声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

声オタおにじくんの声学審問H!


おすすめ記事

”エロゲ声優ドラフト”を企画・遂行してみた話。

ちゃろ~、おにじです(激寒)

 

たまには主張云々じゃなくてブログっぽいことでも書けやという気持ちも無きにしもあらず。

とは言え、このブログの方向性から外れてはいない企画モノをした話をココに書いて需要があるのかは知らないが…

 

『声オタおにじくんの声学審問H!』の『H』は『Hatena』の『H』であって、エッチではない。

 

今回は10月3日に行った、『エロゲ声優ドラフト』の話をする。

いや話いつもよりスケール小さくない?

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企画理由

元々普通の声優ドラフトは山程やっていた筆者だが、その集まりでたまに来る人間がエロゲ声優指名していた訳で。

その時はまだ筆者エロゲやってなかったが、去年からやり始めた訳で。

もうエロゲの方が良いかもしれんとか思い始めており、このブログもエロゲ関連が多くなっている事からも分かる。

 

そんな訳で、もうエロゲ声優でドラフトやりてえなという思いとなった結果、エロゲ声優ドラフトをすることにした。

 

まぁ、簡単に言えば

・やりたかったからやった

・一人エロゲ声優取ってる方もいたので、何人かでやって取り合ったほうが絶対楽しいなと思った

 

程度の事である。

 

誘う面子

エロゲ俄過ぎて誘える方もそんなに多くなかったのだが、結果的に6人集まって頂けて本当に良かった。

欲を言えばもうちょっと身内感を減らした上で、別界隈の方を誘いたかったのだが、まぁそんなに上手くも行かず。

まぁほぼほぼ最初に誘った面子で確定した所はあるので、本当にありがたい。

もう一人くらい誘いたかったのだが、そもそもエロゲ好きでもエロゲ声優が好きかどうかは別の話だし、知識が異なってくる所あるので、誘うのって難しいんだなと思ったり。

結果ほぼほぼ最初に誘った面子ではあるのだが、この面子になると自分が指名の時に苦しむの分かっていたので、正直回避したい気持ちもあったのは内緒である。

結果的に主催として自分を楽にすることを考えない主催者の鏡になったのだが、正直この時点で一位指名に頭を悩ますことになって…(

 

 

結果

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無事開催されたし、特に大きな問題も発生しなかった。

前に主催した『演技派ドラフト』の際は、昨年動画を制作した『新人女性声優選択会議2019』の時の表素材を流用したのだが、見にくいとやたら言われたため、おとなしくエクセルで表を作ったのは内緒である。(別にそういう理由だけではなく普通にエクセルの方が表作りやすかったのでっていうのが主な理由です)

 

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まぁ人数やたら多かったし、全抽選ベースで作ってなかったから、スマホだと見にくかったかもしれんけど…

事務所カラーにしたのが裏目に出たのかもしれんけど…

割と力作だっただけになんか腹立ったけど…ってこれはどうでもよくてね。

 

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というわけで、初ドラフトの方もいた中で、非常にありがたいことにノートラブル。

それどころか一枠追加されるという円滑な進みとなった。主催としては非常に助かった訳だが…

 

結果的に誘った面子の世代というのが意外と分かれていたのか、誰に対しても楽なドラフトにはならなかった感もあり、”ドラフト”として結構いい感じに収まった感があり、非常に良かったのかなと思ったりしている。

↑割と頑張ったと思う(

 

今回の指名は、比較的新しめのエロゲ声優が中心となっている感はあるが、全体としてもちゃんとエロゲ声優ドラフトって感じになったかなと。

ただ、6位途中で7位の追加を言ったので、ちょっと前の4名には申し訳ない形となったのは反省するべきかなあとおもいつつ…

 

ちなみに画像のフォントは『モトヤLシータ゛3等幅』。エロゲでよく見るやつ。

これか『スキップ』か『メイリオ』…とかがよくある奴だと思っている。モトヤ系使うのはVisualArts系が多いイメージではあるが。

 

 

個人的指名見解とか理由とか

というわけで、筆者の指名に絞って話をしていこう。

 

指名は以下の通り。

1位 明羽杏子

2位 藤咲ウサ

3位 あじ秋刀魚

4位 木之みき

5位 北大路ゆき

6位 音来内麗

7位 猫田みけ

 

1位指名は明羽杏子とした。

中々に難しい今回のエロゲ声優ドラフトではあったのだが、それがまぁ1位指名である。

筆者は、エロゲを始めた理由は桐谷華と言っても過言ではなく(サノバウィッチからスタートしたなんとも一般的な動き)

 

本当なら桐谷華を指名するべきだし、指名したい所だったのだが、今回はちょっと戦略的に厳しいと思った訳で…

今回、ウェーバー抽選の結果ケツの6番目となってしまったのが大きな要因である。

2巡までに前で5人取られるという状況は非常に好ましくないと言わざるを得ない状態で、1巡で冒険すると総崩れになりかねないという感じで…

 

1巡指名は率直に4択。桐谷華、沢澤砂羽、夏和小、明羽杏子。

桐谷華と沢澤砂羽はどっちんしいても重複するのは必至、沢澤砂羽にした所で桐谷華がデたら引くことはルール上決めてたので同じ。

夏和小は恐らくタマ三郎ニキがほぼ100%指名する。

明羽杏子はあおあおいニキが一位で指名する危険性はある。

という状況で、一番重複する可能性が少なそうな明羽杏子にした所はある。

 

結果的にこの戦術が成功した訳だが、これで重複して外してたらそれはそれで失敗感あったんだろうなあ…という綱渡り的な感じになった。

もし外してたら一位は多分秋野花だったと思う。

 

明羽杏子は最近メイン役を伸ばしている声優さん。

感情表現の点で結構な信頼を置いている。決して引き出しが豊富という事はないのだが、演技のスキルという点では安心できるし、黒髪ヒロインが似合う声優と言える。(なお唯一の金髪ヒロインも好きだが)

 

感情表現の上下が激しい役でも問題なく演じられるのが強み、ツンデレがちゃんとツンデレになるのも強み。

裏で何か持っているヒロインとかでも適役、形造られたキャラをちゃんと”形造られたキャラ”に出来るのがスキルなのである。

 

より具体的な話をしたいのだが、明羽杏子に関しては別個記事を予定しまくってるので、そっちに回させて欲しい…(2つくらいストックがあるらしいが)

 

 

2位は藤咲ウサ

2位候補は秋野花花澤さくら、遥そら、藤咲ウサであった。

結果的に自分のところまでに残ってくれたのは藤咲ウサだったからというのが最終的な指名理由となってします所もあるが、彼女もスキルの高さを感じられるからというのが根本的な理由と言える。

 

特徴的とも言える声を最大限に活かしきる事が可能であり、ある意味でこの人にしか出来ない声とキャラが存在して、それがバッチバチにハマる…というのが、彼女の大きな長所と言える。

 

筆者的にバッチバチにハマったと言っているのは、結構前の作品だが『春季限定ポコ・ア・ポコ!』(ALcotハニカム)の一桜は、こりゃ藤咲ウサにしか出来ねえわと思えるような役で、バッチバチに好きなキャラ。

んでもって、この演技も非常に素晴らしいのだが、この前ALcotのCFでキャラクターソングCDの記事でも記載したが、

 

桜の『新しい調べ』は凄い。マジでちゃんと桜が歌ってるじゃん。藤咲ウサ氏ってすごくない?すごくない???試聴の段階で凄いと思った、やっぱ声優ってすげえわ。こういうことだよね(?)

VOICES-ALcot Character song ALbum-(ALcot CF)DL版登場の雑感 - 声オタおにじくんの声学審問H!

 

あの声で歌えるからもう一段階株が上がった所はある。

 

そして『さくらの雲*スカアレットの恋』(きゃべつそふと)では、メリッサ(ピンク髪メイド)をやるのかと思ったら、サブの雪葉でなんか聞いたことねえ藤咲ウサの声を聞いたので、この人引き出しも普通にあるじゃん!となって二位候補となった。

声質にスキルが載って、引き出しも載ると強いという事。

声優として素材が良い、声が良い、というのは多く存在するが、そこに能力が載っかってこその声優だと筆者は思う。

 

 

3位はあじ秋刀魚

きっかけはサガプラの『金色ラブリッチェ』のエルという、なんともメジャーな所からの引っ掛かりなのだが、この人の演技はその引き出しの多さという所。

エルに関しても、お硬い騎士ポジから逸脱するポイントというのは多くあり、いうなればアホな場面もちゃんとアホになれるというか、そういうギャップをしっかりと作り出せる点を評価したいというか…

 

それでいて極めて根本的に声が変わるから本当に凄い。

それはキスシリーズ皆勤賞である所からも分かるが、可愛いとかかっこいいとか、そういう系統を本当に軽く反復横跳びしちゃうのがあじ秋刀魚

あの地声からどうやってあの声が出ているんだ…?というのは、声優として最大級の褒め言葉だろう。

まだ『ハミダシクリエイティブ』の里はあじ秋刀魚って分かりやすい方だよ、アレで。

 

 

4位は木之みき。

正直渚しろな名義で指名するべきだった気はするなあ…と思いつつも、この人を指名したのには大いに満足だ。

この人もとにかく引き出しの多さには定評がある。名義の多さにも定評があるのだが。

端的に言えば渚しろな名義の時のこの動画を見るだけで能力は分かるだろう。


【Happy Birthday】香坂春風 誕生日記念 ボイスドラマ

まぁそういうことだ。こんな声優評価しないわけがないのだ。

意外と発音とかが特徴的だから、ある程度の範囲内であれば一発で分かる。声が違っても。

『恋愛×ロワイアル』の時はティザームービーで当てた。

木之みき名義で指名したのは、初めてブランドと作品またいで名前を使ったというだけだ。

べつにはちみつこでもよかったし、渚しろなでも良かった。

しかし、長期的にこの名前を使用してくれるなら話は別だ。ぜひ木之みきとして生きて欲しい。いや普通に出て頂けるだけで幸いだが?

 

 

5位は北大路ゆき。

ほぼ『HaremKingdom』(SMEE)で推す事を決めた彼女だが、まだメイン役が決して多いわけではないが、引き出しも十分ある。

その上で、叫びツッコミが上手い。120叫んでくれる癖にあんまり耳が痛くならない。それでいてちゃんと叫んでいてツッコミが面白いしキレが出る。

これは『Making*lovers』の時点からその片鱗はあったわけだが、メインヒロインとなった『ハレキン』ではその傾向がよりわかりやすく出たということだ。

これでいて、こういうダミっぽいキャラをやらせなくても普通に上手というか、キャラの良さを引き出せるのは『あざスミ』にしろ、『放課後シンデレラ』にしろで理解できる。

ちゃんとキャラの魅力を声で引き出せる声優はちゃんとした声優だろう…という信念に合致する声優さんということだ。

 

 

6位は音来内麗。

本当は出来ることなら『歌謡曲の人』で指名したい人だが、今回は個人名だったので音来内で指名した。

この人も引き出しの多さという所を言いたい所だが、この人の場合は一キャラの中でのいろいろな感情の引き出しという点でも優れている。

『喫茶ステラと死神の蝶』(ゆずソフト)の火打谷愛衣は、声のトーンが割と高めのキャラクターだが、恥ずかしい時の声はもう一段高くするだけの余裕が残っている点も評価したいし、ルートに入った際の素の感じのツッコミが非常に秀逸だ。

ツッコミが上手い声優は上手い。という持論を掲げたくなる。(この場合のツッコミというのはキャラを逸脱しすぎない自然なツッコミの事を指し、キャラによるキャラ的な作られたツッコミは該当しない)

 

 

7位は猫田みけ。

まぁこれは『さくらの雲*スカアレットの恋』(きゃべつそふと)プレイ直後だからということでもあるのだが、単純にスキルが素晴らしいと思った。

そもそも『さくレット』の所長は声が低めなのだが、例えば万斎に対しての強烈なツッコミであったり、「アホか~!」と殴るシーンだったりの時はちょっと声のトーンが上がって、仲が良い感じもありつつ怒っているという加減が上手いとか、

ルートに入って濡れ場の時とかにはすげえ可愛くなる瞬間がある。「つかまえたっ」は最大の破壊力であった。ああいう可愛くあって欲しいシーンでちゃんとかわいい側に振り切れるのも良い。

涙声のシーンは声優を試す試金石として比較的端的に分かりやすいものだが、あそこでボロボロ泣いたので猫田みけの勝ち。

頼むから継続的にメインヒロインとして出演しろ。

 

 

この声優でエロゲを作るなら?

この声優でエロゲ作るなら?という事を結局考えるのであれば、多分次やるエロゲ声優ドラフトは配役ドラフトになる。

配役ドラフトになると筆者の気合が空回りするのであんまりなのだが…

今回はあくまでも軽めに考えてみよう。

こういうので一番楽なのは学園生徒会モノと古事記にも書いてあるので(書いてない)とりあえず雑にそれに当てはめて書いてみよう。

 

明羽杏子

センターヒロイン。

表面上優等生生徒会長だが、本当は毒舌ダラダラ人間。知っているのは幼馴染の副会長のみ。(幼馴染の副会長さんの心労)

問題なく日々を送っていたが、主人公に本当の顔を見られてしまった結果、強引に生徒会に引き入れる。(口止めの為の監視が目的)

主人公の前では開き直って毒舌ダラダラ人間側で接するようになる。

こうなった過去的な奴が存在してルートで分かる奴。

一部の他のヒロインとくっつくと表面上優等生生徒会長側の接する方に戻る。

 

藤咲ウサ

主人公の幼馴染。自由人。

主人公が生徒会に引き入れられた事の興味によって自分も生徒会に入ると言い始めるタイプ。

入った所でほぼ何もしないが、たまにいい案を出して生徒会の企画の一歩のキッカケになるような天才肌の持ち主。

自由だが人を見る目はあり、生徒会長の本性に素で気づきつつある。

ルートに入ると完全に生徒会長の本性に気づくため、滅茶苦茶弄る。

 

あじ秋刀魚

風紀委員長。

優等生生徒会長と対立することもしばしば存在する典型的なお硬い風紀委員長。

そんな生徒会長が一般人主人公を生徒会に引き入れた為、主人公に対しても警戒をする。

実は風紀委員長している癖にコスプレとかが好きだが隠している。

攻略できない系ヒロインだがFDでメインヒロインに格上げされて人気を強めるタイプ。

生徒会長との対立には過去が存在する系。このため生徒会長ルートではお互いの本性がお互いにバレる結果となり、対立する事はなくなる。

 

木之みき

主人公の担任。

自由な担任であり、その明るさで生徒を引っ張っている。

特に何もしていなかった主人公の生徒会招集を心から喜んでいる。

大人の立場として、主人公にアドバイスを与えてくれる頼れる存在。

攻略できない系ヒロインだがFDで開放されるタイプ。

明るく大人としての威厳を見せているが、本当は自分に自身がなく、それを明るさでごまかしているという本性がFDのルートでは明らかになる。

 

北大路ゆき

生徒会長の幼馴染。生徒会長の本性を知る数少ない存在。

根は真面目だが、周りにはおちゃらけている方だと思われている(親しみやすいとも言う)

実は生徒会長のお世話はほぼ彼女がしており、生徒会を本当の意味で取り仕切っているのは彼女。

生徒会長が当然のようにポカをすると全力でツッコむ羽目になる。

それでも生徒会長を支えたいと思うような事情が存在してそれがルートで分かる系の奴。

実は泣き虫系ヒロインとかどうですかね()

 

音来内麗

生徒会の書紀。

何かと騒がしい生徒会の中で一番普通の子。

主人公にとって生徒会に入っての初期の頃は良心として作用することに。(後に副会長も親しみやすいキャラである事が明らかになってくるわけだが)

主人公と共通の話題が存在して盛り上がれるような、異性であることを意識しにくいタイプのヒロイン。

ルートでは何かしらのイベントにより急に異性である事を意識してギクシャクした後にくっつく感じのヒロインとなる。

基本”良い人”ポジなので他のキャラ濃い面子に比べると王道のルートになりそう?

 

猫田みけ

数代前の生徒会長で、今生徒会長の姉。

非常に信頼されていた生徒会長だったようで、大学生になった今も信頼は厚い(アイこめ的な感じで高校と大学がクソ近い設定じゃないと成立しない設定)

教師になることを目指しており勉強中。教育実習生として来るルートも存在する。

生徒会には基本妹と妹の幼馴染を心配して定期的にやってくる感じ。

生徒会長の本性をもちろん知っているので、危なっかしいのを心配している。

実は教師の道に行き詰まりつつあり、生徒会室に来るのが息抜きでもあったりして、それは他ルート(生徒会長or副会長ルート)で明らかになる。

FDで攻略可能ヒロインとなり、生徒会長の性格は一部この姉の遺伝である事が分かったりする。

 

 

メインヒロイン4でサブ3でサブはFDで開放されるという想定でどうよ。

どうしても引き出しが多いから二面性があるキャラを作りたくなってしまう。

この声優とこの声優のキャラを絡ませたら面白くなるだろ!というのは絡ませたつもり。

こういうの考えるのも結局の所楽しい訳よ…

 

エロゲ声優ドラフト、割と何回やっても面白いんだろうけど、人が偏ってしまいそうなのが難点。またやりたさはあるんだけど…

今度は明確に配役にしちゃうとかすればいいんだろうか…

とりあえず運営としてミスはほぼなかったのはよかった…