声オタおにじくんの声学審問H!

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ポップな見た目でPS1とか出来る中華エミュレータ携帯ゲーム機。『 #ANBERNIC RG505』レビュー

おにじと申します。

 

今回はゲームレビュー。

なんか色々あって、ANBERNIC様からのご提供ということで、中華ゲーム機というのをご紹介する。

こういうの触ったことがないので、上手いことレビュー出来るのか微妙な気もするのだが。

所謂小型エミュレーターゲーム機という形になるこの製品。

Android搭載のPS Vita互換サイズの4.95インチ有機ELディスプレイを搭載した『RG505』をレビューしていく。

NEW ANBERNIC RG505 Unisoc Tiger T618ポータブルゲーム機



開封

ということで開封

箱はこんな感じ。ANBERNICのロゴともモデル名。あと商品の絵がいっぱい。なんか可愛い。こういう所にも力が入ってるんだなって。

 

中身は以下の通り。

本体
ガラスフィルム
拭くやつ
USB-C to Aケーブル(撮り忘れてる)
説明書

 

という感じ。

説明書はゴリゴリ英語と中国語なので、日本語対応はしてない。

 

 

外観チェック

今回はイエローを提供していただいた。

『RG505』のカラーはグレー・グリーン・イエローという結構明るいカラー。

まぁ恐らくの所めちゃくちゃSwitch Liteを意識しているであろうこの形。

 

イエローの発色も綺麗でいい感じ。

恐らくプラスチック筐体なのだが、クオリティはめちゃくちゃ高い。貧弱さを感じないというかね。

 

各ボタンのビルドクオリティもめちゃくちゃ高そう。

ボタン配置はSwitch方式となっている。

結構押し込める形のボタン。アナログスティックはSwitchのJoy-Conの雰囲気がすごくする。

 

L1/L2などのボタンは大きくL1があって、L2が出っ張って小さくという形。

これはDSやPSPなどにはL2に当たるボタンないっていうのもありそう。

 

十字キーも特に違和感なく動作する。左のスティックも下。

 

下面。

スピーカーとMicro SD、電源ボタン。(Micro SDは同梱されませんが、Micro SDにゲームROMを入れて起動とかは可能なのは確認しました)

 

右サイド。2つのボタンが。戻るボタンとファンクションキー。

ファンクションキーは押すと、独自UIのゲームランチャーが起動するシステムになっており、これによっていろいろなエミュレーターをわざわざアプリを開かなくとも起動できる便利システム。

戻るボタンは短く押すと一つ戻り、長押しでホームに戻れる。

 

上面。

充電やデータ転送を行うUSB-C端子と3.5mmイヤホンジャックがある。

 

左サイド。音量ボタン。

 

背面。

滑り止めがある。

 

スペックは以下の通り。

カラー グレー, グリーン, イエロー
画面 4.95-インチ OLEDタッチスクリーン(960*544)
PSPドットバイドット表示、2x レンダリング解像度をサポート
CPU Unisoc Tiger T618 64-bit cota-core 2*A75@2.0GHz+6*A55@2.0GHz
GPU Mali G52@850Mhz
RAM 4GB LPDDR4X
モリー 128GB 高速 eMMC 5.1 HS400
WIFI/ブルートゥース 2.4/5G WIFI 802.11a/b/g/n/ac,Bluetooth 5.0
システム Android 12(アップグレード最新版)
ゲーム サポート:Android ゲーム(Genshin、Honor of Kingsなど)、 PS2WIINGC3DSPSP DC、SS、PS1、NDSN64、CPS1、CPS2、CPS3、 FBA、NEOGEOGBAGBC、GB、SFC、FC、MD、SMS、GG、MSX、PCE、WSC、N-Gageなど20種類のゲーム形式。
ユーザーが自分でゲームの関連フォーマットをダウンロードすることをサポート。
ソフトウェア ゲーム フロントエンドを内蔵し、マルチメディアネットワークプレイをサポート。
言語 英語・中国語
スピーカー ステレオサラウンド
バッテリー Li-polymer 5000 mAh、2.5H フル充電、8時間のバッテリー寿命
Micro SDカード 最大512GB
他の機能 Hallジョイスティック内蔵
6 軸ジャイロセンサー装置
OTAアップデートサポート
WIFIオンラインファイティング
ストリーミング
キャスト
振動モーターの内蔵をサポート
3.5mmステレオイヤホンをサポート
省エネ設定、輝度ディスプレイ、その他の機能特性の設定
付属品 USB充電ケーブル、ボックス、説明書、スクリーン プロテクター
サイズ 長さ 18.9cm*幅 8.7cm*身長 1.8cm*重量 0.286 kg

ってな感じで、それなりに高いスペック。

まぁPS2とかGCは厳しいにしても、PSPは満足に動いて欲しい所。液晶がせっかく良いし。これはPSPの為の液晶だと思うので…

 

 

使ってみよう

起動すると、初回は英語が中国語か聞かれる。

前述の通り、現在の所UIは日本語に非対応。

まぁとりあえずEnglishで。

 

ここからシステム構築が行われる。そこそこ待つ。

ここでデフォルトのエミュレーターソフトとか色々セットアップしてるんだと思う。多分。

 

それが終わるとホーム画面が出る。

めちゃくちゃAndroidだね。

初回起動の時はGoogle Play入ってない形になっていた。(アップデートで入りますと言われてた)

 

多くのエミュレータが搭載されている。どれがどれやら…という感じ。特に初心者には「???」ってなる所。

 

そこで使えるのがこのランチャー機能。右側のファンクションキーで一発で起動するのだが、ここでゲームを簡単に起動することが出来る。

設定で保存したフォルダをそれぞれハードごとに3つまで登録でき、そこからROMデータを読み込んで起動が簡単に行える。

ANBERNICはLinixでの動作もこれまでしてきたようで、そこの方式を少しでも残そうという感じが見える。これが簡単で割ととっつきやすかった。

ここから起動すればそれに合ったエミュレータで勝手に起動してくれるので、楽。

 

ちょっと入れてコレ

128GBも本体に容量があり、実質使えるのは110GB位。

これなら本体にROMデータブチ込んでも大丈夫かなと言う感じもある。

 

操作系だが、ボタンとかのできはめちゃくちゃ良いし、操作性は良いんだが、配置が所謂PS方式なので、アナログスティックとLRボタンの併用が結構難しい。

厚さもそれなりにある(19mm近い)せいなのかなんなのか、ちょっと持つのしんどいんだよね…そこはちょっと問題かもしれない。

方向キーゲーの方が多分持つのは楽。

 

 

動作としては、PS1やGBAは勿論、DSや、PSPなどの動作もしっかりと行える模様。

 

 

特にPSPは結構バキバキに描写されて、きれいな印象。

結構負荷かかってても、熱くはならなさそうなのも良い。

ただ、やっぱりPS2GCは厳しいのが実情だと思う。とりあえず持ってたレースゲーとか入れたけどダメだった。

もっと軽いやつならいけるのかもしれないけど…

 

DSとかはスイスイ動きまくるのでOK。

 

キーコンフィグとか、CPUをより強い設定にできたりとか、SwitchとXboxのキー設定簡単に入れ替えられたりとか、そういうのもあったりするので、結構便利。

 

まぁGBA、PS1、それよりも昔のゲームとかならスイスイ動くでしょう。

PSPエミュレータの設定で上手いこと動いてるっていうのが恐らく実情。なので、ちょっとキャッシュが変に残っていて描画がバグってたりはするのでそこは一応注意。まあほぼ大丈夫だと思うけど…

 

バッテリーは最大10Wでの充電という感じでそれなりにという感じ。(まぁこういうのでPDなのそんなにないしな逆に。

 

また『RG505』は、単独でのアップデートにも対応。

筆者も最初出来るはずがなんかエラー吐きまくっていたのだが、オプションからキャッシュ削除したら上手く行った。なんか変にキャッシュ残ってるとエラー吐くみたい。

このアップデートで、Google Playストアなどが入ったりしているので、製品版では恐らくデフォルトで入っているんじゃないだろうか。

このアップデート、99%でめちゃくちゃ止まりがちなので、気長に待ちましょう。

 

今回のアップデートでは、Google Playが入った。

これは大きい。所謂野良アプリストアは入っていたのだが、この形が一番だろう。

 

ちなみに野良アプリは『APK Pure』と『Aptoide』が入っている。

こちらでもアプリを落とすことは可能である。

 

スペックの方を確かめるためにAntutuを回してみたが、205000~215000くらいを推移した。

GPUスコアも42500~43000くらいの所だろうか。

まぁものすごく高いとかそういうことはやっぱりないのかなとは思う。

 

 

今回はANBERNICのゲーム機『RG505』をご紹介した。

中華ゲーム機、エミュレーターとしての性能はそれなりのものがあり、PSPも動く程度にはそれなりの動作をしてくれる印象。

Android搭載でGoogle Playストアにも対応しているので、Androidのアプリも入れることは出来る。それなりの性能はしてるのだが、原神は低設定で動く程度って感じ。

ただ日常的なYoutubeとか入れるとかは全然動作は問題ないと思う。まぁ動画見るにしては解像度がちょっと低いかもしれないけど…

PSPゲームとかを綺麗に映せるし、それより前のゲームなら結構いい感じに動く。

ビルドクオリティも高いし普通にいい感じである。

PS2とか動くこういう小型エミュレーターはもっと二倍くらい高いとかなので、レトロゲームを弄れるものとしては普通にありなんじゃないだろうか。

NEW ANBERNIC RG505 Unisoc Tiger T618ポータブルゲーム機

 

以上。