声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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おすすめ記事

全年齢版新章追加コンプリートパック、ぱれっと『9-nine-』の巷の反応への反応と、求めるここのつの事。

注意

この記事は『9-nine-ゆきいろゆきはなゆきのあと』をプレイし終えている前提での記事となります。

ネタバレは普通にするのでお気をつけください。

 

 

ちゃろ~、おにじです(激寒)(せめて9-nine-の時はぱれっほ~って言え)

 

9/9に『9-nine-』のコンプリート版が発表となった。

こちら全年齢版となっており、新章追加ということで。

 

当ブログでも速報でお伝えした通りであるが、まぁ一旦冷静になって考えてみようって感じになってくる。

発表内容に関しては前回の記事とHPを参照して欲しい。

 

oniji.hatenablog.com

9-nine-project.com

www.youtube.com

 

 

というわけで、今回はこの『9-nine-』コンプリート版(全年齢版)の一方が出た時のネットにおいての反応に対しての補足…筆者の意見と、

『9-nine-』に求める"ここのつ"の事。として、今回のパックに関連して求めていきたい事を書いていきたい。

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なんだかんだ割と否が見えるのも…

筆者は、発売されているものは全て『9-nine-シリーズ』はプレイしている訳で、『ゆきいろ』に関しては発売直後にプレイして記事を出している。

oniji.hatenablog.com

まだ今年は半分で、年が終わるまでに所謂”本命”と言われる作品は残ってはいるものの、『ゆきいろ』は2020年を代表するエロゲの一つになると言っても過言ではない出来であり、一区切りする上でこれ以上無い作品だったように思える。

ぱれっとというエロゲブランドとして初の分作であった『9-nine-シリーズ』は確実に成功を収めている。累計25万本売れているエロゲは、なかなかないだろう。

 

そんな『9-nine-シリーズ』のコンプリート版(全年齢版)について、それなりには否定意見を見るっちゃ見るのであるが(筆者としての見解はとりあえず置いておいて)

とりあえず、ざっとその辺の話にも触れておこう。まぁ脳死でわーいってやってても良いんだけど、まぁ言いたい気持ちは分かるし。

 

新作だと思っていた

これは冷静になっていれば分かる話である。

確かに『完結』は明言されていなかったとは言え、『ゆきいろ』の特典で過去含めての4作品そのまんまぶち込める箱を用意している訳である。

もし新作作ったら出ちゃうのである。はみだせ!してしまう訳であり、まぁコンプリートに付くおまけという風に考えるのがまぁ妥当な線である。(まぁ前の速報記事は万が一ここいろの続き的な続編であっても対応出来る様に準備はしていたが)

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はみだせ!はまどそふとのハミクリの

マスターアップ動画見たから書いたが誰にも伝わらないだろうなあ

 

 

エッチシーンが!!(全年齢版に伴い)

筆者は常々エロゲへのエッチシーンに対してあんまり強い執着心とかないタイプであり、割とCtrlスキップするときもなきにしもあらずなのだが。

エロゲの全年齢化においてのエッチシーン云々に関しては、どうしても

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全体に全年齢版が出せないエロゲである『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』(Qruppo)のコレを思い出してしまうのであるが…

 

『9-nine-シリーズ』の全年齢版で言われているのはむしろ逆なのである。

『9-nine-シリーズ』の所謂濡れ場シーンに関しては、全年齢版を見据えて適当なエロシーンを入れているようなエロゲではなかった。

 

簡単に言ってしまえば『9-nine-シリーズ』のエロシーンの出来はすごく良かったのである。

 

そもそも『9-nine-』のエロシーンの気合の入り方というのは素晴らしい所があった。

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それは、『9-nine-シリーズ』のコンフィグを見れば分かる事である。

それが『Hシーンアニメーション』である。

この作品はHシーンが動くという機能があった。割とめっちゃちゃんと動く。

画像出したらBANされちゃうから出せないぞ(

アニメーションの気合の入り方はなかなかなモノであり、エロゲ界的にも決して多いわけではない機能である。

まぁこの時点で、エロシーンへのこだわりは凄かった訳である。

 

そんでもって、『9-nine-シリーズ』の内容的にも、エロシーンの内容自体が良かった所もある。

『9-nine-シリーズ』を語る上でどうしても必要となってくるのが『そらいろ』のTRUEのエロシーン。

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天とのエロシーンは半ばギャグであり、それでいてBADとの対比が素晴らしく、面白くも安心するシーンである。

そして、紙袋。

ある意味で『9-nine-シリーズ』の伝説の一つとも言える紙袋のアレは、エロシーンの中に付随した物である。以後散々ネタにされているくらいには有名なアレである。

これは本当に天のキャラクター性も出てるしめちゃ面白かっただけに消えるのは惜しい。

 

さらに言えば、『9-nine-シリーズ』のエロシーンはよくある『中出し / 外出し』の選択肢がなく中出しされるのだが、これが体液交換による眷属化という所に直結する事で最終決戦で”セックスは必要だった””中出しでなければならなかった”という事になる。

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まぁこれは正直、全年齢版にするに当たっては『キス』にしてしまえば多分成立するから問題ないっちゃ問題ないのだが、割とエロゲである意味を感じたシーンの一つだったし、これがキスに置き換えられるのはなんか寂しい気はする。

 

あと個人的には『ゆきいろ』の希亜…というか夏和小のHシーンの気合と覚悟は半端なものじゃなかったので(喉を潰すことすら厭わないのかお前と思った)

それがなくなるのもなんか悲しい気もする。

 

筆者は前述の通りそんなにエロシーンというかセックスシーンに思い入れはないのだが、少なくともこの『9-nine-シリーズ』のエロシーンはちゃんと見たし、見れる奴だったので、まぁ出来は良かったと思うのだ。

まぁ、だから「全年齢版になったらエッチシーンが!!」って言う気持ちは分かるし、なんだかんだ『紙袋』って重要な気もするから、それでいいのかと思う気持ちも分からないとは言えない。

 

 

一部の不満が噴出している原因

これはまぁ明らかというか、ぱれっとが煽りすぎてハードル上がりすぎたのが原因だ。

別にぱれっとがしている事というのは何らおかしい事ではないし、普通にあるパターンの奴である。

分作のコンプリート版というのはいくらでも出るし、それがエロゲ会社の金の回収の仕方である。

そこに付加価値と特典を乗っけて、ファンに買ってもらうのがエロゲ会社って奴だし、別にエロゲじゃなくても普通にゲームでもそんな事はある。

…まぁ、コンプリート版出す時に全年齢版に切り替えることはあんまりないかもしれないが…

 

ただ、まぁとりあえずぱれっとの煽りが大きかったのは明らかに事実である。

わざわざ9日間もかけて煽ってしまったのは、単純にぱれっと側の失策だったとしか言いようがない。

せめて一日ずつカウントダウンするのさえやめておけばよかったかもしれない。

とりあえず9日間待たせてドヤ顔で出すような話題ではなかったのかもしれない。(あくまでもこの一つの発表と考えるのであれば)

 

ちなみに同時期の分作人気作『宿星のガールフレンド』(mirai)は、一週間前に言って、一週間後にコンプリート版の発売を発表している。

やっぱり煽りすぎたんだと思う。

 

あとはまぁ…最近のぱれっとのムーブは決して良くはなかったというのと…

ファンサービスは時にファンが過信する所があるから…という所だろうか。

 

8月に行われた『アキバPOP祭』において、

 サブキャラ全員含めたグッズを出したのは良かったのだが、めちゃくちゃ偏ったらしく、割とそれなりに人気はある男連中は”ハズレ”扱いになって微妙に燃えていた。

まぁ実際偏りようは半端じゃなかったらしく、結果的に後のぱれっとチャンネルで謝っていた。

 

あと『9-nine-シリーズ』待望の全部入りサウンドトラック、『9-nine- sound premium record』もこのアキバPOP祭及び後の通販で販売しているのだが。

いや分かるのだが。

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OPED挿入歌9曲+歴代BGM28曲+キャラクターソング4曲+ドラマCD+ボーカル曲インスト13曲の54曲と1ドラマCD。クッソ豪華である。

とりあえずクソ豪華である。

だから1万円しても仕方ないとは思うのだ。思うんだけど。

通販価格だったら11000円+980円送料だからだいたい12000円であるが仕方ないとは思うけど。

 

でもやっぱり高いと思ってしまう。

通常版であれば本編3000円で買えるわけであり、通販だったら通常版4本≒サウンドトラックになる。

「いや高いだろこれ…しかも通販だったら来るの10月じゃん、ボーカル曲は『はるいろ』まではサブスクであるし、いや~流石にスルーするか、今年まだ買いたいエロゲ一杯あるんだよなあ…」

となり、筆者はめちゃくちゃ『DEAR MY WAKER』のフルは聴きたいのだが、スルーした。同じような考えの方もおられるかもしれない。

 

なんかこういう事の積み重ねの部分もあるような気がする。

別に大きな失策ではなかったし、よくある事の範疇なのだが、そういうのってその後の明確な情報とかの時に反動が来たりするから…

 

youtu.be

ラブラブエロエロ追加パッチとか言わないほうが良かったかもしれないし

youtu.be

ゴーストで遊びすぎないほうが良かったのかもしれないし、(両方とも面白かったから良かったんだけど)言い続ければきりがないかもしれないし…

この辺の公式の”遊び”はオタクはアホだから本当にあると思いこんでしまう節もある(それだけ期待があるという事であるが)

 

とりあえずぱれっとが煽りすぎたのが一因である事は間違いない。

まぁあとは一部エロゲーマーにおける全年齢アレルギーもあるだろうし()

実際エロゲの全年齢化って成功するかしないかって割と難しい所にあるのは事実だから、分かりはするのだが…

少なくとも『9-nine-シリーズ』は確かにエロシーンの出来も良かったのだが、話としても大変に素晴らしい作品だから、全年齢にしても問題ないとは思うのだが…

なんというか、否を言いたくなる気持ちも分かりはするという複雑な気持ちはなんなのか…(

 

筆者としては、今回の発表に関してはブランドとしては当然の戦略とは思えるのだが…

ただ、筆者はあくまでもエロゲ始めたの2019年6月とかなので、にわかも良いところな上、毎年新作を待つというような状況にも置かれていないからこんな事が言えるのであって、ちゃんと追っていれば意見は違った可能性はある。

まぁ、その辺り含めて、『9-nine-』に求める”ここのつ”の事に移っていこう。

 

 

『9-nine-』に求めるここのつの事

 さて、ここから全年齢版コンプリート版『9-nine-』について求めていきたい事を9つ上げていく。

地味な所からデカい欲望まで纏めてみた感じなので、一つ一つの重みのレベルが違う気がするけど、まぁ許して欲しい。

 

1、

できればオリジナル画質をフルHDにして頂けませんか?

『9-nine-シリーズ』の画面サイズは1280×720である。HDなのである。(まぁこの辺のUIの話はまた別で記事出すつもりだが)

筆者のパソコンはメインディスプレイはフルHD(1980×1080)であり、やっぱりフルスクリーンにすると荒いのである。

筆者は割とウインドウでサブディスプレイに置いてやる場合もあるのだが、出来が良かったら普通にフルスクリーンでやりたくなるわけだが、それをするとどうしてもなんかう~んとなってしまう。

 

せっかく全年齢版を作成するのであれば、将来的なCS版を見据えての展開を考慮に入れるべきだと思う。

それでHD画質はまずくない?もうフルHDにしてくれない?

まぁフルHDにして気持ちよくフルスクリーンでもう一周したいだけでなのである。

ただCS版含めて悪い選択ではないのだが…

 

これは望み薄なのだろうなあ…と思っている。

理由は簡単である。

Steamでもう全年齢版が出ているからである。

まぁ追っている人は普通に知っていることだが、『9-nine-シリーズ』にはSteam版があり、こちらは全年齢対応版となっている。

store.steampowered.com

現在『はるいろ』までが既出であり、恐らく全年齢版データはこっちから引っ張ってくることになるので、今更フルHDに!とはならない。

地味な望みなのだが、割と叶わないの分かっている悲しい一つ目の求めたい事である。

 

 

2、

フローチャートさせて頂けませんか?

これは『ゆきいろ』やった人間であれば思っている人間は多いと思いたい。

『ゆきいろ』でゲームである事を活かした機能の一つとして、オーバーロードが存在する。

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これは作品的にも重要だし、この画面で様々な場面に飛んだ事は記憶されている。

 

でもって、これ割と丁重に『ゆきいろ』以外の3作品の話も章に分けられており、『章タイトル』と『あらすじ』が記載されている。

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『ここいろ』の場面でもしっかりと記載

こうなっていると、プレーヤーとしてはここから自由にシーンに飛ぶ、ゆずソフトフローチャート的な使い方をしたくなるわけである。

 

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『喫茶ステラと死神の蝶』(ゆずソフト

 

せっかくコンプリートパックを作るのであれば、これを実現して欲しい。

あそこまでちゃんとしているのに、当該箇所に飛べないの勿体ない。どうかフローチャート機能を作って欲しい。

あの画面まで作ったなら、そういう地味な付加価値がコンプリートパックに欲しい。付けてくれ…

 

 

3、

そのまんま4つ個別入りではなく共通タイトル画面的なのを頂きたいです

ということで2に付随するのだが、なんか単純に4つ入れて別々に起動しますのではい…みたいなのはちょっとアレかなと…

別に一画面とかでいいので、共通タイトル画面からそれぞれの4作と新章が起動する画面とか作ってくれると、割と筆者としてはテンション上がります。

そうすればフローチャートとかもしやすそうだし…

でも、割と厳しいのかなあ…割と地味なお願いなんだけどこれも…

 

 

4、

新章で『ここいろ』の有料体験版どうにかして頂けると幸いです

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『ゆきいろ』最後でこれをした以上、新章は『ここいろ』補足であると仮定しているのだが。

結局の所、一作品目であった『ここいろ』は使えた情報も少なければ、登場人物も少なかった結果、”有料体験版”という風に呼ばれる事も少なくない。(みゃーこ先輩は可愛い)

新章では、そこの補足をしっかり行い、有料体験版から脱して欲しいように思う。

正直『ゆきいろ』でめちゃくちゃキレイに終わっているので、変に追加するよりは絶対にこっちを補足してくれって感じなのだが。

全部カード使える状況で、九條都の話をキレイに終わらせて欲しい。

 

 

5、

新章別売りで買わせてください、欲を言えば18禁版も出して頂けませんか?

やっぱり新章をやるに当たって、フルプライスしか選択肢がないのはキツい。

いや、全年齢版への興味は筆者はある。それはそれであるのだが、やっぱ選択肢は欲しい。

「全年齢版コンプリート版とかいらねえんじゃボケエエエ!!!」って人もまぁ普通にいると思うので、そういう人間の為にも選択肢を与えることは重要である。

というわけで、新章部分は別単独販売した方が良いと思う。

というか単独販売します!って宣言するだけで今はびこっている不満の大半は払拭できると思うので、悪いことは言わないから「単独販売します!」って言った方が良い。

さっき出した『宿星のガールフレンド』はコンプリート版のおまけ単独販売したんですよ??(

多分しないと「ぱれっとは既存ファンをバカにしている!」とか「ぱれっとは既存ファンを切り捨てて全年齢に寝返った!」とかそういう面倒な事言う人間絶対多いから悪いことは言わないから…(

 

あと、欲を言えば多分R18版も出すべきだと思う。確か『ここいろ』の濡れ場って他より少なくなかったっけ?なんかそんな記憶が…間違ってたらすいません。

 

でも、今ましろ色シンフォニーでSANA EDITIONとか言ってるから望み薄なのでは??(

 

 

6、

無理かもしれませんが、どうか全ヒロインに「おかえり」と言われたいのですが

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これも、ファンの願いであって欲しいのだが、『ゆきいろ』で最終決戦を終えて戻ってきた時の希亜の「おかえり、翔」の良さったらなかった訳である。

あの感じで行けば、それぞれに翔が戻っているはずなのだから、都と天と春風にも「おかえり」って言われたいと『ゆきいろ』終了時点で言っている。

なんとか、こう…別にこのコンプリート版に入れなくてもいいからなんとかそういうアペンドを頂けませんか?なんというか、希亜も素晴らしかったんだけど、そういうのあっても良くない?ダメかなあ…

 

 

7、

もういっそラジオとかして頂けませんか?

まぁぱれっとチャンネルあるじゃねえかと言われればそうなのだが。

www.youtube.com

まぁアレが実質的にラジオと言えばそうなのだが、もう全年齢にして色々やる気なんだったら全年齢版キャスト様のラジオとかして頂けませんか?

ここで全年齢版出すんですから、何かしら展開していくつもりなんでしょ?最低限CS版は出すんでしょ?何かこう発信元増やしても良くないですか?

全年齢にするならするだけのメリットを提示できればそれでWin-Winになれるのでは…?

いや、ラジオ聴きたいだけと言われればそうだよ?()

 

 

8、

全年齢にするならアニメ化して頂けませんか…

どうしても「全年齢化します!」と言われると、頭の片隅に『アニメ化』がよぎる。

9-nine-project.com

前の記事でも言ったが、勝手にHPが『9-nine-project』であるだけで複数展開を期待している。

 

そんでもって全年齢版のキャスト。

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こんなのアニメでも無理だろ。ってキャストにひっくり返るだろお前。

「全年齢版で声優変わるのか!?」って言っている純粋な頃に帰りたい。

なお変わるとしてもこんな声優なら本望だろこれ。

皆さんはいつ頃お気づきになられましたか?筆者は多分あおかなです、遅くない?(

 

勢いで打ちすぎて誤字るくらいには求めている所がある。

あの『9-nine-シリーズ』でアニメ出来たら本望だろコレ…

 

と、思っているが、現実的に『どうやって9-nine-をアニメにするのか?』と考えると難しすぎる気もする。

そもそも4本分作な上に、途中派生する感じのエロゲである。一本の話ではない以上の問題はつきまとう。

しかもキャラクターの配置すら異なる場合も存在するとなると…どう構成するのが吉なのかが分からなくなってくる。

オーバーロードに関してもゲームならではの演出とも言えるし、『ナイン』の話もゲームならではと言える。

割と作品として本質的な所がゲームならではという所が、アニメ化においての大きな課題となることは明白である(エロゲとしては大変素晴らしかったから、全く悪いことではなくむしろ良いことである)

 

ぱれっとは『ましろ色シンフォニー』の際に滑り台ヒロインなるものをアニメ化の際に生み出してしまったとからしいし、そもそも複数√が存在するエロゲを上手いことアニメ化するのは非常に難しい。

 

近年の成功例となれば『グリザイアシリーズ』(フロントウイング)くらいだと思う。

アレは非常に上手く行った結果『ファントムトリガー』で全年齢に行ったのだが…

ともかく良い出来だったことは間違いないらしい。

 

ノラと皇女と野良猫ハート』(HARUKAZE)は5分アニメでそれなりに成功した方だろうか。はとの脚本は5分にマッチしていたのかもしれない。

 

まもなく放送される 『レヱル・ロマネスク』は、『まいてつ』(Lose)系の5分アニメだが、アレはもう『まいてつ』なのかよくわからない別物である。

 

そう考えていくと『蒼の彼方のフォーリズム』(sprite)のアニメ化も決して失敗したようには思えないわけだが…

 

『9-nine-シリーズ』の展開はゲームならではのアツい展開が多く、アニメ化するに当たっての整理の仕方が非常に悩ましい。

そもそも、何話必要なんだ?とか、そういう話になってくる。

アニメ化してほしくてたまらないのだが、それをどうやって話として落とし込むかは正直見えてこない。

 

いや…それでもアニメ化して欲しいんや!やったらやったで絶対に何かしら原作勢から文句を言われる事は必至だろうけど…でも全年齢にするなら!展開を広げるという事ならやっぱりアニメは一つのゴールとして求めていきたい…

 

 

9、

ブランド、メーカーとしてちゃんと生き残ってください

これだけ多くの事を要求してきたが、いちばん大事なのはぱれっと』が生き残っていくことである。

エロゲ業界、なんだかんだとソフ倫の枠を超えてのダンロード販売や、同人系での販売等多様な方法が増加したことにより、パッケージ版としての売上は右肩下がりと言われていても、割と売上は頑張っている方だとか、そうじゃないとか。

 

一時期輝いた有名エロゲ会社、倒れる!の話題は残念ながら尽きることはない。

それはかつて『ef』等で大きな人気を集め、『すぴぱら』で全年齢に舵を切って致命的に転けてしまったらしい、

OPの凄さが半端ではないminoriであったり、

youtu.be

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『9-nine-シリーズ』でも『はるいろ』『ゆきいろ』のOPで作曲を務めている堀江晶太をエロゲ界で早々に起用、”堀江晶太×佐咲紗花”を生み出し

星空へ架かる橋』『ちいさな彼女の小夜曲』『セイイキシリーズ』などを販売してきたfeng等、近年でもそのような話題は出てくる訳であり。

www.youtube.com

 

なんだかんだと、エロゲ界は大変なのは事実として考えるべきである。

人気シリーズ『9-nine-シリーズ』を作り上げ、過去にも多くのヒット作を生み出しているぱれっとは、そんな切羽詰まっている状態ではないとは思うが、

なんだかんだ『コンプリート版は全年齢版』というのは大きな決断と、舵の切り方であり、それは失敗を生み出すリスクが存在する。

ヒット作を出したメーカーが全年齢向けにシフトして、結局ダメでエロゲに戻ってくる…という話しはいくらでもある。

『既存切り捨てたのに、新規も入ってこない』という状態になれば地獄である。

 

まぁ可哀想と思えるやつもあれば、spriteみたいにお前戻ってくんのかいみたいな場合もある(お前はさっさとZwei出してやれ)

 

そんな事もあるので、まぁ求めたいことはたくさんあるが、まずはメーカーあってのゲームだし、コンテンツなので、ちゃんとメーカーとして生きて頑張ってくださいというのを最後に前提として書いておきたい。

いやホント(白目)

 

 

ということで今回は『9-nine-』(コンプリート、全年齢版)に関しての巷の反応の特に否の部分をクローズアップした上での意見と、『9-nine-』にもとめる”ここのつ”の事。と題して、これからの展開への期待と要望を書き連ねてみた。

 

全年齢化する事のデメリットとメリットを天秤にかけて悩むというのは、ある意味で贅沢な話である。

いや、まぁこの声優メンツとかから考えてどう考えても全年齢するつもりだろって思ってたし、だからこそ「全年齢やります!」には驚きはない。まぁコンプリート版で急に全年齢にするとは思ってなかったけど。

それと同時に出来るだけ恵まれているなあとも思うわけで…なんというか、エッチシーンがなくなるだけと言えばだけなのに、難しい問題である。

 

少なくとも、このシリーズの出来は素晴らしく良かったし、それは巷の評価が証明している事だろう。

この作品が全年齢化することによって、より多くの人間の目に止まりやすいような大っぴらな展開ができる事と、

 こういう事を直球ど真ん中に言えることに感謝しておきたい。

 

せっかく全年齢化するのであれば、その事を最大限活かして何かしら動いて欲しいと思えるようなシリーズであった。

もちろん商魂込められるのは、まだ学生の筆者としては厳しくはあるのだが、商魂ある程度込めても良いから、良い展開と成功をして欲しいと思っている。

 

いやでもまぁ…新章別売りと、ゆきいろOP挿入歌EDとかのサブスクとか…まぁしてほしくはあるんだけども…

この全年齢化がいい方向に進むことを願う、この全年齢化さえも『過剰な煽り』となりませんことを…

 

てか、どうしても『9-nine-』の話になるんだけど、『ましろ色シンフォニー SANA EDITION』とかの情報ってどうなってるんですかね…(

 

以上。