいたいっていうのが根底にあるんですよね。

本当は色々な事に興味を持ちたいけど、自分はそうはなれないし、だからといってあるふりするのも違うし、本気でやっている人に水を差しかねないのは理解しているし。

恋人としての普通の時間が楽しいと。

創作も楽しいし、COLORLESSとしての嫌悪感もなくなってきている。そのうえで普通に恋人が出来ると。

エレナとしてはそうなんだろうけど、普通でいたいっていうのも隣の芝生が青く見える案件とも言える。

まぁこの辺くらいから話がまた動いてくるだろうよと。

だってそうでしょ、絶対に寿季は天才の壁に一度はやられるぞ。

 

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間違いなくド天才なんすよねエレナは。

クリエイターが隣りにいて良い人間じゃない奴。

だからこそ寿季はハードモードなんすよ。

 

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作品通して、一番濡れ場で切迫感というか、力強さを感じたのはエレナだったかなとか。

葉月ひかりさん、エロゲデビューということでしたけど普通にお上手でしたねここも。

悦んでる感がすっげえあるというか、あのキャラ性で興奮したときってどうする?っていうのもあるとは思うんだけど、それもいい感じに出来たというか。

まぁちょっと切迫感強すぎな気もする時も無くはなかったけど、初でこれならマジで普通にお上手。いやよかったよ、まだこれ一回目の画像だけど。

ただちょっとCGとして上下の足が動くのちょっと筆者的には動きがなんか面白いが勝っちゃった。別にそこはそうしなくてもよかったんじゃない?w

 

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ASのシナリオを上げてきたエレナ。

それを読んで、やっぱり最初に思った物足りなさというのを感じ、COLORLESSの過去作品をもう一度プレイしてみる事に。

その結果、やっぱりCOLORLESSとして最初から構築し直すべきだという考えに寿季は至る。

せっかくCOLORLESSが書くんだから、もっとCOLORLESSらしさが欲しいっていうのは、寿季はスランプの原因とは言えCOLORLESSの文章が好きで、目指しているというところを考えると言いたくなる気持ちもよく分かるんだよなと。

 

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逢桜に恥じない作品って言うのは、実際そうなんだけども。

実際そうなんだけど、これが後々で寿季を雁字搦めにする所はある。

それだけ逢桜のを背負ってる部分がどうしてもあるからねえ。

 

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エレナの思考っていうのは本当に良くなったというか、ポジティブに考えられるようになった感じがあるというか。

しかしASのプロット変えて、それでしっかりCOLORLESSらしさを出してくるっていうのも、まぁこの人の強いこと。

誰かが制御するべきライターと、誰にも制御されるべきではないライターって多分いるけど、恐らくエレナは後者なんだろうなと。

圧倒的な才能の上で、基本的には人をえらびそうな雰囲気がないし。

刺さる人に強烈に刺さる…みたいなライターは前者に入る場合もあるからね。

しかしここらめちゃくちゃエッチするからな。全部このレベルでやるんだなってお察しした。絶倫半端ねえんだよ寿季君。

 

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ただ、問題としては肩を並べて書く寿季。

COLORLESSらしさは出た、めちゃくちゃ良いのが上がってきた。

そうなると自分はどうなんだ?と。

そうなると、このクリエイターとして思考の寿季がやることと言えば、まぁそうなりますよねえというお話。

さあ、寿季の地獄が始まるぞ。

 

 

第2話

『ずっと貴方の先で……待っているわ』

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そりゃやり直すよねえ最初から。

みんな全力でやってくれてるのに、自分だけ精一杯やったとか言ってられるかと。

自分はCOLORLESSに追いつきたいんじゃい!っていう話。

vs天才。無理ゲーのスタートである。

 

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圧倒的な実力の差。出力するという作業でそれをしてくるエリカ。

色々な事を試してはみるがそうかんたんに上手くは行かない。

そんな中で姫ちゃんに、寿季は一人のクリエイターとして負けたくないと言い出す訳である。

姫ちゃん狂気モード、ここでも登場…というか、ここで一番登場しそうな予感。

 

ここから、寿季は文字通りドツボにハマっていくのだが、それが逢桜との約束というのが呪縛になってくるというかねえ。

ずっと出てくる。逢桜が大切過ぎるのか、なんというか主題がすり替わってくるんですよねえ。

 

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投票企画とかで、煽る姫ちゃん。

寿季にハッパをかけてはいるのだが、それでも姫ちゃんは姫ちゃんで現実を感じている所もあって。

やりつつも、それは実感こもったセリフだなっていうか。

そう思わせる小鳥居の演技はやはり安定である。

 

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全然違う話だけど、エレナの海での壊滅的な運動神経の所と近い文章になるのだが、意欲とやる気だけでどうにかなれば苦労はしないんすよやっぱり。

結局これまでやってきたこととかそういうので、今の結果っていうのが出ちゃうから。

とまぁ、やりにやりまくってる寿季だけど、ここで悠真がちょっと突っ込み気味だったのは確かに気にはなる。

このエロゲの分かりやすい所であり、分かりやす過ぎるのは、こういうのをしれっと書けない事にあるのだが。

だいたいこういう記載がされている事は、今後どっかで拾われるって分かっちゃうんだよねえ。

まぁでも、気づかれない伏線ほど悲しいものはないし、それで『展開が雑』とか言われたら泣いちゃうからなあ…

 

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こうやっぱり、すり替わってるんですよ逢桜との約束の主題が。

結局寿季ってCOLORLESSと並びたいっていう欲が強すぎるんすよねえ。

実際、逢桜に追いつきたいで腕を上げた所も存在するし、生粋のクリエイター馬鹿である寿季にとってその思考は恐らくは正常とも言える部分はあるとは思うんだけど、相手はド天才ですし。

そして何よりもいい作品にしてっていうのは、別にCOLORLESSに並ぶことがそうって訳ではないからね。

 

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この作品通しての、寿季の最大の失言をあげろと言われたら多分ここなんすよね。

だって、散々エレナは普通でいたいって言ってるわけだから。

寿季って割と隣の芝生が青く見える発言をすることはするんだけど、そこの話だとしてもお前は今まで何を見てきたんだと言われても致し方がない。

まぁ追い込んで身体ぶっ壊して色々ぶっ壊してる状態だから仕方ないのかもしれないけど、お前そりゃさあって。

 

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とは言え、結局なんというか、そこは結局逢桜との実力差というものすら感じていた人間だし。

一定の成果を上げているとはいえ、逢桜には勝てないし、エレナには勝てない。

割と周りに強いのがいることによって、劣等感的な所は元々から存在はしていたようなキャラではあるから、ああいうことを言いたくなる事を否定はしきれないとは思う。

周りが強いからあそこに並んで勝ちたいって、思うような生き方をしてきたから。

まぁその原因は逢桜でしょうけどね。

 

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エレナが書かなくなったらしいぞって話までし始めるんだから、エレナはマジで寿季が好きなんすよね、マジで一途。すげえ一途。

幼少期の話も出てくるけど、結局探究心とかが強いから天才になっていくんだけど、本当は普通のこともしたかったっていうのは幼少期からそうだし、周りは天才って言ってくるし。

だから天才って呼ばれたがらないし、最初普通に接してくれた寿季には惹かれていったってのも自然というかね。

 

エリカも元々はシナリオライターだったっていうのもこう。

割と大人組って、そういう元々そうだったけど集団なのかもしれない。だからこそ支えるサイドとしては最適なラインナップとも言えるんだけど。

エリカはエレナで最終的に筆を折った訳だし。

 

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天花寺が同級生ってなると、姫ちゃんが狂気を持ってるのも、煽る側なのも、煽るは煽るけど才能の壁が高いのも、あ~そういうことねってなる。

基本的に非常に分かりやすくこういうのは提示される。

 

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才能が欲しい寿季と、才能なんていらなかったエレナ。

とは言え、実際にそうだったら2人は絶対にこうなってないっていうのは間違いないと思う。

というか、寿季があのタイプだからこそ成り立ってる部分もあるし。

寿季って本当に背中を追いかけて追いかけてって感じだから、それでクリエイターとしてどうかでしか判断できない馬鹿だからねえ。

難儀な主人公ですよ。

 

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じゃあ私が完全にいつか折ってやる。ってなるのもエグいけどな。

天才をクリエイター馬鹿を止める為に取る手段として恐ろしすぎるよ。

それだけ大事なんだけどさ。

 

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姫ちゃんもエリカも、結局の所次の世代に何かを託したくなるっていう所ではクリエイターなんすよね。

姫ちゃんは天才に勝つ所を寿季に託したかったと。何もかも捨ててでも。

でも、姫ちゃんは天花寺に勝つためにエリカもちなみも芽衣も捨てれなかったっていうのも、結局先生としての優しい所が昔からの気質であるのが分かって面白い。

かつての同級生(ライバル)って書くのは、逢桜-寿季と、姫子-エリカの簡単な対比だが、まぁそういうのってやっぱ文字面として盛り上がっちゃうよね結局。

 

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人を見れるのが桐葉。だからこそ桐葉のアドバイスは基本的を得ている。

結菜は、確かに自分の実力が他に及ばない部分を理解しながらも、真剣にやっているし、じゃあどうやってそれに上手いこと勝つか?というのが得意というかなんというか(そうでしか生きていけないからとも言える)

得意分野で勝負するしかないと。天才に同じ土俵で戦って勝てるわけなんてねーんだから、まだ得意なとこで違う土俵で勝負するしかないってことですわねえ。

 

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エレナ√は、対天才という所がやはり強い。

ただ、エレナとしては、普通でいたい天才というところの着地点というのを探し続けた√という言い方もできると思う。

普通でありたかったエレナだけど、普通じゃなかったからこそ寿季と出会えて、色々貰って今があると。

自分の才能というのを如何に受け入れるのか。COLORLESSを受け入れるのか。

そういうのが、エレナの成長という部分ではテーマとなっていて、それがちゃんと着地してくれたのかなと。

 

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天才と高めあえる境地に寿季もたどり着いたのかもしれないしね。

結局COLORLESSの書く文章が好きっていうのが何よりも大きいとは思う。

才能とか天才とか、じゃあ天才相手にどうするとか、結構色々詰まった√でしたね。

 

今回初登場のCV葉月ひかりは、非常にいい演技をしたと思う。

まず前提として、創作彼女の声優陣は非常に2021年に呼べるエロゲ声優ラインナップとしては強い。

その中でメインヒロインの一角を担うというのはデビューとしてはかなりのハードモードである。(いや本当にデビューかは知らんよ?)

そういう中で、キャラとして感情という所が最初はそこまでない方向性で淡々としている事もあり、キャラ設定としてはごまかしが効きやすい要素も正直存在するなとも思っていたのだが、それ以上の演技はしたと最終的には思う。

もちろん感情出した時の破壊力っていうのはキャラ設定の部分が後押しはしてくれるけど、それでも一定の能力がなければ破壊力って強くはならんし。

難しいキャラなんすよ、こういうキャラって。誤魔化しは効くけど、それは浅い所での話であって、違いを出そうとするとめちゃくちゃ難しいし。

こういうキャラの自然な感情の出し方が出来てたと思うし、感情が乗ってくる過程もあったし。濡れ場も、良かったと思うし。

今後も出る時は一回は確認するよね多分普通に。だって初手でこれだし。今後あるなら楽しみにしちゃうわよそれは。

 

 

桐葉√

第1話

『ちゃんと見ていなさい。これが私のやり方だっていうことを』

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ということで、桐葉√です。

まぁ普通に良い子な所ありますので桐葉は。

だからこそ、普通に逢桜いなくなった後の寿季を心配してるんですけども。

実際調子悪いし。

 

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ここで改めて強調されているけども、寿季と逢桜の間で、寿季が引き止める可能性っていうのはまぁないんですよ。

だって、あいつクリエイターバカだから。留学という内容において、クリエイターとして前に進む決断をした逢桜を寿季という人間は絶対に引き止められない。

普通のエロゲであればあそこが選択肢ですよ。でも、あそこで選択肢が出て引き止められると、その瞬間に寿季のキャラが完全崩壊するんですよねえ。

ここまでの√を踏まえても、寿季は完全なるクリエイターバカ。

そういう意味で、逢桜を引き止められるような人間じゃないっていうのを、ここで重ね重ね示しているなと思う。

ここでの掲示はある意味で疑問に持っている人間に対してもう一回示してあげているレベルの優しさみたいなのもある。このエロゲは本当に分かりやすすぎるんだよな。

 

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まぁ桐葉もう普通に寿季好きの領域に入ってるからねえ。

逢桜が普通に桐葉の背中押しまくってるの割と好き。

この二人の関係性マジで凄い進歩だよなあw

 

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桐葉√における声優業界現実描写に関しては、色々とブログで書いた身からすると正直面白すぎる。

本当にここからバンバン出てくるし、それをほぼ全部拾ってやろうかという域で考えているが、マジで現実的すぎる。具体例が思いつきすぎるから勘弁して欲しい。

 

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芽衣の前職は声優でしたねえ。

まぁそんな気はしてた。割と声優向きの声してるしな(?)

声優っていう職業はなかなかに実力でどうこうなる範囲が広くないのもあるけど、現実ってのは厳しいもので。

そんな中で桐葉が出てきて、ああこういう才能がないと無理なんだって。

大人は誰かを見て挫折して職のポジションをちょっとずらした人間が揃ってますね。こういうのだと見守りポジションとしてはやっぱ適任なんだろうな。

次の世代に託している大人が多すぎる!!

 

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実際0か1かだとは思うんだけど、寿季は1が過ぎるというか、1でしかあまりにも生きられないバカって感じがしますね。

こういう人間だから、クリエイターが作るモノにクリエイターとしての自分で何か作るとか、クリエイターとしてはどう判断するべきかでしか基本考えられない。

普通は芽衣とか含め大人組くらいが現実的な所というかね。

主人公のキャラ付というのが分かりやすい描写っすね。

 

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エグゼクティブ・プロデューサーがお熱とかガチ過ぎるんだよな設定が。

そんでもって、ここで普通の創作物だったら裏があって云々…だけど、それは物語に毒され過ぎだよっていうのも、この作品としての方向性がここの芽衣との会話だけでもわっかりやすいよね。

まぁ実際の所エグゼクティブ・プロデューサーに裏がないのかは知らないよ現実で(

 

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あ~逢桜さんが完全に焚き付けてる!完全に焚き付けてるよ!!

面白いように焚き付けてる。ゆめみ√から見ていれば分かるけど、逢桜にとっての本命は桐葉だからね。

逢桜は桐葉と寿季をくっつけたい感じが露骨である。

 

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この√純粋な声優オタクがやったら発狂するだろシリーズ。

ファンの前では天然キャラとして売ってるくせに、裏では見境なく共演者に手を出そうとする既婚者男性声優とか、色々と味がめっちゃ濃いんよなw

週刊誌ネタ、当ブログではここ二年くらいは揃えてるほうだけど、本当に頻度多くなったから大変だよね。ここ一年くらいでようやく週刊誌も狙うべき声優のピントが合った感じもあるし、なおさらだよな。

 

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コイツ可愛いよな普通に。普通に可愛い。

いややるから、言われたらちゃんとやりきるからなこの人。

桐葉いいキャラしてんよほんと。これくらい冷めている上で可愛いキャラってなかなか作るの難しいと思うけどようやっとる。

 

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桐葉は大学に行って、勉学を理由に色々な誘いを断りつつ、年令を重ねてもずっと最前線でいられるような声優になりたいと。

それを『絶対に叶える』為に、夢のために何もかもを捨て去る覚悟があると。

まぁこの人はそういう人だよね。

だからこそ、桐葉は寿季を選択しない事を、選択しようとしているわけだし。

お嬢様系じゃない結婚する予定なの系は、割とイレギュラーな気もする。

 

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しかし、今後の声優生活への一種の安定とコネの為に結婚するっていう設定。なかなかに重いというか、打算的な所なんだけど、マジで突き詰めるよなあって感じがある。

実際悪い人間じゃないんだったらねえ…?

 

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実際寿季っていう人間は「こうだ!」ってなった時にマジで全然曲げないから厄介で仕方がない。しかもそこに至るまでが基本遅い。

そうなるまでに時間がかかるから尚の事めんどくさい。

とはいえ、この傾向はず~っと共通しているので、それが鏡寿季なので諦めて欲しい。

 

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で、実際須田さんはマジでいい人そうだった。

ここまでしっかりと桐葉の本質を見た上で言ってくれている人間なら、間違いなくいい人生を歩めるでしょうよ。

しかしまあ、『声優として箔が落ちないように30代になってからでもいい』とか言う文字列が並ぶエロゲってなんだよって話。

まぁ実際30代まで待機してる声優っていうのはいるし、だからこそ結婚があそこ前後に固まるんだけど。非常に現実的な…w

 

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でも、うんって言えなかった。言えなかったのが桐葉である。

なんというかこう、冷めてるけどお人好しな所というか、割り切れてそうで全部は割り切れてない所がこう詰まっている感じがしますねこういうの。

しかし本当にこういう時の寿季は厄介。自分の存在が桐葉の夢を壊すことになっているとしても、そばにい続けたいかと言われて、夢を壊さずに傍に居続ける方法を探すってちゃんと言えるのは偉い主人公なんすよ。ただまぁ、なんというかここまで持ってくるまでが長いんだけど。

 

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まぁそこまでの覚悟がある事は良いことだし、人気出てる声優の横に立つのなんて大変だからさ、良いと思うけど。

ここのCG、桐葉の表情割と全部好き。

致し方ないけど、シャツ伸びすぎだろとは思うけど(ただここを現実に寄せちゃうと分かんなくなりそうだからコレでいいと思うよ)

 

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桐葉の声優としてのポジションって割と絶妙というか、現代声優でアニメとかで出てきたくらいで人気になってる位の声優はマジでこの辺。

主演で一発当てて人気になってるし、生き抜く為には声優雑誌とか、ラジオとか、歌とか、ダンスとか色々やってはいるわけで。

確実なドル売りという感じではないけど、一つの手段として演技以外の事はやっている若手人気声優…ってなると、ドル売りじゃなくて、ドル的に見るオタクは確実に存在する…みたいなポジションであり、これがまぁ厄介。

こんな事言ってるけど、エレナは普通にぐいぐい来るので桐葉は嫉妬する模様。

 

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わ~かる、ま~じでそれなコイツなんでも言ってくれるなあ。

 

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マジでなんでも言うなこの人。

これは別に表では良いって言ってるから、言ってる人間が全員Disられたわけじゃないよん!(

 

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は?可愛いが?

こういう事あんま言わないんだけどな筆者。なんかここは「は?ここまで色々現実とか言ったり自分のことは好きになれないとか言っておいてそんな事言い出すとか、は?」ってなってた。桐葉かなり刺さってますね筆者。

 

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声優としての夢という意味では、打算的に行けなかった所は遠ざかったと言える部分もあるのだが、声優としての技量としては前進しているらし。

生き抜くため一辺倒だった所に余裕が生まれているというかね。

というか、仕事が多くて寿季とあんま会えない+誰にも付き合っている事が言えないので2人きりじゃないとイチャイチャ出来ないという形になるので、まぁ気持ちは分かる。

 

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声優処女厨憤死だろ(

演技がやたら良くなってくると「男でも出来たのか」とか書かれる場合あるけど、この場合マジでそうになる。

なお「男でも出来たのか」で一番打率が高いのは化粧が変わった時。

 

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こういうキャラあるあるとして、やっぱり素の自分でいられる事の重要性っていうのは十八番ですよね。

しかしまぁ、ま~たコイツらめちゃくちゃヤってたな。

すんごいやるじゃん。声優相手にコレは色々とやべえんだよなあ…

いや~、こちらもめっちゃ見たわ。ここフェラとセックスのエンドレス全員でやるじゃん。

下品なエロをやる。なんかおおマジでみたいになる。でもなんか見ちゃう。

 

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ワンチャン週刊誌に撮られる展開も考えたけど、Twitterの方だったわ。

しかも普通に交際バレになりかねないクリティカルな奴。結構ハードなの引いたね君。

とは言え、まぁこれくらいだったら普通にありえるんだよなあ…

だから帰りにメガネ落としたのか、そういうね。

 

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交際するだけでなんで人気が落ちるのかって話だけど、まぁそれが声優の今の問題みたいな所もある。

ただまぁ、実際の所ドル売りしているような声優が交際すれば、それはどうなのよって思う所はあるのも事実だし(売り方との逆行になる場合は一定は言われても仕方ない時もある訳で)

…いやここで具体的声優オタクアカウントは上げるな(

 

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ここの一連、基本好きというか。

なんというかこう、キャラクターの方向性っていうのが見える所でもあるというかね。

やっぱり寿季はクリエイターとしてしか考えない所があるし(事務所の話を受け入れようとしている)

桐葉はどっちも大事だから、自分でなんとかできる側はなんとかしてやるというか、寿季に迷惑をかけさせてたまるかというかね。

 

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しかし、それを事務所Youtubeチャンネルで生放送するのは、中々凄い事するよな桐葉。

こんなんマジでやられたら当ブログはめちゃくちゃ速報記事案件だよ()

まぁ誠意ある対応ではある。強いったらない。

 

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否の意見がクソリアルで草生えるんだよな。

いるよなあこういうオタク。いや、交際とか結婚でこうはなるなよって話。

 

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陰キャ(大嘘)営業、彼氏いたことない(大嘘)、ブラコン(実は彼氏)と息を吐くように現実を吐いてくるの草。

しかしまあ、桐葉当人に危害を加えるパターンってのは、それこそイベントとかでは本当にあったりしたしなあ…

声優ネタとなると『ハミダシクリエイティブ』の妃愛√とかも、話の方向性で似ている所もあるんだけど、やっぱりこっちの方が色々と現実味が強い感がありますなあ。

 

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でもマジでオタクが刺しに来るとは思わなかった。

割と学園前にオタクがいるって言うやつでも割と突っ込んでる所あったのに、ガチのマジで刺しに来る奴がいるとは。

桐葉ってそこまでドル売りドル売りしてなさそうなんだけど、結局ドル売りしてるかしてないかよりも容姿がどうかみたいな所もあるからなあ。

しかしよくここまでやったなって感じはある、オタクのキモさを明確に表している描写が多いこと多いこと。素晴らしいっすねえ。

まぁそこでちゃんと守れるのは主人公だと思うよ寿季君。

 

 

第2話

『これがあんたの見ていた理想の私の姿なのね』

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あ~~、そういう奴ね。

この一件をどうするか?という所に重きが置かれるのではなくて、桐葉の声が出なくなっちゃったのをどうするか?という所に持っていくというか。

実際にこういう事件が発生すると、やっぱり事態はトーンダウンしがちだし。

声優としていちばん大切なモノを失った所から、どう落とすのか。

 

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もちろん休業しなきゃならんし、途中のは降板せざるを得ないし。

公表と事件のショックで許容値をガンって超えたというか。桐葉って基本的に忍耐強めだからこそ、こうなった時が一番怖いというかね。

(なお、以後暫く桐葉がLIME使用しての会話になり、これがバックログに載らないので、スクショとしての情報量不足になりがちだけど許して)

 

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気丈に振る舞っていたりし、勉強や身体へのトレーニングは続けていた桐葉だけど、やっぱりしんどいのは間違いなくしんどいわけで。

1ヶ月半改善の兆しゼロだとそりゃキツイ。何か無いとねえ…

ここで落ち込んでてたまるかとは思ってるけど。まぁでも寿季はなんやかんやと支えにはなってると思うけど。

 

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姫ちゃんの優しいとこってこういう所だと思うけどねえ。

大人組は大人組で、やっぱり良い関係性みたいなものが存在して。

復帰する気はないかって言うのは、そういう優しさであるし、芽衣は実力はあったはずだって思ってるし(実際にあったっぽい)

でも、やっぱり芽衣芽衣で役者としてのプライドがあるというかね。

 

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寿季は恋人としてはしっかくだけど、クリエイターとしてはハッパをかけられる人間っすよね。これはゆめみ√からそう。

桐葉もかなりキツくなってるけど、そこに桐葉は強いだろと、声優として夢叶えるんだろと。

まぁ桐葉には絶対こっちの方が効く。どっちかっていうとゆめみの方が不安にはなる。

 

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もういいお母さんなんよなんかこう、というかお母さんは何を諦めて旅館を継いだんだろうね。

間違いなくそっちがわの人間なんだけど。

 

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寿季はあくまでもクリエイターとして、桐葉の声を取り戻そうとするわけだけど。

まぁコイツにはコレしか無いから、だから頭下げてやらせてくれって言うわけだし。

しかし逢桜、やっぱり不穏な所あるよね…

 

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シナリオパワーでゴリ押しする。

それは寿季としての解決方法っていうのは、なんとも寿季らしい。

声優としての意識が高い、真面目な桐葉だからこそ、『これを演じたい』と思わせることが最高の薬なわけですよね。

 

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√を通して、間違いなく桐葉は声優以外の所での拠り所も見つけられたし、寿季を信じられるようになったし。

声優としても成長したし、それが演技につながってたし。

でもやっぱり桐葉は声優として成功する事が大事なのは何も変わってないから。

そういう桐葉だからこそ、こういう方法が正解になるというかね。

 

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あっ、声優アワード君!声優アワード君じゃないか!

めっちゃトロフィー原作に寄せてるな、色違うけど。通常の時のアワードってマジでこんな感じだから『いつもの光景』でしかないわこれ。

 

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しかし『公式』を回収するのが、逢桜ではなく桐葉っていうのはちょっとびっくりしたねえ。

失声症を経て、大人だと勘違いしていた子供から、視野が広がってこういう所までやってくる。

ここまで完璧に近いカムバックを果たせる声優なら、今後も大丈夫だろ…多分…(現実の声優アワードさんの価値がイマイチというか忖度があるせいでこういうニュアンスになっちゃう)

声優で有り続けないと、声優でないと自分じゃねえ!みたいなのが、公式って事ですから、まぁ桐葉もクリエイター気質側である事は間違いないわ。

 

非常に現代声優という所に対して、極めて現実的な要素が多い描写で非常に好感が持てましたね。

今の声優と周りとオタクってこんなんだよな!っていうのをめっちゃ表せてるというか。

ここまで突っ込んだ表現をいろいろとするエロゲはなかなか難しいところもあると思うんだけど、ホンマようやったなあとw

クソ声優業界とクソオタクを刺せ!って感じ。

桐葉みたいなキャラ性だと、好き嫌いは分かれるとは思うけど、結構魅力的に描けてたと思う。可愛いよね桐葉。可愛くない?

 

CVは夏峰いろは。

夏峰はイメージ的にどっちかっていうと声ちょい高い側のイメージが強かったが、今回は素は低い側だし、そもそも夏峰名義でのフルプラメインヒロインとかめちゃくちゃ久々だし。

声優の役ってめっちゃ大変だと思うけど、頑張れていたと思うし、こうズバズバ言う桐葉の鋭利な所は鋭利に。

可愛い所は、そのキャラ性を保ちながら可愛くできてたと思う。基本素直じゃない所もあるんだけど。

作品を通して、背中を押す側が多いし、そういう時の決めてくる感じを出すのも素晴らしいし。

演じるの難しいキャラだと思うんだけど、良かったっすねえ…マジで度合いを間違えるとただの嫌な奴になっちゃうからこういうの。

 

 

逢桜√

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さてさて、最後ですよ最後。

ここまで終わらせると選択できなかった選択肢が押せるようになります。

 

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まぁ、最初は言ってくれないんだけど。

でも、もうそりゃねえ、今まで散々ねえ、やってきましたからねえ。

結局、もうなんかめっちゃ死にそうな逢桜、実際の所どうなのさと。

 

第1話

『なにより、わたしはハッピーエンドが好きなのだから』

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クリエイターとして、寿季は逢桜の背中を押すことしか出来ない。

それがクリエイター馬鹿である鏡寿季という人間。クリエイターとして前に進む決断をした逢桜を止められる訳がない。

その寿季に迷いを感じさせる、そうじゃないと思わせるスイッチとして作用する可能性があるのが、キスだったってこと。

トリガーになるのはそういうものじゃないとって事。

 

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で、悠真が今年で筆を折るらしい。

そう言えばどっかの√で悠真の様子が変な時ありましたけど。

こう、こっちにも話存在するんだろうか。この2人の話って意外と掘られてないから。

 

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あっ…

 

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あ~、ですよね。そうですよね、死ぬよね~。知ってた。死ぬしかないもの。

『徐々に体が動かなくなっていく難病で、最終的には呼吸も出来なくなって亡くなるんだって』という表記から、恐らく筋萎縮性側索硬化症(ALS)とかなんじゃないかなあ。最終的には呼吸不全で亡くなるってこういう感じのはずだし。(でも後述の内容と微妙に合致しない気もするので、一種架空要素も存在はする気はする)

家出したのも、少しでも長く生きてほしいから、クリエイターとしての活動をやめて欲しいって親に言われたからだし。

 

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話の終わり方としては、まぁバッドエンドしか望めないけど、それでも見て見ぬ振りが出来るような人間じゃないのは間違いないわよねえ…

もう言われてから3年も経っているし、逢桜は普通に受け入れているっていうのもなんというかね…

ああいう形で消えたのは、クリエイターの彩瀬逢桜として記憶に残りたいからっていうのは、逢桜もまたクリエイター馬鹿であるってことではあるんだけど。

 

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やはり、この案件を誰にも言わないという状態で、一番の難関になりそうなのは桐葉だよなあと。

この人の気付きの能力の高さは、これまでの生き方によって染み付いたモノだし。

 

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で、やっぱりこの人は騙せないよなあって。

それでこそ桐葉なんだけど。しかし、寿季も桐葉も『つまらないプライドを守る為に、連絡してこないのはありえない』って言ってるの、両方とも逢桜をしっかり見てるんだなあって分かるポイントな気も。

幼馴染の寿季と、親友となった桐葉って感じ。

しかし、逢桜と桐葉。マジで仲良くなったよなあ、どのルートにおいても桐葉と逢桜の関係性は続いてそうだったし、それこそ桐葉√では、あの最後の寿季と逢桜の通話は逢桜残り少なそうやし、知らない状態で突然死なれた時の桐葉のダメージって半端なさそうなんよなあ…

 

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紫音は書かせたい側というか、諦めて余生を過ごしていいのか派なんですよね。悠真はそうではなさそうっていうか。

寿季のキャラ性のブレなさっていうのは、こういう所で相手の意思を基本的に尊重してる事。

マジでず~っと尊重し続けすぎるレベルで尊重する。

 

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でも、逢桜の本心としては物語を書きたいって聞いちゃう事で、話が変わってくる。

とまあ、なんというか逢桜もクリエイター馬鹿なんだから、どうなってようが書きたいって側の人間だろうよと。

桐葉が「まぁ、そうよね」「あんたのような生粋のクリエイターがこんな簡単におとなしくなるわけがない」って言ってるけど、マジでそのとおりなんだよな。

 

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桐葉は長く生きて欲しいと思ってる。書かせたくないと。

でも、自分も逢桜の立場だったら同じことを思うから反対も出来ない。

だから、寿季がどうするかは寿季が決めなさいと。

こうやって言える桐葉は人間ができすぎてるのかもしれない。

 

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だから、寿季は書くんだよな。

クリエイターでいることを望んでいるなら、クリエイターとして終わることが一番だろうってなる。

相手の意思を尊重し、こうだと思ったらマジで厄介な寿季がすることは、逢桜に書かせるためのシナリオを書く。絶対に書く。書けるかとかじゃない、書くのと。

こう書くとちょっと桐葉っぽいな(

 

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悠真が露骨になんかなりだした。別に良いんだけど、グランドでお前の話も消費するの?いや、いいんだけどさ、どこでも出てくるし。なんだかんだいい関係だし。

 

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どうすることが正解なのかって言えば、逢桜にとってはこれが正解なんだよなあやっぱりクリエイターだから、コイツもクリエイター馬鹿だから。

やっぱり書きたいって正直にさせる為には手段を選ばないっていう言い方もできる寿季。いや~、これ両方クリエイター馬鹿なのでどうなっちゃうのかなって。

私の幼馴染(ライバル)に戻るのがなんともね。やっぱ君等はそうじゃないとさってなる。

 

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ええ親!なんというか、難しいけどねホント、これを『ええ親!』ということも正しいのか難しいし。

でも、最後まで本人がやりたいって言ってることをさせてあげることって、食いなく終わるっていう感じがあるから、良いんじゃないかなあって思う。

 

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このCG好き。

なんというか、いい笑顔なんだよなあ、なんか寂しい気もするけど。

なんかちょっとだけこのCGの色味が違う気がするんだけど、気のせいなのかなあ。

 

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最後の瞬間までクリエイターとしていると決めるっていうのは。

クリエイターとして死ぬことを決めたようなものだからな。命燃やし尽くして終わってやるっていう覚悟みたいなもの。

ここまで来ると本当にちゃんと死なせるかというところにも注目をしておきたくなってくる。

 

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エレナは当然寿季が好き。

桐葉が諦めなさいって言うけど、桐葉も寿季が好きなんだよな、やっぱり。

なんというか、負けヒロインの美学的な所ももしかしたらあったりするのかもしれない。

こっちサイドの着地の仕方にもやはり注目かな。

 

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ハッピーエンドが好きだった逢桜が、ビターエンドとかバッドエンドしか書かなくなったのは、単純に自分がバッドエンド確定なのに、なんで作品の中のキャラクターをハッピーエンドにしなきゃならないんだろうっていう話だった。

単純な話だけど、本当にそうだよなって。

初恋が実らなくて、それで嫉妬して、病気が分かって、更に書けなくなる。

自分の境遇が、ハッピーエンドを書かせる事をやめさせてしまった。

でもその気持ちがモチベーションになるから、作品は生まれて、彩坂桜は売れた所もあるんだよなあ…

 

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エレナは真っ直ぐ告白し直して、まっすぐフラれて、諦めないって言いながら寿季の前じゃなかったら泣いてるっていう。

エレナはマジでストレート過ぎるんよ。桐葉からすればそんなん絶対無理やものねえ。

 

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桐葉は、言えねえんだよな~言う前に寿季が言うもんだから。

桐葉が幸せなのってマジで桐葉√だけなんじゃねえの。ゆめみ√の方はまだ傷は浅いかな。

ホントなんか苦労人って感じするよ。

 

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ゆめみは自覚がないんだよな、寿季のことを好きなの。

でも、絵を描く現実逃避原動力がめちゃくちゃすごいことになってるから、間違いなく逢桜に告白することにショックは受けてるんだよ体は。

でも、自覚ないんだよな。これだと割と今後絵を描き続けるのかは微妙なライン。

どう転がっても、結菜はそばにいてくれそうだから安心かな。

 

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好きだけど、付き合えないって、たまにあるよなあエロゲ。

なんというか、体験版記事のタイトルは『めんどくせえ女は好きかい?』にしたんだけど、本当に面倒くさいよな逢桜。いや、桐葉も面倒くさいんだけど、なんか性質がちがうというか。

まぁそれを言えば寿季も面倒くさいんだけど。寿季だって矜持はあるし。

 

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ちゃんとくっつけるように、セッティングしてくれる桐葉があまりにも優しすぎる。

あの感じでマジでお人好しだし、寿季を引っ張ってくれるというか、ケツ叩いてくれるよなって。マジでいいキャラだわ。

 

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ハッピーエンドが好きだから、バッドエンドが決まっている恋人関係なんてしたくないというね。

気持ちは分かるし、恋人っていうのはそうあるべきではあるからね。

でも、それを決めるのは俺だって言い出すし、後悔させないくらい幸せにしてやるってさ。

アホみたいに直球しか投げないからねこういう時。マジでこうなった時の寿季は嫌になるでしょうよw

 

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有葉絵、今回のマジで好き。マ~ジで好き。今年の原画で一番好き。

塗りと原画が合ってると思う。まぁ昔のほうが個性とかはあったかもしれないけど。

5年ちょい越しの初恋成就。終わりは決まっている。そんな恋はいかがですか?

 

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桐葉の人生に幸あれって感じ。

好きな男が他の女とくっつくのを手助けとか地獄なんだからな、これを糧に演技にも深みが出ることでしょう。いや辛。

 

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やきうの時間だ!!!

ハマスタですねえ。もう石川はおらんけど。

 

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2021年横浜DeNAベイスターズさんじゃん。

それはもうほぼ2021横浜DeNAベイスターズだと思う。

打線は怖いんだけど、投手陣がなかなかね…今年は特にリリーフに苦労してた気がする。

開幕のスタートダッシュはマジで遅れたからなあ…

応援し始めた頃は最下位常連って事は多分TBSベイスターズ時代からのファン。

それで雄洋ユニ持ってるって、すっごいガチファンなんだよなあ…

 

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OPSとUZRとかの指標の話をするエロゲヒロインってなんなんだよ。

体の開き早いな…とか、スライダー入らないなあ今日はとか、ガチガチ野球ファンだな逢桜。

横浜夏の風物詩の3連発まで入ってきてて、めっちゃ野球好きか?ライター。

なお2021年にも3連発はあった。ただ逆転勝ちではない。(ソト、宮崎、牧の三連発、ヤクルト戦でした)

 

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今ならハッピーエンドを書けると。

今なら書けるぞと。言うわけですよね。

 

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結局自己満だよ書いてることなんてって言い出す。

でも実際その部分は否定できないとも思う。

二次創作小説書いたりする端くれも端くれだけど、そういう所はあるとは思う。

というか、自分が満足しないと良いものだと思えるものもなかなか作れないというかね。

 

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ビターエンドとかしか書いてなかった人間がハッピーエンドを書いた時の反応って、やっぱ色々あるからなあ。

それこそ新海誠の映画とかもそれになってくるだろうしねえw

『解釈が分かれるハッピーエンド』ってなんでしょうね。新島みたいな…いやアレハッピーではないか(

あとは、書けるかどうか。

 

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身体は大丈夫なんすかぁ!?

とは思うけど、これでしなかったらエロゲとして終わりだしな。

かなり基本的には現実的なんだから、こういう所だけはちょっとエロゲ的に考えてあげよう。

 

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で、最初の濡れ場に入るんだけど、いやびっくりした。

何がびっくりしたって、明羽杏子の濡れ場のクオリティがめちゃくちゃ上がってたから。

最初の入れる前の前戯の時点でなんかもう違った。

明羽の濡れ場って基本的に喘ぎ方が優しい傾向があったというか。

それも別に悪くはなかったんだけど、ソフト過ぎる所もあった。

でも今回すごいまず勢いを感じるというか。

そんな強く行くんですかみたいな感じというか、かなり傾向がちょっと見ない間に変わっててびっくり。すごい良くなってた。

BGVとかでの喘ぎとかがもう違うんだもの。これ最初でこれってことは最後どうなっちゃうのさみたいな感じ。

 

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身体に何もなかったら、でもASを書き終わるまでは絶対に残ってたって逢桜は言う。

そして五分五分なら引き止めてたって寿季も言う。

やっぱりあそこで選択肢が出ないっていうのは、あの状況だから寿季にとって背中を押す一択だったってことですよねえ。

行くっていう意思があったから、そして寿季もクリエイターだから、ああいう選択になるというかね。

 

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ある意味やっと好きなものが書けた逢桜。

ハッピーエンドが好きだった人間が、やっとハッピーエンドを書けた。

これだけでも、最後まで命燃やして創作する意味はあった気までする。おめでとう逢桜。

 

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明羽、もうフェラがめちゃくちゃ上手くなってた。

咥えている時の発音とかも、しっかりと読みすぎない感じになっており、めちゃくちゃ進歩してる。

ここに限らず、濡れ場における発音の崩し方、ある意味で汚くできるかっていう所が進化してた。

こういう所ではいきんだりもするし、そんな綺麗に喋らないわけじゃないですか。

だから綺麗に発音したら浮くわけですよ。でもそうじゃなくてちゃんと崩したし、うまく崩すところは崩して、思いっきり崩す所は汚く発音するくらいの勢いがあった。

あと、なんかもう吸ってる所がめっちゃうまなっててびっくりした。ここまでちゃんと吸ってる感が出るようになるとは。

BGV含めてエグいくらい吸う所で吸う。めっちゃ強烈になった。ちゃんと液体を吸ってる感じが出てて良いと思うけど、マジでどうしたレベルの進歩。

進化は止まらんなあ明羽杏子。好き。

 

 

第2話

『わたしは奇跡なんて、いらないんだ』

もう、終わりは近づいてきている。

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もう外出許可も出ないだろうし、発作も起きてるし、3日意識失ってるし。

そんな中で、手術をすれば一応快方に向かう可能性があるというのが出てくる。

ただ、成功率は低く、失敗すれば死ぬと。

逢桜は、ASのシナリオが完成するまで手術は受けないって言う。

もう、逢桜は終わりに行ってるんですよねえ。終わりに。

それはもう一回書くって決めた段階でもう決めてるというか、この一作に生命を文字通り賭けてるから。

 

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そんでもって、寿季もクリエイター馬鹿だから、そして逢桜の意思があるから、その方向性にしか進まないんですよね。

もちろん生きて欲しいに決まってるけど。でも、それがクリエイターだから。

書きたいっていうのが一番だと。逢桜は書きたいって言ってんだから俺は止めれないと。

 

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悠真が止めてたのは、親の事があったからでしたね。

でも、人として正しいのは間違いなく悠真だからね(それは寿季も言ってる)

でも、逢桜はある意味馬鹿だから。どこまで行ってもクリエイター、命終わろうと最期までクリエイターでいようとしてるから。

紫音は、むしろ命を賭けるもの側らしいけど。だから、このままでいいのか聞いてきたんだけど。

 

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ドクターストップかかっても、書きたい逢桜、それに応える寿季。

それに協力させられる桐葉。桐葉の苦労がもう…

失踪してまで書く、もう寿季も覚悟決めてる。本当に大馬鹿カップル。いや~、ホント逢桜が何もない状態であればこれ以上のことはなかったんだけどなあ…

 

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そりゃ逢桜だって覚悟決めてるとは言えもう身体はかなり限界に近いし。

元々はやめようと思ってた所を、寿季が本当の気持ちを引き出して今があるし。

ここでやめようって言ったら、最後までクリエイターっていうのは達成できないから意味がないっていうのもそうで。

ある意味でここまで粘らせたのは、そういうふうに仕向けた寿季にも責任があるんだから、寿季は止める側にはもう回れないのかもしれない。(回る資格もないとも言えるかも)

 

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なんか本当に終わりに向かってる感あって辛くなってきたんだよなもう。

最後自分と寿季で作ったっていうのをちゃんと出したいとか、終わらせに行ってるからねもう。

 

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どうせ死ぬなら手術受けて死にたいって言うのもなんかね…

でも、書き終わるまでは絶対にやらない。でも生きたい。わがままだけどね。

でも筆は止められない。ここで止めたらクリエイターとして大切なものを失うから。

だから、死ぬけどやるって感じなんだよなもう。だから、『最後』じゃなくて『最期』ってなってるし。

 

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尊重できる親~!!!

いやよく尊重できるわ。キツすぎるだろ親としても。

いや~、ホント、終わるぞと。ちゃ~んと死にそうだぞと。

死なんといて欲しいけど、死んでもらわないとそれはそれで困るやつやぞと。

 

 

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文字通り『これを書き終わったら死んで良い』なんだよな。

『奇跡なんて、いらない。』がOPだけど、マジでただの逢桜の曲なんだよなこうなってくると。

完全燃焼して死ぬぞと。もう足動かないけど。

強すぎるけど、やっぱり怖さは抱えていて。でも寿季がいるから最期までやるし、寿季も最期まで隣りにいるんだぞと。

 

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逢桜もクリエイターらしくとか考えるタイプだから、クリエイター馬鹿。

面倒っすねえ。

寿季は、自己評価が低すぎるが為にってところは色々なムーブを見るとその通りだと思う。

女たらしって言うとアレだけど。

 

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途中から思ってた事だけど、手が動かなくなった俺が聞いて書く、マジでやるんだなって。

まぁこれはそうだよな、そりゃやるよな。みてたら分かる。

そこまでして最後まで書いて欲しいもの。

だからやる。そうだよなあ…

 

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やっぱり、色々な意味で寿季は逢桜を止められないんだよな。

それは、ここまで読んでたら分かる事だと思う。

クリエイター馬鹿で、当人の意思をどこまでも尊重したがる男だから。

ここまで書かせたのは、寿季のプロットがあったから。

いや~、クライマックスだわこりゃ。

 

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最期までクリエイターとして終わる事が望みだったし。

このセリフは、もう逢桜のものだと思うんだよな。

だから、逢桜が幸せだったんだったら、良いと思うのよそれで。

終わりが見えている中で、初恋を実らせて、幸せな思い出も作って、2人での作品も作って。

幸せと、2人で作った生きた証は最期の最期までしっかり残したから、幸せ何だと思う。

いやでもお前さあ…間違いなく話としては死んでもらわないと困るけど、死んでほしくねえ…可哀想なんだよな、や~っとここまで来たんだけどなあ。

でも、これが逢桜の望みだったから。それで良いと思うんだよ。

 

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めっちゃエロゲオタクだ。

そういう事言うのめっちゃエロゲオタクだもん。

 

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公式回収要素は桐葉のほうが多い。

まぁ、間違いなく逢桜と寿季の恋愛は公式にはならんよ。あんなのは。

 

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あ~死んでるなあ、これはもう死んでる。

しかしそれお兄ちゃんの男性器だよっていう下りをここでするの笑う。

普通にゆめみがちなみに見せようとするのも笑う。やめなさいw

 

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あ~悠真君も、なんか背負ってる気すらする。

書きたくても書けなくなった人間がいるとな、お前もまだ書きたい気持ちはあったやろうし。

 

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あ~、これは2人のペンネームでやってるんじゃないの寿季と。

これは背負ってますわ色々と。逢桜分を背負ってる。あ~背負っちゃってるよ。

でも、そうやって前に進むのが寿季な気はする。

 

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これ、もしアペンドで生きてたら大恥だから、本当は言いたくないんだけど。

『これで生きてると解釈する人間、馬鹿じゃないの?』ってあえて記載しておく。

アペンドで生きてたら土下座から始めないとダメじゃんコレ。

 

だって、振り返っても誰もいないし。

ペンネームは『桜季』で、桜の季節。

桜の季節に、誰も言われないけど言われた気がしてるし。

記載が無いけど、間違いなくペンネーム『桜季』で活動してるんだと思う。

逢桜も背負って生きていくし、2人のペンネームだから一緒に作っていくし。

というか、逢桜が制服の時点で…とは言えないか。休学だったから復帰してたらこうなる可能性はあるけど。

でも9:1で死んでるって。いやこりゃここまでしっかり分かりやすく匂わせてる方だって。

いやあ、冷静になるとめっちゃ死んでるだろこれ。綺麗に分かりやすく提示してくれる…んだよな?俺間違ってないよな?(アペンドがあるので、答えが示されかねないので不安)

 

クリエイター馬鹿とクリエイター馬鹿で、クリエイターとして最期を迎える物語。

そんな感じの逢桜√。

なんという感想が良いのか、割と悩むけども。

なんというか、クリエイターの矜持とはなんぞやとか、クリエイターとして生きるためにはとか、そういう所があるというかね。

それでも、一作品を書ききりたいし、そのためにだったら命を燃やせるし、創作の神様に命を捧げられるし。

なによりクリエイターとして終わりたいっていうのが一番大きかった気がする。

その逢桜の気持ちが、寿季を動かして、周りを動かして、寿季は最期まで隣に入れたんだと思う。

ふたりともよくやったと思いますよ。

いや~しかし、逢桜可哀想だよそれでも。

アペンドどうするのこれ。マジでアペンドどうするの?それだけが疑問。

いや、そんなん良いわ、普通にええ話というか、生き抜いたなあ~ってなった。

2人のペンネームを終わりに持ってくるの、非常に良い終わり方。筆者の解釈で間違いなければ粋な終わり方したんじゃね?

 

CVは明羽杏子。

グランドヒロインおめでとうございま~す!と言いつつ。(

体験版の時から言ってるけど、この人はマジで見るたびの成長が凄いわ。

滑舌の明瞭度とかから始まり、感情表現とかで本当に強みを増してきてるし。

ツッコミとかか、崩し方が本当に上手くなった。発音の崩し方がうまくなると、キレイになりすぎないからキャラクターの生命力が増すと言うか、生きてる感が出るよねえ。

あと濡れ場の進化がマジですごかった。ここまでの明羽杏子とは別人レベルだろ…!と思ったんだけど、明羽オタクからは、過程は存在したよと言われた(アマカノ2のドラマCDとかは買ってねえから分かんなかった)

いや、マジでグランドヒロインやれる声優ですわ。強い。マジで良かった。

ここまで濡れ場出来るなら、次も期待させていただいてもよろしいでしょうか…?期待しております。

 

 

当作品においては、まず第一に堅実に作られた所を感じるだろうか。

気合というものは最初から感じていた作品ではあるが、スタッフ的な所で言うと、やはり不安要素というのは少なくなかったように感じられる。

だって、工藤がフルプラ書いてないんだもの。大丈夫かと色々。兼任しまくってるし。大丈夫かと。正直不安もあった。

結果的に、『複数話での構成』というのは、ロープラ的に書ける所もあり、得意分野で勝負するっていう作品の中であったことじゃないけど、それに近い要素も存在したように感じる。目新しさっていうのもあったし。

それぞれで起承転結という所があって、共通とかは非常に読みやすかったと思う。

『大きな失敗をしない』という意味でも、この形正解だったと思う。

 

別に、文章として凄く良かったのかと言われると、そうではないと思う。

この一文必要?みたいなムダとかはあった気はするし。まぁでもそれは最初だからフルプラでは、そんなめっちゃ気になるわけではなかったし。

作品を通して全体的にわかりやすさっていう所は強調されていたというか。

常に「次のためにこの話置いたからな?お前読んだよな?後でやるからな?分かったな?な?」くらいの念押しレベルで展開における伏線とか、行動とかをしていたように感じる。

これが分かりやすすぎておもんねえっていう人もいるとは思う。次はもうちょっとだけしれっと伏線置いたりしてもいいのよ。

まぁこういう書き方を基本的にしていたから、最後だけこれで分かるよな的なので、混乱してる人間とかもいそう(

 

とは言え、作品としては普通にできが良かったと思う。

いい作品に上手くまとめたというか、今出来ることをしっかりと理解した上で形にできたというか、変に背伸びせずに上手く書いたのかも。

各ヒロインにおける魅力という所では、かなり引き出せていたように思うし、割とキャラ立っている所もありつつ、色々な側面をしっかりと共通含めて見せて、ちゃんと魅力のあるキャラクターに仕上げられた印象。

こちら、大人組とかのサブキャラもそうで、大人組は過去の学生時代とか、そこから世の中に出てからのこととか、色々出てきたけど、それが子どもたちを支える側としては良い人生経験になってて、支えるし、自分が成せなかったことを託していいる部分もあったりして、非常に人間味があるというか、この作品のキャラ。

 

あくまでも作中は現実という所を常に強調しているところもあり、現実から逸脱しすぎないような設定をしようという努力は感じられたと思う。

実際、声優の所とか、野球の所とかは筆者興味があるからわかりやすかったけど、めちゃくちゃ現実に寄せている。声優のこととかこんなはっきり言うのなかなか媒体変わってもないからびっくりしたわ。

2021年に寄せ気味だし、最後までシナリオ結構粘ったんじゃないのとかも思う。

 

作品としては、それぞれのクリエイターとしてのスタンスとかが違う中で、クリエイターとはなんぞやとか、その職業をやっていくための原動力を見つけようぜとか、クリエイターとして生きたいのかどうかとか、クリエイターとして終わっていきたいのかどうかとか、色々あった感じがある。

作品を通してよかったのは、主人公のスタンスというのは基本的にほぼほぼ崩れなかったと思う。

コイツはクリエイター馬鹿なのだが、自己評価が低い、クリエイターとしての考え方に徹する、他の人間がこうしたいという意思を出した場合尊重する、遠回りしがちだが決めた時は厄介なほど真っ直ぐ…みたいな所って変わらなかったし、ブレなかった。

このブレなさが作品を一種支えましたね。

ラノベ主人公的な気質も、どうしても共通が長いとなってしまうんだけど、それを主人公の最初の境遇…スランプからの脱出という目的で、何にしてもやってみようとする動機を生み、それを抜けると助けてもらったからという恩義が動機になる…というのでなんでもやるのに理由を付けて低減。

ラノベ主人公ではあり得ない地獄耳等で差別化を図っていた。

このブレなさが効いたのは、色々あるけど、共通なら逢桜を止めるという選択肢が無いのがめちゃくちゃこの寿季らしくて好き。

 

クリエイターとして…というのもめちゃくちゃ貫かれたなと。

だからクリエイターとしてのヒロインが好きとか言えちゃうし、だからクリエイターに対してクリエイターとしてモノで分からせに行ったりするし、クリエイターとして最期まで付き合うし。

主人公が面倒で厄介な所もあるけど、作品としてブレが少なかった事で締めれたと思う。

 

あと、エロがこの作品のテイストから外れるんじゃないかレベルでなんか怒涛。

これはCampusが元々から絶倫主人公を作るらしく、それが多分そのまま来た感じ。

最初は初々しかったり、悦びを感じる所から始まるんだけど、いつまでこいつらはフェラとセックスを繰り返すんだみたいな事をしてるからびっくりする。

あれ基本3回目はCGを3、4周するというエグいやり方をしたわけだが、差分も多かったし割と頑張ったよなアレって思ってる。

濡れ場守備範囲外なのだが、アレは結構見た。下品なエロがこんな所で見れるとは。

ヒロインCVの方々にも感謝。エロゲ声優だよあなた方は!(

オラオラぶちこんでくるエロの三連発…というか三連発どころじゃないんだけどアレ。

内容が濃かったので筆者は好き。

 

あとバチクソ声優が良かった。マジで声優が良かった。

よくこんなメンバー集めたよな。演技で引っ張ってもらった部分も一種は存在はするとは思う。

ヒロイン勢も強いわ~、明羽、夏峰、くすはらってかなり安定かつ今な要素もあるし。

ここに入ってきた葉月もよくここに負けないように頑張ったと思うし。

あとサブも信頼できるというかねえ。

小鳥居、遠野とかのもうそりゃ安定でしょうみたいな所から、蒼乃、恋羽とかおるし。

そんでもって花澤の代打だったはずの秋野がめちゃくちゃキャラとしてハマってたし。

全体の並びがめちゃくちゃ良かった。烏丸そらとか四葉トウとかも良かったし、いやハズレがいなかったんだよ声優に。むしろ強かった。てかそりゃ強いんだよこんな並べれば。

 

全体としては、処女作としては十分過ぎる出来というか。

もちろん粗が存在しないわけじゃないし、ちょっとアレな所もあるはあると思うから、名作というところまでは行かないとは思う。

ただ、ちゃんと纏められた良作くらいは言ってあげるべきかなと。

シナリオとかフルプラの経験を積んだらもっと良くなると思うし、最初からこれなら上々じゃないかな。

 

いや~、普通に割と良かったな。

ここまで感想書けちゃったし。

 

好きなヒロイン、難しいなあ…逢桜か桐葉がやっぱ強い。

あ~と結菜と付き合いたい。

いやエレナもゆめみも好きだけどね。

 

いや、これは満足した。今年あんま良いなあってなんなかったんだけど、コイツは良かったなあ側になった。

アペンド待ってるよ。でも逢桜どうすんの?

 

以上。