声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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完全趣味声優ドラフト2023秋に参加してきた

おにじと申します。

 

今回は、趣味でやっていた声優関連のお話。

ひさびさに声優ドラフトをやったので、それの話をするだけである。

完全趣味声優ドラフト2023秋に参加した

ケイティ守口氏主催の『完全趣味声優ドラフト2023秋』に参加してきた。

久々に声優ドラフトやったね。一応別の場所でエロゲ声優ドラフトを主催したりしたこともあったんだけど、あれは完全にドラフトへの禁断症状によってやった感もあったし。

今回は、完全趣味でドラフトして良いという形だった。

レギュレーションは以下の通り。

・一度でも商業作品に声優として出演している者。
プロアマ性別職業不問。 この際人外でも可。
・故人、 芸能活動引退済の方の指名も今回OK。
・主に成人向けゲーム(エロゲ)に出演する声優の指名扱いですが、 こちらも指名をOK
・表名義と裏名義の兼ね合いに関してですが、公式で同一人物と認定していない以上はそれぞれ一個人として指名することもOK
つまり……今回明らかに声も演技の仕方も瓜二つの声優さんが同時に指名される可能性はありますが、そこはもうなんとなくでいいんで空気を読んでください。 (※当たり前ですが【雄太(川井雄太(川井進))】のように同一人物と公式で認定されてる場合は一名義のみしか指名できません)

ということになっていた。まぁ過去一自由なレギュレーションだったので、単純に言えば本当に好き勝手やってやろうと思っていた。

好き勝手やるというのはふざけている意味ではなく、こんなレギュレーションなかなかないので、このレギュレーションの時にしか出来ないような形で、かつ自分が好きな声優を如何に漏れなく並べるか?というところと、15位までの指名で、どう15位でオチを付けるのか?という所。

このレギュレーションの時点で、まず普通の声優とエロゲ声優を指名することは確定として、どういうパッケージングで挑むのか。指名するのを7・8なのか、8・7なのかみたいな所も考えたね。

 

今回の声優ドラフトに関しては150名を超える声優を一応リストアップはしていた。

そこから本当に指名したい声優というのを表と裏でそれぞれ7段階くらいに振り分けて優先順位を作り、基本的には数字が若い方で残っている声優を指名していく方針を固める形になった。

このリストの異様な多さは、4年前の通算100回記念の時の全抽選ドラフトの際、当時迷走しまくっていた筆者が、本当に酷い指名をし、この指名では最後に期待の佐伯伊織を指名することすら諦めるくらいには酷すぎたトラウマがあった為、とりあえず枚数は用意した上で、確実に優先順位を付けて、迷走しないようにガチガチに固めたかったからである。

なお、このドラフトでエロゲ声優で他に指名されるのは恐らく小波すずただ一人レベルであり、あの時とは状況が違いすぎではある。とりあえず7~9人表で確保できれば、あとはエロゲ声優は大正義指名してりゃ終わるんだから。

 

 

指名した声優と戦略

ということで、今回指名した声優と、指名に置いての戦略に関して。

ウェーバーが16人中14番目とかいうクソ雑魚になったので、2位誰が残ってるんだろうなの気持ちになった。

 

1位:長谷川育美(ラクーンドッグ)

この人を指名する為に趣味ドラフトに出ることにしたまである。

というか他のオタクに「このドラフトに出て長谷川を指名して欲しい」とまで言われたからな。それで3年ぶりに急に声優ドラフト出てるようなもんですからね。

筆者を声優オタクという所にとどめたまである存在。

筆者の演技という所に対する実力を求め続けた先にいた、近年の声優で明らかにスペックが高い部類にいる化物。

長谷川をどう思っているか?みたいなのはアホほどこのブログでも記載し続けてきた所があるので、もういいだろって思う所はあるのだが、とにかく今の出てきている近年の声優の中で実力という所が高い。演技が上手い。演技の引き出しがある。歌唱力もある。トーク力も備わってきている。

もう名鑑見ろ。

oniji.hatenablog.com

こんな声優が現代声優業界に現れるもんなのかみたいな気持ちになる。

筆者は声優オタクとしての迷走を本当に色々と巡り巡って止めたのだが、まぁ長谷川が最終的には止めてくれた所はある。

イベントに現地に行く意義というのをそこまで感じていないまであるし、お話会にもそこまでの意味を感じていないが、長谷川にだけはお話会で感謝しなければならないと思い続けている。

まぁぼざろの次の強いのがほしいね。喜多ちゃんのイメージが良くも悪くも強すぎる。演技のキャリアハイはレーナだろがいと思い続けているが。

歌に注目が集まっており、何故かNHKホールで歌った女にまでなったのだが、ソロアーティストして欲しいかというと微妙。ちゃんと強いレーベルでやるならまだ良いけど中堅以下ならしなくてもいい。というか演技がそれで見る頻度下がるくらいならやらなくていいな。

とりあえず長谷川はマストで取らないといけなかった。そうじゃないとやばいからね。流石に長谷川はいる。重複なくて助かったわ。

花守が消えていったけど、まぁ花守は消えるだろ。近藤玲奈も夏吉ゆうこも消えた。一位では近藤も夏吉もピックするのは無理なので、しゃーないな~ってなった。

 

 

2位:種﨑敦美(東京俳優生活協同組合

まぁそりゃ残ってたら種﨑のつもりだったけど。

でもウェーバーがこんな下で残るわけ無いだろって思ってたらなんか残ってた。

ここまでに指名されているので、リストにいたのは鈴代紗弓上田麗奈沢城みゆき、Lynn、羊宮妃那くらいだったかな。欲しくはあったけど、この辺りは仕方がない所があるので…(

種﨑敦美とかいう声優を2位でピックで来て良いのか?みたいな所はある。

各種においての能力の高さしかない声優であり、あの価値もくそもない声優アワードに主演と助演をW受賞させるくらいには屈服させた声優である。

あらゆるキャラクターにおいての引き出しの多さは段違いであり、もうどんな役でも出来るだろみたいなくらいには色々なキャラが出来ることというのが本当に素晴らしい。

この上で感情表現の演技がバチクソに上手く、オーバーに出すこともできれば、自然かつ複雑な感情を声だけで出してくるみたいな所もあり、強い以外の言葉がない。

長谷川に関しても説明は当ブログし尽くしているが、種﨑に関しては見りゃ、聞いてりゃ分かるだろって方向で説明のしようがない気がする。

名鑑見ろ名鑑。

oniji.hatenablog.com

あんな強い声優ってこんな現代声優業界に現れるんだってなるもん、種﨑も。

これでどっちもそんなすぐ出てきたわけじゃない声優っていうのが、声優の評価とか毛色とかってわからないものだねってなるんだけど。

種﨑取れたのヤバすぎる。長谷川-種﨑ラインとか、そんなん実力で殴ってるだろ。

 

 

3位:石見舞菜香ラクーンドッグ)

めっちゃ石見にするかで悩んだ。

古賀葵とか、楠木ともりとか、高野麻里佳とか、黒沢ともよとか、村川梨衣とか、安済知佳とかで悩んだ。ここからまたガーッと他の人に取られるのは確定しているので、ミスらないようにしないといけない所だったので…

でもまぁ、総合的に考えて石見を確保するのが良いかなあと思った。一番取られそうだったし。古賀とか楠木まじで悩んだけどな。確実に楠木か石見は行かれるよなってので最終的に石見にした。楠木も欲しかったですけどね(

石見ってイメージよりも広い役柄が出来るようになったなあと思う。この人は割と出てくるのも早めではあったので、当初は声の傾向に近いのを投げられてたんだと思うんだが(それこそライスシャワーとか分かりやすいタイプではあるし)そういうの以外も出来ますよ、実力ちゃんとつけまくってますよってのを、ここ数年は出せている感じがあるし、良いアニメ、跳ねるアニメへの選出が増えてきているなと。

ラクーン女性声優は現状鬼頭とかファイルーズ含めて石見もエース級の活躍を見せているのかなと。

まぁものすごく万能ってタイプというわけではないが、最初の印象よりも守備範囲が広かったタイプ。繊細な演技をすることも可能だし。

推しの子とかで石見スゲーって言われてたけど、もっと前から石見はすげえよって話だが、結局のところ、話題作連打出来ると知名度とか含めて認められる感じが出てくるんだろうなとは思う。

とりあえず長谷川とセットにしておけば良いみたいな風潮がある。実際そういう所はあるんだけども…wどうしても出てきたのは石見が先なので、石見が先輩と思われる人もいるかもしれないが、長谷川の方が先輩。まぁ絡み見てればどっちが先輩かは分かるか…(

oniji.hatenablog.com

 

 

4位:黒沢ともよ東宝芸能

ということで、色々取られての4位指名。

ここも古賀とかと悩みましたね…どうしようかなという感じはした。

あと、そろそろもう一人確実に取らないといけない佐伯伊織に関しても誰かしらがピックして来る可能性もあるので、引っ張りすぎないようにしないといけない…というところも考えていたが、6位くらいまで引っ張りたかった。

なので、実質的にここで取らない有力候補は確実に取られる状況、こちらで指名できるのは1人だけ…ということもあり悩みましたね。古賀、高野、黒沢って感じだった。

まぁ技量的な所を考えて、黒沢を指名することにしました。古賀も欲しかったんだけど、逆に種﨑も石見も残ってて指名できたことで結果的に古賀を諦めるかという気持ちにはなった。

黒沢は、俳優と声優がそれぞれ独自の進化を遂げていき、お互いのところへの互換性を失っていく中で、数少ない『役者』と名乗るのが許される声優なんじゃないかなと思う。

元々が舞台畑であり、今も舞台側の人間としての動きというのも多い黒沢は、声優としての出演数がものすごく多いわけではないのにも関わらず、そのインパクトというか、演技の次元の高さという所を見せつけまくっている強さみたいな所を感じることができるのが凄い。

演技としてはリアル側の方が強みは持っている感じはあり、とにかく『響け!ユーフォニアム』見ておけば黒沢の強さなんかわかるだろと言いたくなるが、別に声優声優した演技もできちゃうので、この人の演技の幅というか、小役時代というのもあるのを踏まえると、演じる為に生きてきた人間の強さみたいなものを感じることができる人なのかなと。

たまには声優やってくださいね。本当になんでこの人シンデレラガールズにいるんだろう。デレマスに居させるのが申し訳なくなってくるまである。

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5位:村川梨衣(ステイラック)

筆者を声優という職業のオタクに引き込んだ元凶とも言える存在を獲得しないというのは、村川に対して失礼だなと思った。

村川という声優がどれだけ筆者にとって衝撃だったか。クソ上手いのにクソ変なやつだったことで、興味を引き込んだことが、現在に至るまでの声優オタクとしての道に繋がっていくわけであり、この人がいなければ今はないんだから、こういう趣味ドラフト、久しぶりのドラフトで取らないというのは失礼だなと。

とにかくこの人もなんでも出来るタイプの声優であり、技量に関しては間違いないものがある。

まぁキャラがアレなので、それからこの演技能力が出てくるっていうのは、なかなかのものがあるというか、なんでこれであのキャラやってんだよみたいな所はあるのだが、声の引き出しの量も素晴らしいし、演技においての細かいディテールの良さ。たとえほぼ言葉喋らなくても感情は伝えてくるぞまであるくらいには極まっているというか、良かった時代の俳協の能力というのを持っている実質的に最後の世代に近い所がある。

歌に関してもちゃんと歌えるし、本当にこれで挙動とかがピーキーじゃなけりゃもっと使われるんだろうにとは思うのだが、近年は大衆アニメやナレーションでの動きというのは増えている印象で、特にナレーションに関しても適性を感じる部分があり、この人なんでも出来るなと。

この感じで非常にストイックな所もあり、とにかく色々な所において扱いには困りそうなのだが、扱いに困ろうがどうでもいいだろって技量が村川にはあるので、多少扱いにくいからって村川が沙汰されるのであればこの業界は終わりだろと思っている。(ISLANDも特定人間の逆恨み説濃厚だしな、アイツのせいでなんか狂ったと思うと腹立たしいが)

 

 

6位:佐伯伊織(スワロウ)

流石に佐伯取らないと怖くなってくる頃だった。なおこの間に古賀とか安済がポンポン〜とピックされていっており、まぁそりゃそうだよなと。

ただ、佐伯を取り逃がすのはあり得なかったので、結構このへんはヒヤヒヤしてたりはした。今回、新しい人もいたことや久々のドラフトで知ってる参加者も傾向が変わってて読めない所もあったので。

結果的に取れたので、普通に戦略としてはアリだったのかなと。成功したからね。

佐伯は長谷川と並んで筆者を声優オタクに繋ぎ止めた一人であり、元々ポップンBEMANIなどで歌手として活動していたNU-KOが、ポニキャンが始めた声優養成所PVAに通い、声優としてデビューしたという非常に異色の声優。

元々から演技に対しての興味はありつづけたからなのか、歌手としての活動をしていたからなのか、素養としての能力が高く、芯の通った演技というのをちゃんと出来る声優という感じで、現在に置けるスワロウのエース級の活躍となっている。

どうしてもキングヘイローのイメージが強いが、マヴラヴのアニメ出たりとか、ちょこちょこ年にメイン役は確保してくる感じの声優となりつつはある。

歌に関しては元々が歌手であることで非常に上手な上、歌手時代から(というか今も活動してるんだけどね歌手として)色々な声で歌うことを得意としていたことで、キャラソンの能力が非常に高く、キャラの声で歌うという声優として最も難しい能力の一つを高い次元で持っている。これが、演技においても引き出しの多さに繋がっていると思う。

佐伯はとにかく当たったアニメが欲しい。地道な活躍をしているが、このままだと多分キングヘイローの人以上になれないので、アニメが当たった上でメインを演じているのが必要だと思う。なんか来て欲しいのだが…(処刑少女とか良かったけどね)

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7位:M・A・OイエローキャブNEXT)

なんかこの6・7のセット、普通の声優としての経歴を歩んでない人を取ってるな(

市道を指名したのは、普通に残ってたからですね。まだ高野とかも残ってたので、悩んだけどいや能力で、能力で、って感じの気持ちになったところはある。市道は能力だけで言えば7位で指名できることがバグみたいな声優なので、取らないってことは出来なかったね。クッソ上手いんだから。逆にこの順位で取れることが問題まである。

市道はとにかく引き出しの多さ、これまでの指名してきた声優もそうなんだけど、市道は根本から声を変えられる側にどちらかと言えば属している声優で、まじで色んな役やらせても強くて強くて仕方がないという感じ。

色んなところで出てきては、確実に仕事していくし、一般人には市道であること気づかれない声優なんだから。

演技に関しての能力も安定しているし、元々特撮とか出てた女優サイドだったのに、ここまで声優としての演技へのアジャストが完璧に出来るものなのかってくらい今の演技って声優サイドの演技するからびっくりするんだよな。別に声優の事務所にいるわけでもないのに、なんでこんな声優が生えて来るんやろなって思う。

普通に座長やったりもしてるし、出演作もコンスタントにあるので、求めすぎなのかもしれないが、市道の代表作がペコリーヌで終わることは声優業界においての損失だと思う。とにかく大きな作品で市道の代表作はこれだ!と言えるものが欲しい。市道は7位で取れていい声優じゃない。

 

 

8位:安齋由香里(フリー)

7位まで表の声優は取ったので、もうエロゲ声優にしてもいいかな〜とか思っていた。

まだ高野が残ってたらと思ったけど、流石に取られたし。

ただまぁ、これまでの筆者の声優オタクとしての道のりを考えると…という感じに考えて、安齋を指名して表の声優は終わろう。という感じに。

安齋は、筆者の声優オタクとしての超迷走期である2018〜2019くらいを支えてくれた思い出のある声優というか。迷走した結果、あの豊作の2018秋で『RELEASE THE SPYCE』を選択するという狂気、異様なはまりようで二次創作小説で40万文字書き、唯一関東の地を踏んだのがリリスパイベントという狂気。

あの時の声優には思い入れがあるのだが(安齋・藤田・のぐち・沼倉・洲崎・内田彩)安齋は当時スワロウの新人声優として主役に抜擢されたという感じで、PVA第1期生であったことも含めて期待のホープって感じであった。

1話の最終盤の演技に対しての気持ちの乗り方、演技の良さというのを感じて、安齋に期待を大きく寄せた時期というのもあったし、初主演初主役としてやるべきことはしっかりとまっとうは出来てたと思う。

とにかく作品の引きが良くない感じで、主演系統はもらったんだけどことごとく跳ねなかった印象。

演技としてのクオリティは一定以上あるし、この感じでお姉さん系統とかやると艶が出てきて面白いなとか感じるところはあるのだが、とにかく声の飛距離がない。

飛距離がないって何?って感じだけど、声が通らないというか、ライブとかで他の声優と歌ったりすると顕著なのだが、声が負けちゃうんだよね…その飛距離のなさが特徴ではあるんだけど、欠点になることも。

ラピライもCUEも終わってどうすんだよってところでデレマスに拾ってもらえたことで、コンテンツ的には知名度アップには成功したが、安齋もこの当たりの悪さの揺り戻しがなんとかアニメで来て来れないかなとは思ってます。

oniji.hatenablog.com

 

 

9位:夏和小

ということで、安齋への義理を果たした所で、エロゲ声優へのスイッチをしようかなという感じではある(

普通にエロゲ声優も好きだし、エロゲに演技を求めて行った人間ではあるので、真剣にエロゲ声優を指名したい気持ちはありまくるわけで。

ここからの指名に関しても、どういう並びで取ることがキレイなのか、他の人で取ってくるのはおそらくウシトスニキが小波すずは取るだろうから、小波は譲るという前提で(取れたら嬉しくはあるけど)進めるとして、一番最初に指名するべき声優は誰なのか?という所は難しいところではあった。

詳しくは15位で書くが、明羽杏子が残っている場合は15位に回すことをレギュ時点から決意していたので、明羽以外で考えることに。

夏和小、秋野花、月野、柳あたりの指名が無難かなと言う感じで、性質かつ出演頻度がそこそこあってやってくれる夏和小にエロゲ声優の1番目は捧げることにした。

 

夏和小はしっかりとしたネームバリューもありながら、コンスタントにエロゲに出演してくれる声優の一人であり、明るいセンターヒロイン系統から、落ち着いたメインヒロインとか、結構メインヒロイン率が高い中で色々なキャラをやっている。

高い所と低い所がどちらも使われる感じの起用のされ方をしており、どちらにもスイートスポットを持っているのかなと感じる声優の一人。

ヒロイン力が高いというか、しっかりとバックボーンとかの暗い所とかも垣間見ることが出来る演技とかしてくるので非常に強い。

結局ナツメ(喫茶ステラ)が一番夏和小の中で人気な気がするが、かぐや(アンミツ)とか、ことね(アオナツライン)とか、ルージュ(RE:D Cherish!)とか結構いろんな所やってたりするので、網羅できている所は結構しっかりあるんだよね。

まぁ各所にスイートスポットを持っている上で穴はあるとは思うんだけどね、夏和小みたいなタイプの声優って。歌に関しては音域が明らかに狭かったりするし(の割にエロゲ声優の中では歌わされてる方なんだよな)

あとエッチシーンがガチガチなのも敬意を評して一位です。お前喉大丈夫か!?ってくらいやる声優で助かります。ただ、エッチシーンの喘ぎの幅は別にないです。だから急に可愛くあえぐなコイツってなる時はある。べつにエッチシーンにまで声幅求めるべきかは悩みどころだけど。

 

 

10位:秋野花

次には、長いことやっている秋野花を指名することに。この時も普通に柳とか月野とかで悩みまくっている(

秋野は声質という所での強みがありながら、そこにスキルがガン盛りされており、演技の能力という所も、声の引き出しという所の能力も高い高いって感じで助かる声優。

この人も説明が逆に難しい部類。この人も見るからに強いって感じのタイプなので、聴けば分かるだろ側になっちゃう。

そんな高い声まで大丈夫なんですかとか、それでそこまで低く行けるもんなんですかみたいな、そういう感じの音域の広さが存在するので、色々なキャラ、色々な場面を演じることが出来る。

あとちゃんと叫べるタイプの声優なので、ヒロインとしての反応とか、出す所で出せ!が出来るので、場面場面で印象的な演技が出来るんだよな。

 

長くやってきていることでの場数の多さによる安心感はやばいし、現在のエロゲ声優の中で、入れ替わり、しれっとフェードアウトしていく声優がいる中でも、長くメインヒロインを務め続けてもらっており、この人が柱だな~って感じが本当にある。

いたらクッソ安心できる声優って最高の褒め言葉だと思うんだよな。

この人シリアスからギャグまでしっかりと出来るし、ヒロインパワーの引き上げに非常に強みがあるので、強い~~ってなる。

ハミクリの華乃とかいうクッソめんどくさい女を良い感じのバランスで保ったの、描き方もそうだけど、秋野の演技でゴリ押せた部分もあっただろうなと思うし。

たまに歌うが、秋野の声でそのまま歌うのでびっくりする。その声で歌えるのってどういう感じで歌ったらそういう感じになるん?って思う。

極めて万能タイプの声優の一人かつ、今のエロゲを支えていただいている人。助かるわ。

 

 

11位:柳ひとみ

この辺から戦略もクソもないんだよな。だって取れるからさ、誰をどういう順番で獲得するかどうかだから(

 

ということで続いては柳ひとみ

こちらもここ数年コンスタントに出演を重ねているエロゲ声優さんである。

メインヒロインでの起用が非常に多い方であり、近年は話題作の出演が重なっていてアツい人。

この人の演技に関しては『異様に不憫キャラが似合いまくる声優』という言い方が端的であり、これをするのが分かりやすいんだが、毎度柳本人に対してクッソ申し訳なくなる表現である。

この人、とにかく元々から主人公を想っているんだけど、ルート以外では報われません!みたいなヒロインをやる時にとんでもない輝きになるというか、選ばなかった時の「あ~…まじですまんな…」の気持ちにさせてくる演技がバッチバチにハマりまくっているのが良い。過去の話があって、それで主人公を想ってるの明らかに分かるのにそれを違うルートにいくときにはフラグ折らないといけないみたいなヒロインの時のパワーが凄い。

こう後ろに暗いものがあるなあって感じることが出来るような演技を地でしてくるみたいなところがあるので、本当にこういう役柄をやらせるとバカ強い。

それでちゃんと選んだ時にちゃんとデレるし、ちゃんとルートでもめちゃくちゃ感情揺さぶってくるので、強いに強いが重なってつよつよみたいな感じ。

 

なお、別にこういう感じのキャラじゃなくても、普通に明るい系とかも出来るし、かっこいい系統のキャラとかも出来るのも明らかだなあと思っていたりはする。

明るい系統のキャラやってても、ちゃんとシリアスとか出来るってことにはなるし、感情表現においての能力が長けているんだろうなという感じがする。

現状そこまで多くないが、かっこいい系統のヒロインとかも出来そうなので、そういう所での攻略ヒロインとかが出てきてくれると個人的には嬉しい。

とにかくバックボーンが暗いとさらに輝きを増してしまう声優。強さの方向が柳当人には申し訳ない気もするが、そういう演技が出来る人って貴重だから…

 

 

12位:月野きいろ

続いては、現代エロゲ声優業界における新たなエース級と言っても過言ではない月野きいろ。

月野は、別に最近出てきた声優というわけではなかったのだが、2020年前後においてのエロゲ声優のメインどころの入れ替わりのタイミングでメインヒロインを演じる回数というのが非常に増えた印象があり、エース級の活躍を見せている。

この人も非常に声の引き出しが多く、現在の各作品においてのぶんまわしで、だいぶ声の判別というのはつきやすくなったのだが、それでも色々な声を出されている印象であり、高低もそうなのだが、キャンキャン系統のキャラから、落ち着いたキャラまで、というキャラクター性という所での幅というのも非常に感じることが出来る声優という印象がある。

こういう所から、シリアスからギャグまで行けるという感じが強い。まぁギャグ性能が高めなのが、ALcotとかSMEEとかの、所謂ネタに振った所も多いような作品を出す所で、当初メインヒロインやサブキャラを演じる機会が多かったからかもしれない。

SMEE(というか早瀬ゆう)のギャグへのマッチングの高さがあるという時点で、あらゆるギャグに対応は出来るだろとなる。ツッコミ叫びとかそういうのがめちゃくちゃ上手である。

 

場面場面においての適切な演じ方というのをしっかりと分かっているというか、その上でキャラクター性の範疇から超えないようになっているみたいな…言語化が難しいが、キャラの上で最大限の感情表現であったり、演技の仕方みたいなものをしてくれる印象があるというかね…

月野のヒロインは怒らせた時のキレが凄い所も触れておきたい。キャラの範囲にいるのに、ちゃんとめっちゃ怒ってるなって演技が出来るのって、叫びとか語気とか、そういう色々な要素がかみ合って出来ている所だと思うので…いやあ、月野のキャラはどっかでキレるみたいなことをすると非常にルートとしても締まるんだよな。なんか自由人みたいな所からお嬢様みたいな所までの守備範囲の広さで、こういう緩急までしっかりしているみたいな所が出来ていると、どこでも使えるし、そりゃ使いたくなるよねえ~って感じ。

最近は勝ち気系統かつ高めも少なかったのだが、Whirlpoolで久々に聞けそう。

 

 

13位:花澤さくら(最終所属:AG-promotion

引退声優を指名して良いっていうレギュレーションだったことを思い出したので、それなら花澤さくらにしておくか…となった。歌謡曲の人とか、安玖深音とかで悩んだんだけどね。歌謡曲の場合誰で指名するんだよってのもあったので…(

ということで、引退された花澤さくらを指名した訳だが。

引退する寸前まで普通にメイン張りまくってた声優さんであり、この人もずっと強かった~…

この人はめちゃくちゃ声の引き出しという系統ではなかったことはなかった(今回指名した上のエロゲ声優に比べるとであって、普通にあるはある)んだけど、この人は声の系統、声質という所のパワーで非常に殴ることが出来た声優というか、この声がいいから一生使われてるし、一生飽きないし、一生強いみたいな所があったのかなと。

なんだろうね、花澤って筆者的には特殊な声優の一人なのかなとも思っていて、結構近い声設定のヒロインっていうのも、場数が多かったこともあって、普通にあったんだけど、それぞれのヒロインにおいての独立性が一定担保されていたというか…他ヒロイン想起が他の声優より薄かった気がするのはなんだったのか。それが、結構近い所やってても飽きがこなかったのかなとも思いつつ。

 

この人のボイスはなんという表現がいいのか、めちゃくちゃエロゲ声優に向いてたというか、ないけどヒーリング効果がありそうな声みたいな表現をしたくなるのかなと…

この声の使い方で、非常に正統派なヒロインから、クソ真面目系統ヒロイン、ラスボスっぽいヒロインまでを上手く演じ分けていて、それぞれ魅力的なキャラクターに仕上げていたなあという印象がある。

これでキャラの演技分けみたいな所もあったという所で、声とスキルで殴ってくるタイプの声優でしたね…

なんというか、キャラの方向性みたいなものの崩し方とかそういうのも得意だったし、最終盤における『ぬきたし』の桐子とかは、花澤の強さを端的に表していたなあと思う。

まぁキレイに引退されるエロゲ声優さんって希少なので、お疲れ様でしたの気持ちしか無い。

 

 

14位:夏峰いろは

14位は、夏峰いろはにさせて頂いた。いや~悩みましたよ最後。最後は明羽って決めてるからね。明羽って決めてるからここが悩める最後だったから。

どうしようかなあ~~ってめちゃくちゃなったけど、ここは夏峰にしておくかという気持ちになりましたね。ここ3年のブランクを考えるとね。

 

夏峰は2010年中盤辺りに出演をしたが、一時期出演がなくなり、2020年代に出演が復活したという結構珍しいタイプのエロゲ声優である。

また、夏峰は”倉田ありあ”という別名義を持っており、こちらは話題作である『ぬきたし』に出演しており、このタイミングくらいで夏峰名義でTwitterを始めたりもしたことで、みんななんとなく同じ人間であることは分かっているけど、別人として大半が空気を読んでいるみたいな時期があったのだが、夏峰がぬきたしのラジオで同一人物であることを発表するという、珍しい複数名義を公表している声優だったりする。(もうあれから3年経過しようとしているのか…)

oniji.hatenablog.com

 

夏峰は、元々はストレートな役柄がどちらかといえば多かった印象なのだが、戻ってきてからは可愛さもありつつ、捻りもあるような役柄が増えているような感じもする。

さくさくやってた頃、さくらくラジオやってた頃から時も進んだということではあるんだけども。

演技としての引き出しという所がより戻ってきてからは出るようになったのかなというか、明るい感じのキャラクターもいるのだが、なんかこうちょっと低めの声みたいな所での起用も増えていて、そこもスイートスポットになっているなと感じることが出来るくらいには良いんだよな。

所謂ゴリゴリに表裏があるヒロインとかやらせるとなんか両方しっかりと揃えてくるというか、キャラの魅力ゴリゴリに出してくる所とかに、スキルの高さを感じる。

裏表があっても、性格が悪いとかそういう感じじゃないよみたいな所の匙加減とかって難しいからね。

 

やっぱり夏峰は郁子ちゃん(ぬきたし)と、桐葉(創作彼女)の2人がクソ強い印象。

郁子ちゃんは、あの感じで振り幅が大きいというか、クッソ変態そうでまとも枠みたいな感じで、かつカッコいいぜ…みたいなところとか、多くの要素を積みまくっているヒロインを上手く演じることが出来ていたし、

桐葉は裏表があるヒロインかつ、声優というキャラであり、技量という所も求められながら、キャラとしても色々な顔を持つキャラクターであり、非常に難しかったと思うのだが、めちゃくちゃ魅力的なキャラクターに仕上がっている。夏峰じゃなくとダメだったなって思うヒロインなんだよな桐葉って。

コイツ他ルートにいって失恋してるのとかも、センターヒロインの逢桜との関係とかも、全部良いんだけど、その全部ちゃんと演技で引き上げまくってる。一人挙げるなら俺は郁子ちゃんより桐葉にする。桐葉が好き過ぎる。

夏峰当人はクソが付くほどの真面目。なんならクソ真面目だったから倉田名義を開示したまである。真面目すぎて心配になる。頑張れ…

 

 

15位:明羽杏子

はい、最後は明羽杏子で締める。筆者のドラフト3年開いての指名としては、この帰結というのがふさわしいだろうと。

桐谷華のサノバウィッチで入ったエロゲにおいて、声優の演技という所をエロゲに求めてやってきた所がある中で、この声優は行けるんじゃないのか?と思ったのだが、2019か2020の明羽なんだよなと。

『神様のような君へ』で、活躍を完全に確信するのだが、それ以降のエロゲにおいての躍進というのは素晴らしいものがある。

 

毎度上手くなってんじゃねえのかお前というくらいの伸びが2020~2021くらいには本当に存在したところがある。

滑舌とか、表現とかの伸びが目覚ましかったというか、今初期を聞くとまじで全然洗練されてなかったんだなあというか、原石って感じだなあって感じるくらいには成長を感じれる声優であったことも、筆者にとっての思い入れが深くなった要素だったなと。

 

感情表現という所と、発声の良さみたいな所が強みに出来た。

元々から素養はあったんだけど、こんなにエロゲに出る度に何かが変わっている、みたいな所もあり、どんどん上手くなっていった感じがすごかったなあと。

ストレートなセンター系統が多めではあるが、ちょっと低いのとか、ずらした所の演技も技術あるなあと感じることが出来ると思う。

とにかく喜怒哀楽の表現が段違いというか、こんなにノベルゲーム、エロゲに合ってる演技ないなってくらいに異様に適正がある。

友達みたいな所から、良い感じになって、一回波乱があって離れて、そこからくっついてラブラブに…のような過程を描く系統のエロゲとかだとまじでアホみたいに強い。

本当に緩急が神なんだよな…デレデレあまあまがめちゃくちゃ得意なので、そういう所も強み。

まさに実力で勝ち取っているというか、エロゲには少ないオーディションで役を獲得しまくっていた時期もあり、まじで強さしか無い。

いつ出なくなってもおかしくないだろと2020年くらいから思っているのだが、来年も2本メインが確定している。土下座とかでは済まされないくらい感謝している。今後もよければお願いします…

 

 

ということで、今回の声優ドラフトの指名でした。

 

1位 長谷川育美(ラクーンドッグ)
2位 種﨑敦美(東京俳優生活協同組合
3位 石見舞菜香ラクーンドッグ)
4位 黒沢ともよ東宝芸能
5位 村川梨衣(ステイラック)
6位 佐伯伊織(スワロウ)
7位 M・A・OイエローキャブNEXT)
8位 安齋由香里(フリー)
9位 夏和小
10位 秋野花
11位 柳ひとみ
12位 月野きいろ
13位 花澤さくら(最終所属:AG-promotion
14位 夏峰いろは
15位 明羽杏子

 

いや~、かなり理想的とも言える並びだなと感じる。

三年のブランクの間に声優オタクしてきた歴史っていうのを詰め込めた感じがある。

そして全員上手い奴。演技上手い人をとにかく選んだ。

顔とか身体とかどうでもいいから、とにかく演技上手い奴。まぁこれでも顔の偏差値割と高そうだけど、とにかく演技上手いやつを並べたかった。

声優として、やっぱり演技上手いやつが一番評価されるべきだと思っているし、それは普通の声優もエロゲ声優も同じことである。

エロゲ声優という指名において、ネタだと思う連中もいるとは思いますが、エロゲ声優も普通に上手いの転がってるから、そのへんのドル声優より上手いやつなんていくらでもいるからなの気持ちでド真剣に指名しちゃいましたね。

やはり声優ドラフトは楽しい。またやりたいね。

 

以上。