声オタおにじくんの声学審問H!

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過激派で有名な(?)おにじさんが、声優の事を語ったり。

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【臨】『ポプマス』終了。アイドルマスター15周年における『みんマス』の一定の限界点のようなものを考える?

おにじと申します。

 

まぁもうアイマスは数年前に他界済みたいな所はあるんですが、気にしてないかと言えばまたそれは別だし、こういう話はそれこそ大昔からずっと言われている事なので、まぁ取り上げるか取り上げないかで言えば取り上げますね……ってなる奴です。

ということで、今回はアイドルマスターに関しての内容。

昨今アイマス界隈は『みんマス(みんなまとめてアイドルマスター)』の方向性を15周年に向けて強めた印象があった。

 

アイマスはマジでめっちゃ多く、『765AS』『デレマス』『ミリマス』『シャニマス』『SideM』と主に存在する(『DS』とかもありますけどもね)

これらは、極稀に絡むことも存在したのだが、そこまで大きな絡みがあったかと言われるとそうではなかったと思う。

ただ、15周年という節目の所で、動きの転換があり、生放送とかでも絡むことが明確に多くなった印象がある。(まぁ前からラジオとかでの絡みが存在したり、全く無いという事ではなかったんだが、明らかに頻度が増えた)

近年発売、配信されたゲームとしてもこの傾向は強い。

アイドルマスター スターリットシーズン』(バンダイナムコエンターテインメント / 2021)は、SideMを除いた4タイトルのアイドルが選出されての実装となっている(765は全員、他は選抜という形)

アイドルマスター ポップリンクス』(バンダイナムコエンターテインメント / 2021)はSideMも含めての5タイトルのアイドルが登場していた。(こちらも一部だが)

 

今回、この後者『アイドルマスター ポップリンクス』が7月でサービスを終了する事となり、改めて以前から言われていた『みんマス』の問題点……というか、限界点みたいな所をざっくり考える。

ざっくりな理由は、筆者がアイマスを他界しているため、内部のことをしっかりと理解しているわけではないからである。

外部の人間が言うなと言われそうだが、内部にいてなんやかんやアイマスを好きでいる人間より、外から見ている人間の方が多分忖度なしの冷静な意見が出るって事で許して。やってたし普通に。ね?(

ポプマス終了

2021年1月にサービスが始まった『アイドルマスター ポップリンクス』。

2022年7月21日にてサービスを終了することとなり、約1年半という短命なゲームとなってしまった。

 平素より「アイドルマスター ポップリンクス」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
15周年記念タイトルとしてサービスを開始し、16周年目も多くの皆様にご利用いただきました「アイドルマスター ポップリンクス」ですが、誠に残念ながら2022年7月21日をもちまして、サービスを終了させていただくこととなりました。

本アプリをご愛顧いただきました皆様には、厚く御礼申し上げます。

サービスを終了する形となってしまいますが、
最後までプロデューサーの皆様により楽しんでいただけるよう新規イベントの実装を予定しております。
詳細に関しましては、改めてゲーム内お知らせなどでご連絡させていただきますので今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

 

終了に関するスケジュールは、下記の通りとなります。

◆有償アプリ専用通貨(ポップジュエル)の販売終了
    2022年6月21日

        ※購入済みの「ポップジュエル」は、サービス終了までご利用いただけます。

◆サービス終了
    2022年7月21日

        ※サービス終了をもって、動作保証の対象外となります。
        ※上記各日時は予告なく変更となる場合がございます。

 

ポプマスのサービス終了まで短い期間ではございますが、
運営チーム一同最後まで楽しんでいただけるよう努めてまいります。
今後とも「アイドルマスター ポップリンクス」を宜しくお願いいたします。

2022年4月20日

前述した通り、『765AS』、『シンデレラガールズ』、『ミリオンライブ!』、『シャイニーカラーズ』、『SideM』が一堂に会するゲームとなっており、この方式はアイドルマスター史上初のことであり、15周年を記念したゲームであった。

 

まぁすぐに『みんマス』の方に行っても良いのだが、ちょっとは『ポプマス』の方に触れておかないといけない。

このサ終は、どうしても越境の方にすぐに繋げたくなるのだが(実際その部分というのはあるとは思うし、そういう事は書くけど)そもそもゲームとしてどうだったのかという所には言及する必要性はある。

 

そもそも『ポプマス』のゲーム自体がしんどいものであった事は否定できない。

いわゆるパズルゲームであり、簡単に言えば『ツムツム』のような感じのゲーム性の所に、アイマスシリーズのアイドルをシリーズ関係なく3人で組ませることが出来たりもする感じで、いわゆる「スキマ時間」をターゲットにしたゲームとなっていた。

ただ、まぁそもそも令和にこのパズルゲームは単純に時代的にしんどいのと、やったとしても飽きるという所が問題としてはあったようである。

『スキマ時間』と言われても、『ポプマス』をやるような層というのは、一定アイマスに関して結構な愛を持っているとか、やっていることが多いとか、そういう割とちゃんとやってる層に限定されてしまうと思う。

そうなると、それぞれのコンテンツでソシャゲやゲームが存在するわけで。

音ゲーや育成ゲームが色々と存在し、メインとしてはそちらになるわけだが、イベント等はそちらでも常に開催されており、ランキングとかがあるわけで。こういうのに一定力を入れるような人間かつ、他のアイマスシリーズにも興味がある層が主になるわけだから、そもそも『アイマスをやってるからアイマスをやる時間がない』みたいになって、ポプマスをやる時間というのも、なかなか無かった所もあるんじゃないだろうか。

(というかミリシタとかミニゲームにパズルゲームが存在するので思いっきり被ってたりとか)

 

ゲームとしての完成度というのもなかなかアレな所がある中で、あくまでもサブ的ポジションなゲームとは言え、その時間を取れるのかというと微妙な所となると、なかなかに厳しいだろう(まぁ一番は内容面だろうけど)

 

あと、推しのアイドルが実装されていないという問題もあった。

やはり人数が多いし、言うてソシャゲなので尚更、後々にどんどんキャラが実装されていく方式になるわけだが、メインキャラでさえ実装されていないような状態が一年ちょい経った現在も続いていた模様である。

やはり担当が来てから本気を出す。という人間も多かっただろうし、自分の好きなアイドルがいないのに積極的にプレイできるかと言われるとなかなか難しいだろう。

 

まぁソシャゲの宿命として、運営側は徐々に実装してゲームの寿命というのを長くしていきたいというのはあるだろうし、ユーザー側は推しが実装されたら本気だすからそこまではそこまで…ってなる。

アイマスは現在人数が多すぎるので、この方式だと色々としんどい。

担当が実装されないままポプマスが終わるというPがかなり多いのが現実であり、こういう所にも問題というのがあったようである。

 

ポプマスの絵とか自体は割と好評だったりもしたっぽいのだが、まぁ基本的にはサ終は妥当という雰囲気がある模様だ。

まぁ寧ろよく持ったな、ここまで持たせたなら意地でも全員実装してほしかったなみたいな声まである。まぁゲームとしてお察しだったということだ。

 

 

やっぱ越境ゲームは限界があるのでは

という事で、まぁポプマス側に問題があった事は間違いない。

間違いないけど、改めてやっぱり越境ゲームとかは限界があるような気がする。

とは言え、結局『ポプマス』でものすごく越境したかと言えばそれも微妙という所もあるようで、たまに特定のイベントでのメンバーが越境しての絡みが存在するみたいな所とか、供給が決して多かったわけではない。そういう所でも中途半端さはあったのかもしれないが、そういう所の話でもないような気がする。

 

昨今『みんマス』の名の下に15周年に向けて、絡みが確実に増えたのだが、やはり色々と限界があるように思うのである。

 

そもそも、越境するゲームを作るとして、アイドル何人いるんですかという話になってくる。

まぁこの原因はそもそもはデレマスが一番の原因ではある。多すぎるから。

これはそもそもデレマスは全員にCVをつけるとか、そういうコンテンツとして始動した訳では無いという所がそもそもの原因ではある。そこから想定よりも多くのアイドルにCVを付けていくことに変化していった結果、CVの取り合いになったり、CV有無の格差だったりというのが発生しているわけで。

その上で新アイドルを追加し、結局それには全員声がついて曲が出たりと、デレマスの内部はねじれにねじれまくっており、デレマスという単独のコンテンツでさえ全アイドルをうまく制御できているわけではない(というかあんだけいて制御できるわけがない)

なお、ポプマスは初期メンバーや追加メンバーに声無しアイドルが存在し、ある意味で最も平等な感じがあった。これが全員実装への期待感というのも生み出したわけだが、実際はそうはならなかった。

 

これをデレマスの一定の主要メンツに絞ったとしても、他のアイマスよりは人数が明らかに多くなるわけであり。

そういうの置いておいたとしても、『AS』『ミリ』『シャニ』『SideM』だけでも人数めっちゃ多いわけであり。

こういうのを格差を生まずに実装していってどうこうするというのはまず難しいだろう。

 

実際、このような格差は起きているという言い方で問題ない。

前述した『ポプマス』では、多くのアイドルが実装されることなくサービス終了を迎えそうなので、出ることがない絵とか素材、声とかが出てくるだろうし、そもそも実装組でも時期的な格差は発生した。

三宅麻理恵は宣伝大使だったわけだが、CVの安部菜々の実装はかなり後ろの方だったとかもあったらしいね。

 

また、『アイドルマスター スターリットシーズン』(スタマス)の方でも『みんマス』は謳われているわけだが、ASは全員存在するのに対して、他の3つは5人ずつの選抜での登場となった。

後々にDLCで追加アイドルが増えたりはする訳だが、それもあくまでもサポートとしての登場が中心となる為、格差というのは拭えないだろう。

まぁあくまでも『765AS』がメインのコンシューマーゲームという考え方もできるとは思うのだが、それだったら『みんマス』なんて謳わない方が良い。

現在のアイマスシリーズというのは『デレステ』『ミリシタ』『シャニマス』などのソシャゲが中心となっている事を考えると、このような選抜方式というのは『ゲームを売る為にデレミリシャニのアイドルを利用している』という言い方すら出来てしまう訳だし。

 

 

じゃあ『765AS』も選抜にしてしまえばある意味で平等という言い方も出来るかもしれないが、それは恐らくアイマス運営的には出来ない行動なのかもしれない。

これが次の問題というか、様々な意味で『みんマス』の壁となるであろうここまでの15年のアイマスの歩みと、様々な反発という所になってくる。

 

アイマスにおいて歴史的な今で言う『炎上』というのは『9.18事件』だろう。

アイドルマスター2』の発売における『東京ゲームショウ』にて行われた発表会(2010.9.18.)で、

竜宮小町双海亜美三浦あずさ水瀬伊織秋月律子)がプロデュース出来ないことや、

現在の『SideM』の源流となる男性ユニット・ジュピターの登場などが発表され、

そりゃ偉い騒ぎになった訳だが(これでいわゆるディレ1こと石原を永遠に恨んでいる層も未だに存在する)

 

この案件があったことで、まぁ特に『765AS』は削りにくいというのが実際のところだろう。

ほぼ予定通りに発売された事で、当時は本当にお通夜みたいな状況だったらしい。(実際にTGSの映像というのは本当に当時の状況が分かる貴重な資料となっている)

※なお、恐らくこの炎上関連などが原因なのか、ボツにされたアイドルが存在する。現在におけるミリオンの麗花・桃子・ジュリア(レイカ・リンコ・ジュリア)

このような案件、アイマス史上最大の危機とも言えた9.18事件の事はやはり大きいといわざるを得ないだろう。

 

でもって、9.18事件と関連して考えるべきことは、男アイドルの存在である。

アイマス2』において登場した『ジュピター』は、最悪の形での登場とも言え、受け入れられる環境にここまで存在しないキャラというのもなかなかいなかっただろう。

そこに『SideM』という箱が作られ、『ジュピター』を救済しつつ男性アイドルを増やしたわけである。

とはいえ、女性アイドルが中心、ターゲットは男。

プロデューサーとしてプレイヤーがアイドルをプロデュースという方式において、男性が登場する、しかも同業者として登場するというのは、一定層の反発を生むことは避けられなかったわけである。(まぁだからこそ9.18が発生するわけですが)

 

結局のところ、『SideM』が好きな人には大変申し訳ないのだが、『SideM』と他のアイマスアイドルというのは、水と油みたいなもので、絡ませない方が良いんだと思う。

まぁそもそもなんで『アイマス2』でジュピターを作ってしまったのか?みたいな言い方すら出来るもので(劇場版含め、活用法として一定の努力をして、確実に当初よりは受け入れられている存在である事は間違いないが、やはり一定層からすればSideMは邪魔でしかないというのも事実であろう)

やっぱり「男女を混ぜないで」という声は一定数存在するし、それが少ないわけでもないというのはあって。

だからこそ『ポプマス』の絡みという所も一定中途半端な所もあったのかもしれない。

別に、これは男性がSideMを好きとか、女性が普通のアイマスとかを好きとかの人を否定したい訳では無い。ただ多数として、そういう反応があったという事である。

 

『スタマス』の方では、『シャニマス』の凛世が他のプロデューサーにプロデュースされる事になる(スタマスのプロデューサーは独立した存在のため)事になり、これで普通に荒れた。

それぞれのコンテンツのキャラの設定という所を考えると、確かにこのような状態は割と問題であり、一種のNTRという言い方もできた。

アイドルマスターのアイドルにはそれぞれファンがおり、その設定、キャラクター性に惹かれて推しているんだと思う。

そういう所を考えると、やはりこれは大きな問題というか、キャラ性を一種否定する案件にもなりかねない事であり、こういう越境ゲームの難しさを露呈した一件だったように思う。

 

越境を公式でやることが難しいのは、これまでの15年の歴史が物語っていると思う。

それは公式側のやらかしにしろ、ファンの受け入れ方にしろ、様々な物が複合的に重なっており、容易に解決できることでもないと思う。

というか、円満な越境というのはほぼ無理に近いと言っても過言ではないと思う。

 

 

『みんマス』とは何か?

そもそもの『みんマス』の源流というのは、2007年にまで遡らなければならない。

ビューティフル塊魂』(バンダイナムコゲームス - ナムコ / 2007)というゲームの中に存在する『団結』という楽曲が存在し。

こちらを『IM@S ALL STARS』が歌っている。まぁコラボ楽曲みたいなものかな。

塊魂で実際に使用された楽曲というのもあり、それぞれのキャラの自己紹介楽曲みたいな感じに仕上がっているこの曲だが、この歌詞の一節に『みんなまとめてアイドルマスター』が存在する。(作詞は石原章弘

一致団結!団結!時に衝突!後腐れないように
とりあえず円満!円満!すべて相談!つまらないことでも
みんなまとめてみんなまとめて
みんなまとめてアイドルマスター

と、まぁ『みんマス』の源流は塊魂にちなんだタイトル、歌詞という感じという言い方もできたり。

 

この『団結』は2010年に『団結2010』として再登場。

我那覇響四条貴音等が追加され、萩原雪歩が声優変更と、『アイマス2』仕様に諸々が変更されたのだが、こちらでも男性を匂わせる歌詞変更がなされたことで、『9.18事件』に関連して炎上した過去が存在する。

まぁ2010年頃は本当に色々あったのでね、社長も変わってるしね765の。

このような炎上も経ている為『みんなまとめてアイドルマスター』は、一種の皮肉として使用されることもあった。(みんなまとめてアイドルマスターのはずなのに、竜宮小町はプロデュース出来ないし、男性アイドルもまとめて受け入れろと?という意味で)

 

そこから、『デレマス』『ミリマス』『SideM』が登場。

THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOLWORLD!!2015』などの合同ライブが開催。(SideMはいねえけど、代わりにDSが来た)

765AS、ミリオンでも合同ライブ『THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!』等が開催される等、コンテンツが増えても、そこに対して一定の距離感はありつつも、お祭りとしては集まる感じに。

こういう所から、『みんなまとめてアイドルマスター』は、『色んなアイマスがあるけど、みんなアイマスだからどれでも好きなの愛せばいいよ』みたいな雰囲気に変わっていた感じがある。

 

ただ、15周年に向けての公式における『みんなまとめてアイドルマスター』は『全部が同じアイドルマスターなんだから全部等しく愛されるべき』のような方向性になってしまった感がある。

まぁこういう流れは、別に公式が最初に作り出したとかではないのかもしれない。

デレマスの不平等な所の声というのは以前からずっとあったことだったりとか、そういう所もあるのかもしれないが、15周年におけるアイドルマスターの動きとしては公式としてそういう動きになっていたような感じがある。

公式により越境は、確かに一定の需要はあったのかもしれない。複数ブランドを追っているPというのは一定数存在するからだ。

 

しかしだからと言って、公式からの越境の供給が全体として求められていたかというと、恐らく否の方が強かったのではないだろうか。

『ポプマス』に関しては、SideMが絡むことによっての男女の絡みの問題という『ジュピター』登場時からの爆弾をついに本格化させてしまうきっかけになったとも言えてしまうのかもしれないし、

『スタマス』は765ASと他との格差という所が色濃く出てしまったような所もあるし、それぞれのキャラ設定における問題というのも出た。

 

結局のところ、なんだかんだ沈静化し、歴史の出来事になっている『9.18事件』が尾を引いているのかもしれないが、これらの動きによって『みんマス主義派』と『反みんマス派』の溝が大きく開いていく事にもなった。

越境することによって融和を目指そうとしたのかもしれないが、寧ろ分断された印象で、過激な所で行けば、全てのアイドルマスターをやっていないとダメみたいな人間もいるし(15年経ってるのにどうやってやるんだと思うが)

各コンテンツにおける蔑称みたいなのも付いている(老体・白色矮星共依存・のけもの・陰影…)くらいである。

 

アイドルマスターは15年が経過し、周りの環境も大きく変わった。

色々なコンテンツというのが乱立した結果、アイドルマスターというのはかなり古い部類となり、全盛期から比べれば厳しい状態という言い方ができるだろう。(特に765ASなんか古のコンテンツと言えるだろう)

そういう中で、アイドルマスター全体を盛り上げる為に『みんなまとめてアイドルマスター』の旗のもと、越境などの融和をしながら全体の底上げというのを狙ったのかもしれないが、それは正直上手くいかなかったと言ってしまっても多分間違いにはならない気がする。

 

『みんなまとめてアイドルマスター』は、結果的に運営によっての平等に(平等とは言ってない)みたいな感じの舵の切り方で分断という形になってしまった気がする。

やはり、『みんなまとめてアイドルマスター』で全体で上げるというよりは、それぞれのコンテンツを盛り上げていく事なのかもしれない。

 

越境は数年に一度のライブくらいのお祭りがやはり現実なんじゃないだろうか。特にゲームに関してはこれまでの歴史と、15周年における様々な展開によって難しさがより顕著にわかるようになった気がする。

 

というか、

そもそもゲームのコラボ楽曲で、

外部の人に当時のアイマスキャラを紹介するような楽曲で、

当時まだ765ASしかいない、

まだ我那覇響四条貴音がいない、

まだ萩原雪歩長谷優里奈

の時代の『みんなまとめてアイドルマスター』を、

この令和、デレ・ミリ・シャニ・SideMが存在し、200人以上のアイドルがいる今のの時代で旗振りするのは色々限界があるんじゃないだろうか。

あまりにも違いすぎる。時代も、人数も、状況も。

 

というか、あまりにも全部方向性が違うし。

結局の所『765AS』ありき感も否めないのも問題かなとか。

いかに『765AS』を延命するかみたいな所も一定はあるってそれこそ『スタマス』とかの不平等感を言い換えることも出来てしまう。いや、分かるんだけどさ。(コンシューマーゲームは基本765ASだし、765ASは偉大だよ?)

でも演者もなかなかアイドルやるのはしんどくなってくるしさ、色々と考えた方が良いんじゃないのかなとも思わなくはない。

 

勿論ポプマスの終了というのは、ポプマス側にも大きな原因があったと思う。これは勘違いしてはならない。正直あのゲームが一年半持ったのはアイマスのパワーがあってこそだと思う。そういう意味ではまだまだアイマスは健在と言えるのかもしれない。

 

ただ、やはり越境を公式でするというのも、なかなかに難しいというのも事実であるような気がする。

一杯あるんだから絡ませたいという気持ちは分からないとは言わない。ただそこにはこれまでの歴史含めて課題が山積されすぎているし、それを解決させるのは非常に難しいように思える。

とりあえず安全にそれぞれをやっていく事の方が大怪我をせずに済むと思うんだが…どうだろうか。

 

というか、こういうことよりまずサブスクでも始めればいいのに。

なんでサブスクしないんだろうか。新規とか呼び込みたいのであれば、まずはサブスクしないと正直話にならんだろう。

今の若者はサブスク前提、2年も3年も前のCDとか買わないと思うのだが…いつまでサブスクを解禁しないのか。逆にそこにも注目するべきな気もする。

 

以上。