おにじと申します。
今回は、アニメ・声優の話題。
夏アニメも開始となり、まぁ夏アニメになる前からクソ暑いっていう良く分からない中。
今回注目したいアニメ…というか、アニメーション制作会社に注目するんだけども。
今回は『継母の連れ子が元カノだった』…というか、その製作『Project No.9』に焦点を当てたお話。
まぁちょっと見てれば分かる話を多少可視化させてみようと。
最近ホントProject No.9のアニメ多いな
しかしまぁ、『アニメーション制作:Project No.9』の作品、やたら見るようになってきた印象がある。
今期においての『継母の連れ子が元カノだった』もそうだが、今年も多い印象。
春アニメは『恋は世界征服のあとで』、『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』の二作品がNo.9作品だし。
昨年は二作品、一昨年も一応二作品、その前は四作品と、まぁコンスタントに出ている。
作品として大当たりしているイメージはそこまでないのだが、最近元気な印象。
なんか最近よく見るっていうイメージが強いんだが、元々Project No.9は2011年の『ロウきゅーぶ!』からスタートしていたりと、正直意外な面もあったりする。(そういやNo.9だったわ…ってなった筆者)
そういえば『天使の3P!』もNo.9だったなってロウきゅーぶを思い出すとなったりもする。
No.9作品で感じる説
そんなNo.9作品で、感じることがある。
それが声優の並びに関してのことである。
最近、No.9作品増えてきている印象なのだが、そういう印象になる一つの要因として、なんかNo.9制作を見なくとも、No.9制作だろうなって分かるのである。
声優の並びが、大体似通っている気がする…というか、確実に似通ってはいるのである。
ここまで偏ってること、他の制作では流石にない気がする…というか、このスパンでやってる所ではない気がするのだが、No.9ってやたらめったら固まっているイメージ。
なんなら最近はOPかEDに必ずDIALOGUE+がいる。DIALOGUE+がいなかったら逆にどうしたってなるくらいにはDIALOGUE+がやっている印象。
とにかく固定メンツ感がエグい。別に固定メンツだから悪いとかではないし、変な声優は別に選んでないし、変な声優選ぶくらいならこんな感じで全然いいと思うんだけども。
ただ、実際問題どれくらい偏っているんだろう?っていうのを出してみたいなと筆者は思ったのである。
今回は簡易的なところもあるが、この辺の数字をより具体的にしていこうかなという感じである。
調査範囲
今回の調査範囲なのだが、まぁちょっと狭めである。
『Project No.9』が制作しているアニメーションは、現在23作品が公開、予定されているわけだが、今回に関しては以下の条件での収集とした。
・ゲーム・コンテンツからのアニメは除く
・ショートアニメは除く
・集計するキャラクター範囲は基本公式HPに準ずる
という感じで行かせてもらおうかなと思う。
ゲーム・コンテンツを除いたのは、No.9というかアニメ制作側がキャスティングにあんまり関わってなさそうなので。ドラマCDは一応スタッフが被ってたりするので、こちらは入れる感じで。
ということで、以下の作品が集計対象。
『ロウきゅーぶ!』 - 2011夏
『ロウきゅーぶ!SS』 - 2013夏
『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』 - 2014冬
『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』 - 2016春
『時間の支配者』 - 2017夏
『天使の3P!』 - 2017夏
『りゅうおうのおしごと!』 - 2018冬
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』 - 2019秋
『私、能力は平均値でって言ったよね!』 - 2019秋
『ド級編隊エグゼロス』 - 2020夏
『弱キャラ友崎くん』 - 2021冬
『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』 - 2021春
『恋は世界征服のあとで』 - 2022春
『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』 - 2022春
『継母の連れ子が元カノだった』 - 2022夏
『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』 - 2023
また『ロウきゅーぶ!』と『ロウきゅーぶ!SS』は一期二期の関係なので、一つにまとめることとする。
集計するキャラクターは基本的にはHP記載に順ずることにした。正直主要キャラクター過ぎて各種少ない感じになってしまうので、範囲を広げたかったのだが、別に全部見ている訳でもないので、この方式で統一したほうが良いかなと。
ただ、『ド級編隊エグゼロス』は律儀に全部書いていたので、こちらは他の媒体とかの主要役表記を水準とした。
簡単に言えば、めちゃくちゃ絞った作品の、さらに主要も主要のキャラだけを集めての結果である。
まぁそれでも傾向が出ちゃうんだから。うん(
今回は、複数回数登場声優を少ない順で(2回登場)紹介。
さて、一番多いのは誰なのか…w
集計結果
ということで発表していきます。
そんなに長くならないやろ…(
第10位
出演作品数:2回
井口裕香(大沢事務所)
伊藤かな恵(青二プロダクション)
伊藤静(賢プロダクション)
M・A・O(イエローキャブNEXT)
杉田智和(AGRS)
中田譲治(大沢事務所)
佐倉綾音(青二プロダクション)
桑原由気(マウスプロモーション)
下野紘(アイムエンタープライズ)
稗田寧々(81プロデュース)
岡本信彦(ラクーンドッグ)
興津和幸(ケッケコーポレーション)
石原夏織(スタイルキューブ)
石見舞菜香(ラクーンドッグ)
以上14名
まぁそりゃそうだが、複数ってなれば2から始まるよ。
ということで、この14名が2回出演となっている。
各声優の出演キャラは以下の通り。
井口裕香→『ロウきゅーぶ!』三沢真帆 、 『天使の3P!』相ヶ江柚葉
伊藤かな恵→『ロウきゅーぶ!』荻山葵 、 『天使の3P!』鳥海桜花
伊藤静→『ロウきゅーぶ!』篁美星 、 『時間の支配者』アイスレーダー
M・A・O→『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』アプリコット / 御聖院杏 、
『恋は世界征服のあとで』ヘル子
杉田智和→『時間の支配者』スネーク 、『恋は世界征服のあとで』ボスラー大総統
中田譲治→『時間の支配者』アイクス 、『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』オスロー・エル・ギュスターヴ
佐倉綾音→『りゅうおうのおしごと!』夜叉神天衣 、『恋は世界征服のあとで』宝条闇奈〈灼熱王女〉
桑原由気→『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』リルル 、『ド級編隊エグゼロス』天空寺宙
下野紘→『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』エルク、『継母の連れ子が元カノだった』伊理戸水斗
稗田寧々→『弱キャラ友崎くん』泉優鈴 、『恋は世界征服のあとで』神宮寺美咲〈イエロージェラート〉
岡本信彦→『弱キャラ友崎くん』中村修二、『継母の連れ子が元カノだった』川波小暮
興津和幸→『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』吉田、『恋は世界征服のあとで』王子野隼人〈ブルージェラート〉
石原夏織→『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』三島柚葉、『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』リリィ
石見舞菜香→『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』真坂結子、『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』椎名真昼
この時点で思うのが、本当にHP記載ってまちまちであることである。
これ、2でカウントされてるけど、それ以上出てる人普通にいる。
特に興津和幸はHP未記載キャラが多い。(『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』ヤクザの若頭補佐、『継母の連れ子が元カノだった』伊理戸峰秋等)
もうちょっと稗田出ているかと思ったんだが、そんなこともなかった。言うてまだ2回らしい。結構No.9の最近の贔屓だと勝手に思ってたんだけど…w
第4位
出演回数:3回
花澤香菜(大沢事務所)
小倉唯(スタイルキューブ)
間島淳司(アイムエンタープライズ)
茅野愛衣(大沢事務所)
小林裕介(ゆーりんプロ)
長谷川育美(ラクーンドッグ)
以上6名
3回出演組は6名であった。
出演作は以下の通り。
花澤香菜→『ロウきゅーぶ!』湊智花、『天使の3P!』尾城小梅、『恋は世界征服のあとで』魔島忌々〈魔獣王女〉
小倉唯→『ロウきゅーぶ!』袴田ひなた、『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』寿日和、『りゅうおうのおしごと!』シャルロット・イゾアール
間島淳司→『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』神前夕哉、『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』真田勝人、『恋は世界征服のあとで』(轟大吾〈グリーンジェラート〉
茅野愛衣→『りゅうおうのおしごと!』清滝桂香、『ド級編隊エグゼロス』白雪舞姫、『弱キャラ友崎くん』菊池風香
小林裕介→『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』御子神司、『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』橋本、『恋は世界征服のあとで』相川不動〈レッドジェラート〉
長谷川育美→『弱キャラ友崎くん』七海みなみ、『恋は世界征服のあとで』禍原デス美〈死神王女〉、『継母の連れ子が元カノだった』南暁月
この当たりのメンツになってくると、他のNo.9作品にもちょこちょこ出演している感じになってくるので、よく見るメンツ感が強まる。
結構主要役としてはそれぞれの出演時期が近めの人が多いかなという印象もある。
茅野愛衣とか本当に出ている印象結構あるしね。最近は下の2人、小林裕介と長谷川育美の印象は強いと思う。こうやって見ると長谷川の3役ってマジで全部最近なので、追い上げがエグい感じになってたりもする。
第3位
出演回数:4回
橋本ちなみ(ヴィムス)
ここからもう単独になってくる。
出演作品は以下の通り。
『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』神前美月
『りゅうおうのおしごと!』貞任綾乃
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』ルー
『恋は世界征服のあとで』禍原ウラ美
まぁもう橋本ちなみはマジでNo.9の人みたいな所がある。
今回はHP基準にしたから4に収まったけど、ほんといっつも出ている印象。
最近はウマ娘のファインモーションとかで知名度上げている感じがあるが、アニメにおいてはこの人もNo.9声優を襲名できる偏りっぷり。
特に近年はアニメに出る過半数がNo.9なので、後で出てくる2人よりも多分割合としては高くなりかねないっていう。
第2位
出演回数:7回
いや回数が急に増えすぎだろって言われそうだなって思うけど、マジでこうなるんだよ…w
出演作品は以下の通り。
『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』桐谷雪那
『りゅうおうのおしごと!』空銀子
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』神崎桂音
『弱キャラ友崎くん』日南葵
『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』後藤愛依梨
『恋は世界征服のあとで』黒百合凶子〈鋼鉄王女〉
『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』伏原さん
で、まぁ7作品もあるんかいってなる上で、その役がマジで全部主要役っていうのが凄い。
まぁ金元はそうだろうなとは思ってたけど、いざこうやって情報を集めてみると、No.9の偏りがエグいことがマジで分かる。
まぁ金元はどのキャラでもいい演技するし、選ぶ声優としては何も間違っていないと思うんだけど。
それにしても偏ってるよなって思う奴。そしてこれを上回る出演数がいるのも面白いと思う。
第1位
出演回数:8回
って事で、No.9で最も出ている声優は日高里菜となりました。
出演作は以下の通り。
『ロウきゅーぶ!』香椎愛莉
『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』アコ / 玉置亜子
『りゅうおうのおしごと!』雛鶴あい
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』大星林檎
『恋は世界征服のあとで』有栖川ハル〈ピンクジェラート〉
『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』幽霊ちゃん
『継母の連れ子が元カノだった』伊理戸結女
まぁこっちも全部主要役なんですよね。
日高は割と『ロウきゅーぶ』と『ネトゲの嫁』の間と、『超余裕』から『恋せか』の間と、インターバルはHP記載役であれば存在するのだが、それでも8作品で一番に。
特に今年3作品No.9で主要役となったことで、金元を差し置いての一位となった。
金元も2022年2作品出ているんだけどもね。
No.9の日高はそれこそ元々のロリで言えば日高、という系譜を比較的現代にも繋ぎ続けていると思う。まぁ日高のタイプが大きく変わったりはしていないんだけどもね。
D+率ってどうなん?
あと、実際どれくらいDIALOGUE+なん?っていうのも一応掲載しておく。
全体で言えば、36曲中6曲がDIALOGUE+となった。
こう考えると少ない印象だが、もう少し範囲を縮めるべきである。
そもそもD+のデビューは2019年であり、1stシングルが『超余裕!』のOP『はじめてのかくめい!』である。なので、ここから以降で計算するべき。
16曲中6曲がD+になった。37.5%がD+だった。どう考えても高いわな(
更に言うと、D+はポニーキャニオンなので、ポニキャンに限定してみよう。
12曲中6曲がD+になった。過半数である。
D+が結成されてからの、No.9制作のポニキャンレーベル、過半数がD+である。
違うのは、鬼頭明里、石原夏織×2、オーイシマサヨシ feat.田村ゆかり、内田真礼、harmoe。
これで石原夏織が×2なのもおもろいよね。
ちなみに、D+のタイアップは8曲存在するが、『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』ED、『僕らが愚かだなんて誰が言った』以外全部No.9制作であり、D+とNo.9はズブズブも良いところである。
いや、まぁポニキャンとNo.9がズブズブって言うべきな気はするけど。
するけどポニキャンの大半がD+っていうのもそれはそれでズブズブな気がするっていう(
結果
ということで、今回の集計結果は以下の通りとなった。
第2位 / 7回 / 金元寿子(ぷろだくしょんバオバブ)
第4位 / 3回 / 花澤香菜(大沢事務所)
小倉唯(スタイルキューブ)
間島淳司(アイムエンタープライズ)
茅野愛衣(大沢事務所)
小林裕介(ゆーりんプロ)
長谷川育美(ラクーンドッグ)
第10位 / 2回 / 井口裕香(大沢事務所)
伊藤かな恵(青二プロダクション)
伊藤静(賢プロダクション)
M・A・O(イエローキャブNEXT)
杉田智和(AGRS)
中田譲治(大沢事務所)
佐倉綾音(青二プロダクション)
桑原由気(マウスプロモーション)
下野紘(アイムエンタープライズ)
稗田寧々(81プロデュース)
岡本信彦(ラクーンドッグ)
興津和幸(ケッケコーポレーション)
石原夏織(スタイルキューブ)
石見舞菜香(ラクーンドッグ)
HPの奴でめちゃくちゃ絞ったのにも関わらず、ここまでしっかりと数字に出てくるとは思わなかった。
実際の所はちょい役や、HPに書いてないけどそこそこ出てくる役とか普通にあるので、もっと出ているんだけどね。それでもこの差だからね。
集計したデータ全ては一応スプレッドシートで出しておく。
実際偏っているのは間違いないのだが、変な声優に偏っているわけではないし、普通に実力ある人間で偏っているのなら別に良いかなあって感じもしたり。
そもそもNo.9制作って音響側の並びがほとんど同じなので、こういう所での偏りが発生するのかもしれない。
他の制作でも偏っている場合ってあるんだろうか。もしあったらまた調べてみたいかもしれない。
あと、D+というか、最近はポニキャンとしかやってないことが分かった。
そんな偏る?w
以上。