おにじと申します。
今回はガジェットレビュー。
さて、筆者は長らくスマートウォッチを使ってきている。
XiaomiのMi Band系列を最初に買ってから、スマートウォッチの良さという所を非常に感じることが出来ている。
ここからステップアップしたいなあとなり、『Amazfit GTS』を購入。
コスパもいい感じで、なおかつ画面の綺麗さとかも素晴らしく、バッテリーも持つという非常にありがたいスマートウォッチで、現在に至るまで長く愛用してきた。
当時でもある程度認知されていたものの、ここ数年は更に知名度をアップ。(最初知った時はHUAMIだったのに、Zepp Health Corporationに変わっているし…)
家電量販店とかでも見るようになったので、本当に知名度とか日本での勢力を高めてきたんだなあと思ってはいた。
で、まぁ愛用してきた『GTS』も流石に2年半以上使用してきたこともあり、流石にバッテリーにヘタりを感じてきていた。
現在でも十分ではあるのだが、今のスマートウォッチは更に進化しているということは、この前のTicwatchのレビューでも感じることが出来たわけで。
本格的な買い替えとかを考えていた。
そういう中で今回、今まで使用していたAmazfitさんからご提供のお話が来た。
めちゃくちゃありがたかったので、前のめりで受けさせていただくことに。(マジでプライムデーとかで買おうとしてたんだから…w)
今回ご紹介するのは『Amazfit GTR 4』と『Amazfit GTS 4 Mini』。
いわゆるフラッグシップモデルと、廉価で小さめのモデルの2つをご提供頂いた。
当記事ではフラッグシップモデルである『Amazfit GTR 4』をレビューしていこうと思うぞ。
開封
ということで開封していこう。
箱はこんな感じ。最近のAmazfit製品の箱はこんな感じのイメージだろうか。
今回は在庫の関係でヴィンテージブラウンレザーのほうが来た。
あんまりこっちのレビュー見たことなかったけど、どうだろうなとか思いつつ。
中身は以下の通り。
・Amazfit GTR 4本体
・充電ケーブル
・説明書
非常にシンプルな内容。
充電ケーブル、これサイズによって違うので、意外とAmazfit間で互換性がないことで有名です(
外観チェック
では外観の方を見ていこう。
本体部分はつや消しのアルミ合金が使われているらしく、非常にデザイン性としては良い感じのブラックとシルバーを貴重としたデザイン。
周りに時計の目盛りが薄っすらと刻印されていたりして、時計らしさというのを感じる、クラシックな部分も。このベゼル部分はアンチグレアとなっており、業界初らしい。
そこそこゴツそうな感じもして、意外とそんなこともないって感じ。一番分厚い所で12.2mmなので、そこまで太いという感じではない。
ただサイズ自体は大きく直径46mmある。ここは大きめの部類にしっかり入ってくるので注意だ。
裏面のセンサー部分はこんな感じ。
ポリカーボネートが使用されており、フレームはアルミという感じ。
まぁここ辺り高級系統製品だともっと素材良い所あったりはするので、人によっては評価が分かれる部分かも。
ボタンは右側に2つ。
上にあるのがクラウンボタン。下が普通のボタン。
基本的に上のクラウンボタンを使用する。こちらクラウンボタン言うてるから回る。
赤色があるのが、ワンポイントという感じ。
今回頂いたのは、ヴィンテージブラウンレザーのモデル。
レザーバンドタイプで、合皮による革の質感を感じられる製品に仕上がっている。
ただまぁもちろんこういう感じのバンドなので使用感が露骨に出てくると思う。
装着した感じも自然な感じがするし、結構良いかもしれない。
バンド幅は22mm。汎用的なバンドへの取替も可能だ。
使ってみよう
では、実際に使ってみよう。
まずは電源を投入。
AmazfitロゴからZEPP OSロゴが出てきたりする。
こちらの製品はZEPP OS2.0が搭載。独自OSの最新版が入っている。
画面に従って初期設定をしていく。
このあたりもアプリとかそういうのしっかり出てきて分かりやすくなってるなと。
前はとりあえずQRコードほぼ説明無しで出てた気がするから(
スマホには『ZEPP』アプリが必要だ。インストールして、デバイス追加していく。
画面に数字が出たりして、それが合ってるかとか確認しながら設定。
設定終わったらアップデートあったので、こっちもさっさと行っておいた。
このあたりの表記も分かりやすくなっている印象で、より直感的な感じがする。
付いたらこんな感じ。
いや~画面がめっちゃ綺麗な印象を受ける。
画面サイズは1.43インチで、解像度は466×466。そして326ppiというスペックになっている。勿論有機EL。
細かい表示とかも非常に綺麗に出ていて、これはいいなと。
もう少し文字のサイズとか小さくても大丈夫なのになって場面があるくらいには綺麗。
カレンダーとか出してもめっちゃキレイなんよね。
円形のスマートウォッチ初めて使うんだけど、これ思ったよりもいいな。と思った。
やっぱり時計本来の感じというか。
これはGTR 4のクラシックで落ち着いているデザインも相まってだと思う。
ウォッチフェイスは『ZEPP』アプリで200種類を超えるものから選ぶことが出来る。
かなり種類があるので、お気に入りのものを見つけたい所。
同期してしまえば、その後はすぐにスマートウォッチ単独でも変更できたりする。
変更するときにアナログウォッチとかが今の時間に動いて適用されたりと、OSとしての演出の部分にも力がはいっていることを感じさせられたりも。
UI部分は上から下にスワイプでコントロールセンター。
こちらで通知設定とか、画面の明るさ、Wi-Fiなど色々なものの設定を簡単に行うことが出来る。
クラウンボタンを押すとアプリ一覧が。
めちゃくちゃ最初から多くのアプリが入っており、高機能であることを感じさせられる。
左右にスワイプすると、ショートカットカードや、ウィジェットとかが見れる。
これも多くの機能が対応していて、端的に情報を見るのが分かりやすい。
またウィジェット機能は、一画面で色々なデータを見れたりや操作を出来たりする。
並び順とか色々と設定できるので、めちゃ便利やぞ。
下から上にスワイプすると通知が並ぶ。
通知は来た時かなり大きなフォントで出てくる印象で、視認性がしっかり高い。
AndroidならLINEとかも単独で受け答え出来たりするみたいだけど、iOSでは非対応なので注意。
操作性に関してだが、ZEPP OS2.0を搭載しているわけだが、動作としてはかなり軽快。
スワイプする時の追従性とかがかなり高く、スマホとほぼ変わらない操作性を実現していると思う。
ここまでスムーズに動いてくれるとそりゃ便利だわと。
また、物理的な動作として、クラウンがあるわけだが、これも快適な動作が可能。
クラウンを回しての動作もスムーズで、回しているフィードバックも返ってくるので非常に便利だ。(設定でオフにも出来るけど)
また、これは以前のAmazfit製品からの機能だが、Alexaを搭載。
Alexaで出来ることが色々と出来る。
タイマーとかあっさりかけられるので、こういう所も便利だったりするし、スマートウォッチからスマートデバイスを操作して、エアコンをつけたりすることも出来る。
また、このGTR 4は音声が出るのも特徴。Alexa音声が音で教えてくれる情報というのも多いので、これは他のAmazfit製品よりリードしている部分とも言える。
一部対応していない機能などもあるが、便利な機能であることは間違いない。
また、この製品はアプリにも対応。
ZEPP OSには色々とアプリがあって、それをインストール出来る。
まぁ細かいアプリという感じで、劇的なモノっていうのはそんなにない。
ただこれはTicwatchとかのWatch OSでもなかなか難しいところだし。
まぁAndroidであればもう少しアプリ使えるの増えるんだけど、iPhoneだとどうしてもね。
とは言え、容量確認とか、バッテリーのグラフとか、色々と使えなくはないのはあるので、試してみると面白いと思うぞ。
この製品は設定が細かくあり、色々な測定に関しての有無や、レベルの度合いみたいなものを色々と変更しやすくなっている。
これによってバッテリーの動作時間などを結構細かくやりながら、バランスを見つけられる。
充電管理というところから、色々とスマートウォッチ側から提案してくれる部分もあったりと、わかりやすさが向上している印象がある。
通知に関しては、iPhoneでもアプリごとの細かい通知の有無を設定することが可能。
これいつから出来るようになっていたかは知らないが、筆者が持っていたGTSでは出来なかった。
これAndroidでは出来ても、iOSで出来るのは多くはないっていうのがあるので、ここは利点という言い方をしていいと思う。
また、バイブレーションにも大まかではあるが種類を変えることが出来る。
これで、通話かアプリかとかをバイブレーションだけでわかったりするので、これが便利。
こういうのが、意外と他のスマートウォッチだとないので、Amazfitを継続して使いたかった理由の一つだったりもする。
若干ややこしかったのは通話関連。
何故かペアリングしているのにペアリングしてくれって出てくる。
これは正確にはもう一つ違う奴をペアリングしてほしいらしく(今回の場合だと『Amazfit GTR 4-XXXX』みたいな表記)これをペアリングしないと通話関連は動作しないみたい。
こういうスタートウォッチの目玉としては、やはり健康管理や運動の部分。
『Amazfit GTR 4』は最新のセンサー『BioTracker 4.0』を搭載。
デュアルLEDセンサーなどを搭載することで、さらにデータ収集量や、心拍数のモニターの精度などがアップしているとの事。
また、『ワンタップ測定』というのがあり、これで心拍数や血中酸素濃度、ストレスや呼吸など、このスマートウォッチで測定できる物が45秒で測定できるという便利な機能もある。
ワークアウト機能は150種類以上ある。ありすぎて紹介できない。
なんならeスポーツのワークアウトすらある。ゲーム中もワークアウトってこと…!?(
筋トレとかも増えていたりするし。すげえな。
GPSに関しては6つの衛星測位システムを搭載しており、これがめちゃ多いらしい。
しかもデュアルバンド。精度に関してはかなり期待できるみたい。
また設定で自動ワークアウトも可能。これで日々の動きとか、移動とかもワークアウトとして認識してくれる。こういうのは高機能なスマートウォッチではついていることが多いが、『Amazfit GTR 4』も例外ではない。
ワークアウトわざわざ押して動作するかと言われると微妙だが、日常的な移動とかを記録してくれるならアリだよなあって思う。
GTSからの変化としては、ストレスの測定や、
血中酸素濃度の測定などが出来るようになっている。
睡眠系は呼吸の仕方、無呼吸検知などの機能が追加されていた。
検知の性能とかも上がっているし、寝ている時は自動でスリープモードに移行してバッテリー消費を抑えられたりもするので、このあたりの機能性も確実に向上している印象を受けた。
ちなみに、今作もサードパーティ製のウォッチフェイスを使うことが出来るようだ。
『Amazfaces』というアプリを使用すると、公式以外のウォッチフェイスも使用可能。
こういう広がりが未だに残されているのありがたい。色々と使っていく上で、適切なウォッチフェイスを模索したいなあやっぱり。
〆
ということで今回は『Amazfit GTR 4』をレビューしてみたが如何だろうか?
これで3万円切った価格で、セールとかなら更に下がることを考えると、フラッグシップモデルの一つでありながら、価格とのバランスというところではコストパフォーマンスが高い印象。
フラッグシップ系ってもっと高い印象があるが、これは3万以下で収まっている。
動作も非常にサクサクしているし、健康管理系機能も最新のがしっかり入ってバチクソ高機能。ディスプレイ綺麗だし、質感も良いし。
これでバッテリーの持ちが良いというのは、Amazfit製品の強みという言い方も出来ると思う。
あと、iOS製品に対しても大きく機能が削られることなく動作してくれるのも、個人的にはありがたいポイントである。
数少ないデメリットとして、挙げられているのをよく見るのはタッチ決済が搭載されていないこと。
まぁそもそもそんなに多くないってのはあるのだが、ここまで揃ってるならほしいなって言う人も結構いる。
ここは日本の決済機能はFeliCaが長らく使用されているが、これは国際的には使われていない規格なので、載せても採算が合わないってところが原因らしい。
だいぶAmazfitの知名度は上がってきたし、売れるようになっていると思うのだが、そこまで手を出すほどではないのかなあって感じ。将来的にQRコード決済だけでも良いから対応しないかなあ…w
まぁ不満点をあえて挙げるなら、急速充電に対応していないこと。
まぁ対応していない製品が多いんだけど、そろそろAmazfit製品で急速充電に対応している製品を見たい気はする。早いに越したことはないから。
一時期Amazfitはかなり高くなっていた気がしていたのだが、この価格ってのは…またコスパが強くなっていたらしい。いつの間に(
めちゃくちゃ見やすいし、高機能。
とりあえずこれ買っておけば間違えではないだろうって感じの製品でめちゃくちゃテンションが上がった。
興味のある方は是非に…。
以上。