おにじと申します。
今回は、ガジェットレビュー。
はい、キーボードレビューですね(
今回も、EPOMAKERさんからのご提供ということで、『RT100』をご紹介する。
ちょっと大きめのサイズではあるけど、キーが多い割にはコンパクトな感じなのかな?ちょっとレトロ感も感じつつ、新しい要素もあるという面白い感じになってそうなので、みていこう。
開封
はい、箱。
シンプルな箱って感じだが、なんかポップとレトロを感じるデザインになっている。
かわいいね。
裏面は色々書いている感じ。
中身はこんな感じで入っている。
中身は以下の通り。
・EPOMAKER『RT100』 本体
・USB-C to USB-A ケーブル
・キーキャッププラー
・ミニモニター
・取扱説明書
もう特徴が出てるラインナップしてるよね。
はい、最大の特徴まであるミニモニター。
こちらUSB-Cで接続して動作できる。これを付けても外しても動作できるってのも特徴。面白いよね。
USBケーブルもなんかやたらおしゃれ。
ケーブルは太いけどやわらかいし、コネクタ部分がやたらと凝っている。
節々に力を入れているなと感じる付属品になってるんじゃないだろうか?
外観チェック
では続いて、外観の方をチェックしていこう。
キーボードを正面から見るとこんな感じ。
キーがぎっしり詰まっているなあと感じるデザインとなっている。
こちらは96%のコンパクトメカニカルキーボードとなる。
実際これだけ詰めているので、サイズとしてはコンパクト。
レトロな雰囲気が可愛い。カラーが『Retro White』なので、そりゃレトロだろって言われたらそう。
キーがレトロ感を強めている。
なんかTABとかShiftとかのキーのデザインが特徴的で可愛い。
こちらのキーキャップはPBTが採用されており、耐久性という所はしっかりとしているものになる。
PBTキーキャップは、しっかりしているというか、重さもしっかりあるから、安心して使えるんだよねえ…
横から見ると、筐体がカーブしているデザインをしていて特徴的。
厚み自体は結構あるかな。
角度は2段階チルト。結構角度が付く。
背面にUSB-Cポートがある。
こちらで有線で接続する感じ。
ミニモニターを接続するポート。
ここ、一応隠せるカバーみたいなのもあるので、なしで使うことも可能。
ここにミニモニターを接続する感じ。
右上にノブがある。
メディアコントロールが出来るようで、音量と再生停止が動作するようになっている。
その横にスイッチがあり、Windows・Macの配列を切り替えることが出来る推知と、有線無線の切り替えスイッチ。
キーとテンキーの狭いスペースにLEDがついている。
Num Lock、Caps Lock、Windows Key Lock、バッテリー残量という並びになっている。
キーを詰め込んでいるので、Deleteキーなどが右上にある。
PrintScreenとかが犠牲になっているので、人によっては注意かもしれない。
裏側。
やっぱ技適はついてない。
チルト出来る角度つけるスタンドがあるだけのシンプルな形になっている。
使ってみよう
ということで、実際に使ってみた。
まぁ技適がどうなってんのか分からんので、有線で使っていこう。
キーボードを使用するという所で電波法に違反するのも馬鹿らしいからね(
しかしこう、レトロな雰囲気を感じるデザインに、ミニモニターというのは、時代がどうなっているのか?みたいな所はあるんだよなと思ったりはするが、良いアクセントになっているというか、後述するバックライトと合わせて、現代とレトロの融合を感じれる気はするw
バックライトがしっかりとある。
このレトロな雰囲気で普通に光ってくるの、テーマ性としてはどうなのって気持ちもなくはないけど、バックライトがあるに越したことはないからね(
こちら色々な種類がある。ただ、基本的に透過するタイプのキーキャプやキースイッチではないので、比較的おとなしめのバックライトとはなる。
FN+Deleteキーで発光パターンを単体で替えられたり、FN+上下方向キーで明るさを、FN+左右方向キーで動きの早さを変更することが出来るようになっており、ソフトなしでもこの辺りの動作は結構普通に出来るのが良い所なんじゃないかなと思ったりはする。
この辺りは、割とEPOMAKERはしっかりと考えてくれていることが多いなという印象であり、ありがたいポイントだなとも思う。
続いてはキーとか打鍵感の所。
まずキーボードのプロファイルはMDAだった。
一番下の列が持ち上がっている感じがするのが特徴のキープロファイルとなっている。
また、スペースキーだけ傾斜が逆になっているのも特徴と言って良さそうだ。
これは、キーを入力する時に引っかからないようにするためだと思われる。
まぁこの辺りは好みは分かれるポイントかもしれんけど。
今回ご提供頂いたキーボードのキースイッチはEPOMAKERのSea Salt Silent軸という奴。
こんな軸出てたんやって感じだが、EPOMAKERは割と軸も作っている。
これは名前にある通り静音の軸となっているのだが、あんまり感じたことのない打鍵感だった。
まず非常にタイピングする時の音が静か。普通の赤軸とか茶軸とかにも静音軸っていうのはラインナップされているのだが、ああいうのよりも静かなんじゃね?ってくらいには非常にタイピング音が小さい。これなら外で持ち出しても使えるんじゃねえの?っていう軸だった。そんな軸って存在するんだなと。
この非常に静かなタイピング音に対して、打鍵感はコトコト、スコスコとした感じ。ちょっと静電容量無接点とも近しい感覚がある。でも、押しているなかでしっかりとスイッチ感はあるっていうなんかあんま感じたことのない打鍵感で面白さがある。
かなり特徴的なキースイッチとなっていて、ちょっと興味を持っちゃうなあって感じ。新しい体験だったね。
大きなキーとか(スペースとかShiftとか)だとちょっと音は大きくなるけどね。でもかなり静かで、感触としても面白かった。
ちなみにホットスワップにも対応しているので、キースイッチを変えることもかのうである。
右上にあるノブはダイヤル式のメディアコントロール機能が搭載。
このダイヤルはカチカチとフィードバックを感じることが出来て、これも良い感じ。
印字がされているので分かりやすいね操作も。
ドライバを入れて、特徴であるディスプレイの設定とかもしておこう。
ディスプレイには時刻やCPU使用率、温度、日付、画像などを表示させられる。
とりあえず『Adjust Screen Time』で時刻をあわせて、『System Information』の『upload』でCPUのデータも入るみたい。
画像はGIFファイルを写せる。他の人がアップロードしたのとかも出せるみたい。
表示は結構きれいな感じ。ただフォントがなんか明朝っぽいっていう。なんだろうな、このちょっと出来が良くない感じの明朝感のあるフォント。表現難しい。
ただ、情報とかは見やすいし、バッテリー残量とかが分かるのも良い。なおCPUデータはなんか上手い事いかん。他の人の動画とか見たけどみんな言ってるんで多分ダメなんだろうしらんけど(
あと上記で説明したバックライトの光量とか速度みたいな所もミニモニターに出てくれるので普通に便利。
ユニークで面白いっていうのが一番の強みだよねこういうのは(
ドライバソフトはキーコンフィグ、LED、マクロの設定が可能となっており、英語だけどまぁ普通に使えるのかなって感じはする。
〆
ということで、今回はEPOMAKERの『RT100』をレビューしてみた。
ほぼフルのキーが入っていながら、コンパクトにまとまっているキーボードとなっており、テンキーなどの恩恵は受けたいけど、もうちょっと置き場所を小さくしたいみたいな人にもおすすめできるんじゃないのかなと。
全体的な出来としても高いクオリティを保ってくれている印象であり、作りがしっかりしていると感じることが出来る。
今回のSea Salt Silent軸は静音の軸で、かなり静かに、スコスココトコト入力できて、こういう軸もあるんだなという発見も出来て筆者的には楽しかったなと思ったりもする。
一番の特徴であるディスプレイだが、こちらも実用的かつカスタマイズ性もあり、面白い機能だなと。これを抜き差し出来るっていうのも面白いよね。
ここをちゃんと塞げたりするのも、どっちで使ってもいいぞっていう選択肢を与えてくれていて好みだし。
これで価格も凄く高いわけでもないので、選択肢に入れることが出来るキーボードにはなってんじゃないのかなと思うぞ。
まあ英語配列なのと、恐らく技適通ってないのは注意。有線で使うことを推奨しておく。
気になった方は是非見て欲しい。
以上。