おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
当ブログを本格運用して、もう4年目とかになるわけだが。
その中で途中から毎度作っているのがサムネイルである。
というか、今のブログテーマだと、サムネがないとバランス悪くなるの確定なので、しゃーなし毎度作ってるみたいなところもあるのだが…w
そういう中で、例えばPhotoshop使って画像を切り抜いてサムネにするとか、話題にする会社とか事務所のロゴをきれいにトレースしてガビガビ画質で失礼みたいなことがないようにするとか、そういう作業をチマチマ行っていたりもするのである。
そうなってくると、まぁそれをマウスでやるというのが結構めんどくさいというか、思った通りにならない場合というのは出てくる。
特にPhotoshopの切り抜きとかはそう。なんかこう、真っ直ぐ引けねえ~とか、上手いこと曲げられねえ~とか、まぁマウスではそりゃ限界がありますよという話ではあるんだけども。
そんな訳で、作業において色々とダルい所はあった。
そういうのもあって、板タブを導入した時期もなくはなかったのだが、アレって結局画面と板タブとの場所同期みたいな所での慣れなさというのが常にあり続けたというか…まぁやってれば慣れていくんだろうけど、その慣れていくのが難しいというか。
だったらマウスでやった方が狙いやすいまであるみたいな感じで結局頓挫した過去が存在する。
そういうのを解決してくれるのは、やっぱり液晶タブレットなんじゃないの?と思いはしたのだが、そこまでやって導入する必要があるんか?とか、そもそも端子ねえぞとか、いろいろあって導入してこなかった。
のだが、今回、XP-PEN様とご縁があり、液晶タブレットを提供していただくことになった。
当初は普通のペンタブの方を言われたのだが「液タブにしてくれ…」という筆者の希望に応えていただいた。この時点でXP-PENさんありがとう案件すぎる。
今回紹介するのは『Artist 13 セカンド』という液晶タブレット。こちらは昨年に発売された比較的新しい液タブであり、コストパフォーマンスにも優れている液タブらしい。
ということで、レビューしていこうと思う。
開封
じゃあまずは開けていこう。
箱はこんな感じ。なんかカラフル。ペンタブにしろ液タブにしろ、どっちかっていうとシンプルな箱のイメージあるけど、たまにこういうカラフル系あるよね。
開けてクッション材、それ避けて本体って感じ。
最近はこの黒のクッション材よく見るなあって思う。精密系だとだいたい見るよね。
本体どけると、周辺機器が入っている感じ。
まぁシンプルな構成というのは、これを見ても分かってもらえるのかなと思う。
ということで中身はこんな感じ。
Artist 13 セカンド 本体
X3 Elite スタイラスペン
3 in 1 USBケーブル
延長ケーブル
替え芯 (10本)
替え芯抜き
クリーニングクロス
2本指グローブ
クイックガイド
保証書
シンプルって書いた割には多かったかもしれないと思った。いや、開けたときはシンプルと思ったんだよ…w
周辺機器紹介
まだ説明していないもの多くて、なんじゃそりゃって感じが強いと思うので、ここで本体より前に周辺機器紹介しておきましょう。
X3 Elite スタイラスペン。
そりゃペンないと液タブは動かないから必要に決まっているのだが、こいつが割と目玉の一つといえるらしい。
X3スマートチップとかいうチップが搭載。XP-PEN初の独自開発らしく、このチップが今までよりも高性能…ってことらしい。そりゃ高性能じゃないと載せねえだろうけど。
ただ、筆者はこういうペンタブ系知識なさすぎて、「な~んじゃそりゃ」と思ったりもしたが、色々と頑張って調べてみた。
まずIAF(initial activation force)感度がこれまでの10倍らしい。
マジでなんやねん!って話だが、まぁ簡単に言うと、ペンが液タブ本体に触る時の感度が10倍になったよ!ってことだと思う。
3g荷重で動くらしい。すごそう(小並感)
電磁信号を正確に処理してデジタルデータに変換することでコレが実現しているとか。
もう結構前になるが、ワコムの基幹特許が切れてからというものの、多くの他のメーカーが電磁誘導でのバッテリーなしのペンというのがめちゃくちゃ出回るようになったわけだが、その方式をXP-PENとしても精度を高めているみたいな感じだと思う。
軽く描くだけで反応するというのは、アナログと描いている感覚が近くなるということのはずなので、こういうところは良い所ではあると思う。
また、このペンにはスプリングが使用されていないらしい。
従来のペンというのは、中にスプリングが入っていて、その具合で筆圧を認識していたらしいのだが、それが、このペンではX3スマートチップのお陰でこちらをチップが筆圧を認識する(アルゴリズムに基づいて)ということで、スプリングがなくなったらしい。
スプリングがなくなるというのは、一番消耗する部品を使わなくて済むようになったということでもあるので、耐久性が上がったと。
そして、スプリングの動きによってペン先が沈み込むのがこれまでのペンだったが、それも0.6mmしか沈まず、今までの半分になったと。
これによって沈み込みによる線のブレというのが低減されるとの事。
まぁそりゃグッと中に入られたらその分軌道ってズレたり、グラつくもんね。
また、耐久性という所では、電磁干渉という所にも強くなっているらしく、アナログ信号処理メカニズムから、先進デジタル信号処理メカニズムになったらしい。
どういうことやねん。分からん…
あと、EMR(Electro-magnetic Resonance電磁誘導方式)とか、デジタル信号処理とかで、より正確にペン先の位置を検出したり、繊細なペンストロークを逃さないとか、ホント色々あるみたい。
8192レベルの筆圧感知、60度まで傾きを検知。
2つのショートカットキーで、消しゴムや右クリックも可能と、このあたりの基本機能も上々の性能である。
というかペンの説明でこんな出来るのすげえな。でも、こういう所を見ていると、それだけペンと液タブの性能っていうのが一番大事なんだろうなとも思ったりはする。
外観としては細いなって印象。昔のペンタブのペンって太いイメージがあるからってのもありそうだけど。
グリップにゴムとか使われてないのはいいのか悪いのか。手への負担がどうかは気になる要素かな。
替え芯 が10本ついてくる。替え芯抜きももちろんセット。
3in1ケーブル。USB-C側は本体に、HDMI、USB側をPCやらに差してゆくわけだが…
こういうのは液タブではお決まりの奴。
USB給電の方が長さが足りない場合の延長ケーブルももとから付いており、このあたりの親切心というのをかんじるのだが 、コレが普通なのかが分からんという。
クリーニングクロス。拭くやつ。液晶だからね。
2本指グローブ。この絵描きがやってるイメージの奴、2本指グローブって言うんだ…ってそもそも思った。これもついてくるのはありがたい。
クイックガイド。多言語型で日本語も装備している。
日本語も怪しい日本語感がなく良好。このあたりは今回提供に当たってサポートの方とも話したが、日本語に関してはかなり普通にやり取りできたので、信頼要素かもしれん。
逆に何がないかというと、ペンスタンド、本体のスタンド、USB-Cケーブル、電源供給アダプタなどが存在しない。
このあたり、本体スタンドとかはオプションで購入できるらしい。
今回スタンドも出来れば…と言ってみたのだが、「在庫無くて…」ということだった。今度在庫復活したらレビュー追加するので是非にください…(白目)
本体外観チェック
正面。面いっぱいに画面という感じではない。このあたりは液タブって感じがする。こんな感じのイメージが勝手にあったので(タブレットだと全面画面というイメージなので)
前述した通り、すでにアンチグレアフィルムが貼られている。
液タブでフィルムをミスると悲惨だと思うので、ありがたいですわね。
ボタンが9つもついてる。めちゃくちゃここで色々と出来るようになっている。
そして、6/9には出っ張りがついており、これでどのボタンかわかるって感じだと思う。
なんで9/9つけなかったんだろう。それはそれで分かりにくいからかな…w(9つを出っ張りで判断するの無理そうじゃん)
左側。端子とボタン類って感じ。
左から
3 in 1ケーブル用の接続口(USB-C)
USB-C
輝度調整ボタン
電源ボタン
という感じ。こっちにすべて固まってるので、まぁ分かりやすいかなと。
こうして見てみると普通に薄い方。11.99 mmという厚さであり、ほぼ1cm。液晶タブレットでもこんな薄いんやなって。
裏面にはゴム足がついている。
あと先程記載した端子の方はこちらにも記載されているので、覚える必要は別にない。
ということでスペックは以下の通り。
HPの奴引っ張ってきた。
製品名 | Artist 13 セカンド |
---|---|
製品モデル | CD130FH |
読取技術 | デジタル信号処理&EMR電磁誘導方式 |
カラーオプション | ピンク、グリーン、ブルー、ブラック |
サイズ | 378 x 225 x 11.99 mm |
作業エリア | 293.76 x 165.24 mm |
保護フィルム | 貼付済み (アンチグレア保護フィルム) |
本体重量 | 約1.02kg |
読取高さ | 10mm |
ショートカットキー | 9 |
画面解像度 | 1920 x 1080 |
色域(標準) | 92% NTSC、130% sRGB、96% Adobe RGB |
色深度 | 8bit |
コントラスト(標準) | 1000:1 |
輝度 | 220 cd/㎡(最大) |
フルラミネーション | あり |
視野角 | 178° |
スタイラスペン | X3 Elite |
筆圧レベル | 8192 |
傾き検知機能 | ±60° |
解像度(DPI) | 5080 LPI |
精度 | ±0.5 mm (中央)、±1 mm (エッジ部) |
搭載ポート | 1xフル機能USB-C、1xUSB-C |
電源入力 | DC 5V |
対応OS | Windows 7 (以降)、MAC OS 10.10 (以降)、Chrome OS 88 (以降)、Linux、Android (USB3.1 DP1.2→画像出力機能対応)(動作検証済みリスト) |
対応ソフト | Photoshop、Illustrator、SAI、CDR、GIMP、Krita、CLIP STUDIO PAINT、openCanvas、MediBang Paintなど |
PCへの接続方法 | DisplayPort Alternate Mode対応USB Type-Cポート、または HDMIポートとUSB-Aポート |
ペンタブレットモードへの切替 | 対応 |
Certifications | CE/WEEE/NOM/RCM/EAC/FCC/KC/RoHS/PSE/BIS/UKCA |
同梱品 | 1 x 液晶ペンタブレット 1 x 3 in 1 USB ケーブル 1 x 替え芯抜き 10 x 替え芯 1 x 2本指グローブ(黒) 1 x X3 Eliteスタイラスペン 1 x 延長コード 1 x クリーニングクロス 1 x クイックガイド 1 x 保証書 |
セットアップ
ではセットアップをしていこう。
前述の通り、3-in-1ケーブルを使用。
左側のUSB-C端子(XP-PENロゴのXP側)にUSB-Cをつなぐ。
反対側のHDMIとUSB-Aはパソコンに接続する。
オレンジのUSB-Aは給電用なので、USBのアダプタに接続してもいいはず。
基本この3-in-1ケーブルでの接続が必須となる。
もしHDMIがない場合とかは、変換アダプタや、ハブとかを使用することになる。
筆者は、GPUにもうHDMI端子のあまりがなかったので、HDMI to DisplayPortの変換アダプタを用意して、これを経由して接続した。
もしUSB側の長さが足りない場合は、延長コードもついている。
また、付属していないものの、USB-Cでの一本接続をすることも可能。
これのほうがスッキリするし、USB-C端子がある人はこっちのほうがいいかもしれない。
ただ、USB-Cという端子は非常に規格がややこしい。
この液タブの場合、フルの機能(データ転送とか、給電とか、映像出力に対応したりとか)が必要となってくるので、端子があっても機能として足りてなくて動作しない場合がある。
映像は映っても、給電能力が不足していてチラつくから、結局3-in-1から電源を取らないとダメ…みたいな場合もあるみたいなので、このあたりはよくよく注意してほしい。
このUSB-C経由でAndroidスマホなども動作できる場合があるようだが、こちらも上記の通り、規格がちゃんと適しているかチェック。XP-PENのHPにて、対応機種が記載されているので、こちらを見てほしい。
LinixとChorme OSにも対応。
iOSには非対応なのは注意しよう。
ペンタブ系統は、しっかりとドライバーをダウンロードしないと正しく動作しないので、こちらを入れていこう。
zipファイルを展開して、ダウンロードしていく。
このとき、他のペンタブ系ソフトが入っている場合、動作がおかしくなる場合があるので、削除が推奨されている。
また、ウイルスソフトも一時オフにすることも推奨されている。
画面に従ってインストールしていこう。
最後に再起動して完了。このドライバ、ソフトを動かしていないと動かないので、スタートアップに入れておく必要がある。普通は恐らくもともとから入るけど。
再起動したら、とりあえず普通にWindows側の設定のディスプレイ設定を確認しておこう。
まぁ大丈夫だとは思うのだが、解像度が合っているかをチェックしておこう。
こちらはフルHD対応なので、1980*1080になっていればOK。
ソフトの方を見ていこう。
タスクバー右の常駐の中にある『Pentablet』を起動。
画面エリア
これは動作における画面のエリアを設定できる。
また、作業エリアでは、画面全体に対しての動作のエリアを指定できる。
こちらは、液タブ、板タブ両方で使用することが可能なので両方あるところもあるのかな。
縦横とかもここで変更可能。また、色域もこちらで変更することができるようになっている。
130% sRGB、96% Adobe RGBとか書いてるなら、そのテンプレは正直ほしかったところ。
ペンの設定
ペンの感度や、キャリブレーション(位置ずれ)とかができるようになっている。
エクスプレスキー
横についている9つのボタンのショートカットを設定できる。
使ってみた感想
ということで、しばらく使用してみた感想を。
筆者はあくまでも絵を描くような人ではないので、どちらかというと、写真の処理、及びトレースなどに使用しての感想。
一応フォトショでのペンとしての動作も見たは見たけど、参考程度の方がいいかなと(
発色に関してだが、まぁ普通に良さそう。
寒色系というよりは、暖色系、赤とかが強そうな発色。
こういうの、キャリブレーションの機械とか持ってたら広げられるんだろうけど、持ってないので、これ以上広げられることはないです(
こういう液タブ系は、まずは線をガーッと描いてみて、どれくらい認識するかを見せるのが一番だと思ったので、ペンを持ち、フォトショで線を描いてみた。
結果としては、非常に感度は良さそうである。
弱く描いたり、強く描いたり、早く描いたり、ゆーっくり描いたりしてみたが、まぁ反応してくれる。
こういうので反応しない場合は、描いている線が途切れたりするわけだが、そういうのはなかったので、大丈夫なんじゃないかなあと。
また、ペン先に関しても、以前使ったことがある他社のペンより明らかに沈み込みが少なく、押している感覚はありつつも、それでぶれたりするようなことはあんまりないよみたいな感じがした。これは、恐らく絵を描く人には大きな要素なのではないだろうか。
このあたりは、X3スマートチップの能力というのがしっかりと出ているのではないだろうか?
傾き検知にも対応しているので、横にすればそれがちゃんと絵の方にも反映される。
ただまぁこれってどれくらいちゃんと反応すればいいのかが筆者にはよくわからんかったので、動くのは確認したけどそれが実用的なのかの言及が出来ねえ。
書き心地はツルツルではないんだけど、ザラザラまではいかない感じ。アナログでこういう感覚はあんまりなさそう。もっとペーパーライクフィルムとかならアナログっぽいんだろうけど。アンチグレアと言いつつ、色も大事なのでバランスを取ってこんな感じなのかな。
ペンはグリップがないのはちょっと硬いなとは思うが、普通に持ちやすいし、2つのボタンも触りやすい。まぁ立てるものがないっていうのは、置き場所に困るのでちょっとだるい気はするけど。細いのも普通のペンとかと同じ感覚で持てるのがいいのかもしれない。
他の写真や、サムネの作業、トレースの作業に使ってみて、より細かく色々と考えてみた。
こういう液晶タブレットというのを使用したことなかった人間なのだが、普通に使いやすいなっていうのがまず最初に。
こういうのは、タッチパネルがもう当たり前となっている以上、すごく感動するみたいなものではないのだが、それでもこういう精密性がある程度必要な動作というのは、タッチパネルより液タブだなと思った。
板タブを使ったことがある自分からしても、明らかに液タブの方が使いやすいと感じた。やっぱりそりゃそうだけど、画面表示されてるところに直接描いた方が分かりやすいっての。
トレースとかをした時に感じたのは、この『Artist 13 セカンド』、ペン先からしっかりと線、点が描かれる。
いわゆるこういうのを『視差が小さい』っていうわけだが。
この『Artist 13 セカンド』は、フルラミネーションディスプレイであり、画面との間に空間が存在しない。これによって視差を小さくすることができると。
まぁ割と安いこの液タブで、このフルラミネーションディスプレイというのはありがたい。最近はこういうのも当たり前になってきたのかなあ。
これのお陰で、特にトレースの時とか、精密に切り抜きしたい時とか、こういうのが便利。まぁ最近のPhotoshopは非常に優秀なので、そういう切り抜き場面あんまり多くはないんだけども。
この視差がないって、液タブという製品上めちゃくちゃ大事なところだと思うので、ここがいい感じなのがマジでいい。これだけで使っていけると感じるレベルにはいい。
あとやってて思ったのは、普通にこれスタンドほしい。
体への負担というところでももちろんその必要性を感じるのだが、他にも複数のディスプレイを持っていて、そっちにも色々映している場合、ちょっとだけ斜めに立てて置くと他のディスプレイも見やすそうだなって思った。
XP-PEN様、スタンド在庫戻ったら提供ください…ここに、ここにレビュー追加するんで…(白目)
また、ホバー機能に対応しているのも、普通に高機能要素らしい。
ホバー機能ってなんだよって言うと、ペン先を空中に浮かせながら動かしてもマウスカーソルが追従する奴である。
これって割と普通だと思っていたのだが、どうやらそうでもないらしい。(特に安価な場合)
こちらも普通に当然のように動作するので、いい感じである。
サイドにボタンが9つもあるのもいいところ。
そんなにあって何に使うんだよってくらいにはボタンがある。
このボタンで、液タブモードと、板タブモードを切り替えることができる。
これ、板タブモードにする場合の利点ってなんなんだろうね。筆者にはその辺がよくわからん…
サイズ的にもA4サイズくらいで持ち運ぶこともできると思う。
それこそUSB-Cで接続できる系の製品とかがあれば、1本のケーブルで接続できるし、より携帯性は増しそうだけど。ただそういうケーブルは別売りだしね。
あと、なんだかんだ3-in-1の信頼度というのはあると思うし、そこは人によりそうかなあ。
〆
ということで今回は、XP-PEN様からご提供いただいた『Artist 13 セカンド』をご紹介した。
持ち運びも可能なサイズだし、液タブとしても十分な機能性がある。コストパフォーマンスというところには確実に優れた製品だろう。
最新のペン、『X3 Elite スタイラスペン』が採用されているのがやはり大きく、こちらで高精度な描写が可能。
また、フルラミネートの液晶によって、視差が少なく、ペン先からしっかりと描くことができるので、液タブとしてのメリットを全面的に享受できる感じ。
これで3万円台で購入できるのはかなり安いんじゃないだろうか。
もちろんもっと良いのってあるとは思うのだが、こういうコスパとか、まず液タブ使いたいなあって思った時に、こういう商品があると手を出しやすいんじゃないかなと。
筆者、絵を描くわけじゃないけど、大学課題で絵コンテ描かされたりするし、そういうのでも使っていきたい。
まぁ基本的にはPhotoshopやら、Illustratorやらで使っていくのが中心となっていきそうな感じだけど、これならずっと使っていける気がする。筆者のようなライトな使い方ならなおさらだろうけど。でもこれでめっちゃ作業はかどりそうだなあって思った。
定期的にセールとかもやっているみたいなので、その辺りを狙い目として購入するのもいいと思う。
以上。